PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1405                 後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年6月5日(土)、現在は朝の6時45分です。
 
 本日は曇天の1日のようですが、明日からの1週間には全部晴れマークが
付きました。入梅前の時期にこれだけ晴天が続くと、今年の梅雨は無し・・・に
なるかもしれませんね???
 
 昨日は雨天の午前中に予定通り、床屋→《笑がおの湯》と廻って来ました。
午後も予定通り映画鑑賞1本だけは励行しました。本日もPNCの後に
じゅんさい池1周ウォーキング”に行き、近所に買い物に出かけるぐらいしか
予定は無しですが、巣篭り回避励行で外出はなるべく毎日しなければと思っています。
 
 連日、コロナ禍関連と五輪関連の報道ばかりしかやらないテレビですが、
流石に当方も厭きて来て昨日はそれらの報道番組の見物はゼロに近くしました。
 という事はテレビは見ないという事に等しいわけです。
それでもコロナ感染状況だけは記しておきます。昨日の都では472人、全国で
は2595人、大阪189人、愛知266人、沖縄はもう危険水域の247人と連日
多数出て神奈川でも234人と多い状態が続きます。大体、連日大目に感染者が出る
地域はほゞ特定されてきたようです。梅雨が明けるどころかまだ梅雨が来ない関東地方
ですが、暑くなればなるほど、コロナによるマスク着用の弊害もきつくなって来ます。
マスク着用による大弊害はもちろん熱中症です。暑くなってくるとマスク着用での徒歩
は息苦しさが増大するのでついマスクを外したくなります。これが危ないのですね?
今後はコロナ禍か熱中症かどっちを選ぶのと言われているような日々となります。
 当方のコロナワクチン接種予定日までまだ20日間あります。政府筋のテレビ報道
はコロナワクチンの弊害報道はなるべくしないようにしているようです。その政策に
言いなりに従っているマスコミ(テレビ局)はもう完璧に不要の長物です。この20日の間に
ワクチン接種関連の事故でも起きて実態を報道してほしいものです。当方は摂取しないで
済むなら本当にそうしたいのですが・・・
 政府はアストラゼネカ製のワクチンを大量に台湾に提供した模様です。台湾は大喜び
ですが、日本的には一体どうなの(?)日本人向けは余っているの???ですね。
 分科会の尾身会長が五輪開催反対の見解を出して、政府筋は大変困っているようです。
まだまだこれらの異論(いや正論か?)が今後噴出することは間違いないでしょうね!?!
 
 先の大坂なおみうつ病告白でまたぞろ、このうつ病が大きく取り上げされそうな雰囲気です。
うつ絡みの自己啓発本などへの警告を出している人もいますので、今日はそれを添付しておきます。
少し長いですが読んで下さい!
 
 
 
 
うつの人が自己啓発本や経営者本、セミナーを真に受けて人生を変えようとするのが危険な理由
 
長年うつを患っている起業家が自らの体験をもとにつづります(写真:読書?USSIE/PIXTA
新型コロナ感染症の流行も手伝って、経済的に不安定な状況に追い込まれている人が少なくありません。心身のバランスを崩す人も多いが、そのような人はどのように生きていけばよいのでしょうか。
長年うつを患いながらも会社を経営してきた起業家の林直人氏は「起業もひとつの選択肢である」と説きます。その前提として「一般的な自己啓発本や経営者本などは読まないほうがいい」と言います。このたび出版された初の著作『うつでも起業で生きていく』から一部を抜粋。全3回でお届けします。
 
■うつの人が100冊の自己啓発本を読んでみたら……
 
 私は根っからのうつ病で、高校時代に学園祭の仕事とハードな勉強で体調を崩し、以来15年ちゃんとした時間にぐっすり眠れたことは数えるほどしかありません。
 
 見た目が明らかに病的だったので、大学に入ってもバイトにも採用されませんし、知り合いの会社を手伝っても使い物にならず、追い出されるようにして辞めたこともありました。そんな私を救ってくれたのは「起業」でした。
 
 起業というのは、万人にとっての最適解ではないでしょうが、少なくとも選択肢のひとつではあります。就職もバイトもうまくいかない、というような、「うつ病」や「それ以外の精神疾患」を抱えた方ならばなおさらです。
 
 ところが、うつその他の「精神疾患を抱えた人向けの自己啓発本」というのはほとんどないのです。起業をしてみようと思った精神疾患をお持ちの方は、仕方がないので「元気な人向けの自己啓発本」を読むしかないのですが、これらは当然ながら「元気な人」向けに書かれているので、精神疾患を抱えた人には必ずしも適応しません。
 
 私もざっと100冊以上のいわゆる「自己啓発本」「経営者本」の類を読んできましたが、これらの本はほぼ、まったくと言っていいほど役に立ちませんでした。そして、同じ事をして成功した人をほとんど知りません。うつの人は、むしろこれらを真に受けて苦しみを増すことが多いのです。
 
 なぜ、いわゆる「自己啓発本」「経営者本」を読んで真に受けても意味がないのでしょうか。これらに書いてあることをそのまま実行しようとすると、なにしろ疲れます。疲れるのはうつ病の大敵です。人よりも体力気力が少ないわけですから、「疲れる」のだけはなにがなんでも避けるようにする必要があります。
 
うつの人は一般的に生真面目すぎる傾向にあります。つまり自己啓発本を100冊読んだら、100冊に書かれていることすべてをリスト化して、全部完璧にやり遂げようとしてしまうのです。物理的にそんなことは無理ですし、100冊もあれば両立しえないことが書いてあることも多いでしょう。自己啓発本はあまり真面目に読まないことが大切です。元気な人ならなにかのまぐれで成功するかもしれませんが、自己啓発本を読んで成功したうつ病患者なんて聞いたことがありません。
 
 そもそもうつ病になると、あまりにひどい病状のときには本を読むことさえできないので、そうなると「自己啓発本」ではなく「自己啓発セミナー」で自分の人生を変えようと思うようになります。本来こういう状況になったときには一刻も早く病院にいって休養すべきなのですが、自分をうつ病だと認めたくない、自分を精神疾患だと認めたくない気持ちがしばしばそうした判断を遅らせます。
 
 さて、自己啓発セミナーの代表的なものに「早起きセミナー」というありがたいセミナーがあります。最近だと人気YouTuberが、こうしたセミナーへの参加を薦めたりしています。いわく、早起きすると気持ちがいい、早起きで人生が変わる、朝4時起きで3億円得する、とかまあそういうことだそうです。私も経営している塾の生徒の親御さんに誘われ、そのありがたいセミナーに顔を出したことがあります。
 
■自己嫌悪がひどくなる3セット
 
 お月謝をいただいている親御さんとの約束を破るわけにはいかないので、緊張して眠れません。でも朝早起きはできませんから、徹夜してそのまま行きました。気持ちいいわけがありません。そもそも私にとって大事なのは3億円得することよりも、とりあえず生き延びることなのです。遅寝遅起きで3億円稼げるというなら行きたいのですが、無理をして早寝早起きをすれば3億円どころか、心身に負担をかけるだけです。
 
そう、うつその他の精神疾患を抱えた人にとって、「自己啓発本」「経営者本」「早起きセミナー」の役満3セットは非常に恐ろしい、できるならあまり近寄らないほうがいいものだと私は思います。その理由は、これらは希死念慮を高める危険性が高いからです。
 
 まず、これらに触れると、本に出てくる成功者、セミナーの講師、メソッドをパシッと実行している諸先輩方などに比べて今の自分があまりに恥ずかしく、自己嫌悪がひどくなります。
 うつ病には、起き上がることも、食事の味を噛みしめることも、寝ることも、音楽を聞くことも、本を読むこともできないという絶不調期と、今の私がそうですが、本を書いたり、仕事をしたりできる、わりと元気な時期があります。躁転と鬱転を繰り返す双極性障害ではなくとも、おおむねこのサイクルを行き来するのがうつ病です。
 
 アントニオ猪木氏の言葉に「元気があればなんでもできる」という言葉がありますが、これはうつ病患者にとっては最悪の形で実現してしまうことがあります。絶不調期だと、たとえ希死念慮があっても動くことができないので寝ているだけですが、元気が出てくるにつれて自殺の方法が具体化してしまい、なまじ動けるせいで既遂に至ってしまうというのはよく知られた話です。
 
 せっかく回復期が訪れたのに、沈没しかけている自分の人生をどうにか好転させようと本を読んだり、セミナーに訪れたりした結果、自己嫌悪に陥ってしまっては何の意味もありません。
 
■システムや戦略というより個人の労働量依存型
 
 もうひとつ、「自己啓発本」「経営者本」「早起きセミナー」あたりがフィットする業種というのは、システムや戦略で差別化していくというよりは、個人の労働量依存度の高い、いわば人力で物事を解決するような事業が多いのです。例として挙げるなら、保険の代理店や、居酒屋や、テレアポ代行業のような、利幅の低い業種の経営がその類です。実際、私もセミナーに伺ったときにやたらと保険の営業を受けました。基本的に死にたいと思っている人間に生命保険を薦めてもどうしようもないと思うんですけどね。
 
こういった業種が悪いと言いたいわけではありません。むしろそこで勝ち残っている人々は、猛烈な競争の中で生き残っているとても優秀な人々と言えるでしょう。彼らのような業種で勝ち抜くためには、士気を高め、自己管理をピシッとパシッとして、全体的に仕事ができないと利益が出ないのです。
 
 さて、病を抱えた人が彼らと同じように、仕事ができるでしょうか?  自己管理をピシッパシッとできるでしょうか?  もしそうじゃなければ「自己啓発本」「経営者本」「早起きセミナー」あたりに出てくる経営者のマネはしないほうがいいです。彼らとは人生観、歩むべき人生が違うのです。
 
 いわゆる「元気な人向けの自己啓発本」の類は、元気で前向きでポジティブな、いい感じに自分の役に立つところだけを抽出して使える人のために書かれたものなのです。
 
 ポジティブでない人は「思考が現実化」してもいいことはありませんし、出力が一定ではない人にとって「7つの習慣」は多すぎて実行できません。「金持ち父さん」はある程度正しい部分があるでしょうが、凡庸な投資で老後の心配がないぐらいまで運用資産を増やすのはかなり難しく、かといって下振れすれば借金をするようなリスクを背負う勝負を、真面目な(違う言葉で言えば、堅実、後ろ向きな)人が多いうつ病患者がやるかと言えば、やらないと思います。やらないものは役に立ちません。
 
孫正義氏を真似しても仕方がない
 
 「経営者本」というか、過去に成功したカリスマ経営者みたいな人のやり方をあまり参考にしすぎるのもよくないと思います。まず時代が違います。その人が成功したことは事実でしょうが、それはその人が先駆者だったから成功したわけで、これから同じことを同じようにしても成功するのは難しいのではないかと感じます。
 
 かく言う私も、大学3年生になる手前に、就職が絶望的だと感じて起業を決意したのですが、当時参考にしたのは、あのソフトバンクグループの社長、孫正義氏でした。今にして思えば、いちばん参考にすべきではない起業家を参考にしてしまったと後悔しています。
孫氏の経営は、いわば大風呂敷を広げて、あとからそれを回収していくようなものです。このやり方は非常に気力も体力も使います。うつ病を患っていない、一般の人でさえ真似するのは困難です。実際、そうできる人が少ないからこそ、孫氏は経営者として大成功しているわけです。なので、私たちが孫氏のやり方を真似しても仕方がないのです。
 
 一般論に落とし込めばいいかというとそういうものでもなく、たとえば渡邉美樹氏の「夢に日付を」などもうつ病の人には非常によくないと思います。まず夢に日付を入れ、その途中経過にいちいち日付を入れていくというのですが、うつの人にとって、達成できなかった目標は一つひとつが自分を傷つける刃になります。だから、計画はできるだけフレキシブルに、今月の目標は達成できなければ翌月に持ち越せるようにしておかなければいけません。
 
 これはどんな場合もそうなのですが、うつ病あるいは他の精神疾患を抱えた人にとっては、「自分が働きやすい環境を整えること」が最も大事です。そしてそれが起業である場合、事業の仕組みも含め、徹底的に働きやすい環境を整えることが最優先になります。
 
 それでは、どのような形で起業すれば「働きやすい環境」になっていくのでしょうか。その具体的な方法を次回記していきます。
 
 (次回は6月11日配信予定です)
林 直人 :「毎日学習会」代表
 
 次回も添付予定・・・としておきます。今日は量子物理学も付けます。
 
 
 
▼宇宙全体がもっているエネルギーは、質量を含めて一定の値である。しかし過去にさかのぼっていくと宇宙はどんどん小さくなり、限りなくゼロに近づいていくという。それゆえ宇宙の質量密度は無限に高くなっていく。無限というのはまさに「無限の底なし沼」で、はっきりした点を特定できないことだ。行き着く先も決まらないし、時間というものも定まらない。つまり、この宇宙の特異点というのは、何も決定できない時間と空間の位置なのである。そこから、どのようにして大爆発が起こったのか、神が命令しない限り宇宙は始まらないのである。
 
 ▼ビッグバン以前の時間は定義不能であるという意味で、ビッグバンが時間の始まりであるといってよい。この時間の始まりが、それ以前に考察されたものとは非常に異なっていることを強調しておかねばならない。
 
 ホーキングは、宇宙は「虚数」(無限界仮説」から始まったと言う。
 これは「マイナスの饅頭が実在する」のと同じ理屈である。
 小さなブラックホールが蒸発するとき、それを構成している質量(?)がワームホールを通って別の場所に突然現れるという。この移行中の虚時間の世界から生まれたのがホーキングの言う「ベニーユニバース」で、これがホーキングの「宇宙の多重発生理論」である。
 
 
 
 
              では、また明日・・・