PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1415                       後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年6月15日(火)、現在は朝の6時50分です。
 
 昨日は予定された通りに入梅となりました。一日明けて今朝はまずまずの
晴天となって、反梅雨入りの状態です。週間予報を覗いてみても雨と晴れと曇
が交互に来る少しも定まらない天候が続きそうです。
 今朝はPNC後に昨日休んだ”じゅんさい池1周ウォーキング”へ行ってくるつもりです。
その後は昨日同様に予定はゼロとなりそうな一日のようです。
 
昨日のコロナ感染数は月曜日という事もあり大きく減少しています。100人以上は
都の209人と神奈川の141人だけのようです。全国でも千人割れの936人となって
います。まあ本日からはまた増大傾向とは思いますが、やはりワクチン接種後の
副作用は不安がいっぱいです。本日は接種後の胸痛の記事と植草一秀氏のコラム
をまず付けますので読んで下さい。
 
 
 
ワクチン接種後の「胸痛」にご用心 心筋炎の報告が相次ぐ
 
子供が危ない(C)ロイター
 
 厚生労働省は9日、米ファイザー社製(コミナティ)並びに先月22日から国内接種が始まった米モデルナ社製(モデルナ)の新型コロナワクチン接種後の副反応について検討する専門家の合同部会を開いた。
 
 医療機関からの報告によると、ワクチン接種回数はコミナティが同30日までに1305万9159回、モデルナが9万241回の計1314万9400回となった。
 
 今回報告の同16日まではコミナティが657万5255回。2週間で657万4145回増えた計算だ。
 
 菅首相の「1日100万回接種目標」に応えた形だが、接種回数が増えれば副反応疑い、重篤、死亡が増えるのは当然だ。
 
 たとえば、副反応疑いの報告件数はコミナティとモデルナがそれぞれ1万658件(男性1911件、女性8728件、不明19件)と17件(男性5件、女性12件)の計1万675件。先月16日まではコミナティの9382件だったから、1293件増えた勘定だ。
重篤報告数は先月16日までが1052件、30日までが1260件(男性249件、女性1007件、不明4件)となった。
 
 死亡は医療機関または製造販売業者から今月4日までに計196人報告された。国際基準に基づくアナフィラキシーと判断されたのは、先月30日までに計169件だった。なお、モデルナは重篤・死亡とも報告時点でゼロだった。
 
 コミナティの副反応疑いの報告頻度を比較すると前回0・14%が今回0・08%と大幅に減少したのは不可解だが、合同部会は重篤者・死亡では前回と大きな差は表れなかったとしてワクチンの安全性については引き続き「重大な懸念は認められない」とした。
 
 そんななか新たにクローズアップされたのは心筋炎だ。米疾病対策センターCDC)が10日発表した暫定調査によると心筋炎発症者のうち半数以上が12~24歳で、接種者全体に占める割合は9%未満だったという。また、16~24歳のうち2回目接種後に心筋炎を発症したのは283人で、予想の10~102人を大幅に超過。8割近くが男性だった。日本では先月22日以降、医療機関から5件、製造業者から8件報告がある。
 
委員からは「軽度でも後遺症は出る可能性はないのか?」などの声が上がった。専門委員は「ごくまれで、ほとんどが軽症」として、接種後心筋炎で入院した20代男性の例を説明した。血液検査で心筋炎マーカーの数値の上昇は見られたものの器質的変化はなかったという。ただし、「軽度の心筋炎は疑ってかからないと見つけられないため副反応としての心筋炎はもっと多いのではないか」として注視することになった。
 
 循環器疾患に詳しい医師が言う。
 
「WHO、CDC共にワクチン接種後の心筋炎は念頭に置くべきとしていますが本格的なデータ収集はこれからでしょう。ただ、ワクチン接種後の心筋炎発症は疑いもない事実。米国の小児科医からは14~19歳の健康な男子7人が2回目の接種後2~4日で心筋炎・心筋心膜炎が出た症例が報告されています。全員胸痛がありましたが2~6日の入院ですべて回復したそうです。欧州の友人の医師はワクチン接種後10日間不整脈が出たと知らせがありました。接種数日以内に生じ、胸痛、動悸、息切れなどの症状が出ます。症状が出ない、不顕性のものも多い可能性はあります。幸い今は頻度も少なく、たとえ症状が出てもステロイドや普通の消炎鎮痛剤の治療で軽快します。ただ、大人なら無視できても、子供の長期的後遺症はわかりません。それゆえ、注意深く子供や青年の経過観察する必要はあるでしょう。胸部症状が出れば早めの検査と経過観察が必要です」
 
ということで、若者の男の子がこの心筋症に要注意のようです。当方らのクソ爺いクソ婆にはあまり影響
はなさそうです。次に植草氏のコラムに行きます。
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/06/14
 
           天の網に捕らえられる菅義偉
 
               第2956号
自民党二階俊博幹事長は、野党が内閣不信任案を提出した場合、ただちに解
散すると明言している。
 
二階氏が解散権を有していることを示す発言。
 
菅義偉氏がこの発言を否定しないのは、自民党における主従関係が逆転してい
ることを意味する。
 
しかし、仮に野党が内閣不信任案を提出したときに、衆議院が解散されぬな
ら、二階氏は影響力を失うことになる。
 
言葉が現実によって否定されれば威光は失われる。
 
野党は解散の覚悟をもって内閣不信任案を提出するとしている。
 
逆に言えば、内閣不信任案を提出しない場合には、解散が怖いということを吐
露することになってしまう。
 
政治の第一の役割は国民の命と暮らしを守ること。
 
この点において菅義偉氏は失格だ。
 
コロナ感染収束が最優先課題であるときに、コロナ感染拡大策を強行する。
 
国民の8割以上が反対している今夏の五輪開催を強行しようとしている。
 
その行為が日本の国民に甚大な被害をもたらす可能性が高い。
 
口では「国民の命が最優先」と言いながら、行動が伴わない。
 
完全なる言行不一致だ。
 
日本ではワクチン接種が進捗していない。
 
ワクチンを接種するメリットとワクチンを接種するデメリットを比較すると、
明らかにデメリットが大きい。
 
多くの人がこの事実に気付き始めている。
 
ワクチン接種をしない場合のコロナ死の確率は0.01%。
 
他方、ワクチン接種後に死亡する確率は600万人が接種を受けた5月21日
までの時点で0.0014%。
 
この時点でワクチン接種後に死亡した人数は85人だった。
 
その後、6月4日までの時点での死亡者数が公表された。
 
ワクチン接種後死亡者は196人に達した。
 
ワクチン接種回数は1700万回。
 
2回接種した人が多数含まれているから、人数はこれよりはるかに少ない。
 
国は因果関係を認めていない。
 
国が因果関係を認めないことなど初めからわかっている。
 
しかし現実には、糖尿病を持ってはいたが、元気にしていた73歳の女性が接
種から3時間半後に急死する事例も報告されている。
 
健常に暮らしていた人がワクチン接種直後に急死する事例が多数報告されてい
る。
 
ワクチンを打たずにコロナで死亡する確率とワクチン接種後に死亡する確率に
大きな差が認められない。
 
ワクチン接種が長期的に重大な副作用をもたらすリスクが専門家から指摘され
ている。
 
もとより、高齢でない健常者は、コロナに感染しても重篤化する確率は極めて
低い。
 
また、日本では感染する確率自体が極めて低い。
 
このとき、死亡するリスクまで認められるワクチンを接種する意味がない。
 
ロシアンルーレットのようなものだ。
 
政府が設置した大規模接種会場で閑古鳥が鳴いているのは、賢明な国民がワク
チン接種を忌避しているからだと考えられる。
 
高齢でない国民の接種率はさらに大幅低下すると考えられる。
 
したがって、ワクチン接種進捗による集団免疫を獲得することは困難であると
思われる。
 
また、感染の中心がN501YからL452R・E484Qに移行しつつある
と見られる。
 
ワクチン有効性が低下することも想定される。
 
感染率が上昇することも想定される。
 
このなかで、五輪開催強行となれば、日本全体で行動抑制から行動拡大に大き
く行動様式が転換する。
 
その結果として、9月から10月にかけて、再び感染が急拡大する可能性があ
る。
 
国民の命と暮らしに脅威が与えられる。
 
野党は解散を覚悟して不信任案を提出し、国民に対する背徳行為を働く菅内閣
を完全退場させるべきだ。
 
老子第17章に次の言葉がある。
 
太上(たいじょう)は下(しも)これ有るを知るのみ。
 
その次は親しみてこれを譽(ほ)む。
 
その次はこれを畏(おそ)る。
 
その次はこれを侮る。
 
信足らざれば、焉(すなわ)ち信ざられざること有り。
 
(現代語訳)
 
人民がただその存在を知っているだけというのが最上で、
 
人民が親しみを感じたり誉めそやしたりするのは老子 第二級の支配者。
 
支配者をこわがる政治は、それよりもさらに低級で、
 
人民が侮るようになれば最低だ。
 
支配者に言行一致のする誠実さが不足すれば、人民からもまた信用されない。
 
(朝日選書『老子福永光司
 
政治のあり方について説いている。
 
最も理想的な君主は、民衆がただ存在を知るのみで、実際何をしているのか分
からないけど尊敬される君主。
 
次に良い君主は、民衆に身近な存在でその功績が称えられる君主。
 
その下に位置付けられる君主は、民衆を法と罰で縛り、恐れられる君主。
 
最低の君主は、民衆に馬鹿にされる君主。
 
君主が誠実さを欠くと民衆から信頼されない。
 
菅義偉氏に欠落しているのは誠実さ。
 
最低の宰相だ。
 
国会は国権の最高機関。
 
その国会で国民の代表者が国民を代表して質問している。
 
「国民の命を最優先する」としたとき、どのような状況になれば五輪を開催で
きるかを明らかにしてもらいたい。
 
あたりまえの質問だ。
 
しかし、菅義偉氏はのらりくらりで何も答えない。
 
不誠実極まりない。
 
外国人を5万人から8万人も入国させる。
 
しかも、検疫の体制がザル。
 
五輪関係者に対して、国内での隔離期間を免除する。
 
行動抑制もザル対応になることが目に見えている。
 
国内の人流も急拡大する
 
有観客で五輪を開催すれば、Gotoの再現になることは明白。
 
これらの対応のどこが「国民の命が最優先」なのか。
 
「支配者に言行一致のする誠実さが不足すれば、人民からもまた信用されな
い」
 
そのもの。
 
菅義偉氏は勘違いするべきでない。
 
「国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来」
日本国憲法前文)。
 
棚からぼたもちで内閣総理大臣になれたからといって、独裁者になったわけで
はない。
 
国民の厳粛な信託によって国政を司ることを委ねられているだけに過ぎず、そ
の権威は国民に由来する。
 
内閣総理大臣になったのだから、自分が支配者だ。
 
国民には服従してもらう。
 
菅氏の言動から浮かび上がるのは、こうした傲慢な姿勢。
 
老子第73章に次の言葉がある。
 
「天の悪(にくむ)む所、孰(たれ)かその故を知らん。
 
天の道は、争わずして善(よ)く勝ち、言わずして善く応じ、召さずして自ら
来たし、?然(せんぜん)として善く謀(はか)る。
 
天網(てんもう)恢恢(かいかい)、疏(そ)にして失わず。」
 
現代語訳
 
天が何を罪として悪むのか、
 
その真相は誰にも分からない。
 
だから聖人でさえ、それを知ることを難しとするのだ。
 
いったい、天の理法は、争わないでうまく勝ち、言(ものい)わなくても自然
にやってき、招かなくても自然にやってき、おおまかでありながら、うまく計
画を立てる。
 
天の法網は広く大きく、目はあらいが取りにがすことがない。
 
(朝日選書『老子福永光司
 
菅義偉氏の罪を天の網が逃すことはない。
 
 
早くヒョットコ馬鹿を捕まえて牢獄に監禁すべきです。超興味も必要性もまったく無い
G7サミットでも超存在感のないヒョットコでした。チビのヒョットコ人形がちょこちょこ
動いていただけでしたね!
 
 
次に市中から医薬品が消えるという記事を付けときます。
 
 
 
 
 
医薬品消える緊急事態 薬剤師悲鳴「東京五輪なんて無理」
 
 今、病院で処方してもらう処方薬が市場から一気に消え始め、調剤薬局や医薬品卸が薬を求めて走り回る大騒動が起きている。連日製薬会社から、医薬品回収や欠品、出荷調整(オーダー休止)情報が相次いでいるのだ。
 
  代替品の確保さえ対応不可能な医薬品も出てきている。全体の状況を正確に把握することも困難なほどに、流通が混乱している。医療品卸や、医薬品流通情報会社らの話を総合すると、現時点で約2560品目にも上る医薬品が回収や欠品などに陥っているという。前代未聞だ。
 
  異変の切っ掛けは、2020年12月4日に起きた事件だ。ジェネリック医薬品メーカー「小林化工」製の抗真菌薬「イトラコナゾール錠」に、強い催眠作用がある劇物「リルマザホン塩酸塩水和物」が大量に混入し、小児から高齢者までの重篤な事故や、死者も含む多くの被害患者を出してしまった。
 
  この一件は大きく報道され、小林化工には業界史上最長の業務停止処分が下った。同社の約500医薬品の回収が発生、出荷が停止。6月5日にようやく業務停止期間が終了したものの、あまりに杜撰だった体制の改善は容易ではなく、いまだ業務再開の見通しが立っていない。
 
  だがこれは発端に過ぎなかった。医薬品の品質管理の見直しが急務となり、他社の医薬品の事故や品質問題も次々明るみに。これにより、さらに回収や出荷停止が相次ぐ展開となった。この煽りで先発オリジナル医薬品を含む代替薬品への注文が殺到、約半年分は各社で保持するとされる在庫も枯渇、玉突き状態で医薬品不足の「緊急異常事態」に陥った。
  ある大手薬局チェーンの担当者は悲痛な声でこう漏らす。
 
「毎日回収の情報があり、卸も薬局も対応に追われ大混乱で、経験した事がないレベルの事態です。そのうえ、オリンピック開催によって、観客や選手の新型コロナ感染だけではなく熱中症などでも医薬品の需要が増えたら、とてもじゃありませんが耐え切れそうにない。命に抱わる深刻な健康被害も起きかねない」
 
  特に、東京五輪パラリンピックの開催については、みな不安を隠せない。ある医薬品卸の関係者もこう語る。
 
「安定確保医薬品と言って、その医薬品が無いと命の危険に直結し、かつ簡単に代替の効かないような薬を、6月1日に厚生労働省がリストアップしたところです。全部で506成分あって、特に優先度が高いものだけで21成分。この中で新型コロナ治療やワクチン副反応対応で対処療法として使う可能性があるものが13成分ほどあります。また現在流通に問題があったり、製薬会社の出荷に不安があったりして、特に心配なものが18成分はある。オリ・パラで多くの人が集まって新型コロナがまた流行したり、何か大きな事故があったりしたら、既に現段階で逼迫しているのですから、あっという間に命に直接関わる医薬品の供給がストップするかもしれません。その時にはもはや地域や、薬の内容は関係なく、日本中大混乱になりかねません。絶対起こしてはならない恐ろしい事態です。医薬品業界としては、昨年より今年の方が危ない状態なんですよ。なのに命がけで綱渡りをする必要があるでのでしょうか」
 
小林化工は売り上げ約3倍増
 
 数々の薬局チェーンや卸を取材するも、どこも悲鳴ばかりだ。薬剤師会も、厚労省にこの異常事態の改善を求めている。
 
  厚労省の医政局経済課は本件の取材に対し、事態を「把握している」と答え、製薬会社が品質や安定供給を担保すべきことを前提とした上で、「原薬・原材料の国内製造の支援」をし、「医療上必要不可欠であって、汎用され、我が国の安全保障上にも、安定確保上特に配慮が求められる医薬品については、順次供給確保に向け対策を講じる」と答えた。
  この異常事態は、国内のジェネリック薬品の品質管理が「呆れるほど杜撰」だった事に始まる。
 
  安倍前政権の指示により、規制緩和の旗の下、先発オリジナルの薬品からジェネリック薬品へ置き換えが一気に加速した。馴染みの薄かったジェネリック薬品を、2020年までに80%をシェアにするよう政策がとられ、ほぼこれを実現している。ジェネリックは一気に約3倍の増加だ。市場は急激に変化したものの、製薬会社の対応はそう簡単ではない。本来専門性が必要な工場や人員を追加しようにもとても追いつくスピードではない。一方でシェア争いは熾烈を極め、品質管理が後回しになった格好だ。
 
  混乱の発端の事件を起こした小林化工もこの期間に約3倍売り上げを伸ばし、内部留保も700億円を超え、大手製薬会社に引けを取らない規模に成長。どうやら品質勝負ではない戦いをしたようだ。同社の第三者委員会の報告によると、劇薬の保管庫にも鍵をかけず、法に基づく規定通りの製薬工程や品質チェックをせず、記録の残らない手作業を交えた方法で材料を投入していた。トラブルは隠蔽された。事故は起きるべくして起きた。こうした呆れるほどの杜撰管理によって、出荷スピードをあげ、シェアを伸ばしたのだ。
 
  小林化工は、実はオリックスグループの一員。本来医業と関係の無いリース業の会社が、M&Aで傘下にした形だ。安倍政権下で、ジェネリック薬品への置き換えを一気に加速させる規制改革の本丸となったのは、日本経済再生本部だった。その民間議員である竹中平蔵氏は、オリックス社外取締役だ。
 
  医薬品の規制緩和の結果、医薬品不足に陥り、国民は命の危険に晒されようとしている。この状況でオリンピック強行は狂気の沙汰だ。命より優先させるビジネスなど許されるはずがない。
 
(ジャーナリスト・桜井杏里)
 
 どうでしょうか???ネット記事を読めば読むほどワクチン接種がしたく無くなります。
というか恐怖心がだんだん湧いて来ます!!!当方の処刑注射日まで今日を入れてもう
十日しかありません。まだどうするか思案中です!?!
 
 添付が多いですが今日は量子物理学もお願いします。
 
 
 
   第一部   確立された世界観
 
  第一章  宇宙の進化
 
  ■旅立ち
 宇宙は本当にビッグバンと呼ばれる爆発によって始まったのか・・・もしそうだとしたら、ビッグバン以前には何があったのか?生命はこの広大無辺な宇宙空間のなかで永久に存在しつづけられるのか?それともいずれ終わりを迎えるのか・・・迎えなくてはならないのか?恒星や惑星はどうなるのか?無数にある銀河そのものの運命は?そうした星のどれかに生命は存在しているのか?地球を含む惑星の未来はどうなるのか?惑星が存在している空間と時間はこの先どうなるのか?
 昔の考えは、ひどく難解なものではないにせよ、形而上学的で、推測に基づくものだった。宇宙の起源と進化について、科学と呼べるような理論が登場したのは、せいぜいこの二〇〇年ほどのことである。
 
   ■推測の歴史
 古代シュメール、バビロニア、エジプトの人々も、インドや中国の人々も、自分たちが信じていた人間や宇宙の究極の本質を物語に詳しく描き出している。コロンブスよりも前の時代のマヤ、インカ、アステカ文明でも、アフリカの部族文化でも唱えられていた。こうした物語は、超自然的な存在が超自然的な力をふるって現実世界をつくりだしたという創造神話として語られた。
 ギリシャ哲学の黄金時代、宇宙の変化をもたらす過程は楽観的で合理的なものだった。世界は、秩序をもたらす力の下で「混沌」(カオス)から「宇宙」(コスモス)へ進展すると考えられた。プラトンにとってはこの力は叡智の力であり、アリストテレスにとっては自然そのものが秩序の源だった。
 
 
 では、また明日・・・