PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1388                      後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年5月19日(水)、現在は朝の7時10分です。
 
 現在は降雨は無しですが、今にも降り出しそうな空模様です。もう完全に入梅
というお天気です。西日本は梅雨入りとなっていますが、関東甲信越入梅宣言
は何故ないのでしょうか?この辺も何やら政府が発する緊急事態宣言と似通って
いると思うのは当方だけでしょうか!?!
 
 昨日は外出デーでした。家を10時30過ぎに出て、まず、海浜幕張に一直線です。
”鳥の一”でいつもの唐揚げ定食を食し、現在休んでいる夜の営業は緊急事態宣言が
解けたら再開すのか聞いたところ、未定との返事が返って来ました。ハッキリしていない
という事です。当方、禁酒に入ってるのでまあ夜に行くことは無いと思いますが、何か
つまらない飲食業界ですね!?!
 幕張の後は市川駅に行き、まず本屋で物色しましたが読みたい本はゼロだったので
1冊も買わずに銀行へ直行、三菱UFJで入金、三井住友では記帳をして、帰路に着き
ました。帰宅時間は13時半という事で、この日の外出時間は3時間というところでした。
今週の外出はもう無いと思いますが、来週は遠方を予定だけはしています。実際に行く
かどうかは?ですが。
 
 コロナ感染数です。都では732人と多め、全国でも5228人と出ています。兵庫が
249人で大阪は509人と減少傾向、福岡で346人、愛知では539人となっています。
 コロナ関連では①ワクチン接種の有無②五輪開催の可否の2点が最重要課題と
なっています。ここら辺を添付記事では付けますので読んで下さい!
 
 
 
①は森永卓郎氏のコラムからです。
 何が何でも東京五輪パラリンピックをやろうと国が進めてきた結果、日本の経済はガタガタになり、国民の命が危機にさらされることになりました。
 
 この間、先進国が行ってきた新型コロナウイルス対策はロックダウン、大規模PCR検査、ワクチン接種──この3本柱です。イギリスは三つを同時に行い、新規陽性者数を激減させることに成功しました。ところが、日本はいずれも行わなかったり後手後手に回ったりしています。
 
 最大の「罪」は大規模PCR検査を行わなかったことです。例えば、東京都民全員を検査すれば1万人前後の陽性者が出ると考えられます。その人たちを治療したり隔離したりすれば、感染の拡大を止められます。しかし、「1万人」という大量の陽性者が明らかになれば、そんな都市で五輪は開催できなくなるので、大規模PCR検査は実施できないのです。
 なぜ、菅義偉首相は緊急事態宣言に消極的なのか。菅首相は経済損失を恐れているのだと思います。今年1月から3月期の国内総生産GDP)はマイナス成長で、4月から6月期もほぼ確実。それぞれ2兆から3兆円規模の経済損失が出ると思われます。ただ、昨年4月から6月期は外出自粛などの影響でGDPはマイナス成長となり、11兆円近い経済損失が出ました。菅首相はそれを繰り返したくないのでしょう。しかし、ズルズル宣言を延長することで、被害は大きくなるばかり。これから中小企業はバタバタ倒れていくと思います。「生産性の向上」を掲げる菅政権の成長戦略を見ると、生産性の低い中小企業が倒産するのを狙っている可能性すらある、と思っています。
 
 五輪は国民の支持があって初めて成功します。国民の70%以上が中止や再延期を望んでいる以上、まずは中止を決めるべきです。それを言えるのは、小池百合子東京都知事です。菅首相は国会であれだけ中止を否定してきましたから、今さら言えない。7月に都議会議員選挙を控えているので、小池都知事が勇気を持って「中止します」と言えば、選挙で都民ファーストの会は大勝します。彼女は最後の最後で「ちゃぶ台返し」をするのではないか、と睨(にら)んでいます。
 
 いずれにしても、五輪は来年に延期し、まずはコロナを徹底的にたたくのが最も望ましい選択です。無観客で開催しても、テレビでしか見られないのなら日本で行う意味はありません。1年あれば、ワクチンの接種も進み感染を抑え込むことができていると思います。
(編集部・野村昌二)
AERA 2021年5月24日号
 
 
 
②は植草一秀氏です。
 
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/05/18
 
           国民の命と健康を五輪と引き換えるな
 
               第2935号
新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数増加に歯止めがかかる気配が観察さ
れているが、依然として楽観は許されない。
 
英国由来のN501Y変異株による感染拡大に歯止めがかかることが期待され
ているが、これとは別にインド由来L452R変異株の日本国内での市中感染
が確認されている。
 
L452R変異株の感染拡大が警戒される。
 
昨年来のコロナウイルス感染は3ヵ月から4ヵ月ごとの感染拡大周期を示して
いる。
 
感染第4波が縮小しても、感染第5波が到来する可能性を否定できない。
 
とりわけL452Rが猛威を奮うことが懸念されている。
 
L452R変異株は日本人の6割が保持すると見られる白血球抗原をすり抜け
る性質を有すると指摘されている。
 
インドではいったん感染が収束したかに思われたが、その後の行動抑制緩和に
連動して感染が急激に再拡大した。
 
人種的に日本人と近いモンゴルでも感染の急激な拡大が観察されている。
 
本年7月、8月に向けて、L452R変異株による感染拡大発生が警戒され
る。
 
コロナ感染による死者数は1日当たり100人規模で推移している。
 
年率換算で3万人から4万人に達するもので、「さざ波」と表現するのは誤り
だ。
 
極めて深刻な被害が日本でも広がっている。
 
政府は政府の最大の役割が国民の命と健康を守ることにある点を忘れるべきで
ない。
東京五輪開催予定の期日が迫っている。
 
日本政府は速やかに最終的判断を示すべきだ。
 
東京五輪を開催する場合、多数の外国人が日本に入国することになる。
 
選手と直接の関係者だけで1万5000人規模。
 
これ以外に、スポンサー関係者、報道関係者が9万人規模で入国する可能性が
示されている。
 
10万人規模の外国人が入国することになる。
 
海外の出国時点で陰性が確認されても、その人が日本国内に入国して以降に発
症することが考えられる。
 
水際で遮断することは難しい。
 
10万人規模の外国人が入国して、日本国内の市民との接触を完全に遮断する
ことは不可能だ。
 
五輪組織委員会ならびに日本政府は入国する外国人に対する監視を行うとして
いるが、実効性に強い疑いがある。
 
菅内閣と五輪組織委は日本の国民にいかなる不利益、災厄が降りかかろうと
も、五輪開催を強行してしまえとのスタンスを保持していると見られるが、日
本の主権者に対する背信行為だ。
 
10万人規模の外国人の入国を強行すれば、大きな災厄がもたらされる蓋然性
は極めて高い。
 
五輪開催のために日本国民を生命と健康の危険に晒すべきでない。
 
五輪は取り返せるが、失われた命を取り返すことはできない。
 
五輪はかつての五輪でなくなっている。
 
マチュアリズム、非営利の「平和の祭典」ではなくなっている。
 
巨大な営利資本が営利のために巨大な広告費を拠出し、IOCを中心とする関
係団体が巨大な収入金を獲得する巨大商業イベントになっている。
 
五輪に参加する選手も、良い成績を得れば、それがそのまま自分自身の所得拡
大につながる面が強まっている。
 
イベント全体が「営利事業」と化している。
 
スポーツは新しい産業として着目されている。
 
営利を追求する巨大な営利資本が広告宣伝の機会として五輪を利用している。
 
五輪を運営する団体も五輪に参加する選手も、営利的な利益につながるイベン
トして五輪を重要視している。
 
営利とは関係が薄い競技種目も存在はするが五輪全体は極めて営利色の強いイ
ベントと化している。
 
この現実を踏まえれば、五輪を神聖視することは実態にそぐわない。
 
サッカーのワールドカップにしても、陸上の世界選手権、フィギュアスケート
の世界選手権も、すべて商業イベントして興行されている。
 
五輪も同列に扱うべきだ。
 
国家が介在し、税金を投入する事業としての適格性を欠いている。
 
その五輪が人類の大きな危機である感染症パンデミックに直面するなら、その
開催を断念することは驚くべきことではない。
 
五輪を中止するとともに、商業イベントと化した五輪を廃止することを検討す
るべきだ。
コロナ情勢に東アジアで変化が生じている点に留意が必要だ。
 
モンゴルは本年に入るまで、コロナ被害の極めて小さい国だった。
 
ところが、そのモンゴルでコロナの感染が急拡大している。
 
また、コロナ感染収束の最優良地域であった台湾でも感染急拡大が伝えられて
いる。
 
台湾の政策対応は迅速かつ徹底しており、台湾は今回も感染収束を実現してゆ
く可能性が高いが、台湾でも感染拡大が観察されている点を見落とせない。
 
早速、台湾は海外からの外国人入境禁止措置を実施した。
 
昨年1月23日に中国政府が武漢市を封鎖した。
 
その翌日、台湾政府は武漢市から台湾への入境禁止措置を取った。
 
日本の安倍首相は同じ日、在中国日本大使館HPから、中国国民に対して、春
節の休暇を利用して日本を訪問することを呼びかけた。
 
日本政府の対応と台湾政府の対応の落差に驚かざるを得ない。
 
今回のインド変異株に対する対応でも台湾政府と日本政府の落差は極めて大き
い。
 
 
 
台湾やモンゴルで感染拡大をもたらしているウイルスの種類が注目されるが、
L452Rインド変異株である疑いがある。
 
東アジアのコロナ被害は極めて軽微だった。
 
その要因が「ファクターX」と表現されてきたが、L452R変異株がファク
ターXを無効化することが警戒されている。
 
欧米諸国のなかでワクチン接種が進展している国で新規感染者数が減少してい
る。
 
このことによって先行き楽観論が広がっているが、まだまだ油断することは許
されない。
 
ウイルスの変異スピードが極めて速いなかで、ワクチンが今後登場する変異株
に有効であり続けるかが定かでない。
 
また、ワクチンがもたらす弊害が不明である。
 
新種のワクチンであり、長期的な影響が警戒される。
 
メディアは「ワクチン万能論」を流布しているが、ワクチン接種後に急死する
事例も多数報告されている。
 
こうしたネガティブ情報が隠蔽されて、ワクチン接種を煽る情報だけが流布さ
れることが問題だ。
 
将来、重大な副作用が判明したときに、ワクチン接種を扇動した行動に対して
重い裁きが下されるだろう。
 
「賢明な人はワクチン接種を受けない」
 
と記述したが、その通りだと思う。
 
日本政府が取るべき対応は次の三つ。
 
第一は、感染拡大を抑止する行動規範を定着させること。
 
第二は、コロナ感染拡大に伴う経済悪化がもたらす人々の生活苦、生活不安を
取り除くこと。
 
第三は、感染によって命と健康のリスクに晒される国民に対して必要十分なケ
アを行うこと。
 
この三つに絞って全力を挙げるべきだ。
 
しかし、菅内閣は、この三つのいずれに対しても適正な取り組みを示していな
い。
 
直ちに是正することが必要だ。
 
感染拡大を抑止するには人流を抑制し、マスクなしでの多人数での会話を抑止
する必要がある。
 
家庭外での食事については、「黙食」、「個食」を全面的に推奨するべきだ。
 
人流拡大は多人数での会話を伴う会食機会の増加をもたらす。
 
このために、GoTo事業などは抑制されなければならない。
 
経済活動低下に伴い、多くの人が生活苦、生活不安に直面している。
 
これを財政支出によってカバーするべきだ。
 
 
 
コロナ感染により、多数の人命が奪われている。
 
感染が判明し、病院での治療が必要であるのに、病院に入院することができ
ず、自宅で死亡するケースが多発している。
 
日本の保険医療制度崩壊が現実化している。
 
政府は国公立病院、国公立大学病院に対する指導力を発揮して、国公立病院、
国公立大学病院による病床確保に責任を持つべきだ。
 
民間病院に責任を転嫁する前に、政府が国公立病院、国公立大学病院の病床を
確保していないことが問題だ。
 
菅内閣が国民の命と健康を危険に晒して巨大商業イベントである五輪に突き進
み、日本全体に災厄を広げることを日本の主権者は許すべきでない。
 
 
 添付は以上です。また明日行きます。
 
 
 それでは相撲です。
 
 昨日は順当的な結果でした。照ノ富士の優勝は怪我でもしない限りまず間違い
無いでしょう。今日を入れて後5番です。何とか貴景勝と高安がくらいついて行って
ほしいところです。
 昨日のワンピー姐さんの状況ですが、艶やかな真っ白のワンピーで、残念ながら
柄までははっきり確認できませんでした。。昨日は東方力士の勝ちが少なく(?)
ワンピー姐さんのアップ画面が少なかったような気がしています。本日は何とか
東方力士に頑張ってくれ…と念願する次第です!
 本日の北の富士コラムを読みましたが、上位に位置する日本人力士のふがいなさ
に怒り心頭の様子を書いてますので読んで下さい。
 
 
 
拍子抜けするほどつまらない一番だった あっさり負けた御嶽海は期待の力士だっただけに残念【北の富士コラム】
 
 ◇18日 大相撲夏場所10日目(両国国技館
 
 千代大龍逸ノ城が3敗となり、遠藤は手堅く2敗を守った。後半では2敗力士は御嶽海と貴景勝の2人だけ。
 
 その御嶽海は不調の大関朝乃山との対戦。今場所の2人の相撲を比べると、どうしても御嶽海の方が有利に思えてくる。両者は実力が伯仲しているので、激しい攻防になると予想していたが、立ち合いからすんなりと右四つに組み合う。意外な展開となったが、朝乃山が右四つで胸を合わせて寄ると、何の抵抗も見せずに御嶽海はあっさり土俵を割った。
【関連】鬼のように強い照ノ富士も大苦戦…内容で圧倒した高安は自信を持つべき【北の富士コラム】
 
 拍子抜けするほどつまらない一番であった。朝乃山はこれ以上は負けられない状況だけに、必死である。反対に御嶽海は勝ち越しまであと1勝と気楽なもの。9日目の若隆景との一番も立ち合いに変化し、何の反省も見せずに「作戦通り」とうそぶいている。
 
 良い相撲でお客さんに喜んでもらいたいとウソでもいいから言ってもらいたかったが、変化して何が悪いでは話にならない。とても協会の将来を託せる力士ではない。本当は昨日の新聞にこのことを書きたかったのだが、この日の投げやりな相撲を見て苦言を呈することにしたのであります。
 
 何とか2敗で照ノ富士に食らい付いてもらいたい期待の力士だっただけに残念なことだ。もういい。忘れよう。高安は10日目も積極的な取り口で正代を圧倒し寄り切った。3敗はしているが、まだチャンスが完全に断たれたわけではない。貴景勝会心の相撲で2敗を死守した。
 
 先場所の高安の例があるように、何が起きるか分からないのが勝負の世界であります。とは言うものの、照ノ富士は強かった。しぶとい霧馬山も吹っ飛んだ。残る5番は3大関との対戦。強敵は貴景勝のみと言っていい。下位から遠藤をぶつけてくると予想される。阿武咲ともまだ顔が合っていない。3大関よりこの2人の方が面白い。
 
 とは言っても照ノ富士の優勝は動くことはないだろう。夢のない話で申し訳ないことです。ついでに若隆景の話を少しばかりしてみたい。
 
 普通だと立ち合いに変化されると、警戒心が強くなり頭で行くのが怖くなるのだが、押し相撲で当たりの強さでは定評のある大栄翔に堂々と真っ向勝負に出て、持ち前の強烈な左右からのおっつけで相手のお株を奪って押し出した。見事な相撲であった。
 
 強い当たりを受けながら、一歩も後退することなく前に出るのだから相当足腰が強いのだろう。腕力も当然、強いに決まっている。隆の勝や大栄翔の大関候補がモタモタしていると、若隆景に先を越されるだろう。その日が来るのが楽しみになってきます。そんなことで気分が良い。
 
 それでは今から晩飯の支度をしようと思いましたが、マーボー豆腐とギョーザが食いたくなったので、出前を取ります。実は9日目の夜もカツ丼の出前を取りました。最近、飯を作るのが面倒くさくなりました。少し疲れてきたかもしれません。11日目は休みとばかり思っていたのに、テレビの日でした。勘違いも多くなりました。皆さんも気を付けて。(元横綱
 
 ということで、本日の解説は北の富士さんのようですので、ワンピー姐さんと
共に期待する3時~6時の時間帯です。
 
 
 添付が多いので量子物理学は明日以降にします!
 
 
 では、また明日・・・