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会員のみなさま 1441                    後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年7月11日(日)、現在は朝の6時50分です。
 
 昨晩の9時頃には急な雷雨に見舞われ窓の閉めに大慌てでした。テレビを
観ていて関東の北部の群馬から栃木→茨城と雷雨が南下して来たので、そろそろ
我が地域にも雷雨到来かと思いきや見事にやって来ました。この時期の雨は急に
結構強めで来るので落ち着いていられません。また、今日から明日にも夕刻から
夜にかけて雷雨があるかもしれないので準備はしておきたいところです。
 南方の沖縄・奄美地区では梅雨明けしたようですが、九州から関東甲信にかけて
の梅雨明けは来週末あたりになりそうです(?)どうでも巣篭り・”毎日が日曜日”人間
にとって梅雨の動向などあまり関係ないはずですが、やはり雨の連続は鬱陶しくて
ご勘弁願いたいものです!
 
 昨日のコロナ感染数に行きます。都では多く出てきて950人、全国では2458人と
連日感染数の増大は更新となっています。多い所では大阪が200人、神奈川310人、
千葉で204人、埼玉が147人となっています。我が市川市では保育園でククラスターが
発生したようです。まだまだコロナは収まりそうにありませんね。
無観客が決まったオリ・パラですが、どう考えても盛り上がることはあり得ません。
本当に止めてほしいものです。それでも、どうでも選手団や観光客が街にあふれること
は確実です。デルタ株などを日本各地にまき散らすことは確定的です。
 
 昨日の日刊ゲンダイのコラムから三枝成彰氏の記事を添付します。
音大生やアスリートは卒業後や現役引退後にはまともな収入の確保は困難なようです。
それらでは生きていけないということです。当方が高校時代にやっていた柔道なども
学生時代が終わったらどうするのか???です。中には相撲やプロレスなどに転身する
人もほんの少しは居ますが、一般的には職業人としての柔道家はほゞ無理です。名誉職的
な地位に付けたとしても食っていけるのでしょうか?不思議なスポーツ世界です。
 
 
 ①
 
 
音大生もアスリートも「定員割れ」する危険性 長い“第二の人生”への不安払拭の術は?
 全国に音楽学校の卒業生は何人いるのだろうと思って調べたことがある。大学や専門学校などを合わせて、その数はざっと2万人。これには驚いた。その2万人の音楽を学ぶ若者全員が、プロの音楽家になって一生食っていけるわけがないのは、容易にわかるだろう。
  オーケストラに入団するのは至難の業である。そもそもが狭き門であり、卓越した技量が求められるのはいうまでもない。
 
  音大で管楽器を学ぶ学生にとってもっとも人気なのは、自衛隊の音楽隊だ。警察や消防にも音楽隊はあるが、自衛隊は全国で3000人。最大の就職先である。身分は公務員で安定しているし、つねに音楽の研さんを積むことができて、演奏の機会もたびたびある。自衛官としての日常の訓練もあるそうだが、音楽家の人生としては恵まれているといえるだろう。むろん、プロオケと同様、演奏家として優秀でなければ入るのは難しい。
 
私も音楽大学の運営にかかわったことがあるが、もっとも重要視していたのは学生の就職だ。英語が話せない英文科卒、古典を知らない国文科卒がいるのと一緒で、音大生がみな音楽家を目指す必要はない。「音大生といえど音楽だけやっていたのでは食っていけない。一般企業に入れる学力をつけるべきだ」と主張しても、とかく視野が狭くなりがちな教授陣や事務方はなかなか納得せず、たびたびケンカした。
 
  プロになれなければ、学校の先生になればいいという時代はとっくに終わっている。公立学校で音楽の授業が必修なのは世界で日本だけだが、いまは週に1時間しかないし、少子化で教員の募集がないのだ。大半の学生は普通に就職するのだから、その実績を積み上げていかないと定員割れして、大学自体が生き残れなくなる。私はもう20年以上それを言い続けてきたが、ようやく大学側も気づきはじめたようだ。
 
  日刊ゲンダイの調査によると、2012年のロンドンオリンピックに出場した293選手のうち、いまも現役のアスリートは28人だという。3日付の「アスリートたちに待ち構える第二の人生」に詳しいが、オリンピック出場選手の引退後の年収は300万~450万円未満がもっとも多く、正規雇用で働く人は55%余りしかいないという。指導者や解説者、またはタレントに転身できるのはひと握りのメダリストやスター選手。人生100年が当たり前のいま、20代で現役を引退したとして、残りの人生をどうやって暮らしていけというのか。
アメリカにはテレビの放映権料などを選手の奨学金やキャリア支援に充てる「全米大学体育協会」のような組織があるが、日本にはまだ存在しないという。政府はオリンピックの開催そのものに躍起になるばかりで、彼ら彼女らの“その後”を考えている様子はまるでないのだ。
 
  多くの観客に勇気や元気を与えてきた選手たちが、辞めたとたん、残りの長い人生を苦境のうちに過ごすようでは、あまりにしのびない。彼らの第二の人生を支援する仕組みを整えることができてこそ、日本はオリンピック開催国として、文化・スポーツ大国として世界に胸を張れるのではないだろうか。
 
  このままではやがて日本のスポーツ界も音楽大学と同様に「定員割れ」を起こし、先細りしていく気がしてならない。
 
  以上です。
 
 
 相撲に行きます。
 
相撲に関しては昨日重大事が起きました。当方目を疑ったのですが、名古屋場所では
ワンピー姐さん(ワンピー観音様)は来ないのだと諦めた矢先に超ビックリの登場となりました。
今場所の初登場というか初観戦でした。あの高級そうなワンピースを着て背筋をスッキリ伸ばした
観音像そのもののお姿は絶対にワンピー姐さんに間違いありません。
 実際の相撲は超つまらないだけの代物ですが、ワンピーが見られるだけ大助かりです!!!
場所が名古屋ですので、昨日・今日の週末だけの御登場かもしれませんが姐さんの艶姿
観れただけ大満足でした。本日もお願いしたいものです!
 
 
 次に一応競馬にも行っておきます。
 
昨日は2鞍買った馬券はダメでした。予想は当たっているのですが配当を鑑みると買える馬券
ではないので買いませんでした。結果として完敗となります。本日は昨日よりずっと予想が
正解しそうな3鞍の購入に動きました。9・11・12Rですが、これがダメならもう福島開催は
馬券は買わないつもりです。新潟競馬に資金を残します。それほど今日は期待の3レースとなっています。
 
 
 それにしても、最近の物忘れの状態は酷いものがあります。
少し前にようやっと思い出した案件がすぐ再忘れ・・・となります。これは認知なのではと、
心配にもなります。この点を医師が解説していますので添付します。
 
 
 ②
 
 
 
認知症」と「もの忘れ」の違いは?【現役医師が解説】
 
本記事は、現役医師である中村重信氏、梶川博氏が、家族や医療従事者が知っておきたい認知症の症状、治療法を分かりやすく解説します。
 
認知症」は神経細胞が障害される病気
以前使われていた「痴呆」の「痴」は、ヤマイダレに知ると書きます。つまり、「知ること」ができにくくなって、ボー(呆)とした状態を示しています。このことからも分かるように、「痴呆」は、心筋梗塞や肺炎などと同じように病気の特徴なのです。
 
病気になると、本人や家族は困ります。「認知症」でも同じで、言葉は変わっても病気であることには変わりません。
 
認知症の人や家族の苦労を何とか助けることが医師、介護士、看護師など医療に携るものの使命です。
 
認知症はものを忘れることによって、死への恐怖心を取り除くための準備段階」という見方もあり、さらに「認知症は宿命」とする考えにも三分の理はありますが、困っておられる周囲の方々や困惑している本人を見ていると、そんなノンビリしたことは言えません。宿命などといいますと、家族は怒って二度とその医師には相談しないでしょう。認知症は宿命ではなく、神経細胞が障害される病気なのです
 
認知症」と「もの忘れ」…どんな違いがあるのか?
認知症」と似た言葉に「もの忘れ」があります。この二つは使い分ける必要があります。認知症の人は必ずものを忘れますが、ものを忘れても認知症でないこともあります。
 
そこで、もの忘れについて少し考えてみました。広島県尾道市出身の映画監督・大林宣彦さん(2020年4月逝去)の作品のなかで、主人公が相手に「人間に備わっている、一番大事な特性は何ですか?」と尋ねるシーンがありました。
 
問われた相手は、「ものを作ることです」と答えました。すると主人公が「ものを作ったのは神様で、大地や空気などは人間が作ったのではありません。人にとって至高の特性は“忘れる”ことです」と返答したのを覚えています。
 
ギリシャには多くの神様がいますが、その一人(?)に「もの忘れの神様」がいます。残念ながら、日本には「もの覚えの神様」菅原道真公が北野天満宮太宰府天満宮などに祀られていますが、「もの忘れの神様」を祀った神社は仄聞の限りでは聞いたことがありません。
 
「ものを忘れること」は、精神を健康に保つのに良いようです。失敗や失恋をいつまでも引きずっていると、良くありません。
 
ワーキング・メモリー(作動記憶)の検査方法
見たり、聞いたりしたものは情報として脳の前帯状回前頭前野で処理され、貯えられます。その貯まった記憶を呼び起こして、適切な行動や発言をします。
 
この記憶をワーキング・メモリー(作動記憶)と呼びます。その記憶を介して、思い出ができ、例えば「藪から棒に」といった言葉の意味が分かり(意味記憶)、自転車に乗るなど道具を使うことができます。これらができなくなることがもの忘れです。
 
ワーキング・メモリーの検査として、数字を2桁、3桁、4桁、5桁、6桁、7桁、8桁と増やして、どこまで覚えられるかという検査方法があります。高齢者は7桁や8桁の数字はとても覚えられないので、自信を失わないように5桁か6桁ぐらいで止めます。
 
他にもウィスコンシン・カード・ソーティング(札の並べ替え)試験という検査があり、3、1、4など赤、青、黄色の色のついた数字を使います。最初は「3」という数字を探し出しなさいと指示し、その後「赤色」を探すように指示することによって認知機能障害を明らかにします。
 
厳密な定義はありませんが、一般に記憶を時間により1日~1週間まで最近覚えたことと、それ以前の古い記憶とに分けて、前者を近時記憶、後者を遠隔記憶と呼びます。新しい記憶だけが障害される病気があり、これを健忘症とか記銘力障害などと呼び、認知症と区別することもあります。
 
記憶は「頭部外傷」「加齢」などがきっかけで失れる
頭部の打撲、海馬や視床の血管障害、アルコール症によるコルサコフ症候群などが代表的な記銘力障害です。アルツハイマー病なども、初期には新しい記憶のみが障害されます。
記銘力障害では即時記憶という1分程度の短い期間の記憶は保持され、1分を上回る短期記憶は失われることが多くなります。即時記憶障害や短期記憶障害の有無や程度は、たとえば数字や物品名の繰り返しによって検査できます。即時記憶は大部分(90%以上)が間もなく失われます。
 
人は頭部外傷などをきっかけにして記憶を失います。きっかけ以前のことを忘れる記憶障害を逆行性、それ以後のことを忘れるのを順行性と呼びます。ところで、明らかな原因もなく、急に記憶がなくなり、しばらくすると元に戻る一過性全健忘という病気があります。回復した後は異常がないため、認知症とは区別します。
 
健常高齢者でも新しいことを覚える記銘力が低下しますが、このことを流動性知能とも呼びます。漢字の記憶などは高齢者になっても減らないばかりか、かえって増えることもあります。これを結晶性知能と呼びます。若い人の流動性知能と高齢者の結晶性知能がうまくかみ合わせてより良い社会を作って行くことが大切です。
 
中村 重信
 
梶川 博
 
 
 という事で本日も量子物理学は先送りです。
 
 
              それでは、また、明日・・・・・です。