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会員のみなさま 887              後醍院 廣幸

 

おはようございます。本日は2019年2月11日(月)、現在は朝の7時40分です。

 

 今日は3連休の最終日、建国記念の日でお休みです。この3連休は若干の降雪に

祟られ今朝もほんの少しの着雪ありです。我が市川界隈では気象庁が大雪・着雪注意報を

出していましたが現在はもう止んでいます。この程度なら午前中に買い物ぐらいに行けそうです。

 当方、すでに”毎日が日曜日”が52日目となりましたのでたったの3連休?という感慨しか

ありませんが、普通の勤め人だと明日から仕事で既に憂鬱状態突入でしょうか?

 一昨日は北海道で―31.8℃という極寒が襲ったようですが当方らの首都圏ではせいぜい

―1℃ぐらいです。それでも寒いですね。昨日の昼は女房が仕事で孫も親が居るので来宅しないので

近所の丸亀製麺のカツ丼小で済ませました。今日はこのまま降雪無しならスーパーに買い物

に行くぐらいです。おかげさまで昨日は当方としては珍しい本の家読みが3~4時間ほど出来、

藤原正彦の”国家と教養”、橘玲の”もっと言ってはいけない”の2冊を読了しました。他にニーチェ

の精読&書き出しもチョイありでした。

 

 ニュースとしては我ら団塊の世代の名付け親である堺屋太一氏が多臓器不全で亡くなりました。

享年83歳でした。最近の有名人の死亡年齢はこの83歳あたりが非常に多いですね。男性の

平均寿命が79歳台ですから多少は長生きのほうなのでしょうが、我ら団塊の世代(68歳から

71歳まで)はおそらく現在の平均寿命の79歳台ぐらいが多くなりそうな予感がしています。

巷間言われるところの100歳はまずあり得ないでしょう!90歳も難しいです。現在83歳で死亡

される方は若い時(10代~20代)は食べるものも余り無く、はっきり超健康的な食事で身体を

作ったので長生きできる体質のはずです。我ら団塊の世代は成長期に良からぬ食材・食品を

たっぷり摂取しているので長生きは困難なはずです。80歳(あと10年)なら無事人生終了と

思うべきです。(後10年頑張ろう!!!)

 

 読了した1冊目は”もっと言ってはいけない”ははっきりあまり参考にならない(?)と思ったので

飛ばし読みにしてしまいました。あとがきの『進化によって作られた脳の「プログラム」は』、ということで、

トランプ現象が明らかにしたのは、ほとんどのひとは「事実(ファクト)」など求めていないという

ことだ。右か左かにかかわらず、ひとびとは読みたいものだけをネットで探し、自分たちを「善」、

気に入らない相手に「悪」のレッテルを貼って、善悪二元論の物語を声高に語る。ヒトの脳は

部族対立に最適化するよう「設計」されており、直観的にはそれ以外の方法で世界を理解でき

ない。・・・と言っています。至言ですね!

 当方もまったくその通りでネトウヨあたりの論考はほゞまったく読まないし聞きもしません。

この手(ネトウヨら)の話の中身はチョイと聞いただけで全部わかってしまうので聞く耳が無く

なります。

 ”国家と教養”は、予想に反して前半分は面白くも無く勉強にもならなかったので後半は飛ばし読み

にしようかと思ったのですが、第五章から急に面白くなりましたので熟読しました。この論考は

別稿で扱いますので少しお待ちください!

 

 年金の件を少し行っておきます。題が『五年に一度の制度見直しで厚労省が目論む”究極の年金

減額策”』とあり、年金支給開始年齢の70歳への引き上げはすでに既定路線で、現在では75歳

支給に向けた議論が始まると予測しています。働きながら年金を受給している人の年金を減額する

「在職老齢年金」の年齢引き上げも強化されているようです。

 現在65歳以上で働いている人は給料と厚生年金の合計が月46万円までなら年金カットされないが、

この基準額が65歳未満と同じ月28万円まで引き下げることは覚悟すべき・・・と言っています。

 これらの予想は日々のように進化して(退化というべきだが)、当方らの年金はどんどん減額される

こと必至です。結局、今の内に働けるだけ働いて少しでも貯蓄しておくしか方法が無いでしょう!?!

 

 最近(直近)では、ネットに動画提供する大馬鹿者が増えていますね。ドウでもバイト野郎が全部ですが、

何が面白くて下手を打つのでしょうか?…意味不明です。

 下に原因を簡単に書いたので貼り付けます。

 

 すき屋 セブンイレブン くら寿司 ビッグエコー などの事件・・・なぜ起きるか?

 

 基本的にはSMSに挙げる本人の人間性の問題であろうが、これら外食産業の雇用形態や報酬に問題があるのでは?

 

 当方的には介護施設での殺人事件や暴力行為が後を立たないことと関係があるのではないか?

 

 基本的に大変なきつい仕事(3K)を要求されるが薄給であることが最大の原因では?

 

 

    やはり行き着く先はお金!?!だと思いますね!

 

 

 では、口直しにニーチェと量子物理学を勉強しましょう。

 

 

 

 ニーチェ

 

 

 

 

三 サント・ブーブ。― 男性的なものを何一つももっていない。すべての男性的精神に対するけちくさい憤懣にみちている。根が女性的な人物。心理学者としては中傷の天才であって、そのための手段は、無尽蔵。最も下の本能においては賤民的で、ルソーのルサンチマンと血縁がある。

 

五 G・エリオット。― キリスト教は、一つの体系であり、一つの考えまとめあげられた全体的な物の見方である。キリスト教は、人間が、人間にとって善であり悪であるものの何であるかを知っておらず、知ることができないという前提している。キリスト教的道徳は一つの命令であり、その起源はかである。キリスト教的道徳は、あらゆる批判の、批判に対するあらゆる権利の彼岸にある。それは、神が真理である場合にのみ真理をもっており、― それは立つも倒れるも神によせる信仰と一緒である。

 

 

 

量子物理学

 

 

 

永遠に延びる一本の線という考え方は、我々の持つ幻想としての時間の概念については正しい。しかし実際には、「永遠」とは時間線の無限の延長ではなく、時間に垂直な線のことを意味する。というのは、もし永遠が存在するならば、それぞれの瞬間もまた永遠であるからである。時間の線は出来事の因果的相互関係の順序に従って連続的に進行する。まず、原因があり、それから結果がある。それは過去、現在、未来である。「永遠」の線はこの線と垂直に交わっている。

 「時間」の概念なしに空間を理解することが不可能だるように、「永遠」の概念を持たずに時間を理解することは出来ない。

 「永遠」の観点からは、「時間」は他の線や空間の広がり(長さ、幅、高さ)といかなる意味でも異なっていない。空間には我々の知らないものが含まれているように、換言すれば、空間には我々が知っている以上のものが含まれているように、時間の中では、我々の意識が接触する以前にも、我々の意識がそこから引き離された後でも、出来事は同じように存在している。従って、「時間の広がり」は未知の空間への広がりであり、時間は空間の第四次元である。                      

 意識は、自分自身を根本的に変化させることなしに、または完全に消滅してしまうことなしに、現存する物質的が存在条件を超越することが可能であるのか?