PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1574                     後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年11月21日(日)、現在は朝の7時20分です。
 
 朝の早い今時分は好天ですが、今日は夕方あたりから降雨となり明日は
一日中雨模様の予報が出ています。それでもその後の週間予報では雨マークは
皆無となり好天が連続するようなので、秋空が満喫できそうで有難いことです。
 
 昨日のコロナ感染ですが都で16人、大阪で17人となり全国では112人と少な目
が普通になりつつありま、けっこうな事です。
 
 当方、本日というか昨晩は久々の熟睡8時間達成となりましたが、やっぱりこれだけ
寝れると体調にも影響があるのか、毎日のように襲う上半身の疲れ・痛み・凝りのような
症状は無くなっています。今日は日曜日なので整形外科のリハビリ(低周波治療)は
お休みなので”じゅんさい池1周ウォーキング”だけ行ってきます。明日は雨予想なので
歩きは止めて、リハビリ後に床屋と《笑がおの湯》にする予定でいます。
 
 
 本日の添付は植草氏の他に恒例の週末の御三方のコラムを付けますので読んで下さい!
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/11/21
 
               第二自公と反自公は別政党が当然
 
                第3084号
民主党代表選が告示された。
 
投開票日は11月30日。
 
逢坂誠二首相補佐官(62)
小川淳也元総務政務官(50)
泉健太政調会長(47)
西村智奈美元厚生労働副大臣(54)
 
の4名が立候補した。
 
10月31日の衆院総選挙で立憲民主党が大惨敗し、枝野幸男代表が引責辞任
したことに伴う代表選。
 
代表選では衆院総選挙の総括が必要不可欠。
 
メディアは枝野氏が共産党を含む野党共闘を推進したことが敗因であるとの説
を流布するが実態は違う。
 
枝野幸男氏は総選挙に際して共産党との共闘を冒涜していた。
 
「「野党共闘」というのは皆さんがいつもおっしゃっていますが、私の方から
は使っていません。
 
あくまでも国民民主党さんと2党間で連合さんを含めて政策協定を結び、一体
となって選挙を戦う。
 
共産党さんとは(共産、社民、れいわの3党と一致した政策に)限定した範囲で
閣外から協力を頂く。」
 
枝野氏は、共闘の対象は国民民主と連合であって、共産、社民、れいわとは共
闘しないと述べていた。
 
10月23日に都内で行われた市民団体のイベントでも、立憲民主党の枝野幸
男代表が共産党志位和夫委員長との記念写真撮影を拒絶した。
 
枝野氏は野党共闘を推進したのでなく、野党共闘に背を向ける対応を示し続け
たというのが実態。
 
しかしながら、立憲民主党議席減が現状にとどまったのは、多くの選挙区で
共産党などが候補者擁立を取り下げたため。
 
共産党を含む野党共闘のおかげで議席減を小幅にとどめることができた。
 
枝野幸男氏は野党共闘の恩恵を最大に享受しながら野党共闘を冒涜する発言を
重ねていたのである。
 
立憲民主党大惨敗の主因は枝野幸男氏の「コウモリ対応」にあったと総括でき
る。
 
議席を得るために共産党等による候補者擁立取り下げの恩恵を最大に享受しな
がら、野党共闘を冒涜する言動を重ねた。
 
このために、共産党との共闘を否定する支持者は維新への投票に向かい、野党
共闘に賛同する支持者は投票を棄権した。
 
衆議院総選挙では小選挙区制が軸になっており、政権与党の自公に勝利するに
は野党陣営の候補者一本化が重要だ。
 
参議院選挙でも勝敗のカギを握るのは1人区で、衆院同様に野党の候補者一本
化が重要である。
 
立憲民主党代表選の記者会見でも各候補者が候補者一本化の重要性を指摘し
た。
 
しかし、基本政策路線が異なる勢力が共闘することは適切でない。
 
選挙に勝つことは手段であって目的でない。
 
基本政策路線が異なる勢力が共闘して政権を獲得しても、実際に政権が発足す
れば基本政策路線の相違が浮かび上がり、政権運営は混乱するばかりだ。
 
したがって、基本政策を共有する勢力が連帯することが重要なのだ。
 
「政策連合(オールジャパン平和と共生)」はこの主張を提示してきた。
 
基本政策を共有する政治勢力と市民が連帯して候補者を一本化すること。
 
これが重要なのだ。
 
衆院選における立憲民主党の失敗は「基本政策路線の共有」という土台の部分
論議をおろそかにしたことにある。
 
基本政策が異なるのに共闘するなら「野合」だ。
 
広く主権者の支持を得ることはない。
 
代表選においては、その根本を徹底的に明らかにすることが必要だが、各候補
者はその核心部分を明らかにしようとしない。
 
「選挙のために分裂は好ましくない」の声ばかりが強調される。
 
「選挙のために分裂は好ましくない」として基本政策路線を確認しないまま、
あいまいに共闘路線を進んだ結果、党内がばらばらになり、支持者の離反を招
いたというのが今回の衆院選ではなかったか。
 
主権者にも異なる考え方がある。
 
共産党と共闘するべきでないと考える者。
 
基本政策を共有できる以上、共産党と共闘するべきだと考える者。
 
どちらの考え方も全否定されるべきでない。
 
基本的な考え方を共有できる者がひとつにまとまることが重要だ。
 
党内に相容れない二つの考え方がある以上は別々の道を進むのが適正。
 
政党は「選挙互助会」でない。
 
基本的な理念、哲学を共有する者の集合体だ。
 
立憲民主党が本末転倒な対応を改めぬ限り、大いなる飛躍を望むことができな
い。
維新や国民民主党は自公と基本政策路線を共有する。
 
維新に至っては自公よりも右側に軸足がある。
 
国民民主党も隠してきた牙をむき出しにし始めた。
 
維新と国民民主党共産党との共闘はあり得ないとしている。
 
立憲民主党内でこの考えを持つ者は国民民主党と合流することを検討するべき
だ。
 
他方、自公の政治運営に正面から対峙する基本政策路線を保持する勢力が存在
する。
 
平和主義の堅持
原発稼働ゼロ
共生の経済政策
 
を主張する勢力だ。
 
この勢力は共産党との共闘構築を是認する。
 
相容れない対立する政治勢力が同居するところに問題の本質がある。
 
主権者は基本路線が明確でない政党を支持しようがない。
 
「選挙を戦えないから分裂は避けたい」というのは本末転倒。
 
基本路線が異なるなら、ひとつの政党として主権者に訴えることが主権者を冒
涜する姿勢だと非難される。
 
立憲民主党が「共産党と共闘しない勢力」と「共産党と共闘する勢力」とに分
裂し、「共産党と共闘しない勢力」が国民民主党等と合流し、「共産党と共闘
する勢力」がひとつにまとまれば、野党勢力は二つの塊に分化することにな
る。
 
自公に対峙する勢力として、どちらの勢力が伸長するのかを決めるのは主権者
である国民。
 
共産党と共闘しない勢力」は「第二自公」と呼ぶべき存在になる。
 
共産党と共闘する勢力」は「革新勢力」と表現できる。
 
日本の二大政治勢力
 
「自公と第二自公」になるか
 
「自公と革新勢力」になるかは、
 
日本の主権者が決める。
 
重要なことは主権者に明確な選択肢を提示すること。
 
ひとつの政党に「第二自公」と「革新勢力」が同居する状態では、主権者はこ
政治勢力を選択できない。
 
この意味で立憲民主党は自己中心主義を改めるべきだ。
 
立憲民主党のために主権者が存在するのではない。
 
主権者のために立憲民主党が存在するなら、立憲民主党は主権者の前に、明確
な政策路線を明示するべきだ。
 
党内に相容れない異なる二つの基本政策路線が存在するなら、党が分裂して、
それぞれが明確な単一の政策路線を主権者に提示するのが公党としての責務
だ。
日本の主権者の多くは、これまでの自公政治が大企業優先、対米隷属、平和主
義放棄のリスクの高いものであるとして、これを刷新するべきだと考えてい
る。
 
「革新勢力」を支持する主権者の分厚い層が存在する。
 
「革新勢力」による政権奪取が現実味を帯びれば、多数の主権者が選挙に参加
して政権奪取が実現する素地が十分にある。
 
これが具現化したのが2009年8月総選挙。
 
この選挙で民主党が大勝した背景に共産党の全面的選挙協力があった事実を見
落とせない。
 
共産党を含む革新勢力の共闘は、いつでも政権奪取を実現するパワーを有して
いる。
 
だからこそ、既得権勢力が共産党を含む野党共闘を徹底的に恐れる。
 
野党共闘に対する過剰なまでのネガティブ・キャンペーンは既得権勢力の野党
共闘に対する恐怖の巨大さを表している。
 
立憲民主党代表選を通じて、主権者の目線で、党の分離・分割を真剣に考察し
て実行することが強く求められている。
 
 
御三方は敵菜収→井筒和幸三枝成彰 の三氏です。
 
 
 ①敵菜収
 
 
 
 
それでもバカとは戦え 
 
問題人物を引き寄せる「維新の実態」政策以前の不祥事オンパレードを振り返る
 
問題人物ばかり…(「日本維新の会」の松井一郎代表と吉村洋文副代表=右)/(C)日刊ゲンダイ 
 
「維新の会周辺にはなぜ犯罪者が多いのか」と問うのは順番が逆だ。問題を起こすような人物だから維新に接近していくのである。順法意識や社会性の欠如、短く言えば、人間性の欠如。前回に続き、「思い出に残る維新の犯罪ベスト10」を振り返る(逮捕容疑や肩書などは発生当時)。
 
【第5位】中学生を恐喝
 
  衆院選愛知5区から出馬を予定していた府議の山本景が、通信アプリ「LINE」を通じてトラブルになった女子中学生に「ただでは済まさない」などのメッセージを送り恐喝。山本は無断で小学校のフェスティバルで児童に名刺を配ったり、下校途中の中学生たちを自分の事務所内に入れていた。中学生を脅すというのがいかにも維新的。
 
【第4位】金銭の不祥事
 
政務活動費の流用など、維新とカネの問題は多すぎて記載しきれない。事務所賃料のうち9割を政務調査費で支払いながら、事務所オーナーの父親からキックバックを受けていた市議の飯田哲史のような素朴なものから、配布していない政策ビラの印刷代金を政務活動費に計上し、不正受給していた市議の小林由佳のような手の込んだものまで幅広い。
 
  また、経営する整骨院で療養費をだまし取っていた市議の羽田達也や、診療報酬を過大に請求していた歯科医院を実質的に管理し、治療にあたっていた歯科医で衆院議員の新原秀人ら、チンピラ出身だけではなくインテリ層も悪事に手を染めるのが維新の特徴でもある。
 
【第3位】変態系
 
  週刊誌に女性の足の臭いを嗅いでいる写真を掲載された市議の田辺信広。同じ場所にいた市議の井戸正利が女性の胸を触っている写真も流出したが、その弁明の言葉は素晴ら
「胸を触ったのは事実です。でも揉んだわけではない」
 
【第2位】中国からカネ
 
 市駐車場私物化の中谷恭典府議、市役所に家庭用サウナを持ち込んでいた市長の冨田裕樹らセコイ連中も多いが、カジノを含むIR汚職事件で、中国企業から現金を受け取っていた衆院議員の下地幹郎とか、やりすぎにも程がある。
 
【第1位】維新という罪
 
  ここに挙げた犯罪や不祥事の数々は一部にすぎない。これは政策がどうこう以前の話だ。社会のルールを守ることができない集団は政治に関わる資格はない。
 
 
 ②井筒和幸
 
 
 
 
岸田政権はカネ以前にドタマが回っていない 下層庶民をナメるなよ!
 
 岸田政府は、庶民に給付金をまだ払わないで、世帯主の収入がどうだこうだとほざいてる。そんなこと選挙前に決めてたんじゃないのか。ドタマが悪いヤツら。社会は相変わらず沈滞したままだ。株や金融経済などどうでもいい。一番多い下層庶民に今、金を配らないでいつ配るんだ。正月の餅代じゃないぞ。今現在、金に困り果ててまともに生活していない庶民がどれほど多いことか。我ら映画屋などその日暮らしもいいところだ。持続化給付金も出ない。役所は芸術の何を知っているのか。
 
  1年前の年末、オリックスの元社長も躊躇なくあらゆる人たちに最低限の生活資金を配ることだと言ったのを思い出す。企業は貯め込むだけで、金は家計に行き渡るわけがないのは政策の失敗だからすぐ変えなければならないと。非正規雇用は賃金が安過ぎるし消費に回らないと中学生でも分かるように「とりあえず毎月1人10万円でも配ったらどうだ」と言っていた。たった1回の10万円が何の役に立つんだと財務大臣も皮肉られた。企業人に喝を食らわされて1年経つのに、まだ金は配られない。政府はカネ以前にドタマが回っていない。それで為政者か。
 
一刻も早く給付金を配らないと、またジョーカーもどき殺人事件が起きそうな毎日。でも、家賃6万円で専門学校の学費が10万円かかる女子はガールズバーにバイト出勤だ。でないと退学だ。退学したら人生がまた見えなくなる。都内の某私立大学ではひもじい学生に、無料で食料や文具や生理用品を配るのも3度目で、バイトもない1000人以上が並んだとか。こんなにモノがあふれて豊かなのにこんな貧しい国なのだ。毎月の食費を1万円に切り詰めて夕飯を食べない学生も多い。今の青春モノの邦画で100円のパン1個で暮らす学生など描かれることはないだろうが。最底辺は広がっている。金持ちは税金をまけてもらっている。政府は根本から考え直すことだ。
 
  腹が減っては戦も勉強もできぬと立ち上がる学生はいない。デモをして反乱を起こすこともない。皆、おとなしいもんだ。生まれた時から親の期待に沿おうと無理して自分を殺してきたし、クソな大人の政治も元から信用していないのだろうが。
 
我らが若者だった70年代は、大人どもに疎まれるだけで上等だった。「造反有理」「連帯を求めて孤立を恐れず」で、いつでも闘うぞと燃えていた。ピンク映画の映倫審査でも検閲者にカットされそうになると怒鳴りつけて抵抗した。今、20代の若者が不憫でならない。自由な未来を切り開いてやろうと親身になって思う政治家はどこにいるんだ。打算の政治屋に出くわしたら、怒鳴りつけてやりたい。
 
  貧しい庶民に毎月10万円、給付したらどうだ。セーフティーネットもヘチマもあるか。誰もの人生が壊れかけてるんだぞ。セコい政治屋ども! 下層庶民をナメるなよ。
 
 
 ③三枝成彰
 
 
 
 
 
甘さや美しさよりも重要なのは、新しさやメッセージだ 日本の音楽家はもっと壊すべき
 
ショパン国際ピアノコンクールで2位入賞の反田恭平さん(左)と4位の小林愛実さん(C)共同通信社 
ショパン国際ピアノコンクールで2位入賞の反田恭平さん(左)と4位の小林愛実さん(C)共同通信社
 
 先日のショパン国際ピアノコンクール2位の反田恭平さんは日本の若手を代表する素晴らしいピアニストだ。本選の演奏も素晴らしく、1位のブルース・シャオユー・リウさんを超えていた。
 
  あくまで私の見立てだが、反田さんが1位に選ばれなかったのは伝統を重んじて冒険がないと思われたのではないか。彼の演奏はショパンの魅力を存分に生かした多くの聴衆に好まれるものだった。甘く美しいショパンだ。しかしそれは西洋音楽のプロには評価されない。いかに新しい切り口を見せるか、斬新で独自の解釈をしているかが重要で、美しいかどうかは問題ではない。
 
  18世紀にベートーベンが登場し、音楽の概念を変えたことがきっかけだ。それまで音楽は「商品」で音楽家は「職人」。教会や王侯貴族の注文に沿う楽曲を作ればそれでよかった。しかしベートーベンは音楽は「芸術」で楽曲は「作品」、音楽家は「芸術家」だと定義した。
 
彼は作品にメッセージを込めた。「第九」では王様と乞食は同じ人間だと伝えている。当時の階級社会では危険思想であり、ゆえに再演まで22年もかかった。そして交響曲に歌を入れるという、前代未聞のルール違反を犯した。
 
  これはサッカーで手を使うような反則で、「第九」は当時の交響楽において両性具有のごとき奇怪な作品だった。
 
  しかし、そこまでして伝えたいことがベートーベンにはあった。音楽を「他のあらゆる美術より価値が低い」とした哲学者カントと「その時代の精神を宿さないものは芸術とは呼べない」としたヘーゲルへの回答だった。
 
  それ以来、音楽には常に「新しさ」や「メッセージを持ったもの」を打ち出すことが不文律となった。人間をより高め、心の栄養となるものに価値があり、甘さや美しさや情緒を評価しない精神性が生まれたのだ。チャイコフスキーラフマニノフプッチーニらの甘く美しい音楽は日本でも人気だが、独・仏はもとよりイタリアでさえハリウッドの映画音楽のようだと言われ評価されない。小説なら芥川賞直木賞の違いだ。
 
また商業音楽に手を染めた者は二度と純音楽には戻れないのだが、日本では戦後、オーケストラ音楽を書ける作曲家がおらず、武満徹、團伊玖麿、黛敏郎らは両方を書いた。私や池辺晋一郎もそうだが、今では完全に二極化している。
 
  今回優勝のリウさんは中国系カナダ人だが、近年のクラシック音楽界のアジア勢の席巻ぶりは凄い。ラン・ラン、ユンディ・リユジャ・ワンら若手ピアニストはCDの売り上げでも常にトップを独占している。彼らの凄さはその独自性にある。西洋音楽の伝統など意に介さず、新しい切り口を見せたことが高い評価を得た理由だ。日本人は歌舞伎などで伝統を重んじるのと同様に西洋音楽の伝統を尊重し、近づけようとしがちだが中国人は違う。西洋人は新しい解釈を聴きたいのだ。
 
  ブーイングも評価のうちで、賛否両論あって一人前だ。オペラでもブーイングを浴びたことのない演出家には仕事が来ない。
 
 日本では「ベートーベンらしく弾け」と教えられるが、中国では「君の好きなように弾け」と言われる。その違いだ。もっと自由に壊さなければ、クラシック音楽の未来はない。中国の14億の人口も未開の市場として大きな力を持っている。そこまで踏まえて見なければ、コンクールの裏にあるものも理解できない。
 
  日本の音楽家も、もっと壊すべきだ(政治の世界も)。
 
 
 
 それでは相撲に行きます。
 
 北の富士さんのコラムにあるように照ノ富士貴景勝の取り組み以外はどう見ても
つまらない内容の取り組みが多くガッカリな福岡場所です。
最大の関心事であるワンピー姐さんのご来場だけが期待の場所となっています。
 昨日も当方は1時半ぐらいからBS・NHKを見ていましたが。ワンピー姐さんは
2時近くにはご来場されていました。そのまま席を立つ気配もなく6時過ぎまで
毎日同じ席に鎮座ましています。大変な事だと思いますが観音様ですので後の
7日間は何とか頑張ってほしいものです!
 北の富士さんはすでにもつ鍋を3度も食べたそうです。年齢が年齢ですのでその点は
お気をつけ願いたいと老婆心ながら物言いを付けたくなる次第です。
 コラムにあるように解説の仕事は本年で終わりではなく、このまま死ぬまで(あと何年かは
?)頑張ってくださいとだけ言っておきます。
 
 下にコラムを貼り付けます。
 
 
 
 
北の富士コラム】全勝は照ノ富士貴景勝の2人だけ…カギ握るのは御嶽海だろう 鶴竜親方は話し上手
 
2021年11月21日 05時00分
 
 7日目の相撲は少しも盛り上がらなかった。特に後半戦はアッという間に勝負が決まる凡戦の連続。テレビ観戦していた私もついウトウトしてしまったぐらいだ。
 
 だからどんな内容だったか思い出せない。原稿を書く気になれない。貴景勝照ノ富士の相撲は両者が好調だけに、この日の対戦相手には勝機は薄いと予想していたので、この結果は許せる。しかし残る相撲は引かれてすぐ落ちる。寄られると残せない。こんな相撲ばっかりであった。
 
 しかし、相撲は面白くなかったが、鶴竜親方と舞の海君の解説者とアナウンサーの話はなるほどと思わせるところがあって、大いにためになった。特に鶴竜親方はいいところを突いていた。
 
 大栄翔や霧馬山が引かれて前に落ちた相撲を、鋭く指摘していた。鶴竜親方いわく、ともに当たって前に出る時につま先立って上体だけで押しているのが、前に落ちる最大の原因である。まさしく同感である。
 
 私も若いころは、そんな立ち合いをしていたときもあった。今は亡き出羽錦関に「かかとを上げて押すのは荷車を押すときだけだ」とよく注意を受けたものだ。足先だけで押すと確かに前に出る時はスピードが付くが、横の動きには足が付いていかないのである。
 
 それから今の力士達の大きさも指摘していた。日本人力士はさぞ耳が痛いことだろう。この話は力士たちだけではなく、指導にあたる親方衆も真剣に考えるべきだ。体が大きくなれば相撲が強くなるというのはもはや幻想である。それと稽古量と内容である。
 
 その他にも鶴竜親方は時々、冗談も出る。例えば、玉鷲の見事な相撲を年齢をごまかしているのではないかと。舞の海君も懸命に食い下がったが、鶴竜君の勝ちだったようだ。元横綱稀勢の里の荒磯親方といい、鶴竜親方といい、現役時代は口数の少ない代表のようだったが、実に話が上手である。
 
 私も舞の海君もしっかりしないと、NHKをお払い箱になりそうだ。8日目からもっと真面目にやらねばいけない。早くも中日である。
 
 阿炎が負けて全勝は照ノ富士貴景勝の2人だけ。どうやら私の場所前の予想が現実味を帯びてきたようだ。カギを握るのは御嶽海だろう。とにかくもっと面白い相撲を見せてくれ。これまでの内容ならお客さんに申し訳がない。
 
 それから6日目は失礼しました。何とか約束の時間に間に合いました。そしておいしいおすしをいただいてきました。今場所はなぜか食事に誘われることが多いと思っていたが、その謎が解けました。おそらく私は今年が最後になるらしいとうわさとなり、一席設けてくれているようである。
 
 そういえば、ここ10年間「今年が最後」と言うのが口癖になっていたと大いに反省しています。来年もまた来ます。きっと来ます。死んでも来ます。それではそろそろ飯にします。本日はルームサービスにしましょう。もつ鍋はもう3度も食べました。鍋焼きうどんも悪くない。
 
 ではまた明日。
 
(元横綱
 
 
 次に競馬に行きます。
 
 昨日は2レースだけチャレンジしましたが惜しい所で馬券は取れませんでした。
本日はG1の”マイルチャンピオンシップ”というのが行なわれます。
先週に引き続き穴馬から今回は3点買いにしました。先週のような大荒れは無いと
見て、それでも穴は明けそうな予感がするので穴馬から買いました。
これで負けるようなら来週のジャパンカップ以外は当面休むことにします。
 
 
 と書いていたらもう8時が過ぎました。本日は天気の良い今のうちに
じゅんさい池1周ウォーキング”へ行ってきます。お昼はもちろん家飯で更科7割蕎麦
を当方が茹でて戴く予定です。
 
 
  それではまた明日・・・・・