PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1308                    後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年2月28日(日)、現在は朝の7時40分です。
 
 今日で2月もお仕舞です。明日からは3月がスタートしますが、やはり3月ともなると
冬は終了したことを証明するかのように雨降りが多めになります。本日は晴天で
朝の今頃はけっこう寒いですがお昼はまあまあ暖かくなりそうです。明日は一日中
曇天予想で明後日の火曜日は雨マークが付いて来ました。普通の春先の陽気ですね!
 
 昨日のコロナ感染者数は都で337人、全国では1214人とやや増大傾向となって
います。この調子で行くと1都3県の3月7日の緊急事態宣言解除は先送りされそうです。
イライラ感満喫の1週間になりそうです!?!
 
 当方、もう数週間は止めている競馬ですが、昨日から始まった中山競馬場開催も全部
無観客となりました。当面競馬は話題にもしなくなるでしょう!もう一つ始まれば毎日論考する
相撲の3月場所(3月14日スタート)はまたまた両国国技館開催と決まっています。こちらは
観客数が半分での開催なのでまだ良い方ですが、それでも残念感漂う春場所です。
 
 昨年末で終業した当方ですが、”毎日が日曜日”はやはり暇で時間の潰し方がだんだん
厳しくなって来ました。コロナ禍の状況では希望する就職口もあまりないでしょうし、友との
飲み会すらまったく無くなっています。もう3月ということはこの2ヶ月間の未就業が後どのくらい
継続するのか不安が始まりました!?!
 
 昨日はバブル崩壊予感の記事を載せましたが、今日は我々の老後にはインフレが襲うという
怖さ満喫予感と、隠れ失業者増大の可能性についての論考を添付しますので勉強しましょう!
 
 
 
 
「老後にインフレ突入」の衝撃度…高齢者の預貯金はボロボロに
 
長い老後生活を安心して送るには、資産形成が不可欠です。しかし、その実現にはさまざまなリスクが付きまといます。市場変動リスクをはじめ、貯蓄不足リスク、長生きリスク、インフレ・リスク…。本記事では、物価上昇により保有資産の購買力が低下する「インフレ・リスク」の対処法を考察します。資産運用会社のアライアンス・バーンスタイン株式会社で運用戦略を行う後藤順一郎氏が解説します。
 
預貯金に利子がつかず、物価は上昇するので…
 
インフレ・リスクを端的に説明するなら「物価上昇によって、保有資産の購買力が低下してしまうリスク」といいましょうか。しかし、この一文だけで概要をイメージできる方は多くないと思いますので、もう少し具体的に考えてみることにしましょう。
 
例えば、読者が現在100万円の預貯金を持っていたとします。今はそのお金で、100万円相当のものを購入できますね。そこで、少し極端ではありますが、インフレ率が10%、預貯金がゼロ金利の状況にあるとします。すると1年後、預貯金は100万円のままですが、インフレによって100万円だったものの価格が110万円になっています。つまり、現時点ならば100万円で買えたものが、1年後には買えなくなってしまう、というわけです。
 
このような事態に陥らないよう、インフレが起こったら、その分資産も増えるような資産運用を行う必要があるのですが、実は、その必要性は世代によって異なります。
 
現役世代の人々の場合、彼らの多くはある程度、給料がインフレに連動することで調整されます。また、多額の資産を有していない人が多く、保有資産の購買力を守ることのニーズは高くありません。
 
一方、定年退職後に資産を取り崩して生活しているシニア層にとっては、給料のようにインフレを調整してくれるものがない一方、保有資産は多額になりますから、インフレ・リスクの管理は非常に重要になるのです。
 
インフレは天災同様「忘れたころにやってくる」
インフレは先進国ではここ40年ほど大きな問題とはなっていませんが、過去を振り返ると、インフレはまさに天災と同様、「忘れた頃にやってくる」ことが多いのです。
 
そして、それがひとたび猛威を振るうと、保有資産に大きなダメージをもたらすことも事実なのです。実際、1900年以降の標準的なポートフォリオ(株式60%/債券40%)の実質リターンを見たところ、第一次世界大戦第二次世界大戦、そしてオイルショックの時に、大きなマイナスになっています。
 
新型コロナウイルスへの対応で巨額の財政支出や金融緩和が世界的規模で行われている今、インフレが起こる可能性は十分にあります。特に資産の取り崩し局面に入っているシニアの投資家は、コロナによる健康へのリスクのみならず、インフレによる資産毀損のリスクが高まっていることも認識すべきでしょう。
 
株式は安全資産、現預金や債券はリスク資産!?
インフレ・リスクの観点から各資産を評価すると、株式は安全資産、現預金や債券はリスク資産とみなされます。なぜ、株式がインフレに対応できるのかといえば、企業はインフレになれば販売価格を引き上げることでインフレに見合った利益を確保でき、その利益に基づき価格が決まる株式もインフレに対応できると考えられているからです。
 
一方、株式は最終的にリターンが高いのでインフレに対応できているだけであり、短期的にはインフレに対応できないとの見方もあります。したがって、株式以外にもインフレ抵抗力のある資産を組み入れ、インフレに対する防御(ヘッジ)を強化するのも有効でしょう。
例えば、物価連動国債はその投資元本がインフレに連動する仕組みであり、インフレ・ヘッジの手段になりますし、不動産投資信託REIT)も、インフレが生じれば賃料を改定できるため、インフレ抵抗力を持つとみなされています。また、商品先物や金などもインフレ時には価格が上がる傾向があり、多少組み入れるのは効果的です。
 
一方、インフレ・ヘッジができる資産は、総じて期待リターンが低くなる傾向があります。長期的には商品先物REITは株式よりもリターンが低く、物価連動国債は通常の債券に比べてリターンが下がります。過度な保険が適切でないのと同様、過度なインフレ・ヘッジも避けるべきでしょう。
 
アライアンス・バーンスタイン
後藤順一郎
 
 
 
 
コロナ禍で貧富格差が拡大…今後は「隠れ失業者」問題も
 
 コロナが企業や国民の貧富の格差、偏重傾向を拡大させてきている。日経平均株価は30年半ぶりの3万円台を回復した。菅義偉首相は2月17日の衆院予算委員会で、野党議員から現在の株価について尋ねられ、「株高で恩恵を受けているのは幅広い国民の皆さんではないか」、さらには「この株高によってGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用益が出ている。これは国民の皆さんの財産になる」と答えているのだ。
  首相は、株高がこのまま続くと考えているのだろうか。
  専門家の中には、すでに株価はピーク、実体経済と乖離した株価に今後の暴落を予期する声も出始めている。GPIFの運用益について、2020年1~3月期の運用が、コロナの感染拡大に伴う世界的な株安から、四半期ベースで過去最悪の17兆7072億円の損失額を計上したことを忘れているのか。ましてや株価の恩恵で、将来の年金支給額が増えると考える国民がいるとでも思っているのだろうか。
総務省が1月29日に発表した労働力調査による20年12月分結果での完全失業者数は194万人。前年同月比で49万人増加し、11カ月連続の増加となった。一方、コロナ禍の影響で仕事を持ちながら働けない休業者数は20年の平均で前年比80万人増の256万人と過去最多を記録している。第一生命経済研究所の熊野英生首席エコノミストは、実際の失業者数だけではなく休業中の「隠れ失業者」の存在をこう指摘する。
 
「休業者数は昨年4月の約600万人から製造業の回復やGoToキャンペーンなどで、その後改善しています。しかし、今年の1~3月GDPは2度目の緊急事態宣言などでマイナスに落ち込み、休業者数の改善は予断を許しません。現在休業者は雇用調整助成金を受けていますが、これが打ち切られれば解雇され休業者が失業者に変わる。『隠れ失業者』の存在は日本経済の回復に大きく影響してくるでしょう」
 
2度目の緊急事態宣言が延長中の2月は19日までの倒産件数が91件、月別の過去最多を更新するペースだ。調査を実施する東京商工リサーチの友田信男情報本部長がこう述べる。
「倒産件数が増えるのは年度末を控え、これからが本番です。資金繰り支援策頼みで経営を維持している企業は、ゴールデンウイーク明けから銀行への返済が始まります。売り上げ回復の見通しが立たず業績の悪化による息切れ企業が増加し、景気を回復させた企業でもつなぎ資金の融資を断る銀行が出始め、黒字倒産が増える。上場企業でも不況業種の倒産急増は避けられません」
 
  さらに早期・希望退職募集を実施する上場企業は1月からすでに35社、8600人が対象(2月17日まで)と、前年同期(2200人)を大きく上回り人員削減が進む。株高で恩恵を受けるのは一部の企業と国民、実体経済との乖離はますます格差を広げていく。 
(ジャーナリスト・木野活明)
 
  ということです。今後、あまり良いことは無いようですね!?!
 
 
 それでは”関東限定ドサ回り的簡裁出廷”では群馬版の起点駅である高崎を
感単に報告します。
 高崎駅へは武蔵野線南浦和乗り換えの浦和経由でJR高崎線の高崎行か
前橋行に乗って向かいます。高崎簡裁の法廷の開始時間が早い時は乗車する
この高崎線の電車が結構混みます。普通にサラリーマンとか学生でいっぱいな電車
ですが、法廷の開始時間が少し遅いと電車は逆にガラガラとなります。
 さて、高崎簡裁ですが、こちら方面へ向かうバスは無いので当然に徒歩となります。
駅から簡裁まで20分近く罹るほど結構遠くにあります。当方、8年ぐらい前から
”関東限定ドサ回り的簡裁出廷”が始まった当初からこの高崎へは行くことが多く、
ウォーキング的簡裁出廷です。行き始めた頃、どう考えてもカードの不正利用としか
思えない被告相手にこの被告だけ限定で5回は出廷したことがあります。これなど
証人喚問までやっています。その他にも遠い割には随分歩かされた思い出ばかりの
高崎簡裁です。それでも、この高崎へ行くことは昨日も書いた駅弁の”鶏めし弁当”
を食することだけが唯一の楽しみでした。高崎起点で行く簡裁の帰路はすべてこの
高崎でいったん降車して駅弁を購入、電車内で美味しくいただくことは毎回励行して
いました。仕事を辞めた結果、高崎へ行くことはまずなくなり、東京駅の駅弁屋”祭”
でも鶏めし弁当販売中止では…残念感漂うだけのお昼状況と相成った次第です!
 
 ”関東限定ドサ回り的簡裁出廷”で行ったばかりの足利市の山火事ですが、
今日の28日でやっと鎮火となるようです。ビックリしましたね!桐生の山火事は
鎮静したようなので良かったです。今後は3月以降の春らしい雨降りの日が多くなる
ことが要望されます!
 
 
 では、今日はここまでです。量子物理学は先送りです!