PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1558                     後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年11月5日(金)、現在は朝の6時45分です。
 
 今日も晴天の1日が開始されました。この晴天は日曜日まで続き、その後の2日間ほどは
曇りや雨模様ですが、それでもまたその後は晴天が続くようですので心配無用です。
 昨日もそうでしたが、所謂行楽日和というやつが到来です。当方、昨日は外出して
6軒ほど熟しました。今日は”じゅんさい池1周ウォーキング”と《笑がおの湯》ぐらいにして
おく予定です。
 
 昨日のコロナ感染は都で14人、大阪20人で全国でも158人と減少傾向継続です。
それでも日本人は律義者が多く(というか全員と言っていいか?)、マスクの不着用者は
ほゞ見かけません。当方、現在は禁酒中なので外飲みの居酒屋等へは行ってないので
どんな状況か???です。家の近くの飲み屋さんあたりはけっこう遅くまで開けているように
見受けますがどうなんでしょうか?
 
 巣篭りの”毎日が日曜日”人間には日々やることと言ったら適当にテレビを見るか読書を
する以外に本当に何もありません。このところの当方の読書形態は同時併読で5冊ほど
を適当に読み廻している状態です。哲学書や歴史書などはなかなかページが進みませんが、
身体やコロナ禍に関する著作は2~3日で読了するので時が経過したら再再読をしています。
 現在も併読は①古代史の正体②万葉集に出会う③謎解き”罪と罰”④ドストエフスキー
創作の問題⑤新訳不安の概念・・・あたりでしょうか! 今書いた5冊などは難解な著作ばかり
なので本当にページは進みません。コロナ関連や身体に関する著作はこの数日で3回転以上
するぐらい読みこなしていますので、当面は難解な著作ばかりを読むことになります。
 
 
 本日は植草氏のコラムと量子物理学を添付します。添付記事が切れました。
興味のある大事な記事などは毎日あるわけではないのでご容赦ください。
 
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                              2021/11/04
 
             共闘派と反共闘派の分離熱烈歓迎
 
   第3071号
共産党と共闘する勢力」と「共産党と共闘しない勢力」との間にある違いは
何か。
 
違いが重要で決定的なら、両者が同居することに矛盾と無理がある。
 
共産党と共闘しない勢力」の代表が「連合六産別」と「国民民主党」。
 
この人々の主張は次の傾向を持つ。
 
1.戦争法制=安保法制を容認
 
2.原発稼働を容認
 
3.新自由主義経済政策を容認=消費税増税を容認
 
これが基本政策。
 
これに対して「共産党と共闘する勢力」の主張には次の傾向がある。
 
1.戦争法制=安保法制に反対
 
2.原発稼働ゼロ
 
3.共生の経済政策=消費税減税・廃止
 
これが基本政策。
 
根本的な相違がある。
 
この勢力が同居していることに矛盾がある。
 
2017年に旧民進党立憲民主党と国民民主党に分離したとき、矛盾解消が
期待された。
 
立憲民主党が「共産党と共闘する勢力」として分離・独立したと理解された。
 
実際、立憲民主党共産党選挙協力を得て議席を増やした。
 
ところが、紆余曲折があった。
 
背景に「共産党と共闘する勢力」が拡大することを阻止しなければならないと
いう既得権勢力の思惑があった。
 
1960年に民社党が創設された。
 
日本の革新勢力が一枚岩で連帯することを阻止するための工作だった。
 
民社党の創設に資金支援したのがCIA。
 
民社党の支援母体とされたのが大企業御用組合連合体である「同盟」だった。
 
日本の革新勢力が大同団結して選挙に臨むと、いつでも政治刷新、政権交代
生じ得る。
 
実際、2009年には鳩山内閣が誕生した。
 
日本の既得権勢力にとっての「悪夢」だった。
 
この「悪夢」を繰り返さないこと。
 
これが日本の既得権勢力の至上命題である。
 
旧民主党=旧民進党が分離・分裂して、「共産党と共闘する勢力」と「共産党
と共闘しない勢力」に分かれることは、既得権勢力にとって極めてリスクが大
きい。
 
立憲民主党と国民民主党に分離・分割されて、この方向感が鮮明になった。
 
共産党と共闘しない勢力」としての国民民主党が弱体化して立憲民主党が拡
大した。
 
この状況を踏まえて、日本の既得権勢力が立憲民主党に手を入れた。
 
立憲民主党をかく乱し、立憲民主党が「共産党と共闘する勢力」として純化
ることを阻止しようとした。
 
工作部隊の先頭に立ったのが「連合」。
 
「連合」は旧同盟系組合と旧総評系組合が核になって構築された連合体だが、
その主導権を確保したのは旧同盟系組合である「六産別」。
 
電力、電機、自動車、鉄鋼、機械、金属、繊維、流通等の大企業御用組合連合
だ。
連合加盟組合員数は約700万人。
 
そのうちの約6割に当たる約400万人が「六産別」組合員。
 
全労働者の6%に過ぎない。
 
全労働者の6%に過ぎない大企業御用組合連合が立憲民主党に介入し、立憲民
主党が振り回されている。
 
CIAをバックボーンとする彼らの目的は対米隷属・新自由主義追求日本政治
を堅持すること。
 
この目的から、日本の革新勢力の大同団結を妨害している。
 
立憲民主党がこの混乱から抜けきれないなら、新たに革新連合を創設すること
が必要になる。
 
共産党、れいわ、社民と立憲民主党内の革新勢力が大同団結することが必要に
なる。
 
立憲民主党が第二自公の方向に進むなら国民民主党と差異がなくなる。
 
両者が合流しても主権者の強い支持は得られない。
 
政治刷新を求める日本の主権者は、第二自公勢力と明確に訣別する判断を示す
ことが必要になる。
 
今回の総選挙で立憲民主党が獲得した議席数は96で改選前から13議席減。
 
政権交代の可能性すらあった状況を踏まえれば歴史的大惨敗。
 
2010年7月総選挙における菅直人民主党大敗北に匹敵する。
 
このときは菅直人氏が党代表、首相の椅子にしがみついた。
 
その結果、民主党は奈落に転落した。
 
今回は枝野幸男氏が辞意を表明したから、このときよりは適正な対応が示され
ている。
 
しかし、立憲民主党が第二自公路線と訣別して革新勢力としての方向を明示で
きなければ党勢の回復は難しい。
 
2022年参院選でも敗北を重ねることになるだろう。
 
日本の主権者多数が日本政治刷新を求めている。
 
安倍・菅政治が9年近くも続き、日本政治の腐敗が進行した。
 
特定秘密保護法、戦争法制、共謀罪創設などの悪法制定が強行され、憲法解釈
まで憲法改正の手続きを踏まずに強行された。
 
森友、加計、桜の疑惑はすべてが低次元の政治私物化事案。
 
これらの問題について、現時点でもなお真実の解明と適切な責任追及が行われ
ていない。
 
新自由主義経済政策が強行され、日本は世界有数の格差大国に転じた。
 
一般市民の生活は困窮を極めている。
 
労働者一人当たりの実質賃金は2012年から2020年の8年間に5.6%
も減少。
 
フルタイムで働いて年収が200万円に届かぬ者が全体の2割を超え、400
万円に届かぬ者が全体の55%に達している。
 
大企業御用組合は一般労働者の幸福を追求しない。
 
大企業の利益増大だけにしか関心を示さない。
 
この政治を変えるには、自公政治に対峙する市民と政治勢力が結集するしかな
い。
 
これが野党共闘の考え方。
 
総選挙に向けて共産党に対する誹謗中傷がエスカレートした。
 
共産党のイメージを引き下げることによって「野党共闘」を攻撃した。
 
彼らがなぜそこまで共産党攻撃をするのか。
 
常軌を逸した攻撃を目撃したら疑うことが重要。
 
常軌を逸した攻撃を受ける側に真理があることが圧倒的に多い。
 
激しい攻撃は「正義の証明」と言える。
 
共産党が激しく攻撃されるのは、共産党が政治の不正に厳しい視線を注ぐか
ら。
 
森友にしろ、加計にしろ、桜にしろ、事実を精査して不正を表面化させた最大
の功労者は共産党だった。
 
政治資金の不正に対しても厳しい視線を注ぐ。
 
金権腐敗の既得権勢力にとって、これほど嫌な存在はない。
 
既得権勢力は天皇制、日米安保自衛隊についての共産党の考え方を批判する
が、その前に1998年の社会党との連立政権樹立についての考え方を総括す
るべきだ。
 
共産党天皇制、日米安保自衛隊について、直ちに現行制度を変更すること
を求めていない。
 
共有する基本政策を実現するために「閣外協力」することを表明しているだ
け。
 
共産党を含む野党共闘に問題は存在しない。
 
・対米隷属の日本政治
 
原発の稼働推進
 
新自由主義経済政策の推進
 
を目指す日本の既得権勢力は、この目的のために革新勢力の大同団結・連帯を
恐れる。
 
野党共闘」こそ最大の脅威。
 
そのために野党第一党に工作勢力を潜伏させている。
 
立憲民主党では「昔の名前で出ています」のオールドメンバーが顔をそろえる
が、枝野幸男氏の後継代表にオールドメンバーが就任しても何も変化しない。
 
重要なことは徹底的な路線論争を明示すること。
 
その上で、基本路線が異なる勢力の「同居」を解消することが必要不可欠だ。
 
共産党と共闘しない勢力」が存在してもよい。
 
だが、このことは「共産党と共闘する勢力」が存在する論拠にもなる。
 
基本方向が真逆の勢力が同居することが主権者に対する背信
 
基本路線を明確にし、路線を異にする者が分離・分裂することが必要だ。
 
基本をおろそかにするから、いつまでも同じ混乱を繰り返す。
 
2010年に上梓した
『日本の独立』(飛鳥新社
にこの問題を明記した。
 
その混乱がいまなお解消されない。
 
共産党と共闘する勢力」と「共産党と共闘しない勢力」が分離されて、主権
者に明確な選択肢が提供されることが重要だ。
 
 
 量子物理学
 
 
 
 
  祈り(思念エネルギー)で願望は達成される
 
 量子力学における最も衝撃的な結論は、「人の意識が現実を創造する」という事実だった。それも宗教でいう単なる言葉だけの教えではなく、厳密な実験と検証で「この世」の基本原理であることを実証したのである。科学は「この世」の隠された秘密の一端を、ようやく世紀末にいたって暴き出したといえる。
 人の意識が「死後の世界」を大きく支配しており、どんな遠方にも思念するだけで瞬時(超光速)に行けるとスウェデンボルグは語っている。
 ミクロ世界では、人が見るという行為だけで素粒子は瞬間的に存在を変え、テレパシーのごとき超光速で内部情報を交換し合っている。「この世」も基本的にミクロの法則に支配されているわけだから、われわれの想念が現実を創り上げていることも創り上げていることも間違いない。
 量子力学の結論は、これまで科学の対象外とされてきた宗教上の多くの概念を、正統化学の高みへと引き上げることができることを示している。
 
 祈りに代表される思念パワーには「空間の物性」が大きく関与している。空間が有する物性に対して思念パワーがダイレクトに同化すると、それが物体内部の隅々を透過して素粒子の運動状態に変化を生じさせる。思念パワーが素粒子の創生や消滅に直接的に関与し、そこに現実としての森羅万象が生じてくるわけである。保守的な科学者は「心というものが見えるのか、五感で感知できるのか?」というだろう。しかし意識(心)は見えないけれど、存在することは目に見える物質よりも確かなことである。
 人間の意識の問題について、現代科学は明確が結論を出せるまで進んでいない。科学が「思念パワー」の存在を無視してきたのは、空間の物性を何ら掌握できなかったという理由からでしかない。
 欧米のノーベル賞クラスの大脳生理学者たちは、「人間は脳で考えるのではなく、脳はコンピュータのようなもので、心というプログラマーが別に存在して脳を操っている」と主張している。
 
 
 
    では、また明日・・・・・