PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1488                     後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年8月27日(金)、現在は朝の6時15分です。
 
 昨日は暑かったですね!都では本年2度目の猛暑日である35.7℃を記録しました。
エアコン利用の部屋から外へ出ると頭がくらくらしました。昨晩はもちろん強度の熱帯夜
だったので、エアコン無しの就寝ができるのかどうか不安でしたが、意外と簡単に就寝
したようです。流石に朝方は熱中症予防の水分摂取過多のせいで何度か起きてしまいましたが
(夜間頻尿)、これは仕方ないことでしょう!?!
 昨日の午後2時頃、近所のスーパー”ヤオコー”へ行きましたが、外は暑かったですね!
本日のお昼の予定は孫娘を連れて回転すしの”はま寿司”へ行く予定にしていましたが、
はま寿司の”船橋咲が丘店”で9人のクラスターが発生したようなので、安全を期して、ここは
パス、近くのちょっと高級回転すしの”すし松”に変更するかラーメン店に変更することにします。
 当家のメンテナンスである外壁塗装とガレージのコンクリート打ち、二重窓の設置などの
施行の開始がどうも今月末日あたりになるようです。本当はもう少し涼しくなってからにして
欲しかったのですが、業者の都合もある事なのでそれでお願いすることになりそうです。
 
 昨日の感染数に行きます。都では相変わらず多めで4704人、全国では24321人です。
大阪が2808人と増加傾向で、京都は531人、兵庫が1088人です。福岡は1094人出て、
広島が354人、岡山も302人と出ています。三重が431人、岐阜でも382人です。
愛知は1815人と多く、静岡は638人です。近在では神奈川が2304人、埼玉1614人、千葉
は1452人です。遠方では沖縄が809人、北海道568人と出ています。
 
 本日から8月30日までは”イタチの最後っ屁”的な猛暑の最終攻撃がありそうなので、この
4日間の暑さとの闘いは些か厳しいものがありそうです!対コロナ禍と対熱中症の二つの
大試練に打ち勝つことが本年最後の真夏の大戦争となります。
 
 
 本日は植草氏の”食と農業”に関する記事を付けます。読んで下さい!
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/08/26
 
           食と農業の支配目論む巨大資本
 
               第3015号
本年9月にニューヨークで国連総会と並行して国連食料システムサミットが開
催され、フードシステムについての国際的な議論が行われる。
 
「食料システム」とは食料の生産、加工、輸送、および消費に関わる一連の活
動のこと。
 
国連のグテレス事務総長はサミット開催について次のように述べている。
 
「現在、私たちは、2030年までに持続可能な開発目標(SDGs)を達成するため
の軌道を大きく外れているという認識を新たにしています。
 
新たに発表された悲劇的なデータによれば、2020年に世界で飢餓に直面した人
は7億2,000万から8億1,100万人に上り、2019年比で1億6,100万人増となってい
ます。
 
コスト高に加え、高い水準にとどまる貧困、収入の不平等が重なり、世界中の
あらゆる地域に住むおよそ30億人が、いまだに健康的な食生活を送ることがで
きていません。
 
実際、飢餓はここ数年増加傾向にあり、2021年現在、私たちは世界中の人々の
基本的な権利であるはずのものを提供できていない状況にあります。
 
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は事態を悪化させ、不平等、貧困、食
料と疾病との間の関係を明らかにしました。1960年代半ば以降、世界の食料生
産は300パーセント増加したにもかかわらず、栄養不良が平均寿命の低下を招
く主な要因となっています。
 
気候変動は、飢餓を悪化させる要因であり、その結果でもあります。私たち人
間と自然との戦争には、すべての温室効果ガス排出量の3分の1を生み出す食料
システムも含まれます。それはまた、生物多様性喪失の原因の最大80%を占め
ています。」
斎藤幸平氏が指摘するようにSDGsの欺瞞に目を向けることも必要だ。
 
SDGsの核心はDevelopment=開発にある。
 
開発は表現を変えれば成長。
 
さまざまな問題を生み出している根源に資本主義の活動がある。
 
飽くなき利潤の追求が資本主義の運動法則。
 
この根本に対する考察を抜きに人類が直面している問題を解決することはでき
ない。
 
SDGsは資本主義の運動法則についての考察を抜きに、現行システムのなか
での問題の縮小を目指すだけのものであって、根本的解決に到達できる代物で
はない。
 
国連食料システムサミットの開催に合わせて日本政府が本年5月に
 
「みどりの食料システム戦略」
 
中間取りまとめをまとめた。
 
有機農業面積を2050年までに全体の25%まで拡大すること
 
ネオニコチノイド系を含む従来の殺虫剤に代わる新規農薬等の開発によりリス
ク換算で化学農薬使用量を50%低減すること
 
なども盛り込まれた。
 
一見すると良い施策のように見えるが強い警戒が必要だ。
 
政策連合(オールジャパン平和と共生)運営委員でヴィジョン21食政策セン
ター代表の安田節子氏が厳しく指摘する。
有機農業を拡大するというが、2018年時点で耕地面積全体の0.5%=2
万3700haの有機農業取り組み面積を、2030年に6万3000haにする
目標しか提示されていない。
 
それを2050年には一気に50倍の規模に拡大するという。
 
化学農薬の使用量をリスク換算で2050年までに50%低減する方針にも重
大な問題が隠されている。
 
これについても安田氏が厳しい指摘を示す。
 
提案は、2050年までの30年間、新規農薬が普及するまで、現在の農薬使
用を継続することを意味する。
 
EUが提示している「農場から食卓まで」戦略は、2030年までの農薬使用
半減を示す。
 
同時に、2030年までの有機農業25%を示す。
 
巨大な落差がある。
 
2030年から2050年に世界がどうなっているか想像もできない。
 
世界の枠組みが変わってしまっていることすら考えられる。
 
10年後から30年後にかけての、実態の裏付けのない想定に意味はない。
 
現時点から10年後までの変化、努力、実行こそ重要だ。
 
日本政府が「みどりの食料システム戦略」で示しているのは、「スマート育種
システム構築」と「ゲノム編集作物開発」。
 
鈴木宣弘氏が指摘するように、本来は「地域を喰い物にしようとする「今だ
け、金だけ、自分だけ」の人達を排除し、安全・安心な食と暮らしを守る、種
から消費までの地域住民ネットワークを強化し、地域循環型経済を確立するこ
と」が重要なのだ。
 
食料と農業の問題は私たちの命に直結する問題であると同時に地球の命にも直
結する重要な問題。
 
方向性を間違わないための十分な国民的論議が求められている。
 
農水省の「みどりの食料システム」戦略においては、イノベーション、AI、
スマート技術などの用語が並び、「高齢化、人手不足だから、AIで解決す
る」ことが記述され、地域社会の存続、農家の存続を危うくするとの連想がも
たらされる。
 
この点について鈴木宣弘氏は、「みどりの食料システム」戦略には、
 
「大規模化のための技術でなく、篤農家でなくても誰でも農業ができる技術を
普及することで、農業や有機農業のすそ野を広げ、農村に人を呼び込めるよう
にしたい」という意図が示されている」
 
とも指摘している。
 
現時点での方向性には不確定の部分があるということ。
 
しかしながら、国連が主導する動きの背後にグローバルな巨大資本の影がうご
めいていることは紛れもない現実だ。
 
国連食料システムサミットの責任者を務めるアグネス・カリバタ博士。
 
カリバタ氏はビル・ゲイツが創設したARGA(アフリカ緑の革命同盟)の議
長を務める。
 
ARGAはアフリカへの遺伝子組み換え作物やハイブリッド種子、化学肥料、
農薬持ち込みを推進してきた。
 
ビル・ゲイツ氏が国連に多額の寄附を行い、国連の動向を陰で操っている。
 
WHOに巨額の資金を提供してワクチンビジネスを陰で操っているのと同じ図
式が食料システムでもくっきりと浮かび上がる。
 
日本の「みどりの食料システム」戦略は、さまざまな問題に対する懸念が世界
的に高まっているゲノム編集を無批判に全面推進する姿勢を示す。
 
極めて重大な問題。
 
国連食料システムサミットには政府以外に企業関連団体も参画する。
 
参画団体のひとつであるcroplifeは巨大資本の結合体。
 
BASF、バイエル、コルテバ、住友化学シンジェンタ、FMCなどが加わ
る。
 
バイテク企業はスマート農業技術を含めて、食料システム全体をトータルに包
含するビジネスを指向している。
 
バイエルに買収されたモンサントは化学肥料市場に遺伝子組み換え作物をセッ
トするビジネス展開で急成長してきたが、この過程で2013年に農業プラッ
トフォームサービスのClimate Corporationを買収している。
 
農業システムの言葉が意味する「食料の生産、加工、輸送、および消費に関わ
る一連の活動」を一つのプラットフォーム上で処理するデジタル農業技術ソ
リューションを提供する企業だ。
 
ここに、GAFAなどのハイテク企業が加わり、巨大資本が巨大システムで統
御する農業が、種子から生産・加工・輸送・販売の全体を一括管理して利潤の
極限化を目指すビジネスモデルが構築される方向性を否定できない。
 
9月の国連食料システムサミットではビル・ゲイツが主導して、この方向性が
強くアピールされる可能性がある。
 
私たちが目指すべき方向はまったく違う。
 
鈴木宣弘氏が提唱する「種から消費までの地域循環型経済を確立する」こと
だ。
 
「種を握った種子・農薬企業は種と農薬をセットで高く買わせ、できた生産物
を安く買い取り、販売ルートは確保して消費者に高く売る。
 
さらに、IT大手と組んだ農業の工業化・デジタル化が進めば、食料生産・流通
・消費が企業の完全な支配下におかれ、利益が吸い取られる構造が完成する。
 
農家も潰れ、少数の隷属的農業労働者しか必要とされなくなる」
 
ことが強く警戒される。
 
鈴木氏は
 
「巨大な力に種を握られ、命を握らせてはいけない」
 
と警鐘を鳴らす。
 
大事なことは、地域で育んできた多様な種を守り、活用し、循環させ、食文化
の維持と食料の安全保障を確立すること。
 
自然・生態系の摂理に従い、生態系の力を最大限に活用する農業を大切にする
ことだ。
 
鈴木氏は、
 
「人、生きもの、環境・生態系に優しい農業が長期的・社会的・総合的に経営
効率が最も高い」
 
と指摘する。
 
国連の論議とこれに引き寄せられる日本政府の対応が根本的な誤りを犯す可能
性が極めて高い。
 
この流れを是正するための市民による取り組みが強く求められている。
 
同時に、資本の論理に対して厳しくくさびを打ち込むことのできる、自立した
革新的日本政府の樹立が必要不可欠になっている。
 
 
 毎日、超暑い日々が連続しますが、当方の体調はやや回復気味です。
腰痛と背中の痛みあたりはだいぶ良くなって来て、あともう少しのところまで
来たようです。禁酒は継続しますので当方の持病ともいうべき”痛風”の
痛みの発作はまずないとは思っていますが、何分にも今回と前回の禁酒状態
での採血で数値が宜しくなかったので仕方ない痛風薬の”フェベリク”の10mg
を毎朝の食後に1錠だけ服用して1ヶ月後に再検査…様子を見ることとします。
 
 後は少し涼しくなったら”じゅんさい池1周ウォーキング”を再開するぐらいが
今後の重要予定となります。こちらは体調に悪い影響が出たら即止めますので
大きな問題ではないと思っています。
 
 
 本日は量子物理学は付けるので勉強願います!
 
 
 
 
  人の意識で宇宙は無限に枝わかれする?
 キャロル・アレィが行った「遅延選択の実験」に見られるように、何十億年も離れた天体の過去を地球の観測者の意志で左右できるということは、逆に他惑星の知的生物によっても地球の過去が左右されることにもなる。
 しかし、そんな馬鹿なことが現実に可能なわけはない。そうだとしたら「この世」は支離滅裂な世界と化してしまう。
 しかし実験では、そうなると確認されている。いったい、どういう事なのか?可能性として考えられることは「個々人の意識が、それぞれの世界を創造している!」という事実である。「遅延選択」に見られる妙な実験結果も、実験者だけの世界に起こった現実だと考えらればつじつまが合ってくる。
 つまり実験を行った科学者には、そのように世界は変化するするが、他の人は何も変わらない。もし他惑星の知的生物が「遅延選択の実験」を地球に向けて行っても、われわれ自身は何も影響されないし、変化もしないことになる。
 アメリカの物理学者ヒュー・エベレットは、実験を行う度に宇宙は二つに分裂して、どちらの宇宙にも実験者が一人ずついて、宇宙は木の枝のように無限に枝わかれしていくというのである。
 眩暈のするような結論だが、荒唐無稽と笑って済ますことができないどころか、最先端の実験では、もっと凄まじい事実が次々と立証されているのが量子力学の世界なのである。
 
 テレパシー(超光速情報伝達」の存在を証明した量子力学
 量子力学における「波束の収縮」の原理に基づいたメカニズムを使用することによって、光のスピードでは1時間もかかるあなたの情報指令が十億㌔先の宇宙船に瞬間的に伝わってしまう。
 アインシュタイン相対性理論光速度不変の原理)からいって、そんな馬鹿なことが起こるわけがないというのが従来の科学だった。しかし驚くなかれ、近年の量子力学の精密な実験では、何とアインシュタイン理論の方が間違っていたことが証明されてしまったのである。
 現代科学がギシギシとキシミはじめ、物理学に大きな変化が起こると予想されるのは、こうした背景が存在するからである。
 
 
 
    以上です。ではまた明日・・・・・