PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1518                     後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年9月26日(日)、現在は朝の6時半過ぎです。
 
 曇天でやや肌寒い朝となっていますが、今日は一日中このままのようです。
明日からの3日間は晴天の秋日和が続き、その後は台風16号の影響もあり、
荒れ模様かもしれません。今日からほゞ休んでいた”じゅんさい池1周ウォーキング”
を再開しようかどうか迷っています。どうしても歩くと腰痛が発生しそうで心配だからです。
それでも一日に6000歩以下ならまず大丈夫でしょうから再開となるでしょう(?)
 今場所(9月場所)の相撲も今日までで、競馬も完敗続きから継続不可となっています。
超つまらない週末ですが、”毎日が日曜日”の巣篭り人生もそういつまでも続くわけ
ではないので、逆にこの境涯を愉しむぐらいのつもりで日々を過ごします。
 
 コロナ感染ですが、どうも実態がつかめませんね???昨日の都は382人と減少して
全国では2674人です。都より大阪の方が多くなり425人と出ています。愛知は213人、
埼玉が212人というところが多い地域です。今月いっぱいまでの予定で実施している
緊急事態宣言などこのままの減少傾向なら終了間違い無しのはずです。だからと言って
10月に入ったら即飲み会の連続という人たちもそう多くは無いでしょう!?!今後の
感染推移はもちろん読めるわけありません。ワクチン接種の状況はようやっと我が娘
あたりが第1回目の接種を終わったという程度です。遅々として進みませんね?
 高齢者の範疇の当方らにはコロナではなく通常のインフルエンザワクチン接種のお知らせ
(有料だが1500円)が来ました。やった方が良いかどうか迷います。昨年までは会社勤め人
であったことからも毎年11月に打っていました。本年はどうしようか思案中です。
 
 
 本日は添付が多いですが、取りあえず植草氏から行きます。
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/09/25
 
           誰が日本政治を支配しているのか
 
               第3038号
安倍・菅内閣の責任処理も行わず、国会の最大責務である国会審議も職務放棄
して自民党は祭り騒ぎに明け暮れている。
 
責任を問われるのはメディア。
 
自民党の党首選報道など、序盤、中盤、終盤の三度やれば十分だ。
 
あくまでも党内のコップのなかの権力闘争。
 
連日連夜、自民党党首選報道を行うのは公共の電波を用いた自民党宣伝に過ぎ
ない。
 
しかし、「及ばざるは過ぎたるに勝れり」。
 
変わり映えのしない同じ主張の繰り返しに市民は食傷気味。
 
対米隷属と新自由主義維持という米国の命令に隷従することで人為的に人気が
創作されている河野太郎氏が新党首に選出されないことが望ましいが、日本を
実効支配する米国の支配勢力が河野太郎氏を新党首に引き上げようとしている
から注意を怠れない。
 
日本政治を変えるなら、
 
1.対米隷属からの脱却
 
2.新自由主義経済政策からの訣別
 
を鮮明に打ち出すことが必要。
 
自公にこれを求めるのは無理なわけで、次の総選挙での政権交代を期するしか
ない。
 
ただし、経済政策では岸田文雄氏が「新自由主義経済政策」からの方向転換を
主張しており、この一点だけは重視されるべきだ。
 
問題はモリ・カケ・サクラの再調査、適正な責任処理を主張する者がいないこ
と。
唯一、野田聖子氏だけが森友再調査に言及したが、それでも、その後は腰が引
けている。
 
私たちが認識しなければならないことは、誰が後継党首になっても「同じ穴の
ムジナ」であること。
 
大事なことはいまの自公政治を変えること。
 
自公政治を刷新することだ。
 
第二次大戦に日本が敗戦し、GHQが占領統治を行った。
 
この占領統治に最重要の転換点があった。
 
日本の戦後史を理解する際に、最重要の視点はこの変節点の存在を明確に認識
すること。
 
1945年から47年の日本と1947年以降の日本は不連続。
 
戦後民主化の期間は当初の2年間しかなかった。
 
この変節点後の日本の軌道を「逆コース」と呼ぶ。
 
現在の日本は「逆コース」の延長線上に位置している。
 
自民党党首選が実施されているが、背後で糸を引いているのは米国の支配勢力
である。
 
米国への隷従を今後も続けるのか。
 
この点を真剣に考える必要がある。
 
この視点でいま、再度光を当てる必要があるのが2010年問題。
 
2009年に鳩山由紀夫内閣が樹立された。
 
日本の国民が自らの意思で日本政治を刷新した初めての偉業だった。
 
この鳩山内閣の再評価が必要である。
 
日本政治を支配する米国の支配勢力はいまなお鳩山友紀夫氏(名前表記変更
後)攻撃を続けている。
 
民主党政権の失敗」という刷り込みが国民に植え付けられている。
 
この事実は、日本支配勢力がいまなお、鳩山友紀夫氏に最大の警戒を払ってい
ることの証左。
 
叩かれる者ほど本物である。
 
この真実を認識する必要がある。
 
そのカギを握るのが2010年問題。
 
鳩山友紀夫元首相が主宰する東アジア共同体研究所YouTube動画「UIチャ
ンネル」を配信している。
 
毎週月曜日午後8時から1時間強の対談番組を放送。
 
この時間帯を過ぎてもタイムシフト視聴は可能。
 
9月27日(月)放送の第409回UIチャンネルに出演させていただく。
 
前回出演は本年2月15日。
 
ぜひご高覧賜りたい。
 
2009年8月30日の衆院総選挙を通じて鳩山由紀夫内閣が樹立された。
 
総選挙で鳩山由紀夫氏が率いる民主党が圧勝した。
 
総選挙投票率は69%を超えた。
 
現在の日本でも、政権交代は生じ得る。
 
このことを立証した。
 
鳩山内閣は画期的な政権だった。
 
1.対米隷属からの脱却
 
2.官僚支配構造の打破
 
3.大資本による政治支配の打破
 
の基本路線を明示した。
 
対米隷属からの脱却を象徴したのが辺野古移設の中止方針だった。
 
官僚支配構造を打破するために、官僚天下りの根絶方針が明示された。
 
大資本による政治支配を打破するために「企業団体献金の全面禁止」方針が明
示された。
 
日本政治の構造を根底から刷新する方針を明示した。
 
しかしながら、この革新性ゆえに鳩山内閣は短命に終わった。
 
戦後日本を実効支配し続けてきた支配勢力が総攻撃に出たからだ。
 
この勢力を「悪徳ペンタゴン」と呼ぶ。
 
悪徳ペンタゴンとは米・官・業・政・電による利権複合体のこと。
 
詳しくは拙著『日本の独立』(飛鳥新社)をご参照賜りたい。
 
悪徳ペンタゴンによる民主党に対する総攻撃姿勢は鳩山内閣誕生の3年前から
本格化していた。
 
2006年4月に小沢一郎氏が民主党代表に就任した瞬間から民主党を主導し
た小沢-鳩山体制に対する執拗な攻撃が始まった。
 
当初の工作活動の中心は小沢一郎氏失脚工作だった。
 
小沢民主党は2006年4月の千葉7区衆院補選で大逆転勝利を収めた。
 
ここから民主党大躍進が始まる。
 
翌07年7月参院選で大勝し、民主党参議院で第一党に躍り出た。
 
このなかで小沢一郎氏失脚工作が本格化した。
 
2007年秋の大連立構想、2008年春の日銀総裁・副総裁人事、2008
年秋の民主党代表選で、悪徳ペンタゴン小沢一郎氏失脚を目論む工作活動を
展開した。
 
しかし、小沢一郎氏はこれらの工作活動をくぐり抜けた。
 
そして、衆院総選挙が行われる2009年を迎えて悪徳ペンタゴンの工作活動
はついに禁断の領域に足を踏み入れた。
 
刑事司法の不正使用による小沢氏失脚工作の展開だ。
 
私は2009年1月に小沢一郎氏に対する悪質な工作活動がエスカレートする
ことを予知して記事を執筆した。
 
1月16日付記事
「手段を選ばぬ「悪徳ペンタゴン次の一手
 
1月21日付記事
西松建設事件に立ち込める政治謀略の匂い」
警戒は現実のものになる。
 
2009年3月3日、小沢氏秘書が突然逮捕される「西松事件」が勃発した。
 
小沢一郎氏は強制起訴までされたが、最終的に無罪を勝ち取った。
 
しかし、裁判で無罪が確定したのは2012年11月。
 
政権交代実現の最重要期間が謀略工作によって破壊されたのである。
 
2009年5月に小沢一郎氏が民主党代表を辞任した。
 
悪徳ペンタゴンは後継代表に岡田克也氏を就任させようとした。
 
鳩山由紀夫幹事長(当時)は小沢一郎氏と「一蓮托生」と述べていたため、小沢
氏が「引責辞任」していたら後継代表に就任できなかった。
 
しかし、小沢一郎氏は「引責辞任」しなかった。
 
「総選挙への悪影響を排除するために、筋を曲げて辞任する」と明示した。
 
このことにより、鳩山由紀夫氏が後継代表に就任できたのである。
 
そして、8月30日の総選挙で民主党は大勝。
 
「悪徳ペンタゴン」は二度とこの過ちを繰り返してはならないと誓った。
 
鳩山内閣発足に連動して、人物破壊工作の標的に鳩山由紀夫氏が加えられた。
 
悪徳ペンタゴン民主党内に潜伏していた対米隷属勢力を活用して、鳩山内閣
を政権内部から破壊した。
 
後継の菅直人内閣、野田佳彦内閣は、悪徳ペンタゴンによる傀儡政権である。
 
政策路線が対米隷属、官僚支配、大資本政治支配に回帰させられ、消費税増税
法が強行制定され、2012年12月の自爆解散によって安倍自民党に大政奉
還させられた。
 
米国が支配する日本の基本構造を正確に理解した上で日本政治刷新の再実現を
成就させねばならない。
 
 
 以上ですが、次には恒例の週末日刊ゲンダイコラムから3人の識者の記事です。
 
 
 ①適菜収
 
 
 
 
 
共産党・山添拓議員の書類送検は恣意的な警察権行使か? それともヘマなのか?
 
 共産党の山添拓参議院議員が、昨年11月3日に鉄道写真の撮影目的で秩父鉄道の線路内に許可なく立ち入ったとして、埼玉県警は9月16日付で鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)容疑で書類送検した。
 
  山添の説明や報道によると、この日は埼玉県長瀞町電気機関車を臨時運転するイベントが開かれており、地域住民により渡し板がかけられていた箇所を、列車が接近していない時間帯に他の複数の鉄道ファンとともに1秒程度で渡ったとのこと。地域住民による踏み固められた跡があり、道のようになっていたので生活道路の一部と誤解したらしい。
  これには多くの人々が呆れ返ったようだ。埼玉県警に対して、SNSには「総選挙前に共産党のイメージダウンが謀られたのではないか」という意見が多く投稿されていた。「この程度の微罪で1年も経ってから書類送検するのはおかしい」「公安が仕組んだ謀略ではないか」などと。
 
  たしかに、山添は政権批判の急先鋒だった。安倍晋三による「桜を見る会」の私物化問題や検察庁法案に深く切り込んでもいた。
 
  しかし、単なる推測と現実を一緒にしてはいけない。たとえ微罪であろうと、法律違反は法律違反である。陰謀論は不毛だし、なんらかの大きな力が働いたとも考えにくい。
  なぜなら今回の件で目立ったのは山添の誠実さであるからだ。彼は事実を丁寧に説明し、何度も謝罪した。それが共産党のイメージアップにつながった可能性もある。
 
  仮に権力の上層部の意向、あるいは忖度による謀略なら、そんな“へま”はしないだろう。
  問題の本質は、山添とともに線路を横切った「複数の鉄道ファン」が書類送検されたかどうかである。特定の職業の人間が狙い撃ちにされたなら、恣意的な警察権の行使と言わざるを得ない。これは「法の支配」の問題だ。メディアはそこを報じるべきである。
 
  国家の信頼を根底から揺るがす不祥事を次々と引き起こし、国会で虚偽答弁を続け、説明から逃げ回っている安倍晋三という男がいる。安倍政権下の2015年には首相補佐官が「法的安定性は必要ない」と暴言を吐いた。これは法治国家から人治国家への転落を意味する。恣意的な法の運用は確実に国家の息の根を止める。(敬称略)
 
 
 
 
 
 
Z世代の若者たちにスティーブ・マックィーンを薦めたい
 
 先週もだが、またしても若者の“不可解な”殺人事件が佐賀県の田舎で起こっていた。大学の薬学部4年の男子、25歳。まったく面識のない80近いお婆さんが昼下がりに庭で草取りをしていたところ、大学生がハンマーで頭に殴りかかって殺したのだ。緒形拳が演じた「復讐するは我にあり」の、強盗殺人場面も思い出してしまったが、犯人の中年男はカネ欲しさだった。
 
  この若者の動機は全く違う。「殺せる人を探していた」というのだ。男は1990年後半から2012年ごろまでに生まれた「ジェネレーションZ」と呼ばれる、記憶がある幼児の頃からネットやスマホが目の前にあり、デジタル機器に囲まれて育った世代だが、何を思いながら育ったのか、なぜ「殺せる人を探した」のか、それが分からない。高村薫の「冷血」(12年/毎日新聞社刊)の小説でも動機のない若い殺人犯が登場したが、このハンマー大学生も、心の中がまるで見えない。この世代の若者たちに、どんな映画を見せてやればいいかなと思うのだけど見当もつかないのだ。
 
若くして逝った我らのヒーロー、スティーブ・マックイーンも、ひどい思春期を過ごしてきた。賭け事が好きな曲乗り飛行士の父親が、ノミ屋の友人からスティーブという名をとって付けたまま息子を置いて消え、母親とインディアナポリスからロサンゼルスと引っ越すと新しい継父が現れ、殴られていじめられて育った。マックは商店街を荒らしまくる不良グループに加わって窃盗を繰り返したとか。とうとう、14歳になったマックは州立少年院に送られ、脱走しては戻されて、あらゆる重労働を体験したそうだ。
 
  コロコロ男を代える母から逃げて一人でニューヨークに出て、タンカーの船員になってキューバやドミニカに。そこで大工見習いをして、またテキサスに戻って売春宿でタオルボーイをしたり、油井で下っ端の石油掘りをしたり……はたまた、見せ物巡業の一団に入ったり、カナダまで放浪してきこりをした後、海兵隊員になったり。除隊後はサンダル工場に勤め、ボクサーを目指したり、マンハッタンでばくちの集金係や百科事典セットまで売り歩いた。ミズーリの農家出の少年は、いつの間にかコトやモノや人の情緒が分かる21歳の大人になっていた。家族はいなくても社会や友人が彼を育ててくれたのだ。
 
マックが定職に就こうと思った時、彼女に勧められたのが「俳優」だった。「あなたは別種類のハンサムよ。目がすてき、笑顔もいい。芝居の才能はあらゆるデタラメを体験してきたんだから心配なし。やってみるべきよ」と。
 
  孤独の青春を渡り歩いたマックはこうやって人生を見つけた。秋の夜には彼の名作が一番だろう。「大脱走」「ブリット」「ゲッタウェイ」「パピヨン」はもちろん、「ジュニア・ボナー/華麗なる挑戦」(72年)や「砲艦サンパブロ」(66年)なんて最高だ。Z世代の若者たちに見せたいものだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
ご立派な「負の遺産」を残した東京五輪 ウソを重ね招致した為政者たちは何を誇れるのか
 
 東京オリンピックに次いで、パラリンピックも閉幕した。精いっぱいの成果を出された選手と運営スタッフの皆さんには敬意を表したいが、この大会が日本に何を残したのか。試合を楽しみ、選手たちの勇姿に励まされた人も多いかもしれない。しかし、国民に残されたもののほとんどは「負の遺産」ではないか? これから国が国民に課すであろう“コロナ増税”に加え、“オリンピック増税”の負担がさらに私たちの肩にのしかかってくることを考えると、気が重くなる。
 
  東京都が今回のオリンピックとパラリンピックのために約1400億円かけて整備した恒久施設は「有明アリーナ」「東京アクアティクスセンター」「カヌー・スラロームセンター」「海の森水上競技場」「大井ホッケー競技場」「夢の島公園アーチェリー場」の6つだ。このうち大会後に年間収支で黒字が見込まれているのは有明アリーナのみ。他はすべて赤字だ。マイナスの額は1200万円から3億6000万円まで幅があるが、6施設の合計で年間7億3000万円もの赤字が出続けることになるそうだ。国や自治体の見通しは常に甘めに出ることを考えれば、赤字額はさらに膨らむと覚悟した方がいいだろう。
 
大会の予算を見ても、2013年の立候補当初は7340億円だったが、昨年12月時点では1兆6440億円と2倍以上になった。だが、実際には「3兆円を超す」という見方もある。1兆6440億円は大会組織委員会が公表した数字であり、それ以外に実態のよくわからない「関連経費」が膨大なのだ。その金額は東京都だけで7349億円。19年に会計検査院が調べた国の支出は1兆600億円に及ぶという。
 
  しかも、これらの全体像を把握し、監査する機関が存在しないことも問題である。組織委員会の武藤事務総長は、取り壊しや原状回復に時間を要する施設もあり、「決算を行うのは来年4月以降にならざるを得ない」と話した。それまで実態はヤブの中だ。
 
  関西大学の宮本勝浩名誉教授の試算によれば、今回のオリンピックの赤字は約2兆3713億円におよび、東京都だけでも1兆4077億円になるという。これは1400万人の都民1人あたり10万円にもなるとんでもない負担だ。
 
組織委員会には損失を補填する経済力はなく、原則として東京都が負担することになるが、それも難しければ国の負担にもなる。
 
  武藤事務総長は「開催都市が負担するのが基本だが、詳細は組織委員会と東京都と国が話し合って決まる」と言い、丸川五輪大臣は「都の財政規模を考えると、都が補填できない事態は想定しがたい」とのたまった。4月以降にどのような数字が出てくるにせよ、組織委員会と東京都と政府による三すくみの構造のなかで、責任の押しつけ合いになることは容易に想像がつく。
 
  だいぶ以前から“ハコモノ行政”の弊害が叫ばれているが、オリンピックもその例に漏れなかったということか。「フクシマはアンダーコントロールだ」「夏の東京はスポーツに最適」「コンパクトな大会にする」とウソを重ねて招致した東京オリンピックパラリンピック2020。2兆円だの3兆円だのを費やして、為政者たちが世界にアピールしたかったものは何なのか。確かに、とてつもなくご立派な「負の遺産」は残ることになった。
  その後始末を国民に押しつけて涼しい顔を決め込んでいるリーダーたちが、政界引退後に自身の回想録を出すとしたら、2021年の日本に「負の遺産」を残したことも誇らしくつづるのだろうか。
 
 
 ということで相撲に行きます。
 
昨日の今場所優勝争いに関わる重大取り組みは3番のうち2番はあっけなく
2力士が簡単負けで終了、一人残った妙義龍だけが本日の優勝争いに入ることが
出来ました。本割で妙義龍が明正に勝って照ノ富士が結びの一番で正代に負ければ
優勝決定戦となります。まあ、現状で正代が照ノ富士に勝てる確率はゼロに近いので
ほゞ照ノ富士の今場所の優勝は決定事項でしょうか(?)。
 千秋楽の本日ですが、最後の最後にワンピー姐さんの登場を期待したいです。
昨日はワンピー観音様が不在でやはり奇蹟的な結果は一つもありませんでした。
今日は是非お願いしたいものです!!!
 
下に北の富士さんのコラムを付けますが、やはりこの方は食べ過ぎですね!?!
もう、80歳まじかなのですから一日の消費カロリーは1000㌔カロリーでも多いくらいです。
コラムを見ていると通常では一日に3000㌔カロリーは食べているようです。それは
おでんも赤とんぼのサンドイッチも飛騨牛のステーキも当方でも食べたいぐらいですが
それらの一つぐらいに押さえましょう。当方などは昨晩久々に和牛ステーきを食しましたが、
精々100gチョイぐらいしか食べていません。勿論赤ワインも飲んでいません。
 当方は所謂晩酌(軽く1合ぐらいとか?)は苦手です。飲むなら酔うぐらいまで飲みます。
という事は酒のつまみ(あて)も当然多くなり北の富士さんと同等ぐらいになります。
このままコロナに関係なく禁酒は続けるべきでしょうね!?!もう後の時間(生きている時間)
が少なくなって何時死んでもおかしくないぐらいになったらそれほど毎日死ぬほど飲むことに
します。それまでは禁酒励行です・・・???。
 
 
 
 
勝った後の妙義龍のなんと格好のいいこと。俺が女だったらただでは済まさないね【北の富士コラム】
 
◇25日 大相撲秋場所14日目(東京・両国国技館
 
たった今、テレビで相撲を見終えたところです。さて飯を先に食うか、それとも原稿が先か、しばし考えた末に、相撲の内容を忘れないうちに書くことにしました。
 
 まず3敗力士の相撲からいきましょう。遠藤は逸ノ城にうまく取られて突き落とされた。足腰のいい遠藤だが、簡単に食ってしまった。意外にあっけない負け方であった。やはり遠藤にも優勝の意識はあったはずで、体が思うように反応しなかったのだろう。表情には出ないが、体に出たということだ。
 
 緊張といえば、阿武咲にも同じことがいえる。当たり負けしないよう必要以上に頭を下げすぎたため、明生の変化に足がついていけなかった。期待の一番だったので良い相撲を見たかったが、明生にしても背に腹は変えられず、変化に活路を見いだした。あまり褒められた相撲ではないが、かといって新三役で勝ち越したい気持ちは痛いほど理解できる。しかし、今後はいけません。癖になると明生の成長は止まることになる。
 
 さあ、残るは妙義龍だけとなった。相手は大関正代。順当に見れば、とてもかなう相手ではないが、このところの正代は大関とは名ばかり。ひとつも怖くない。
 
 正代の体当たりを、低い立ち合いから両前みつを引いた妙義龍。さあこれからどうするかと思ったときには、すでに走っていた。正代の体が浮き上がり、とても残せるどころの話ではない。まさに電光石火の出足であった。立ち合って2、3秒の勝負であった。
 
 勝った後の妙義龍のなんと格好のいいこと。俺が女だったらただでは済まさないね。表情ひとつ変えずに、インタビューにも冷静に受け答えをしていた。お江戸のお相撲さんの風格を感じさせる好力士だ。千秋楽も頑張って、照ノ富士に最後まで食らい付いてもらいたい。あまりにも妙義龍に入れ込みすぎて、危なく照ノ富士のことを忘れるところだった。
 照ノ富士貴景勝の一番も気合の入った内容だった。立ち合いは照ノ富士の踏み込みがなく、貴景勝に攻められた。激しい突き押しに左が取れない照ノ富士は苦戦する。貴景勝はよく攻めたが、照ノ富士の体勢が徐々に低くなっていく。逆に貴景勝の突きが出なくなり、引く場面も出てきた。これは明らかにスタミナ切れと見る。
 
 照ノ富士は余裕が出て、左から再度引っ張りこんで、ついに左上手を取った。こうなると勝負がついたも同然。今や伝家の宝刀になってきた左上手投げで豪快に投げ捨てた。
 
 やはり強かった照ノ富士。千秋楽の相手は正代に決まった。願ってもない相手である。まず負けることはあるまい。物事には絶対はないと以前に言った覚えはあるが、今回の場合は間違いない。もし負けたらどうすると言われそうだが、妙義龍が勝てば決定戦になるのだから、いいではないか。ま、楽しくやりましょう。そして飯にします。
 
 今夜はすごいごちそうだ。まずおでんが2カ所から届いている。どちらも名店のおでんである。両方食べ比べよう。それから西銀座「赤トンボ」のサンドイッチ。飛騨牛のステーキ。それに私が昼に作ったナスの煮物。キュウリの酢の物。さすがに全部は無理だ。
 
 14日目に着たジャケットが小さくなっていた。場所が終わったらダイエットすることにします。それでは失礼します。(元横綱
 
 
 みなさまは相撲には大きな興味はないと思いますが、分りづらいランク付けを少し
憶えておきましょう!
 
 幕内(横綱大関→関脇→小結→前頭)が最高峰で通常はこの勢力の取り組みが
大相撲です。此の下に十両が来ますがこの十両になるとならないでは雲泥の差です。
十両になると給料が出て、部屋があてがわれ、付き人も付きます。十両以下は
人間ではありません。御世話役です。所謂幕下となりますが、(三段目→序二段→
序の口)と続いてここまでです。最近、当方は仕事をしていないので幕下の相撲
も観るようになりましたが、新たな新力士を見ていると大学卒の力士が大いのに
驚かされます。幕下に就け出されたとたんに優勝したりします。当然ですね、学生時代に
プロ並みの相撲を取って来たのですから!?!
 それでもなかなか十両に成れないものです。勿論、その上の幕内など夢のまた夢です。
そう見ると横綱など雲の上どころではありませんね。
 何時も紹介する元横綱北の富士さんなどは横綱引退後は協会の仕事を続けて
65歳で引退。その後70歳代でも(もう80歳近い)NHKの解説をずっとやっていられなど
の人材は世界中でただ一人です。ややボケ混じりの解説が最高に心地よいのだから
文句は言えません。舞の海など本当なら出る幕はありません。
 
 では、本日、ワンピー姐さん(観音様)の登場を祈願してここまでにします。
添付が多いですが全部読んで下さい!!!
 
 
 ではまた明日・・・・・