PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1448                      後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年7月18日(日)、現在は朝の7時ジャストです。
 
 梅雨が明けたばかりのここ数日ですが、超暑いですね。昨日も今日も最高気温は
33℃になりそうです。今週のカレンダーは政府が勝手に思いつきで休日を変更し、
本来なら海の日であるはずの19日を22日に変更、次の23日を五輪開催当日という
事から勝手にスポーツの日と名付けて休日にしたようです。誰がそんなこと希望した
でしょうか!?!本来なら昔から7月20日過ぎぐらいから8月31日までは生徒にとっては
長い長い夏休みとなるはずです。昨年突然と発生したコロナ禍で夏休みなどは無いに等しい
世と成り果てましたが、本来なら今日前後あたりはウキウキの日が連続しているはずです。
 週間天気予報を覗くと今後1週間はずっと晴れマークしか出ていません。真に夏本番を
思わせます。夏休みのスポーツ開催は高校野球の甲子園大会ぐらいと決まっていました。
五輪など余計な事はしてほしくないものです。
 
 昨日の感染数に行きますが、予定通りに感染者数激増となっています。都で1410人、
全国では3886人まで膨らんでいます。100人以上では大阪が380人、神奈川は539人
と完璧な危険ラインです。埼玉でも318人、千葉で244人となり、久々に北海道が111人
と出ています。テレビを見ていると政府の言いなりテレビ局は五輪開催週という事もあり(?)
論調を五輪開催万歳に変更、感染者数が多いことなど問題ではなく重症者が増えていない
事だけをあげつらい五輪開催ばんばんざい・・・と、言いたい放題になりつつあります。
 当方らにとってはどうでもコメンテーター連中ですが、ほぼ全員と言っても良いくらいその云う事
に変化が出ています。というか政府寄りの発言をしないとテレビに出られないので勝手にコメント
を変えてきたのでしょうが???残念なテレビ人間です・・・
 
 当方、だいぶ前から金曜日に限定して日刊ゲンダイを購入して愛読して来ましたが、現在は
ネット配信を申込み(月間2200円)、毎日眺めています。本日はその金曜日の毎週決まっている
コラムニストから3名のコラムを付けますのでご参考にしてください。まったくまともな3人です。
 適菜収・井筒和幸三枝成彰  ・・・の、三氏です。
 
 ① 適菜収
 
 
西村康稔の発言は「日本は普通の国ではない」を再確認させた
 
資金繰りに苦しむ飲食店へ圧力をかける行為(右、西村経済再生相)、菅首相の「承知していない」もないだろう(C)共同通信社 
 経済再生担当相の西村康稔が、飲食店に対する酒の提供停止などの要請を巡り、「金融機関から働きかけを行っていただく」などと発言し、騒動になった(7月8日)。
 
  これは金融機関が融資する側という立場を背景に、新型コロナウイルスの影響で資金繰りに苦しむ飲食店へ圧力をかける行為であり、そもそも法的根拠がない。公共の福祉のために私権の制限が行われるケースは当然ありえるが、法的根拠がないなら人治国家と変わらない。
 
  翌日、菅義偉は「私は西村大臣がどのような発言されたか承知していない。西村大臣はそうした趣旨の発言は絶対にしないと私は思っている」とすっとぼけたが、夕方には官房長官加藤勝信が「金融機関への要請はしない」と撤回。
 
  これはバカ閣僚がうっかり口を滑らせたという次元の話ではない。西村の議員辞職で済む話でもない。その後、この方針には内閣官房のほかに、財務省経済産業省金融庁も関与していたことが発覚したが(12日)、菅や加藤らも承知の上で国家の信頼を根本から破壊する活動を組織的に行っていたということである。
 
テレビ番組のワイドショーではコメンテーターがカマトトぶって「憲法違反の可能性がある」などと言っていたが、憲法はすでに有名無実化している。
 
  日本は新型コロナのパンデミック以前から、緊急事態に陥っていたのである。
 
  これは誇張でも比喩でもない。2017年2月8日、防衛相の稲田朋美陸上自衛隊の日報で南スーダンの戦闘が報告されていた件について「事実行為としての殺傷行為はあったが、憲法9条上の問題になる言葉は使うべきではないことから、武力衝突という言葉を使っている」と国会で発言。現役の閣僚が国が憲法違反をやっていると公言したわけだ。
 
  公文書改ざん、データ捏造、日報隠蔽、権力の私物化……。普通の国なら何度も政権が吹っ飛ぶ失態が繰り返されてきたが、責任の所在が曖昧なのは日本が普通の国ではないからだ。
 
  西村発言はそれを国民に再確認させた。
 
 
 ②井筒和幸
 
 
 
ジャッキー・チェンよ、香港人の自由などもう関係ないのか
 
 早いこと梅雨も明けてほしいし、今日でもいいから、「五輪中止宣言」を出してほしいもんだ。煩わしくて鬱陶しいだけだ。中止を求める市民の声など無視で、スガ政府は強行執行するつもりだ。客なしだろうが何でもいいんだ。開催さえすれば、コロナ感染が広がって、人が何人、重症になって生死をさまようことになろうが、まあいいやと踏んでるんだ。ワクチン遅れの大騒ぎも夏が過ぎたらテキトーに収まるだろという腹だ。来日した親玉バッハに、「よろしくご指導ください」だと。あんなヤツに指導されたくないわ。スガ政府は強行して「これで五輪もできた。ニッポンはやった」と言いたいだけだ。世界中から、中国、韓国、アジアの国々にバカにされたくないのだ。
 
  ほんとに「体裁」だけの国家だ。国民もいつも絶えず体裁を取り繕ってきたし、この国ではそうしないと嫌われる。日本全体がムラ社会で不寛容だし、あぶれ者は必ず疎外されてきた。誰もが臆病でひとりで反対の声も上げられない。テレビも五輪迎合体制に入ったし五輪反対を言うコメント屋もいなくなった。まあ、もとから様子見するコメント屋ばかりで「断固反対」のこぶしを上げる者はいなかったが。
何にしろ、息苦しい国だ。逃げ出したくなる。でも、中国の一党独裁強権国家になんて行く気は毛頭ないし、アメリカはトランプのコロナ対策はずさんで、差別分断の白人至上主義は気味悪くて住めないし、韓国も文字が分からないし食い物も合わないから1週間以上はもたない。イギリスも飯はまずかった記憶しかないし、フランスもドイツもあんな難しい言葉は覚える気もない。台湾も中国軍の脅威を感じると落ちつけないし、香港は確実に自由が消えてしまった。結局、どこにも逃げ場所がない。南半球が残ってるってか。オーストラリアの牛肉は硬いし、カンガルーは食べられないし、ブラジルじゃ多分、何の仕事も無理だろう。
 
  余談だが、あのジャッキー・チェン(写真=本人を間近で見たことはあるが、主演作は1本も見ていない)が、反体制香港人を取り締まる「国家安全維持法」を支持し、先日の共産党100周年記念の映画人シンポジウムでは「共産党員になりたい」とまで言ったとか。郷里の香港人の自由などもう関係ないのか。表現の自由や不自由なんてどうでもいいのか。「映画」は自由に生きていきたい人が撮るものだと思ってきたが、彼は何者だろう。
 
彼は故テレサ・テンと恋愛していたとか。でも、彼女の方は中国の「天安門事件」の前の本土での民主化デモ支援コンサートにも参加した台湾生まれの歌姫だった。「民主主義」や「自由」についての考えが違って別れたかどうかは知らないが、「共産党員が羨ましい」とも言う、中国に大忖度をしている人間の本当の顔が見えないのが、どうも解せないんだな。
 
 
 ③三枝成彰
 
 
 
 
政治を信頼しない国民と強権発動する政府との終わりのない堂々巡り
 
「自公以外に投票」という言葉がツイッターでトレンド入りした。我慢の限界に達した飲食店の怒りを端的に表したワードが、ネットで拡散したのだ。もはやこの政府を信頼している日本国民はいないのではないか。ウソにウソを重ねた安倍政権の“負の遺産”を継承した菅政権は、それをさらに劣化させた。政府にいるのは、つねに目上のご機嫌をうかがう者ばかり。そのくせ弱い立場の人間には威張り散らす。漫画のキャラクターでも、ここまで分かりやすい悪役はいないだろう。
 
  コロナにしても、数字を見れば、日本人にとってさほど怖くない病気だと分かっている。世界の死者数が13日現在で403万人なのに対し、日本は12日時点で1万5000人弱。アメリカの死者数だけと比べても、人口に2.6倍の差があるものの、あちらの60万人超えに対しておよそ40分の1だ。
 
  ここまで抑え込めているのは、日本の進んだ医療体制と、国民皆保険制度によって誰もが高価な薬を使えるためだ。保険制度のない国ではそうはいかない。米国は皆保険制度自体がなく、英国は医療保険制度はあるが、高額医療には使えない。今回のコロナ禍で亡くなったのは、いずれも貧しい人たちである。
遺伝的要因も見逃せない。「ネイチャー」誌にも論文が載ったが、コロナ重症化のリスク要因はネアンデルタール人のDNAに由来するという。日本人にとっては、がんなどに比べて圧倒的に死亡率が低い病気なのだ。それなのに政府は4回も緊急事態宣言を出し、国民生活を圧迫している。
 
  菅総理は世間からポンコツ呼ばわりされても淡々とした表情を崩さない。だが裏ではまったく違う、子分を恫喝するヤクザの親分のような一面を持っているのだろう。安倍内閣官房長官として情報と権力を一手に握り、政権運営に不都合な人間を次々と切り捨て、霞が関に恐怖政治を敷いた張本人だ。
 
  西村大臣の飲食店に対する「金融機関からはたらきかけてもらう」発言や、河野行革担当相の「接種のペースが速い自治体は、最適化を」発言が物議を醸しているが、すべては菅さんが「ちょっと脅かしてやれ」と指示して言わせているのだと思う。菅総理は大事なことを自分で言わず、つねに下の人間に言わせる。いざというときの責任回避を考えているのかもしれない。
 
そして政府から出てくる政策は、実効性を欠いたとんちんかんなことばかり。国民は政府に愛想を尽かし、ますます信頼をなくす。そこで総理はさらに強権をふりかざす……。まさに負のループであり、終わりのない堂々巡りだ。
 
  こうしてこの国は、どんどん失速していくのだろうか? これを止めるには、やはり私たち国民が選挙で民意を示すしかない。
 
  腰抜けの野党にカツを入れ、このふざけた政権に鉄槌(てっつい)を下すしかないだろう。
  マスコミの弱腰も、まるで戦時中に“先祖返り”したようだ。これには定年の延長と、人生100年時代の到来とが関係していると思う。石川達三の1955年の小説「四十八歳の抵抗」は、“初老”と呼ばれる50歳を前にした48歳の会社員が、若い女性と恋をすることで、男としての“最後の抵抗”を試みる話だ。当時の定年は55歳。50代はリタイアして老境に入る年齢だったのだ。
 
いまの定年は65歳。100歳まで生きる人も珍しくない。マスコミの人たちも、政権批判の記事を書いてクビになったら、40年近い余生をどうやって生きるのかを考えてしまうのだろう。おのずとペンの勢いもそがれ、弱腰になってしまうわけだ。
 
  国民の思考停止こそが、為政者の思うツボ。このままでは日本はどこに向かうかわからない。一人一人が目を覚まして冷静になり、政府の暴走を食い止めなければならない。
 
  また、天皇陛下が今回のオリンピックの開会式におひとりで出席される見込みで、天皇皇后両陛下や皇族方の観戦は取りやめになるそうだ。素晴らしいご判断に全面的に賛同する。
  本件こそいまもっともマスコミが報じるべきで、国民の目を覚まさせるニュースだと思う。
 
 
  ◎ この三枝氏の主張は至言です。当方も天皇陛下万歳!と言いたいぐらいです!!!
 
 
 最後に相撲を少し行っておきます。
 
 昨日の相撲も超つまらない内容でした。というかなんですかあの白鵬という輩は???
こんな奴に相撲は取ってほしくないものです。名古屋場所が今日終わりますが、横綱審議会
を緊急開催して白鵬角界から永久追放する決議を出すよう要望したく思います!
 取りあえず、北の富士さんのコラムだけは付けますのでご参考にしてください。
北の富士さんも怒り心頭で食事をする気もなくなったようです。
 
 
 
 
 
北の富士コラム】白鵬には愛想が尽きた…44回も優勝してもまだあのような汚い手段で優勝したいのか
 
◇17日 大相撲名古屋場所14日目(ドルフィンズアリーナ)
 
 結びの白鵬は率直に言わせてもらえば、とても正気の沙汰とは思えない相撲であった。ひと言で言えば、手段を選ばず勝てばいい気持ちが露骨に出た相撲といえる。
 
 解説の尾車さんも言っていたが、まるで「初っ切り」である。初っ切りならまだ笑いがあり楽しめるが、この相撲は背筋が寒くなるような、実に後味の悪い一番であった。
 
 かわいそうに正代は、強烈な張り手にぼうぜんとなり、反撃する気力を完全に失っている。もう一発ぐらい張られていたら倒れていたかもしれない。それでも白鵬の寄りをうっちゃってささやかな抵抗を見せたのが、せめてもの正代の意地だったのだろう。正代もとんだ災難に遭ったものだ。同情を禁じ得ない。
 
 白鵬は、こんな異常ともいえる作戦を思い付いたのはどうしてだろう。想像するに、正代のもろ差しを警戒するあまり思い付いたに違いないが、誰が見ても理解し難い相撲であった。
 
 私もこの世界に69年、いろいろな相撲を見てきたが、これほど度肝を抜かれたことはない。テレビ等でも見た人は多いと思うが、「いい相撲」だったと言う人は恐らく多くないと思われる。熱烈な白鵬ファンならあるいは「勝てばいい」と思う人もいるとは思うが、常識的な人なら好意的に見る人はいないだろう。
 
 私は、今までは白鵬の理解者と自負してきたが、この日を限りでやめることにした。人が何と批判しても、彼の相撲界に尽くした貢献度は、今まで3人いる一代年寄よりはるかに上と思ってきた。時には非常識な言動で問題を起こしても、文化の違いを理由に大目に見てきたが、この相撲ばかりは理解できないし、愛想が尽きた。
 
 44回も優勝してもまだあのような汚い手段で優勝したいのか。子供の相撲大会を10年も続け、そこから角界入りした子がたくさんいる。中には幕内になっている子もいる。すでに内弟子にも炎鵬、石浦、今場所幕下優勝した北青鵬の有望力士がいる。白鵬の弟子育成の手腕を買っていただけに、この相撲をこの子らにどう説明するつもりか。
 
 まあ今となっては、時既に遅しである。せいぜい千秋楽は全勝優勝をするが良い。しかし、まともにいっては照ノ富士には勝てないよ。まだ何かとんでもない秘策でもあるのか。たとえ白鵬が優勝しても、横審をはじめ昔から相撲を見ている人の反応は今から恐ろしい。バカなことをしてくれたものだ。
 
 千秋楽の一番、私は何の興味もない。頭に来ているので、もう飯食って寝ます。(元横綱
 
 
 本日は添付が多かったので量子物理学はまたお休みします。
 
 2回目のワクチン接種で熱が出ていたので”じゅんさい池1周ウォーキング”は2日間休みました。
本日から再開しますが、コロナより熱中症が怖くなってきたようです!昨日のヤフーニュースを
見ていたら、2回目のファイザー製のワクチンを接種した70歳代の男性が接種後4日目に
脳梗塞(?)を発生、2週間後に死亡したとのことです。当方も接種翌日には37.5℃の熱が
出て、体調もすこぶる悪かったので、これはやはり普通に毎年打つインフルエンザの予防注射
とはまったく違う代物だと決定せざるを得ませんでした。当方は今日で4日目ですのでやや不安ですね!
 
 
    では、また明日・・・・・