PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1239                      後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2020年12月16日(水)、現在は朝の7時25分です。
 
 今朝は超寒いですね。我が地区では降雪はありませんが、関東北部では驚きの
大雪があったようです。群馬県のみなかみでは昨日一日だけで1mの積雪を記録
して、本日も一日中降雪予報となって雪害が心配されています。
 我が地区では北部での降雪の影響で空気が乾燥し、空っ風は吹かないものの
やたら寒い一日になりそうです。
 1週間前には弟の見舞いで福井の武生に行ってきましたが、雪が降る気配はまったく
ありませんでした。1週間たったら北陸地方は場所によりますが結構な大雪となっています。
当方が行った武生は降雪は多い方ではありませんので昨日あたりはやや積もった程度
のようです。
 ”毎日が日曜日”となった当方の昨日の動きは、昼過ぎにじゅん菜池1周ウォーキング
を久々に励行、その後は近くの温泉”笑顔の湯”へ温まりに行ってきたぐらいです。
 本日はこのPNCを書いた後の9時半頃出発で松戸の元伊勢丹だったところに出来た
キテミテマツドの地下のスーパー”ロピア”へ行き、A4クラスのステーキ肉とすき焼き用
の肉を買いに行く予定です。当方、肉(牛肉)はさほどの好物というわけではないのですが、
帰郷予定の息子とか、取りあえずは年末年始の御馳走の一環で揃えるだけはします。
肉を含め多少の刺し身類も購入予定ですがこれらは全部冷凍保存しますので今日明日
は食べられません。
 普通の勤め人の年内の就業も後10日内外となりました。本年はコロナ禍の行方との
相談ですべてが決まりますので、GoTo何とかがどうであろうとこの年末年始の行動は
閉じ込められ気味となることは覚悟すべしですね。
 
 当家の年末の大掃除は取りあえず、カーテンの洗濯から開始されています。一番
やりたくない掃除は外壁・窓のケルヒャーによる高圧洗浄と我がPC部屋の大掃除です。
それにまずやらない車の車内掃除ぐらいはやらざるをえないでしょうね!
 
 本日は寒いので大掃除系の仕事はパズです。松戸から帰宅した午後にGSで灯油を
2缶購入に行くぐらいです。急な寒さ到来で灯油の消費が多くなっています。居間には
大型のエアコンがあるのでそちらを使えばいいのですが、当方は灯油の石油ファンヒーター
の方がその温まり方が好きなのでしかたありません。
 
 本日は少し長めの添付でPNCはお茶を濁します。
40年関わってきた医師の結論→『認知症は水を飲めば治る!』 を貼り付けます。
水を飲んでさえいれば痛風熱中症もそれに認知症にもならない・・・ということなら、
もう天下無敵の水飲みですね。夏場は2リットル、冬場では1.5リットルの水飲みの
励行は絶対にすることに決しました。漢方でいうところの”水毒”にはならない程度の量
の水飲みは間違いなく励行することにします!!!
 
 
 では、下に貼り付けますが本日は量子物理学はお休みです。
 
 
 
 
 
40年かかわってきた医師の結論「認知症は水を飲めば治る!」
 
ほんの1~2パーセントの水が欠乏しただけで、人は意識障害を起こす。そして脱水による意識障害が関係する点で、認知症熱中症とよく似ているという。40年にわたり認知症にかかわってきた医師の結論は「認知症には根底に水不足がある。その治療とケアは、水に始まり、水に終わる」。実際、特別養護老人ホームの患者に水を十分飲ませると、認知症の異常な言動が、次々と治まっていった。その医師・竹内孝仁氏の著書『水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない』からご紹介しよう。
 
水をたくさん飲むと、顔つきがしっかりする 
 
 「高齢者は一日1500cc1・5リットルの水を飲め」と、私はいつも口を酸っぱくして言っている。これを行うだけで認知症の症状は、著しく改善する。私の主宰する、「認知症を治すケア研究会」で報告された例をいくつかあげると、
 
 「一日に1500cc水を飲むようになったら、顔つきがしっかりし、コミュニケーションもちゃんと取れるようになった」
 
 顔つきがしっかりするのは、一番よくある改善例だ。認知症の人はぼんやりし、顔つきにしまりがなく、話しかけても反応の薄いことが多い。それが水分補給により、すぐに改善される。家族や介護者は、この変化でまず効果を実感することになる。
 
介護施設は利用者に水を飲ませているか?
 「体がしゃんとし、歩き方もしっかりしてきた。以前より転ぶことが少なくなった」
 
 水分を多くとることは、姿勢や動きにも効果が表れる。覚醒水準が上がり、意識がはっきりするからだ。介護施設でも、水分補給をきちんと行っているところは、転倒事故が少ない。逆に、あまり水をとらせていないところでは、事故も多い。つまり、利用者に水をちゃんと飲ませているかどうかで、施設のよしあしを見極めることができる。
 
 「介護スタッフにすぐ怒鳴り散らしたり、食ってかかったりする86歳の認知症の男性。女性スタッフは怖がって近寄らない人も多かった。なだめながら、この利用者に何とか一日1500cc水を飲ませるようにしたら、いつの間にか粗暴さがなくなり、まわりの人と笑顔で話すようになった。『ここはいいところだね。あんたもあんまり職員さんに無茶を言いなさんなよ』と、逆に他の利用者をたしなめるようになった」
 
水をしっかり飲むと異常行動がなくなった
 施設に来るようになったこの男性は、ここがどこなのか、目の前にいる人と自分がどういう関係なのかが、わからなかったのだ。場を「認知」できなかったのである。それを怒りという形で、外に向けていたのだ。男性は水分を多くとることで、覚醒水準が上がり、正しく「認知」できるようになったのである。
 
 「82歳の認知症の女性。テーブルの上のナプキンやトイレットペーパーを集め、ポケットにしまい込む。時には、食べてしまうこともある。物集めや異食は、患者が孤独を感じていることから起きることが多いので、介護スタッフは、女性をスーパーマーケットやコンビニなどへの買い物に連れ出すことを考えたが、女性が応じず、できないまま3ヵ月が過ぎた。しかし、水分摂取量を一日1500ccに増やし、それが習慣化すると、物集めや異食の異常行動はなくなった」
 
 女性は、水を十分とることにより、「これはどういうものなのか」「食べていいものか、そうでないか」が、わかるようになったのである。水分補給をしっかり行えば、おのずと治る道は開けるのだ。逆に、水分補給をしなければ、治癒はどんどん遠ざかってしまう。また、一度治っても、補給を怠れば、症状がぶりかえすことになる。認知症の人を「普通の人」に戻したいと思うなら、まわりはとにかく水分補給に努めなければならない。
 
異常行動と見るや、すぐに薬という発想でいいのか 
 異常行動がある場合、ほとんどの医者は脱水とは考えず、睡眠薬を与えたり、鎮静剤の注射を打ったりする。これが一時しのぎなのは、言うまでもない。多くの一般人が、認知症は一度かかるともう治らないという誤ったイメージを抱いているが、それは医者も同じなのだ。だから、薬という姑息な発想しかない。
 
 以前千葉県で、介護職などを中心に老人ケアの研究会を開いたことがある。そこで私の行った脱水症の講義に触発され、ある特別養護老人ホームが「脱水追放作戦」を実行した。50名の利用者のうち20名に昼間の微熱、9名に夜間のせん妄(意識障害により幻覚の見える状態)があったが、一日1500cc水分補給をきちんと行ったところ、微熱はゼロ、せん妄は1名に減った。
 
 せん妄や不眠など、夜に活発になる症状の原因は、ほとんど脱水によるものだ。こういう場合、医者は、統合失調症のような精神疾患と同じく、抗精神薬を処方する。しかしそうすると、かえって活動性が落ち、自力で水を飲めなくなってしまう。必要なのは、薬ではなく、「水」なのである。
 
異常行動には必ず理由がある  
 数年前、Sさんは老人ホームに転居してきた。Sさんは問題行動が多く、他の利用者に迷惑がかかると言われて、前の施設を追い出されてしまったのだ。Sさんには、所構かまわずおしっこをする放尿癖があった。廊下の隅や部屋の中、洗濯室などでいきなりジャーッとやってしまうのである。職員が注意しても、悪びれる様子もなく、逆に怒鳴り返されてしまう。前の施設は、Sさんを行儀が悪い人、乱暴な人と決め付け、「問題老人」として入居を断った。
 
 前の施設の職員は、Sさんにきちんと向き合うことなく、「困った人」「不潔な人」としてさじを投げてしまったのである。介護のプロとして、これは恥ずべきことだ。問題行動の原因を探りもせず、「この人は認知症だから何を言っても無駄だ」と、Sさんを突き放したのだ。
 
 認知症患者の異常行動には、必ず理由がある。それを見つけるための一番の方法は、患者の身になって考えることである。私は介護に最も必要なものは、「共感力」だと思う。患者と「共にある」ことが、ケアワーカーの第一条件なのである。
 
一日わずか620ccの飲水量で起きたこと
 元大工のSさんは、入所の8年前に妻を亡くし、それ以来ずっと1人で暮らしていた。その後もゲートボールや地域行事の役員を引き受けるなど、積極的に外出していたが、3年前から膝に痛みを感じるようになり、引きこもりがちになった。その頃よりデイサービスなどを利用していたが、徐々に会話が成り立たなくなり、亡くなった妻を探して近所を歩き回るようになったという。
 
 入所の春、心臓疾患で入院したのをきっかけに、夜間せん妄や徘徊が始まり、そのまま老人ホームへの入居が決まった。しかし、そこで放尿や無断外出などを繰り返したため、利用を断られてしまったのだ。
 
 Sさんの入居に備え、ケアマネージャーと職員、医療スタッフを交えたアセスメントが行われた。アセスメントとは、利用者の情報を集め、分析し、どのような援助をすればいいかを導き出すことである。
 
 その結果わかったのは、Sさんの一日の飲水量が、620cc極端に少ないことだった。放尿癖があるため、前の施設の職員が水分を控えさせていたのだ。にもかかわらず、Sさんは徘徊などで一日中動き回っている。少ない水分が、運動によってさらに発散し、Sさんが脱水症状を起こしていることは明らかだった。スタッフは水分摂取の目標を一日1500ccし、毎日の散歩と週3回のパワーリハビリによって運動量を確保することにした。
 
水分を増やすと、「本来の姿」に戻った 
 Sさんの認知症は、入院と老人ホームへの入居という環境の変化によって始まった可能性が高い。放尿や徘徊などの問題行動は、水不足による体の不調と、環境不適応が原因と思われる。職員は、Sさんの排尿パターンを把握し、トイレに誘導することで、放尿なのか、ただ単にトイレの場所がわからないだけなのかを見極めることにした。トイレの扉には、わかりやすいように「便所」と貼り紙をしておく。
 
 しかし、入居2日目の夜、トイレの入り口の前で放尿してしまう。トイレを探すSさんの様子から、職員は単にトイレの場所がわからないだけだと判断した。次の日から、職員はSさんが迷わないよう、常にトイレの扉を開けておくことにした。その結果、入所20日目には、問題なくトイレに行けるようになったのである。
老人ホーム職員の素晴らしさ
 
 また、Sさんは帰宅願望が非常に強く、一日に何度も荷物をまとめて家に帰ろうとした。裸足のまま外に飛び出していくこともあった。職員は無理に引き止めることはせず、Sさんの話をゆっくり聞くことに専念した。話を聞いた上で、荷物を持ったSさんを、「行ってらっしゃい、気をつけて」と送り出したのである。職員は後ろからそっと付いてゆき、物陰からSさんを見守っていた。
 
 一方、Sさんの世話好きの性格を生かし、ホーム内でもグループのまとめ役になってもらった。そのほかにも、元大工の腕を生かして、ちょっとした日曜大工を頼むなど、徐々に役割を増やしていった。職員はお茶や水、おやつに寒天ゼリーを与えるなどして、水分摂取量を徐々に増やす。10日目で、水分量が一日1300ccになると、Sさんはもう帰ろうとしなくなった。そして20日目で1400ccなると、トイレにも問題なく行けるようになった。
 Sさんは昼間、クラブ活動やレクリエーションなどに積極的に参加し、夜はぐっすり眠るようになる。また、パワーリハビリによって、両膝の痛みや不安定な歩行が改善され、健康状態も安定した。精神的にも落ちつきが見られ、常に仏頂面だった表情にも、変化が見られるようになった。今では職員を怒鳴り散らすこともなくなり、家に帰りたいと騒ぐこともない。それどころか、新しく入居した人に、「ここの職員の方たちはいい人だから安心しなさい」と声をかけ、積極的に世話役を買って出ている。
 
 最近では、馴染みの利用者と世相や政治について四方山話をする姿や、冗談を言って周囲を笑わせる様子が見られるようになった。世話好きな本来のSさんに戻ったのである。現在、Sさんは地域の活動にも積極的に参加し、神社の記念祭で挨拶をしたり、清掃活動に参加したりしている。異常行動は全く見られない。認知症は治ったのである。水分補給で体調を整えたことと、異常行動の原因を探ろうという職員の姿勢が、Sさんを治したと言える。
竹内 孝仁(医学博士)
 
 
 以上です。では、また明日・・・