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会員のみなさま 859                 後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2019年1月14日(月)、現在は朝の8時です。
 
 毎日言っているようですが、今朝も寒い晴天です。中期天気予報によると今後も
ずっと好天が続きそうです。当方外出が少ないのでインフルエンザに罹る確率が
低くなっているので助かっていますが、普通に会社勤めが続いていたらもうインフルに
なっていたかもしれません。先の10日の都心へのお出かけはマスク着用で防禦に
勤めましたので罹災はしませんでした。今後も充分の注意をもって対処します。
 
 本日1月14日は今年度の国民の祝日である”成人の日”で休日です。
”毎日が日曜日”の当方には関係ありませんが3連休は有難いものでしょうね。
当方らの昔の成人式は1月15日と決まっていました。ハッピーマンデー制度が出来て
1月の第2月曜日が”成人の日”と決められました。この制度は平成12年(2000年)
の1月第2月曜日からスタートしています。
 今でも当方らの成人式の日はまじまじと瞼に写っています。当方は大学2年生でした
が、高校時代の友人8人ぐらいと午前中の11時過ぎごろから市川駅近くにあった
和洋中のレストラン”双葉”でめちゃ飲みで大酩酊となり勝手に祝福しました。もちろん、
市川市船橋市在住の仲間は全員市が主催する成人式の行事には欠席で大飲みです。
 もちろんあっちこっちであるようなこの日特有の大騒ぎ(大暴れ)はありません。晴れ着も
当然着ず、ただただ大酒を喰らっただけです。仲間の何人かはこの時点では大学浪人中で
あったはずですが、この日だけは特別に勉強を忘れて大酒飲みを勘弁していただきました。
 この頃(1968年)の酒場での飲み代は安かったですね。この”双葉”では瓶ビール大と
正1合の大関の瓶が130円でした。この店名物のモツ煮とかを食べて飲んでも一人当たり
1000円それこそ”センベロ”となれました。
 成人式の日というと荒天が多かった思いますが、今年は超好天です。娘の成人式の日は
未だ夜中に近いころから大雨の中を衣裳店に出発しました。雨ならまだしも降雪の日も
多かったと記憶しています。本年は良かったですね!
 
 本日の成人の日の(何の関係もないが)当方の体調は絶好調です。まず、睡眠が久々の
8時間半、便通も大量弁排出でこれは非常に少ない当方にとっての珍事といっても良いで
しょうか!
 
 それにしてもテレビの実情は酷いの一語ですね。本来なら朝から晩(夜中も)まで1日中
報道しなければならない”JOC”関連報道はもう皆無です。テレビどころかネット関連情報サイト
もほとんど連続弾記述がありません。報道関係者は成人式とは何の関わりも無いはずです。
芸能人の件やスポーツはほんの少しにして大切な報道をどうかお願いします!?!・・・という
次第です。
 
 そんな中、訃報が2件(特に当方的に大事)ありました。1件は国民的に親しまれた女優・声優
市原悦子の急逝です。直近で盲腸(急性盲腸炎)で入院したいたそうですが、もちろん盲腸が
死因では無く心不全だそうです。82歳という年齢ですが惜しまれます。当方、市原悦子と言えば
高校時代に毎週見ていた(本も読んだ)、”氷点”の名脇役が光ったので当方印象が強かった
です。主役の新珠三千代を完全に凌いでいました。その後は声優として”まんが日本昔話”、
当方、一緒に仕事した(というかこき使われた)テレビ朝日の塙淳一プロデュースの”家政婦は見た”
が秀逸です。まだ早い死です。残念です。
 もう1件は当方の終生にわたる知的作業の1分野である日本古代史に関わる著作で当方に
超大変な影響を与えた梅原猛氏の逝去です。もう93歳という年齢なので死が残念とは思いませんが、
一度お会いしてお話を聞きたかった哲人です。20歳代の時に文庫でしたが”隠された十字架”という
題の聖徳太子論に当方は超の字がいくつもつくくらいの衝撃を受けました。古代史をこんな風に
焦点を充てるとは???超信じられないショックです。その驚きには特に2点あります。一つは
500年間門外不出というか誰も触れなかった法隆寺”夢殿”に安置された太子等身大と云われる
”救世観音菩薩”です。正確には慎重179cmのこの時代の日本人では考えられない長身で、
しかもそのお顔は絶対に日本人的ではありません。大陸(中国)や半島(朝鮮)人の顔でもありません。
西アジア人でもありません。当方的にはハッキリ言ってアジア人では無くアフリカン系と言った方が
正解のような気がします。この”救世観音菩薩”はズバリ聖徳太子等身大だけではなく顔も太子その
ものでしょう!?! 後年読んだ小林恵子氏の論考と太子の正体は中国の北方に存する北方騎馬
民族の”突厥”(トッケツ)の可汗(カガン)「王」である”達頭”(タルドウ)だという論考に同調しています。
この論考は日本のアカデミズムは完全に無視していますが。当方不思議なのは夢殿の”救世観音菩薩
の顔についてどの歴史家も何にも発言しないことです。亀井勝一郎あたりでもこの点に関してはやや
ぼかして書いています。当方、本当にこの辺の真実が知りたいです。これを最初に当方に囁くように
論述してくれた梅原猛先生には大感謝です。
 梅原先生は哲学者とし40歳ぐらいまでは当方と同じ(無理か?)にニーチェに傾倒していました。
その後、”隠された十字架”以降は日本古代史や宗教((特に仏教)に絡んだ論考が半端でないくらい
大量に著述しています。当方も先生の本は随分読みましたが、”水底の歌・柿本人麿論”とか
聖徳太子””仏教思想”など・・・沢山あります。
 
 このお二人以外でも1時代を作った兼高かおるさんと天地総子さんも亡くなっています。
 
    ご冥福を祈ります!!!
 
この後、墓参りとかGS→買い物…と予定されていますので本日はここまでです。では明日また・・・