PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1592                    後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年12月9日(木)、現在は朝の7時ちょうどです。
 
 しかし、よく降りましたね!今朝もまだ一昨日以来の降雨が継続しているかのような
空模様で鬱陶しい状況です。天気予報によると今朝の6時から1週間先までは全部
晴れマークが付いています。この通りになってほしいものです。
 これだけの降雨は台風とかの暴雨時と変化がないくらいの大雨でした。
今朝の”じゅんさい池1周ウォーキング”は道がぬかるみ過ぎと思われるので止めます。
今日はリハビリの後、ニトリに若干の買い物に行く予定です。その後は《笑がおの湯》
にしましょうか?
 
 昨日のコロナ感染は都が21人、大阪が13人と出て、全国では136人とやや多めです。
変異種のオミクロン株ですが、昨日で我が国の4人目の感染者が出たようです。
今後の推移が心配ではありますがこの程度で進んでいくなら大問題ではないでしょうか?
 
 昨日は便秘対応の下剤薬をパスしたせいか排便無しの一日となりました。まあ、一日や
二日ぐらいの便秘状態は見過ごすことにします。問題は明日以降です。何しろ一昨日の
排便は超ド級の多さだったので今日ぐらいまで排便無しでも仕方ないでしょう!
 
本日の添付は植草氏の記事が無いので、日刊ゲンダイの佐々木医師のがん検診について
の記事を載せます。後は量子物理学でお願いします。
 
 
 
がん検査「CT」「MRI」「PET」はそれぞれわかることが違う
公開日:2021年12月08日
更新日:2021年12月08日
?by 佐々木常雄
佐々木常雄氏(C)日刊ゲンダイ
 
「がんの検査で、CT、MRI、PETはどう違うのですか?」
 
 先日、患者さんからこんな質問がありました。今回はこれらの検査について簡単に説明します。
 
 CT(コンピューター断層撮影装置)、MRI(磁気共鳴画像)、PET(ポジトロン断層撮影)検査は、がんだけではなく、体の病変を画像で診断するものです。
 
 CT検査は体の断面を撮影し、複数の写真をコンピューターで処理して画像にするものです。新型コロナ感染症においては、肺炎の有無を診断するのに有用です。がん診断では最も基本的な画像診断です。体を横断した像で、がんの存在、転移の有無、ステージの確定、再発の有無、治療効果判定において不可欠な検査といえます。
 
 CT画像は、腫瘤の存在や大きさなど、客観的な画像が得られます。軟部組織など正常臓器との区別には造影剤の投与が必要で、造影剤投与による反復撮影(ダイナミックCT)、つまり造影前・造影中(動脈相、門脈相など)・造影後の画像により、血行動態から病変の質的診断に役立ちます。
 
 最近のCTでは頚部から骨盤まで10秒ほどで撮影でき、体幹部の横断とそれに直行する縦断(冠状断、矢状断)などで画像を再構築できるため、立体的な3次元像が得られ、正常臓器との位置関係が分かりやすくなっています。
 
 MRI検査は、体の細胞に含まれる水素原子を磁力と電波によって揺さぶり、原子の状態を画像化したものです。軟部組織のコントラスト分解能が高いので、CTではコントラストがつきにくかった脳、肝臓、子宮、骨軟部の腫瘍の診断に有用性が高く、特に骨、神経、血管、靱帯、椎間板、半月板を映すことも可能です。しかし動くもの、心臓や腸管は像がぶれてしまうためできません。
 
 MRCP(MR胆管膵管撮影)は、MRI装置を用いて胆嚢や胆管、膵管を同時に描出する検査です。胆管がん、胆嚢がん、膵臓がんをはじめ、ほかに膵嚢胞性疾患、胆管や膵管などの解剖学的異常、胆石、総胆管結石の診断に役立ちます。
 
 このMRI装置の高性能化により、全身を一度に検査できるようになったものが「ドゥイブス(DWIBS)撮影」と呼ばれています。
 
■組み合わせて診断する場合も
 
 PETは、がん細胞が正常細胞より糖代謝が高進していてたくさんのブドウ糖を必要とすることを利用した検査法です。FDG(放射性フッ素を付加したブドウ糖)という検査薬を注射し、がん細胞に取り込まれたブドウ糖の分布を画像にします。がんの箇所にFDGが強く集積するので、正常組織との“違い”がコントラストよく描出されるのです。
 
 ただし、糖尿病などで高血糖の状態では正確な結果が得られないことがあります。また、がんではなくても、ブドウ糖が集まりやすい脳、心臓、消化管、腎盂、尿管、膀胱など、また炎症を起こしている部位では、がんの診断が困難です。
 
PET/CT検査はPET検査とCT検査の画像を重ねてがんの位置を診断します。PETでFDGが集積した位置が、解剖学的にどこなのかをCT画像で明らかにするのです。
 
 全身MRIやPET検査は一度に全身の検査ができますが、いずれの検査でも消化管の診断は苦手です。食道や胃については胃内視鏡あるいは胃X線検査、大腸では便潜血反応で陽性であれば、大腸内視鏡検査が必要です。
 
 CT検査とPET検査では放射線を使いますから、「被曝」が気になります。CT検査の放射線量は1.4~3.5ミリシーベルト、PET検査で使う検査薬のFDGから放出される放射線量は3.5ミリシーベルトです。FDGから出る放射線は時間とともに減り、尿から排泄されます。
 
 人の健康に影響するのは、通常100ミリシーベルト以上だといわれていますし、日本人は通常の生活でも年間平均1.2ミリシーベルト放射線を受けているといわれています。検査での被曝量はそこまで心配する必要はないでしょう。しかし、妊娠している、あるいは妊娠している可能性がある方は、必ず医師と相談してください。胎児は放射線の影響を受けやすいためです。
 
 
 
  次に量子物理学です。
 
 
 
 
  スウェデンボルグが伝える「霊界構造」の要約
 
 「この世」とは、霊界という広大無辺な空間の中にポッカリと浮かんでいる一つのゴムの球のようなもので、このゴムの球である「この世」の周囲はすべて霊界で取り囲まれている。しかし実はゴムの球の中(この世)も一種の霊界で、そして他のすべての霊界が「この世」に染み込んでいる。
 
 ●「この世」以外のすべての空間は完全な霊界なのだが、ゴムの球(この世)の中だけは例外的に物質界と霊界の二つの世界が同じ空間に共存している。だから同じ空間に、二つの物質が共存することもできる。単に空間の性質が違うだけなのだ。
 ●霊界(死後の世界=幽界)は、「この世」の背後にぴったり寄り添って実在している。それは金貨の表と裏のようなもので、本来は別々の世界ではなく一つの世界なのである。そして「幽界」と「この世」の二つは、それを含めた別の大きな世界の一つの部分なのである。
 ●人間の生命の源は霊界の太陽である。霊界の太陽は不思議なことに人々の正面に常に位置して輝いている。
 ●霊界ではあらゆるものが意識を有しており、とくに人の意識が霊界では強く関わり干渉し合っている。
 ●「この世」の人の意識も霊界へ影響を与えているが、それ以上に霊界エネルギーは「この世」に強く干渉している。
 ●霊界では距離やスピードという観念は存在しない。人の意識は瞬時に伝わり、行きたい場所を意識するだけで瞬時に移動できる。
 ●「霊の世界」を大まかに分類すると、「天国界」、「中有界」(精霊界)、「地獄界」の三つになる。また、それぞれが同じように三つの世界に分かれて、下層に行くほど凶悪な霊の住む恐ろしい世界になる。どの霊界に行くかは、あなたの有する本性次第となる。
 ●人間が死後に天国界で幸福な生活に入るのも、また逆に地獄界に入るのも、その人の生涯の報酬や罰として入るのではない。。自分の霊質に合致した霊界に入るのである。人間であった時の意識と記憶そのままに、死後に永遠に生を送ることになる世界のほとんどを決めてしまうのである。
 ●このようなことが人々に理解されないのは、「この世」の物質的な習慣に従って考えているために過ぎない。
 
 
 昨日は行きつけのセルフのGSで給油しましたが、やや多くなって零して
しまいました。当方行きつけのGSはコスモ石油で専用カード利用です。それでもリッター
あたり158円しています。高くなったもんです。
 GSの後はそこより少し先にあるラーメン店”丸源”で期間限定の肉ワンタンメンを初めて
食して見ました。ここは量は少な目ですがまずまずの味と言っていいと思います。
暮れにはここの冷凍餃子を多めに予約していますので暮れから正月は餃子三昧となりそうです。
 
 
 では今日はここまでです。また明日・・・・・
 
 
 
 

          PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1591                    後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年12月8日(水)、現在は朝の7時40分です。
 
 今朝はやや遅目の書き出しとなったPNCですが、ただ寝過ごしただけのことです。
大したことはしていなくても早めの就寝も簡単にできるという事が判明しただけです。
用事があって何時には起床しなければ…は、まったくありません。好きな時間に寝て
好きな時間に起きているだけの巣篭り”毎日が日曜日”人間です。
 
 朝の今の時間帯では結構な降雨が続いています。気象庁は大雨・雷・強風・波浪
の各注意報を我が地区に出して継続中です。本日は夜ぐらいまで雨降りのようです。
明日以降は一転晴れてずっと晴天の日々が連続するようなので鬱陶しいのは今日
1日だけのようです。
 
 コロナ感染数ですが昨日の都は19人、大阪が15人と出て、全国では115人と
なっています。毎週火曜日は多めに出ますので妥当な件数でしょうか!?!
 
 昨日はやや下痢気味の排便が都合で6回あり、所謂宿便的な腸内に止まった便が
全部排出されたような気がしています。超おめでとう・・・と言いたい朝です。
特に最後の2回の排便は強烈でした。2日に1回ぐらいは励行したいものです。
 
 本日は整形外科クリニックが休みなのでリハビリは無しで”じゅんさい池1周ウォーキング”
も雨なので行きません。午前中にはGSでガソリンを補給がてら丸源でワンタンメンを
食し女房を市川駅まで送るぐらいが予定となっています。午後は読書ぐらいしか過ごす
縁(よすが)は無いという事です。
 
 
 今朝の添付は何時もの植草氏と年金関連の記事です。今後は生きずらい世の中に
なりますね???
 
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                                 2021/12/07
 
             革新勢力を潰そうとするCIA工作
 
                 第3098号
日本政治の今後を考えるためには、これまでの経過を正確に振り返ることが必
要。
 
現在は過去の延長線上に位置し、未来もその延長線上に位置するからだ。
 
小選挙区制度の下で政権交代は生じないと述べる者がいるが、これは事実に反
する。
 
2009年、日本の主権者は自らの意思で政権の刷新を選択した。
 
鳩山民主党は2009年8月総選挙に大勝した。
 
この選挙では投票率が約7割にまで上昇した。
 
政権交代が生じないのは政権交代を生じさせる状況が生まれていないことが原
因であって、政権交代は起こり得ないと考えるのは事実誤認。
 
2009年の政権交代は画期的な意味を有していた。
 
敗戦後日本の政治構造を根底から刷新する壮大な構想が描かれていた。
 
鳩山内閣は三つの重要な公約を提示した。
 
第一は辺野古での米軍基地建設を中止すること。
 
第二は官僚の天下りを根絶すること。
 
第三は企業団体献金を全面禁止すること。
 
米国による日本支配、官僚による日本支配、大資本による日本支配の基本構造
を打破しようとした。
 
それだけに、日本の既得権勢力の反発はすさまじかった。
 
日本既得権勢力の本尊は言うまでもない。
 
米国の支配者である。
 
米国の支配者が基軸になって鳩山内閣に対する総攻撃が展開された。
 
鳩山由紀夫氏、小沢一郎氏に対する人物破壊工作が遂行された。
 
目的のためには手段を選ばぬ卑劣で不正な攻撃だった。
 
そして、重要なことは鳩山内閣を破壊するために、民主党内に潜む既得権勢力
が工作者として活用されたこと。
 
辺野古移設見直しを阻止したのは民主党内の閣僚だった。
 
 
彼らが忠誠を尽くしたのは内閣総理大臣ではなく日米合同委員会、米国の支配
者=ディープ・ステートだったと考えられる。
 
最重要課題の辺野古移設見直しを妨害された鳩山首相は、そのことで退陣に追
い込まれた。
 
鳩山内閣は米国、官僚機構、大資本という日本の既得権勢力の中核をなす米官
業トライアングル支配の構造を打破しようとした。
 
そのために、これらの勢力から総攻撃を受けた。
 
既得権勢力が刑事司法とマスメディアを支配していることが大きい。
 
鳩山首相が総攻撃を受ける様子を間近に観察した菅直人氏は既得権勢力の側に
寝返った。
 
寝返ることにより権力を奪取したのである。
 
この意味で2010年7月に重要な断絶がある。
 
日本政治刷新を目指す革新政権は2009年9月から2010年7月までの9
ヵ月で終焉した。
 
2010年7月に発足した菅直人内閣は既得権勢力による傀儡政権に転落して
いた。
 
菅内閣は発足すると直ちに辺野古米軍基地建設を容認するとともに、党の公約
を破棄するかたちで消費税率を10%に引き上げることを2010年7月参院
選公約として提示した。
 
この菅直人内閣が参院選で惨敗したのは当然の帰結だった。
 
菅直人氏は参院選菅内閣に対する信任選挙だと位置づけた。
 
毎日新聞インタビューで、このことを明言したのは枝野幸男幹事長。
 
選挙に惨敗した菅直人氏は、この瞬間に辞職するべきだったが、そこから1年
も首相の座に居座った。
 
後継首相に就任するべきは当然、小沢一郎氏だったが、9月14日に実施され
民主党代表選は歴史的な不正選挙だったと考えられる。
 
茨城県の筑波学園郵便局に郵送された党員・サポーター投票の集計を委託され
たのが株式会社ムサシ。
 
投票用はがきにはプライバシー・シールが貼られていなかった。
 
大量の小沢一郎氏票が廃棄された疑いが濃厚である。
 
菅直人氏は続投し、翌年には野田佳彦氏が後継首相に就任した。
 
野田佳彦氏こそ、「シロアリを退治しないで消費税を上げるのはおかしい」と
絶叫した中心人物だった。
 
 
菅直人氏と野田佳彦氏が傀儡政権トップに立ったため、民主党に対する評価は
地に堕ちた。
 
私たちは歴史事実を詳細に検証し、事実誤認を正すことが必要だ。
 
鳩山内閣辺野古米軍基地建設阻止の基本方針を貫くべきだった。
 
外務省による虚偽情報提供という情報操作により鳩山首相辺野古移設措置の
基本路線を断念してしまった。
 
このこと自体については反省点であり、鳩山元首相自身も率直に認めている。
 
だが、鳩山内閣が目指した方向は正しかった。
 
このことを正しく再認識することが必要だ。
 
鳩山内閣の崩壊を誘導した勢力が政権の実権を奪った。
 
政権強奪と言って過言でない。
 
政権を強奪した勢力が鳩山内閣の基本方針をことごとく破壊した。
 
辺野古米軍基地建設と消費税増税が推進され、天下り根絶と企業団体献金全面
禁止方針は闇に葬られた。
 
主権者は失望し、民主党政権は失敗であったとの烙印が押された。
 
しかし、気付かなければならない。
 
メディアが既得権勢力によって支配されており、日本政治構造刷新を全面的に
否定するミッションを帯びていたことを。
 
爾来、「民主党政権の悪夢」という言葉が、民主党政権の政策運営失敗を表現
する言葉として使用されるようになった。
 
メディアによる情報誘導の結果だ。
 
本当の実態は、「革新勢力が政権を樹立すること」が「日本の既得権勢力に
とっての悪夢」なのだ。
 
鳩山内閣が日本政治刷新の行動を実行に移したなら、悪夢が現実化したと言え
る。
 
彼らが民主党政権の悪夢と表現する深層には、日本政治構造の刷新こそが彼ら
にとっての悪夢であるという真実が隠されている。
 
米国が支配する日本
 
官僚が支配する日本
 
大資本が支配する日本
 
を変えることこそ、日本政治の刷新。
 
鳩山内閣は明確にその方向性を示していた。
 
それゆえに、日本の既得権勢力の総攻撃を受けた。
 
この事実認識が重要だ。
 
旧民主党、旧民進党には守旧勢力と革新勢力が同居している。
 
守旧勢力は一時的に劣勢に立たされたが、いま、巻き返しに動いている。
 
そのための工作部隊の中核を担うのが連合。
 
連合会長が芳野友子氏に交代した。
 
芳野会長は「共産党との共闘はあり得ない」と絶叫している。
 
何かに取り憑かれたような様子。
 
問題は立憲民主党がその連合に何も言えないこと。
 
こちらも何かに取り憑かれているかのようだ。
 
連合は戦争法制、原発稼働、消費税増税を容認する方向性を濃厚に示す。
 
自民党の支持母体になるのが自然。
 
その連合に支配される立憲民主党
 
もはや国民民主党との違いがない。
 
日本政治構造の刷新は遠い彼方に遠ざかった。
 
日本政治構造の刷新を求める主権者は立憲民主党と訣別するべき時機が到来し
ている。
 
日本政治刷新の方向性を明確に示す「たしかな野党」の再建、強化が必要不可
欠。
 
ある意味、ゼロからの出発になるが、だからこそ、やりがいがある。
 
鳩山内閣が目指した方向は正しかった。
 
この方向性を日本の主権者多数が後押しした実績がある。
 
その原点に立ち帰り、日本政治刷新の行動を再建することが重要だ。
 
 
 次に年金ですが2件ありますのでお願いします。
 
 
 
平均年金208万円…正社員だった人々「老後どん詰まり」の悲劇
 
下流老人、老後破産…なんとも辛い言葉が多くなった昨今。本記事では、厚労省「2019年 国民生活基礎調査の概況」より日本人の所得について見ていきましょう。
 
75歳以上の医療費負担増は「現役世代のため」?
今年6月、75歳以上で年収200万円以上の単身高齢者、年収計320万円以上の2人以上の高齢者世帯を対象とし、医療費負担を1割から2割に引き上げる法案が賛成多数で可決されました。なお、この年収には年金が含まれます。
 
田村憲久厚生労働大臣(当時)はこの法案について「若い人々の負担の伸びを抑えていく目的」と現役世代の負担減を示唆していますが、その効果を疑問視する声も。
 
■世帯主の年齢別の所得状況
 
そもそも日本人全体の所得はいくらなのか。厚生労働省のレポート「2019年 国民生活基礎調査の概況」を見ていきましょう。
 
1世帯当たりの年間の平均所得金額は、「全世帯」が552万3000円となっています。具体的には「高齢者世帯」が312万6000円、「高齢者世帯以外の世帯」が659万3000円、「児童のいる世帯」が745万9000円です。
 
世帯主の年齢階級別に1世帯当たりの平均所得金額をみると、「50~59歳」が756万円で最も高く、「40~49歳」が694万8000円、「30~39歳」614万8000円と続きます。最も低いのは「29歳以下」の362万6000円。国税庁の発表によると20代前半の平均年収は248万円、20代後半で344万円です。都内暮らしの場合、家賃やら何やら日々の出費でカツカツ……となってもおかしくない金額です。
 
1人当たりの所得金額ではまた違った様相が見えてきます。
 
恐ろしい…高齢者世帯の「年金受給額」に絶句
世帯人員1人当たりの平均所得金額をみると、最も高いのは「50~59歳」で276万1000円、「60~69歳」が239万5000円、「40~49歳」が217万4000円と続きます。最も低いのは「70歳以上」の190万1000円です。
 
70歳以上の所得の大部分は公的年金公的年金・恩給を受給している高齢者世帯のなかで「公的年金・恩給の総所得に占める割合が100%の世帯」は 48.4%となっており、約半数の高齢者世帯が、年金以外の収入がない状態で生活していることが見てとれます。
 
■高齢者世帯の年金受給状況
 
では、実際の年金受給状況はどうなっているのでしょうか。厚生労働省「平成29年 年金制度基礎調査(老齢年金受給者実態調査)」を見ていきましょう。
 
公的年金(共済組合の年金、恩給を含む)の年金額階級別構成割合をみると、男性では「200~300万円」が42.2%、「100~200万円」が30.0%となっています。平均額がもっとも高いのは80~84歳で、半数以上が「200万円以上」の年金を受給しています。女性では「50~100万円」が40.7%、「100~200万円」が32.4%となっています。平均額がもっとも高いのは85~89歳で、半数以上が「100万円以上」の年金を受給しています。
 
現役時代、正社員中心だった男性の平均年金額は208.4万円。女性の場合は139.3万円です。
医療費負担を下げて「現役世代の負担を軽く」しても…
家計調査より作成された内閣府の経済諮問会議資料によると、直接税・社会保険料等がもっとも多いのは45~54歳。実収入のおよそ20%にあたる金額が引かれています。
 
2006年、勤労者世帯社会保険料は1ヵ月あたり月4万円程度でしたが、2019年の時点で5万5000円にまで跳ね上がっています。時代が違えばもっと手取りが多かったというのは、明らかな事実。超少子高齢化社会の日本では、社会保険料や医療費負担がこのさき上がることはあれど、下がることはなさそうです。日々の生活、そして老後の日常の大きな負担になることは間違いないでしょう。
 
減る年金、増える社会保険料。目下の資産形成の方法として「つみたてNISA」や「iDeCo(イデコ)」といった金融商品への注目が高まっています。日本には投資に苦手意識を持っている人が多い、と言われてきたなか、大きな社会の変化はすでに始まっています。「投資は危なそうで怖い」と苦手意識を持つ前に、まずは情報収集を始めるのも一手ではないでしょうか。
 
 
 
 
 
 
特に女性は厳しい「おひとりさまの老後」年金と貯蓄、その現実と対策は?
 
早くも師走となったこの時期、1年を振り返り自分のライフプランやその変化について考える方もいるでしょう。
 
厚生労働省が公表した「令和3年版厚生労働白書」によると、2020年の50歳時の未婚割合は男性が26.7%、女性が17.5%。2040年には男性29.5%、女性18.7%になると推計されており、結婚をしない選択をする人が増えると考えられます。
 
また、国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集 2021年版」によれば、2015年の50歳時でおひとりさまの女性はおよそ26%。その内訳は未婚の方が約14.06%、離別の方が10.18%、死別の方が1.88%です。
 
一口におひとりさまといっても、そのライフスタイルはさまざま。特に女性の場合、独身で正社員として働かれてきた方と、離別や死別で一度働き方をセーブされた方では、将来のお財布事情は異なります。おひとりさまの女性の老後について、その貯蓄や年金の現実を眺めながら対策を考えましょう。
 
未婚、離婚、死別…それぞれの年金「平均月額」は?
老後の生活の柱となるのは「年金」です。まずは参考までに、今のシニア世代の平均年月額を確認しましょう。
 
少し前の資料になりますが、厚生労働省の「平成29年老齢年金受給者実態調査(特別集計)」から、配偶者がいない女性の平均年金月額について「未婚・離婚・死別」ごとに確認します。
 
【配偶者なし世帯(女性・65歳以上)】平均年金月額
 ・未婚:11万9000円
 ・離婚:8万3000円
 ・死別:12万1000円
未婚の女性の年金月額はおよそ12万円。一方で、離婚の女性はひと月8万円台とその差は約3万円です。離婚の女性の場合、結婚や育児、介護などで離職したり、扶養内で働いたりされる方が多いのが影響しているでしょう。
 
日本の年金は、国民年金と厚生年金の2階建てです。20歳以上60歳未満の方は原則加入する国民年金と違い、厚生年金は加入月数や収入に応じて将来の受給額が異なります。
 
同調査より、それぞれの現役時代の経歴をながめてみましょう。
 
【配偶者なし世帯(女性・65歳以上)】現役時代の経歴類型
未婚
 
 ・正社員中心:52%
 ・常勤パート中心:9%
 ・アルバイト中心:1%
 ・自営業中心:7%
 ・収入を伴う仕事をしていない期間中心:2%
 ・中間的な経歴 :9%
 ・不詳:19%
離婚
 
 ・正社員中心:29%
 ・常勤パート中心:21%
 ・アルバイト中心:3%
 ・自営業中心:10%
 ・収入を伴う仕事をしていない期間中心:4%
 ・中間的な経歴 :15%
 ・不詳:17%
死別
 
 ・正社員中心:17%
 ・常勤パート中心:12%
 ・アルバイト中心:3%
 ・自営業中心:20%
 ・収入を伴う仕事をしていない期間中心:18%
 ・中間的な経歴 :10%
 ・不詳:20%
※「正社員中心」とは20~60歳までの40年間のうち、20年を超えて正社員だった者(他についても同様)。
 
未婚の女性の半分以上が正社員です。一方で離婚の方はおよそ3割が正社員で、常勤パートがおよそ2割。一度離職した後に子育てをしながら再就職するのは難しいと分かります。
現役時代の働き方や収入が、将来の年金に影響することは特に女性は知っておきたいところです。先ほどの平均月額は今のシニア世代のもの。働く世代が老後になる頃にはこれよりも下がる可能性があります。
 
まずは毎年誕生月に届くねんきん定期便で、ご自身の年金額を確認しましょう。
 
30~60代の単身世帯、貯蓄額はいくらか
年金の不足分を支えてくれるのが貯蓄です。
 
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和2年)」から、単身世帯の貯蓄額を確認しましょう。年代別の貯蓄額は以下の通り。
 
【年代別】単身世帯の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)
年代:平均・中央値
 
 ・30代:327万円・70万円
 ・40代:666万円・40万円
 ・50代:924万円・30万円
 ・60代:1305万円・300万円
平均は一部の大きな数字に引っ張られやすい傾向にあります。そのため、より実態に近いのは中央値でしょう。
 
貯蓄額の中央値をみると、30~50代では100万円以下。想像していたよりも少ない印象です。60代で貯蓄額が増えるのは退職金の影響もあるでしょう。
 
ではより詳しく、老後資金を使い始める60代・単身世帯の金融資産保有額の分布を見てみましょう。
 
60代・単身世帯の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)
 ・金融資産非保有:29.4%
 ・100万円未満:9.1%
 ・100~200万円未満:5.0%
 ・200~300万円未満:3.3%
 ・300~400万円未満:4.8%
 ・400~500万円未満:2.9%
 ・500~700万円未満:5.3%
 ・700~1000万円未満:5.2%
 ・1000~1500万円未満:7.2%
 ・1500~2000万円未満:4.5%
 ・2000~3000万円未満:6.7%
 ・3000万円以上:13.8%
 ・無回答:2.8%
60代・単身世帯のおよそ3割が金融資産非保有、つまり貯蓄ゼロ世帯です。次に多い順に「3000万円以上」「100万円未満」「1000~1500万円未満」。ここから、貯蓄事情は二極化していることが伺えます。
 
先ほどの年金月額は、未婚のおひとりさまで約12万、離別で約8万円でした。年金のみでは生活できないので、日々の赤字を補う貯蓄は一定額必要です。できるだけ早いうちから、老後に備えて貯蓄を準備したいところです。
 
老後資金を考える際、貯蓄額を大きく左右するのが日々の赤字の他に「住まい」と「介護」費用です。おひとりさまは賃貸に住む方も多いので、老後の家賃分の貯蓄を用意する必要があるでしょう。
 
また、それとは別に介護費用も必要です。一般的に介護費用は1人あたり1000~2000万円ほど必要と言われているので、その分上乗せして準備すると安心でしょう。
 
ただ、貯蓄の中央値から見ても分かる通り、簡単なことではありません。貯蓄を増やすにはある程度収入が必要ですが、特に女性は収入面でも厳しいところがあります。
 
女性の平均給与はいくらか
国税庁が2021年9月29日に公表した「令和2年分(2020年)分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者数5245万人の平均給与は433万円(前年比0.8%)。
 
男女別で見ると男性は532万円、女性は293万円。女性は男性よりも約230万円少ないことになります。
 
雇用形態別の平均給与も確認しましょう。
 
正規の平均給与: 496万円
 ・男性:550万円
 ・女性:384万円
非正規の平均給与:176万円
 ・男性:228万円
 ・女性:153万円
正規・非正規ともに、女性は男性よりも平均給与が低くなります。この点もおひとりさまの女性にとっては厳しいところですね。
 
離婚の女性でお子さんがいれば、教育費もかかります。今は高校や大学の無償化制度なども用意されているので、情報収集をしてさまざまな制度を活用しながら、自分の老後に備えるといいでしょう。
 
今からできることをコツコツ始めよう
おひとりさまの女性の年金や貯蓄、収入の現実を眺めてきました。厳しい現実もありますが、その不安を減らすためにも対策はできるだけ早いうちから始めるといいでしょう。
 
一般的に男性に比べて収入が少ない傾向にある女性の場合、「働き方、節約、年金、貯蓄」などそれぞれ工夫をする必要があります。
 
たとえば「働き方」について、収入を増やすためにはスキルアップや転職、また副業などが考えられるでしょう。2022年10月には、パートの方の社会保険加入の適用が拡大されます。厚生年金に加入して、将来の年金額を増やすのも一つです。
 
パートの方の社会保険への加入は賛否両論があります。ただお子さんをお持ちの女性の場合、病休期間中に給与の3分の2相当が支給される「傷病手当金」が給付されるようになったり、障害年金や遺族年金が上乗せされたりといった、収入以外のメリットもあります。総合的に判断されると良いでしょう。
 
「貯蓄」については、低金利が続く現代において、預貯金のみで老後資金を準備するのでは間に合わないでしょう。つみたてNISAやiDecoといった非課税制度を活用しながら、自分だけでなくお金に働いてもらって貯蓄を増やす方法も検討しましょう。
 
たとえばつみたてNISAは、投資信託等に分散して、毎月コツコツと長期間積み立てていくもの。通常は運用益に対してかかる20.315%の税金が、毎年40万円、最長20年間非課税になる制度です(非課税投資枠は最大800万円)。リスクはあるものの、分散して長期間積み立てることである程度リスクを抑えられるでしょう。
 
また、老後の住まいや車の保有などについても、早めに考えておきたいところです。賃貸であれば、その分の貯蓄を増やす工夫を考えましょう。
 
厳しい現実はあるものの、いつでも今からできることをコツコツとやるしかありません。自分は何に向いていて、何ができるのか、年末年始など長期休暇に考えながら一つ一つ始めてみてはいかがでしょうか。
 
参考資料
 ・厚生労働省「令和3年版厚生労働白書-新型コロナウイルス感染症社会保障-(本文)」
 ・国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集 2021年版」
 ・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和2年)」
 ・国税庁「令和2年分(2020年)分民間給与実態統計調査
 ・厚生労働省年金局数理課「公的年金受給者に関する分析 ー配偶者の状況と現役時代の経歴(就労状況)からみた 年金受給状況ー」
 ・厚生労働省社会保険適用拡大特設サイト」
宮野 茉莉子
 
 
 
  という事で今日はここまでです。ではまた明日・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

         PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1590                    後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年12月7日(火)、現在は朝の7時過ぎです。
 今日は1日中曇天ですが夕方から雨が降り始め、明日は1日中雨降りとなる
ようです。そして寒さも本格的な真冬模様となりそうです。それでも翌木曜日は
午後から晴れてその後はずっと晴天模様となっています。
 
 昨日のコロナ感染数ですが新たな変異種以外ではどちらかというと収束模様です。
都で7人、大阪が6人、全国でもたったの60人しか出ていません。この調子で行って
欲しいものです。
 
 昨日までの5日間ほど普通便が排出され、体調的には良好と言えそうです。今日
までは下剤ストップにして様子見をすることにします。本日の排便状況が悪いようなら
明日から下剤服用再開となりますので今日が大切です。
 
 昨日、近くにある100円均一のダイソーへ行って多少の買い物をしました。
それにしても100均は凄いですね。最近購入したノルティの1000円する手帳と
ダイソーで売っている100円手帳とでも大した差がありません。暮れに毎年購入する
高島易断の運勢暦も何時も買う1000円ぐらいのものと同じ記載状況で100円で
販売しています。何かものを買う際には取りあえず100円均一へ行って確認してからに
するべきですね!?!
 
 今日の添付は何時もの植草氏と睡眠薬に関するものの2点です。当方、睡眠薬だけは
今まで服用したことがありません。念のための記事ですのでみなさまも睡眠薬だけは
充分気を付けて対処しましょう!!!
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                               2021/12/06
 
           米国金融政策転換の基本背景
 
   第3097号
世界経済の先行きに暗雲が垂れ込めている。
 
2020年2月のコロナ騒動勃発からまもなく2年の時間が経過する。
 
コロナの深層には謎が多い。
 
ウイルスそのものが完全分離されていないという現実が存在する。
 
コロナ死者統計も鵜呑みにはできない。
 
死亡した人が陽性者であれば自動的にコロナ死とカウントされている面が強
い。
 
日本の場合も同じ。
 
その日本におけるコロナ死者数は年率1万人程度。
 
季節性インフルエンザと同水準。
 
コロナ騒動勃発後、季節性インフルエンザ死者が激減した。
 
インフルエンザとコロナを合わせた死者数で経年変化が生じていない。
 
したがって、新型コロナを第2類相当の指定感染症にすることの合理性が乏し
い。
 
考えられるのは、全国民対象の公費負担ワクチン接種を正当化するには第2類
相当指定が必要だったということ。
 
コロナ問題はワクチン利権を軸に動いていると考えられる。
 
デルタ株収束でコロナ騒動が沈静化するとワクチンビジネスも縮小することが
懸念される。
 
そのことを回避するために新たな変異株騒動を盛り上げる必要が生じている側
面が強いと感じられる。
 
日本経済は2018年10月にピークを記録した。
 
2018年10月を起点に景気後退局面に移行した。
 
景気後退局面への移行の主因は消費税増税
 
2019年10月に消費税率が10%に引き上げられた。
 
これを背景に約1年前から経済活動が悪化に転じた。
 
その景気後退を加速させたのが新型コロナの感染拡大。
 
日本経済の活動は2020年5月にボトムを記録した。
 
米国が2020年3月に巨大経済政策を策定した。
 
これに倣(なら)うかたちで日本政府も巨大な補正予算を編成した。
 
一般会計での歳出追加金額は73兆円に達した。
 
日本の国家財政における1年間の政策支出は社会保障関係費を除けば30兆円
強。
 
つまり、コロナ対応で2年半分の政府支出が追加されたことになる。
 
政策対応は財政だけでなかった。
 
「資金繰り対策」の結果として金融機関からの融資が激増した。
 
実質無利子、無担保の融資が無制限、無尽蔵に実行された。
 
その結果、日本経済は2020年5月を大底にして景気回復過程に移行した。
 
しかし、その景気回復が潰(つい)えようとしている。
 
景気の浮き沈みを正確に表示する鉱工業生産指数の推移を見ると、2021年
6月を境に、経済活動が悪化に転じ始めていることが分かる。
 
このまま景気後退局面に移行するのかどうか。
 
現時点で断定はできない。
 
しかし、景気後退に移行する可能性は明白に顕在化している。
 
岸田内閣は55.7兆円の経済対策を策定した。
 
この経済対策の柱になるのが一般会計の31.6兆円追加補正予算だ。
 
経済対策にかかる一般会計歳出の追加は31.6円。
 
この補正予算の財源として22兆円の国債追加発行が計上された。
 
またしても、超大型財政政策の発動を決断したかのように見える。
 
しかし、これは偽装。
 
昨年度の補正予算の使い残しが30.8兆円にのぼった。
 
2021年度補正予算で31.6兆円の歳出が追加されるが、この金額が昨年
度の予算使い残し金額とほぼ同水準。
 
つまり、今回の追加補正予算の執行は大幅に遅れる可能性が高い。
 
本来は、予算の未執行分を歳出不要額とし、それを決算剰余金にして新規財源
を賄い今回の補正予算を編成すべきだった。
 
予算を国会が成立させても執行が行われない、あるいは、使途不明の予備費
10兆円もの予算が計上される、などの事象が多発すると、国会が国家財政を
コントロールする「財政民主主義」が破壊される。
 
さらに大きな問題は予算の使途の大半が利権予算に偏っていること。
 
財政の資源配分機能がまったくチェックされていないことが大きな問題だ。
 
昨年度の73兆円の財政支出追加のうち、透明と言える支出は19兆円に過ぎ
なかった。
 
すったもんだした給付金は最終的に条件なし10万円一律給付になった。
 
予算規模は13兆円。
 
岸田文雄政調会長(当時)が当初まとめたのは条件あり30万円給付案だっ
た。
 
この施策の予算規模は4兆円。
 
みかけは30万円と大きかったが給付対象が絞られて予算規模は4兆円にすぎ
なかった。
 
財務省の歳出切り詰め圧力の影響を受けた。
 
しかし、全体の補正予算規模は3回合わせて73兆円。
 
10万円一律給付金を5回実施しても8兆円以上のお釣りがくる。
 
10万円給付を5回実施していれば大きな効果があっただろう。
 
4人世帯の世帯収入は200万円増える。
 
これこそ、人々の暮らしを守る政府支出だったはずだ。
 
消費税率を0%にする施策にかかる費用は年間20兆円。
 
消費税ゼロなら3年間、消費税率5%なら6年間も実施できる金額だった。
 
しかし、消費税減税は行われず、一律給付金は1回限りの施策になった。
 
今回経済対策に若年層に対する10万円給付案についても、条件設定でもめ
た。
 
日本の18歳以下人口は約2000万人。
 
2000万円全員に給付しても2兆円の施策だ。
 
しかし、財務省がクレームを入れる。
 
さらに、給付の半分をクーポン券にしようとする。
 
クーポン券にすれば事務費として1000億円近くを利権支出に回せるから
だ。
 
財務省が嫌うのは透明公正な支出。
 
彼らはこれを「バラマキ」と表現して攻撃する。
 
その一方で、官僚利権、事業者利権、政治屋利権につながる支出については糸
目をつけない。
 
財政支出を抑制しようとしているのではない。
 
利権にならない支出を切ろうとしているだけだ。
 
2020年度の73兆円予算で最大のウエイトを占めたのは「資金繰り対策」
支出。
 
3次の補正予算で合計18.7兆円が計上された。
 
深刻な景気後退で企業倒産の恐れが拡大したから「資金繰り対策」そのものは
正当だ。
 
ところが、この予算の中身は資金繰り対策そのものでない。
 
19兆円の財政支出政府系金融機関への資金贈与だった。
 
日本政策投資銀行、日本政策金融公庫は財務省の最重要天下り先。
 
これらの政府系金融機関への法外な資金贈与が行われた。
 
これらの金融機関から民間企業に融資は行われたが、その融資は贈与ではな
い。
 
あくまでも有償の融資資金。
 
企業は返済しなければならない。
 
その一方で、政府系金融機関に莫大な資金贈与が行われた。
 
財務省の利権になる財政支出について財務省がクレームを入れることは一切な
い。
コロナ対策で金融機関貸出が激増したために、日本のマネーストックが激増し
た。
 
米国でも激しい勢いでマネーストックが増大した。
 
いま、米国で31年ぶりの高インフレが顕在化しているが、その基本背景はマ
ネー流通量の激増。
 
インフレは「一時的な」ものではないとの判断をFRBが固めた。
 
FRBは金融引き締めに政策を転換する。
 
日銀が金融緩和を続けるなら日本円の下落傾向が続き、日本のインフレ率も上
昇に転じる。
 
日本政府が国民の立場に立つ経済政策運営を行わなければ、日本経済は、今後
さらなる激震に見舞われることになる。
 
 
  
 
 
睡眠薬は「不幸の入口」? 眠れなくても絶対に手を出してはいけない理由
 
なんだか最近眠れないから睡眠薬を処方してもらおう...このような軽い気持ちから悲劇が起こってしまう。内科医・内海聡氏は睡眠薬に気軽に手を出してはいけないと警鐘を鳴らす。
睡眠薬は不眠を治す薬だと勘違いしている人は少なくない。しかし、睡眠薬は決して不眠を治してはくれない。しかも、睡眠薬は心身の健康を蝕んでいく、不幸の入口にもなりうる。それは、なぜなのか?
 
※本稿は、内海聡著『医者は今日も睡眠薬を出したい放題』(PHP文庫)を一部抜粋・編集したものです。
睡眠薬の知られざる真実
次のうち、睡眠薬に関する記述で正しいものはどれか?
 
1.睡眠薬は不眠を治さない薬である
2.睡眠薬向精神薬である
3.睡眠薬には依存性がある
4.睡眠薬の服用の中止には禁断症状がともなう
5.睡眠薬は、海外では麻薬と同様に規制されている
6.睡眠薬を飲み続けると、認知症になりやすい
7.睡眠薬を飲み続けると、早死にしやすい
 
答えは、「すべて」である。
 
おそらく、睡眠薬を使う人は、不眠を治す薬だと思って使っているのではないだろうか。しかし、睡眠薬に不眠を治す力はない。睡眠薬を飲んでも眠れるようにはならない。ただ脳を強制的に麻酔しているだけである。そして、睡眠薬による眠りは“睡眠もどき“だということがわかっている。
 
こう書くと「でも、私は睡眠薬で眠れている」と反論する人がいるだろう。では、そういう人は睡眠薬を使わなかったらどうだろうか。眠れるだろうか。
 
「眠れないから睡眠薬を使うんだ」と、堂々めぐりになりそうだが、私が言いたいのは、睡眠薬を飲まなければ眠れない状態は、「不眠が治った」とは言えないということである。薬を飲まなくても症状が治まってこそ、「治った」と言えるからだ。
 
睡眠薬を使っても眠れるようにならない」とは、つまり、睡眠薬なしに眠れるようにはならないということである。医療機関を訪れて「眠れない」と訴えると、医者はこう言う。
「脳や体にとって睡眠はとても大事なので、睡眠薬を処方します」
 
しかし、私は「睡眠は大事だからこそ、睡眠薬を使ってはいけない」と断言する。なぜなら、睡眠薬がつくる睡眠では、真の睡眠効果は得られないからだ。加えて、冒頭で述べた1.~7.の事実がある。
 
この本を手にとられたということは、睡眠薬をすでに使っているか、睡眠薬を使おうかどうか悩んでいるのだろう。あるいは、身近な人が睡眠薬を使っているのかもしれない。ぜひ、本書を機に、真実を知り、考えを改めていただければと思う。
 
軽い不眠からオーバードーズ、そして自殺未遂へ
睡眠薬は不幸への入り口である。「たかが睡眠薬が?」と思うだろうか。「たかが...」と思う人のために、まず、2人の女性のケースを紹介したい。
 
当時、23歳だったAさんが医療機関にかかるようになったのは、軽い不眠がきっかけだった。最初に行ったのは近くの病院の内科。そこで「うつ、不眠症」と診断され、抗うつ薬睡眠薬が処方された。最初はそれで眠れるようになった。しかし、すぐに効かなくなった。
 
「薬が効かなくなったのか、また眠れなくなりました」
 
内科医にそう伝えると、近くのメンタルクリニックを紹介された。すぐに訪ねると、チェックシートの記入と簡単なカウンセリング、短時間の診察が行なわれ、また「うつ、不眠症」と診断された。
 
違ったのは、処方された薬が増えたことだ。薬が増えたことでいったんは再び眠れるようになったものの、すぐに慣れて眠れなくなり、次に相談に行くと、また薬を増やされた。薬が増えれば眠れるようになるが、長くは続かず、また不眠に陥り、薬が増える──。
 
その繰り返しで、気づいたときには10種類以上の薬を飲んでいた。薬が増えるにつれて、Aさんには、いままでなら決してとらなかった行動が増えていった。
 
・すこしでも嫌なことがあると、薬をまとめて飲む(オーバードーズ
オーバードーズが原因で、意識が朦朧として急に倒れる
・道端で倒れて、通りすがりの人が呼んだ救急車で運ばれる
・体がつねに生傷だらけになっている
・無意識のうちに手首を切っている(リストカット
・飛び降りや包丁で自殺を図ろうとする
・夫と言い争いになって、夫の首を絞めたことがある
 
私のもとに来たときには、メンタルクリニックに通院を始めてから6年が過ぎ、1日分として16種類27錠の薬が処方されていた。具体的には、以下の通りだ。
 
ベゲタミンA(合剤睡眠薬)2錠
ベゲタミンB(合剤睡眠薬)1錠
ラボナバルビツール酸系睡眠薬)50mg 2錠
セロクエル抗精神病薬)100mg 3錠
ヒルナミン抗精神病薬)25mg 3錠
テグレトール(抗てんかん薬)200mg 2錠
・レメロン(抗うつ薬)15mg 2錠
ワイパックス抗不安薬)0.5mg 1錠
セルシン抗不安薬)2mg 1錠
デパス抗不安薬)1mg 1錠
・ロゼレム(睡眠薬)8mg 1錠
サイレース睡眠薬)2mg 2錠
ハルシオン睡眠薬)0.25mg 2錠
ベンザリン睡眠薬)10mg 2錠
ユーロジン睡眠薬)2mg 1錠
マイスリー睡眠薬)10mg 1錠
 
睡眠薬関連だけでも9種類出ている。この処方を見て、どう思われるだろう。「おかしい」と思うのが、ごく普通の感覚ではないだろうか。
 
実際、これはいつ死んでもおかしくない処方だ。「眠れない」というだけの理由で医者にかかった代償がこれだ。気がつけば立派なジャンキー(薬物中毒のこと)になっていた。
 
この話を「一部の例外」と片づけてはいけない。本当によく耳にする話である。日本全国どこの精神科でも、ごく普通に見かける処方だ。こういう処方をしているクリニックを、私は実際に何百と知っている。
 
眠れないから睡眠薬を飲み始め、耐性ができて効かなくなるから、量が増え、種類が増え、気づいたときには薬を飲み始める前よりもすっかり体が悪くなっている。典型的なパターンである。
睡眠薬から始まった“薬物中毒”
Aさんの場合、自殺は未遂ですんだ。犯罪にもいたらず、途中で「おかしい」と気づき、そこから引き返すことができた。といっても16種類の薬を数年間、毎日飲み続けていたのだから、すぐにやめられたわけではない。
 
もう1人、紹介するのは、精神医療被害連絡会の発起人、中川聡さんの奥さんのケースだ。彼女の場合、最初に医者にかかってから7年5カ月後、37歳のときに薬物中毒で亡くなった。
彼女が最初にクリニックにかかったきっかけは、不眠と軽い頭痛だった。心療内科のクリニックを訪ね、それらの症状を訴えると、抗不安薬睡眠薬、鎮痛薬の3種類が処方された。
 
ところが、わずか4カ月後には、抗うつ薬抗精神病薬向精神薬のなかでも強力な薬)も加わり、薬は10種類18錠に。最終的には、1日分として13種類40錠が処方され、飲んでいた。
 
通院から1年半ほどたつ頃から太り始め、その後も大量の薬を飲み続けるうちに、運動能力がどんどん低下し、足がふらつき、夜間は一人でトイレに行けないのでおむつをして寝るまでになっていたそうだ。
 
そして、ある朝、中川さんが目覚めると、奥さんは息絶えていた。司法解剖の結果、死因は「薬物中毒死」だった。
 
「とりあえず睡眠薬」が処方される現状
2人の例は、典型的な”睡眠薬から始まる不幸”のストーリーだ。睡眠薬がこうした不幸の入り口になっていることが非常に多い。にもかかわらず、睡眠薬は非常に安易に処方されている。そこに、いちばんの問題があると思う。
 
内科でも整形外科でも皮膚科でもどこでもいい。試しに診察を受けて「なんだか最近、眠れないんです」と医者に言ってみると「そうですか、じゃあ、睡眠薬を出しておきますね」と、あっけないほど簡単に薬を処方してくれるだろう。
 
私は紆余曲折があって、いまは精神科で薬漬けになった患者さんの断薬治療を主に行なっているため、精神科医と間違われるのだが、もともとは内科医である。
 
内科医として勤務していた頃を思い返すと、「眠れない」と患者さんに言われれば、みんな、とりあえず睡眠薬を出していた。私自身も当時はそうだった。不眠を訴える患者さんへの初回対応を問うあるアンケートでは、回答した医者の7割が初回の診察から睡眠薬を出していた。
 
さらに、最近では、面倒くさくなったら、すぐに精神科に紹介するのがパターン化している。前述のAさんの場合がそうだったように、最初に処方した睡眠薬だけでは「まだ眠れない」「また眠れなくなった」と言われれば、面倒くさいので精神科か心療内科に...ということになる。
 
この流れは、不眠にかぎらず、間違いなく増えている。たとえば、内科でもそうだ。採血をしても、エコー検査をしても、大腸を内視鏡で見ても、何も異常が見つからない。でも、患者さんは症状を訴える。そうすると「ストレスでしょう。あなたの場合、精神的な問題ですね」で、すべてを片づけて、精神科に紹介状を書く。
 
整形外科でも同じ。「腰が痛い」と言われてレントゲンを撮っても、何も異常が見つからないとなると、「あなたは、腰ではなくて、精神的な問題ですね」と言って、精神科の受診を促す。
 
患者さんは患者さんで、ストレスがいっさいない人なんていないわけだから、「ああそうか、精神的な問題か」と信じて、言われた通りに精神科や心療内科を受診する。そうやって、いつの間にか精神病患者になっていくのだ。
 
内海聡(Tokyo DD Clinic院長、NPO法人薬害研究センター理事長/内科医)
 
 
  以上です。ではまた明日・・・・・
 
 
 
 
 

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会員のみなさま 1589                   後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年12月6日(月)、現在は朝の7時15分です。
 
 早朝の時間帯では晴れ間がありますが、本日は1日中曇りとの予報が出ています。
明日の夜から明後日に架けては雨マークが付いているようです。久々の降雨となり
そうです。
 
 コロナ感染数ですが、昨日の都は20人、大阪が8人で全国では115人と少な目です。
当分はこんな状態でしょうか(?)。不安は新しい変異種であるオミクロンただ一つという
状況ですかね?
 
 昨日までの3日間はやっとの通常排便が連続して悩み事が全部吹き飛んだかのような
気分は最高となっています。本日はどうでしょうか?・・・まあ、本日だけなら排便無しの
便秘状態でも良しとするつもりですが。
 昨日は早目に寝床に入り8時間半ほどほぼ熟睡状態で寝れることが出来ました。
快便と快眠が一緒に来た最高の日でありました。今日もお願いしたいところです!
 
 
 本日のコラム添付は植草氏と金子勝氏、それにトカラ列島あたりの群発地震についてに
します。読み流してください!
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                               2021/12/05
 
             完全に意味を失う接種証明
 
                 第3096号
オミクロン株が確認され、大きな騒動になっているが、現実を詳細に検証して
冷静に対応するべきだ。
 
日本ではデルタ株の感染が収束傾向を強めているが、感染力の強いオミクロン
株が流入すれば、再び感染が拡大する恐れがある。
 
この意味で、オミクロン株の流入を水際で防ぐ努力は重要。
 
岸田内閣は当初、南アフリカなど6ヵ国のみを対象に入国制限を行ったが、極
めて甘い対応だった。
 
すでに、その時点でベルギー、香港、イスラエルで感染が確認されていた。
 
私は11月27日付ブログ記事
「水がダダ漏れ岸田内閣水際対策」
で問題を指摘した。
 
「岸田内閣は11月26日に、南アフリカナミビアジンバブエ、ボツワ
ナ、レソトエスワティニの6ヵ国を対象に水際対策を強化する方針を発表。
 
11月27日午前零時から実施された。
 
これら6ヵ国を訪れた日本人らに対し、帰国後、待機施設で10日間の待機を
求める。
 
しかし、この対応では甘すぎる。
 
(中略)現時点でオミクロン株は、すでにベルギー、香港、イスラエルで確認
されている。
 
すでに世界規模で感染が広がっていると見られる。
 
南アフリカ6ヵ国に限定しての対応では水際対策にならない。」
 
「(中略)岸田内閣は入国規制を厳格化するのでなく緩和し始めている。
 
岸田内閣は11月8日から、ビジネス関係者や留学生、技能実習生らの新規入
国を認めた。
 
これに伴い、松野官房長官は11月18日の記者会見で、
 
新型コロナウイルス対策として実施している入国者数の制限を11月26日
から緩和し、1日あたりの上限を現在の3500人程度から5000人程度に
拡大する」
 
と発表した。
 
直ちに、この緩和措置を撤回するべきだ。
 
さらに、日本の入国規制を最大限に厳格化する必要がある。
 
6ヵ国のみの規制強化は言語道断。
 
オミクロン株の感染拡大が生じれば岸田内閣は崩壊する可能性がある。」
 
岸田内閣は、この直後、この主張に対応する反応を示した。
 
ただし、今後の展開については冷静な視点が重要だ。
 
11月29日付メルマガ第3019号記事に次のように記述した。
 
「オミクロン株が今後どのような展開を示すかは未知だ。
 
しかしながら、一般論として言えば、ウイルスは変異を繰り返すたびに弱毒化
すると見られている。
 
感染力は拡大するが毒性は低下する。
 
これが新型コロナにあてはまるかは未知だが、感染力の強いオミクロン株の毒
性は低下する可能性の方が高いと考えられる。
 
冷静な対応が必要だ。」
 
オミクロン株の感染力は強いと見られるが、毒性については明らかにされてい
ない。
 
これまでの検証では強毒化していない可能性が示唆される。
 
オミクロン株に対する行き過ぎた不安を持つことは賢明でないと考えられる。
 
ただし、政府とメディアの対応は異常。
 
ワクチン大合唱の一点張りが続いている。
 
ワクチンの主力提供社のひとつである米医薬品メーカー・モデルナのステファ
ン・バンセル最高経営責任者(CEO)が、新型コロナウイルスの新たな変異
株「オミクロン株」について、
 
「既存ワクチンの効果が従来株に対するよりもはるかに弱い」
 
との見通しを示した。
 
つまり、ワクチンはオミクロン株に効かない可能性が高い。
 
これから世界の感染の中心はオミクロン株に置き換わる。
 
しかし、そのウイルスに対して既存のワクチンが有効でないということ。
 
莫大な費用を投下したワクチンの意味がなくなる。
 
そこまでいかなくとも、既存ワクチンの効力は著しく低下する可能性が高い。
 
現状を踏まえればワクチン大合唱は奇異でしかない。
 
もちろん、ワクチン検査パッケージがさらに意味をなくすことは間違いない。
岸田内閣は「ワクチン検査パッケージ」を掲げる。
 
「制度の趣旨」を次のように掲げる。
 
「感染対策と日常生活の回復の両立に向けて、将来の緊急事態宣言やまん延防
止等重点措置等の下においても、感染リスクを低減させることにより、飲食や
イベント、人の移動等の各分野における行動制限の緩和を可能とするための制
度です。」
 
「感染リスクを低減させる」
 
とするが、ワクチン接種を受けても感染リスクが低下するか明らかでない。
 
島根県が公表したデータにおいても、感染する確率はワクチン接種を受けた者
と受けていない者との間に相違がないことが明らかにされている。
 
ワクチンの販売を伸ばしたい製薬メーカーは、ワクチンが有効であるとの検証
結果を公表するが、検証が公正に行われているか疑わしい。
 
とりわけ、オミクロン株については。代表的なワクチン製造者の経営トップが
ワクチンの有効性を否定している。
 
ワクチンの有効性について、根本的な疑念が存在する。
 
しかも、ワクチンには重大な副作用疑いが付随する。
 
日本の厚生労働省
 
「接種後急死等の原因がワクチン接種にあるとは確認されていない」
 
とするが、
 
「接種後急死等の原因がワクチン接種等にないとも確認されていない」
 
のが現実だ。
 
中立公正の表現をするなら、
 
「接種後急死等の原因がワクチン接種にあるかどうかについて、現時点で結論
は得られていない」
 
となる。
 
厚労省は、このような表現を用いるべきだ。
 
「接種後急死等の原因がワクチン接種にあるとは確認されていない」
 
の表現は、
 
「接種後急死等の原因はワクチンにはない」
 
との誤った解釈を意図的に創出するもの。
 
極めて悪質な詐欺的説明である。
 
新型コロナワクチン接種後急死者数は11月5日時点で1359人に達してい
る。
 
接種後重篤化者数は10月24日時点で5617人。
 
10月24日までに少なくともワクチンを1回接種した人数は9719万人。
 
2018-19年シーズンの季節性インフルエンザワクチン接種後の急死者数
と比較すれば、新型コロナワクチン接種後急死者数の多さは異常なレベル。
 
2018-19年シーズンの季節性インフルエンザワクチンでは、推定接種人
数5113万人に対して接種後急死者数3人、接種後重篤化者数64人。
 
新型コロナワクチンの接種人数当たり接種後急死者数は季節性インフルエンザ
ワクチンの270倍に達している。
 
270倍の死亡確率を国が国民に周知させないのは言語道断だ。
 
厚労省の庭に建立されている「薬害根絶の誓い」の存在を忘れているとしか思
えない。
GoTo「トラブル」事業の再開がいつになるか不透明になったが、政府によ
る利益供与策実施に際して接種証明を用いる根拠は完全に消えた。
 
どうしても証明書を必要とするなら「陰性証明」一本でやるしかない。
 
政府は陰性証明のひとつになる抗原検査の実施要項を公表しているが費用負担
について明記していない。
 
当然のことながら公費負担で行う必要がある。
 
要綱は検査実施に際して研修を受けた検査管理者を配置することを義務付ける
が、その費用についても公費負担としなければ事業者が抗原検査を実施するこ
とは不可能だ。
 
いつでも、どこでも、誰でも、無料で検査を行う体制整備が必要不可欠だが、
その具体的要綱が現時点で何も示されていない。
 
膨大な経費が発生することになる。
 
岸田内閣は各種施策を適正な科学的知見に基づいて定める必要がある。
 
 
 次に金子勝氏です。
 
 
 
 
国民を苦しめ、出口のないアベノミクスを踏襲する岸田政権の行く先 金子勝の「天下の逆襲」
 
経済関係の有識者との「車座対話」をする岸田首相(C)共同通信社
 
 岸田政権が掲げる「新しい資本主義」の実態はアベノミクスそのものだ。世界を襲うスタグフレーションにのみ込まれ、そのジレンマで早晩身動きが取れなくなるだろう。
 
 アベノミクスは本来、金融緩和で巨額の財政赤字を支えると同時に、円安誘導で輸出を伸ばす政策だった。ところが、コロナ禍でサプライチェーンが寸断され、産業のコメである半導体不足に陥り、主力の自動車生産が停滞。出口戦略のない異次元緩和が投機マネーを生み出し、石油や穀物価格の高騰を招いている。金融正常化へ向かう欧米との金利差が広がり、円から米ドルに資金が流れて、円安が進行しても輸出を伸ばせないまま、10月の輸入物価指数は前年同月比38%となり、国内企業物価指数も同8%に跳ね上がった。
 
 一方、賃金はちっとも増えないため、個人消費をベースにするCPI(消費者物価指数)は9月同0.2%、10月同0.1%と低い。所得は増えないのに輸入物価が上昇する圧迫感が個人を襲い、中小企業はコスト高を価格に転嫁できず、景気は再び急速に悪化しつつある。
 だからといって、金融緩和を縮小し、金利を上げて円高へ補正することができるかといえば、否だろう。公債費は急上昇し、財政赤字がさらに膨らむ泥沼に陥るからだ。金利上昇に伴って国債価格も株価も下落し、日銀は巨額の損失を抱えることになる。日銀信用が根本的に損なわれる事態に陥りかねない。
 
 日銀は物価上昇2%にこだわっているが、スタグフレーションによって達成しても金融緩和を解除できない。岸田政権が継承するアベノミクスが完全破綻し、財政も破綻してしまうからだ。輸入物価を上昇させ、個人も中小企業も苦しめる超低金利政策を続けざるを得ない。そこで政府は過去最大の56兆円の経済対策を打ち出したわけだが、「ガソリン補助金」なんて世紀の愚策だ。石油元売り大手は便乗値上げで暴利をむさぼっているのに、なぜそこにカネを回すのか。
 
 さらに怖いのが、世界的なスタグフレーションが長引き、金融正常化した欧米でバブルが崩壊した場合だ。アベノミクスは目も当てられないショックを、この国にもたらすだろう。対抗策はリスクに備える体制づくりしかない。縁故主義の克服。公正なルールの再建。新たな産業を生み出すか、エネルギーや福祉、食と農業を収益分散型にして、対外ショックに強いショックアブソーバーのような地域分散型の経済構造への転換を急ぐことだ。
金子勝 立教大学大学院特任教授
 
1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。
 
 
 
 地震関連もお願いします。
 
 
 
トカラ列島3日で200回以上の揺れ…南海トラフ地震の予兆か(日刊ゲンダイ
 
 南海トラフ地震の予兆なのか――。鹿児島県十島村で9日夜から頻発する地震に、ネット上は騒然。不安が広がっている。
 
 震源トカラ列島近海。鹿児島地方気象台によると、震度1以上の地震が12日16時までに、215回も発生した。うち4回は震度4で、いずれも十島村の悪石島で観測されたという。
 
 鹿児島地方気象台の担当者は「今回のように震源の浅い地震は珍しいことではない」と指摘。こう説明した。
 
「今回の地震活動付近では2000年10月にもM5・9の地震が発生し、悪石島で震度5強を観測したことがあります。その後、活発な地震活動が続きました。規模が小さく、長期間にわたって揺れるのが特徴です。今回も同じ経過をたどると考えています」
 
 気になるのは、南海トラフ地震などの巨大地震につながるのかどうか、だ。立命館大教授の高橋学氏(災害リスクマネジメント)がこう言う。
 
「日本には群発地震が起きるポイントが複数あり、トカラ列島もそのひとつです。群発地震の特徴は長期間にわたって揺れが発生し、半年から1年後にはスッと消えていくということです。必ずしも大地震につながっているわけではなく、南海トラフ地震の『呼び水』とは言い切れません」
 
 南海トラフ地震に直結するわけではないが、安心はできない。そもそも、西日本で地震が増えているからだ。
 
ユーラシアプレートが限界
 
トカラ列島の乗るユーラシアプレートは、フィリピン海プレートに押されています。圧縮に耐えられなくなったユーラシアプレートがエネルギーを放出し、沖縄やトカラ列島を含む西日本で内陸直下型の地震が増えています。限界に達したユーラシアプレートが跳ね上がり、東は千葉・茨城から、西は台湾・フィリピンまでの『スーパー南海地震』が起きる恐れがあります。今回の群発地震は巨大地震の『呼び水』ではなくとも、予兆のひとつでしょう」(高橋学氏)
 
 ちなみに、震度4を4回観測した「悪石島」の由来は「調べても定かではない」(十島村役場)とのこと。村史をひもといても不明らしいが、一説によると、「住み良い島だから、あまり人に来て欲しくないため、あえて人が避けるような名前にしたのではないか」(地元関係者)という。
 
 地震が早く収まることを祈るばかりだ。
 
 
 本日の予定はリハビリ→”じゅんさい池1周ウォーキング”→ダイソーベルクスという具合です。
この数年は暮れに配られるカレンダーが取引銀行ですら貰えなくなってきています。昔のバブル
時代には高価なカレンダーを貰い手が無くて捨てていた時代が懐かしいですね。
 今日はダイソーで100円カレンダーを買いに行きます。記入のできるカレンダーの一つぐらい
ないと困るからです。今月というか今年も後4週間だけとなりました。時の経つのが早いのか
それとも高齢化の性で何事も軽々に経過しか行っているだけなのか???です。
 
 
 今日はここまででまた明日です・・・・・
 
 
 
 
 

         PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1588                    後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年12月5日(日)、現在は朝の7時10分です。
 
 今朝も当然のごとく好天で始まっていますが、天気予報によると7日と8日に
雨マークが付いて来ました。気象庁の予報も結構変動しますので常に見ておかないと
正反対の天気になる可能性も多くあります。気を付けましょう!?!
 
 専ら新型変異株のオミクロンの恐怖ばかりをテレビでやっていますが、これは本当に
怖いのでしょうか(?)もう少し時が経たないと分りません?
 昨日の感染数ですが都で19人、大阪が16人と出て全国では131人です。まあ、
普通と変わらないですね!
 
 今日の添付は植草氏と週末の御三方のコラム(日刊ゲンダイ)をです。読んで下さい。
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                               2021/12/04
 
             立憲民主が支持者大量離脱に直面
 
         第3095号
旧民主党=旧民進党の根本問題は「水と油の同居」
 
基本理念、基本政策を異にする二つの勢力が同居していることが最大の問題
だった。
 
二つの勢力とは「守旧勢力」と「革新勢力」。
 
基本政策の相違は次の三点。
 
安保法制=戦争法制の是非
 
原発稼働の是非
 
消費税増税の是非
 
守旧勢力は戦争法制、原発稼働、消費税増税を容認。
 
革新勢力は戦争法制、原発稼働、消費税増税を否定。
 
基本政策路線が真逆。
 
二つの勢力は野党共闘についても真逆の主張を示す。
 
守旧勢力は共産党との共闘を否定。
 
革新勢力は共産党との共闘を肯定。
 
この二つの勢力が一つの政党に同居していることが根本的な問題。
 
このことを私は2010年に上梓した
 
『日本の独立』(飛鳥新社
に詳述した。
 
主権者が日本政治体制を適正に選択するためには、この問題を解消する必要が
ある。
10年来、このことを主張し続けてきた。
 
2009年に誕生した鳩山由紀夫内閣民主党内に潜伏する守旧勢力によって
破壊された。
 
鳩山内閣は日本政治の基本構造を根本から刷新しようとした真正革新政権だっ
た。
 
米国が支配する日本、官僚が支配する日本、大資本が支配する日本という基本
構造の打破を目指した。
 
鳩山内閣が日本の既得権勢力=米官業トライアングルから総攻撃を受けた理由
がここにある。
 
米官業トライアングルの尖兵として鳩山内閣を破壊したのが民主党内に潜伏し
ていた守旧勢力だった。
 
私はその守旧勢力を「悪徳10人衆」として明示した。
 
渡部恒三藤井裕久仙谷由人菅直人岡田克也野田佳彦前原誠司、枝
野幸男、安住淳玄葉光一郎の各氏だ。
 
鳩山内閣は対米従属からの脱却を目指し、財務省増税至上主義に訣別し、大資
本による政治支配打破を目指した。
 
それゆえに既得権勢力の総攻撃を受け、破壊された。
 
鳩山内閣を破壊した悪徳10人衆は、民主党政権の基本を対米従属、財務省
配、大資本支配に回帰させた。
 
日本政治刷新を実現するには、基本政策・基本路線を共有する勢力が連帯する
ことが必要不可欠。
 
「政策連合」を構築して日本政治の刷新を目指すことが求められている。
 
この視点から旧民主党=旧民進党の分離・分割が必要不可欠だと訴え続けてき
た。
そのうえで、2017年の総選挙を契機に生じた旧民進党の分離・分裂に強い
期待を寄せた。
 
創設された立憲民主党が躍進したのは、同党の創設が革新勢力の純化であると
期待されたことが基本背景。
 
同時に、2017年総選挙で立憲民主党が躍進した原動力は共産党選挙協力
にあった。
 
この経緯を踏まえれば、立憲民主党は革新勢力として基本性格を明確にして、
守旧勢力としての性格を明確にした国民民主党との間に明確な一線を引くべき
だった。
 
ところが、枝野幸男氏は、立憲民主党の革新勢力としての純化方向に進まな
かった。
 
枝野氏が選択したのは立憲民主党の守旧勢力化だった。
 
これが2021年衆院総選挙で立憲民主党が惨敗した根本的な原因。
 
今回の立憲民主党代表選で泉健太氏が新代表に選出された。
 
同党は守旧勢力としての性格を一段と鮮明にすることになる。
 
その変化に連動して、日本政治の刷新を求める立憲民主党支持者は大量に立憲
民主党支持から離脱することになるだろう。
 
立憲民主党は衰退の坂道を転げ落ちると考えられる。
 
重要なことは、この情勢変化のなかで革新勢力結集を図ること。
 
日本政治刷新を求める分厚い主権者の層が存在する限り、新勢力が大躍進する
基本条件は整っている。
 
連合の新会長に芳野友子氏が就任したことも野党再編を促す重要な契機にな
る。
 
日本の主権者は連合を労働者の利害を代表する組織であると勘違いしている。
 
連合会長が明確な言葉を発しないと、連合に対する誤解、誤認識が解かれぬ状
況が続く。
 
ところが、芳野新会長は明確に発言し、連合の正体を市民に認識させる役割を
果たしている。
 
芳野氏は「共産党との共闘はあり得ない」と述べる。
 
その芳野氏の発言に立憲民主党が阿(おもね)る。
 
この図式が鮮明。
 
本ブログ、メルマガで繰り返し指摘しているのは、連合が守旧勢力の一角に組
み込まれていること。
 
連合加盟労働者は約700万人。
 
全労働者の1割に過ぎない。
 
そのなかの400万人を占めているのが「六産別」。
 
「六産別」は電力、電機、自動車、鉄鋼、機械・金属、繊維・流通等の大企業
御用組合連合。
 
特権貴族労働者の集団だ。
 
「六産別」は
 
戦争法制容認、原発稼働推進、消費税増税推進の色彩を濃厚に有する。
 
自民党の支援母体になるのが適正だ。
 
連合の残りの加盟者約300万人の多くは旧総評系労働組合員。
 
同じ連合加盟労働組合でも主張は異なる。
 
連合六産別は旧同盟系の組合が主流。
 
旧同盟は1960年に創設された民主社会党民社党の支援母体だった。
 
民社党はCIAの資金援助で創設されたもの。
 
日本の革新陣営を分断することが目的だった。
 
この沿革を踏まえれば、「六産別」が主導権を握った連合の活動目的が浮かび
上がる。
 
連合の役割は日本の革新陣営を分断することにある。
 
連合は本来、「隠れ自公」、「隠れ守旧勢力」として潜伏するべき存在だが、
芳野友子氏が新会長に就任し、連合の正体をあからさまに表出しつつある。
 
国民民主党だけでなく立憲民主党も連合依存の方針を明確にするなら、もはや
立憲民主党を革新勢力に分類することはできない。
 
日本支配維持を目論む米国の支配勢力は日本の二大政治勢力体制を
 
自公と第二自公の二つの塊にしようと考えていると思われる。
 
維新、国民民主、立憲民主を統合して、第二自公勢力を創設することが検討さ
れているだろう。
 
日本の二大政治勢力体制が自公と第二自公になれば、米国支配勢力による日本
政治支配の構造が固定化される。
 
これが彼らの究極の目標だと考えられる。
しかし、日本には日本政治構造の刷新を求める分厚い主権者勢力が存在する。
 
いまこの革新派の主権者が行き場を失っている。
 
この空白地帯を埋める中核勢力が創設されなければならない。
 
れいわ新選組はその候補のひとつ。
 
また、立憲民主党内には「守旧勢力」だけではなく「革新勢力」が存在する。
 
「革新勢力」のメンバーは「長いものに巻かれろ」でなく、毅然とした対応を
示すべきだ。
 
立憲民主党が「守旧勢力」としての性格を鮮明にしつつあるなかで「革新勢
力」のメンバーが「挙党一致」を叫ぶのは偽善以外の何者でもない。
 
戦争法制、原発稼働、消費税増税を否定する革新勢力のメンバーは共産党との
共闘に賛同する。
 
立憲民主党が守旧勢力としての基本路線を明確にするなかで、立憲民主党内の
革新派メンバーの行動を注視する必要がある。
 
いずれにせよ、日本政治刷新を求める主権者は立憲民主党支持から明確に離脱
するべきときがきている。
 
 次に御三方です。①敵菜収②井筒和幸三枝成彰・・・でお願いします。
 
 
 
①敵菜収
 
 
 
 
「維新のデマと嘘」ベスト10 際限がない維新のゴマカシ、嘘、デマまき散らし(後編)
 
都構想住民投票の結果は、反対多数で否決(日本維新の松井一郎代表と吉村洋文副代表=左)/(C)日刊ゲンダイ 
都構想住民投票の結果は、反対多数で否決(日本維新の松井一郎代表と吉村洋文副代表=
「思い出に残る維新のデマと嘘ベスト10」(後編)をお届けする(肩書などは発生当時)。
【第5位】ロシアと戦争
 
  2019年、衆院議員の丸山穂高国後島の宿舎で大酒を飲んで騒ぎ、元島民の訪問団長に「戦争でこの島を取り返すことは賛成ですか、反対ですか?」「戦争しないとどうしようもなくないですか?」と質問。元島民やロシアが反発すると、「賛成か反対かを聞いただけ」とゴマカした。
 
【第4位】都構想詐欺
 
  維新が仕掛けた住民投票で賛成が多数になれば大阪市は村以下の権限しかない特別区に分断されて、権限も自治も失われるだけだった。この事実を隠すために維新は卑劣な工作を繰り返した。当初、二重行政の解消などにより年間4000億円の財源を生み出すのは「最低ライン」と言っていたが、数字はコロコロ変わり、そのうち橋下徹は「(数字を)議論しても仕方ない」と言いだし、15年の住民投票直前になると「財政効果は無限」と言い出した。猿でもわかる詐欺である。「最後のチャンス」と繰り返したのも嘘だった。
 
20年の住民投票直前になると、松井一郎はテレビ討論でグラフを見せながら、特別区の財政は大幅な黒字が続くと主張。出演者から「誰が作ったものなのか」と追及されると、「維新で勝手に作っているわけじゃない」と反論。しかし市民が情報公開請求した結果、維新が作ったものであることが判明。
 
  また、松井は市選管が投票用紙に「大阪市を廃止し特別区を設置することについて」と明記したことに対し「『大阪市を廃止』ではなく『大阪市役所を廃止』とできないか」と反発。正確な情報が市民に伝わると困るわけだ。
 
【第3位】北朝鮮デマ
 
 18年、衆院議員の足立康史が「立民は北朝鮮工作員」とデマツイート。
 
【第2位】身を切る改革
 
松井は退職金を廃止すると言い出したが、退職金を分割して毎月の給与に上乗せするだけだった。市議の筒泉寿一のように「身を切る改革」と称して被災地などへの寄付を偽装するケースもある。
 
【第1位】ファクトチェック
 
 今年2月、吉村洋文が「維新憎しのデマが出回っている」として、党としてファクトチェックを始めると言い出した。一体なんの冗談なのか。維新こそがファクトチェックの対象なのである。
 
※重版決定! 書籍「それでもバカとは戦え」講談社から絶賛発売中
 
 
 ②井筒和幸
 
 
 
 
田中理事長のネコババ逮捕 腹立たしいのは日大の学生たちが誰も何も騒がないことだ
 
 日大の理事長が大学の金をネコババして逮捕されたのは当然だし、焼き肉屋のオヤジがそのTVニュースを見ながら「たった5300万円で捕まるわけないだろ。どれだけ隠していたかこれからが見ものだな」と言い返すのも当然だが、苛立ってくるのは当の日大の学生たちが誰も何も騒がないことだ。その流出金は授業料だから、学生こそが学校当局に「ちゃんと釈明して自己批判しろ!」と声明でも出して授業ボイコットでもストライキでも何でもして、日大生の誇りと意地を見せたらどうだと思うのだが、うんともすんともだ。コロナでバイトもなく、親から仕送りも減って飯もろくに食えない腑抜けでも、怒りの声ぐらい上げて当然だと思っていたのに、何もない。
 
  日本一のマンモス私立校だし、親がかりでカネに困ってないし、理事長が何をやらかそうが痛くもかゆくもないし知ったことじゃないのか。誰も皆、小学生でもないのに他人事のように黙っている。SNSで当局を糾弾して大衆団交をやろうと発信してるやつもいないだろう。自分の大学だという問題意識はないのか。入学した時から既にもう腑抜けだったのか。単位取りと遊びとバイトと就活しか思うことがないのか……。
 
今、もしも我らが学生だったら、すぐに仲間らと授業ボイコットして理事会に団交を迫って行動していただろうと思う。1968年、世界中にベトナム反戦と体制変革のスチューデントパワーが沸き起こる中、日大は7月に国税局に30億円以上の使途不明金や脱税で摘発され、それに学生たちが怒り、全学共闘会議(日大全共闘)がのろしを上げた大学だった。大学職員2000人に裏金で給料を払ってたり、最高額が1人1億5000万だったりと不正がバレて、学生たちは「我々の授業料は父や母の汗の結晶だ!」と3000人が抗議集会を開き、会頭や理事の総辞職とカネの使途説明を大学当局に迫ったのだ。「集会の自由を認めろ」と無期限ストに突入、ついには機動隊とバリケードを挟んで攻防戦が始まり、学生の抵抗で機動隊員が死んだりした。それが日本中に知れ渡った「日大全共闘」だった。
 
  数千人のデモ隊は数千の機動隊と神保町の街でも衝突、学生たちは人生を懸けて逮捕覚悟で闘った。火炎瓶を使い始めるのもこの頃で、パリ五月革命で学生が投げたのを見たからとか。べトナム戦争に加担する佐藤首相に「日大生は常識を逸脱している」と言わせた。
 今、政府は森友の文書改ざんで自殺した財務省職員の再調査など手もつけないまま、年が明けたらうやむやにするだろう。学生といえば「あ、でも」や「まじ」とバカ接頭語を繰り返すだけで、社会の矛盾に気づくのはほんの一握りだ。ただ勝ち組に残ることを目指して卒業し、そんな陰険な政府の番犬か企業の忠犬になる。親のしつけで牙はとっくに抜かれている。大学に問題意識などあるわけないのだ。おまけに「親ガチャ」などと自分で片付けている。ふびんなもんだ。
 
 
 ③三枝成彰
 
 
 
 
西洋人にとって日本人の価値観は謎 酔うことは悪魔に隙を与えること
 
 先日の当コラムで、日本で人気のチャイコフスキーラフマニノフの甘くて美しい音楽は、西洋ではほとんど評価されないと書いた(私は好きだが)。オペラ「蝶々夫人」などで有名なイタリアのオペラ作曲家プッチーニも評価が低い。甘く美しい音楽は「甘いだけで栄養にならないお菓子」で「ハリウッドの映画音楽のようだ」というのがドイツやフランスのプロフェッショナルの言い分だ。イタリアでもそう言う。
 
  かつてイタリアの演出家ダニエレ・アバド氏が私のオペラ「Jrバタフライ」の演出をしてくれた。「蝶々夫人」を下敷きにした物語だったが、彼は「プッチーニアバド家にとって特別な作曲家だ」と言う。彼の父で指揮者のクラウディオ・アバドは「一度もプッチーニを指揮していない」と言われ、調べると本当だった。「特別」とは「価値がない」という意味だったのだ。
 
  根底にあるのはキリスト教の影響である。
 
人々が快楽をむさぼり堕落を極めたローマ帝国への否定から、イエス・キリストキリスト教をおこした。彼らにとって神のもたらす調和と快楽=悪魔の誘惑は、光と闇の関係だ。音楽でも長調の安定した響きは神のもたらす調和とみなされたが、人の心を揺るがし陶酔させる短調の響きは悪魔の誘惑として排除された。
 
  アフリカ音楽に由来する同じリズムの反復も禁じた。人を興奮させ悪魔のつけ入る隙をつくるからだ。初期のキリスト教が楽器の使用を禁じたのも、楽器の生むリズムが陶酔を呼び、人を踊らせるためだった(ロシア正教では今もパイプオルガンでさえ禁止)。彼らは踊りを伴う音楽は異教徒のもので人を淫蕩(いんとう)にさせると思っていた。昔の盆踊りや現代のクラブのように、人々が踊って心を解放することを嫌ったのだ。
 
  私もドイツのバイロイト音楽祭ワーグナーの音楽に体を揺らしたら、周りの客から「シッ!」と注意された。現在のジャズやポップスにもアフリカ音楽のリズムがある。ラベルの「ボレロ」もそうだ。アフリカからキューバに渡った奴隷たちが編み出した「ハバネラ」のリズムがスペインに伝わり、定着して生まれた作品だ。
 
 4~5世紀を生きた教父アウグスティヌスグレゴリオ聖歌に感動する自分を許せず、自らを鞭打った。それほど陶酔には厳格だった。その影響は現代にまで及び、日本人とは「恥」に対する価値観も違う。
 
  私たちにとって肌の露出は当たり前で、母親が街角で子どもに授乳し、混浴の銭湯は江戸期から明治中期まで続いた。黒船で来航したペリー提督らも老若男女が集う銭湯に仰天し、「淫蕩な人民」とまで思ったそうだ。
 
  戦前、日本の統治を受けた中国や韓国の人たちは日本人が素足に草履や下駄を履くのを見て「はしたない」と思ったという。彼らには人前で足を見せるのは恥なのだ。西洋でも足は家族にしか見せないもので、隠された部分への興味がフェティシズムを生み、「シンデレラ」のガラスの靴のイメージにも影響を与えた。
 
  戦国時代の日本を訪れた宣教師ルイス・フロイスが日本人の風俗習慣について記した「ヨーロッパ文化と日本文化」(岩波文庫)には、「酒に酔うのは我々には恥で不名誉だが、彼らはそれを誇り、『殿、いかがなされた』と問われると『酔っ払った』」と答える」と書いてある。「酔う」ことに西洋人は眉をひそめる。酔って我を失い前後不覚に陥ると、悪魔につけ入る隙を与えるからだ。
 
  花に酔い酒に酔い、恋に酔う日本人は音楽に酔うのも粋であり、美徳だと考えてきた。そんな私たちの心は、西洋人には理解できない大きな謎に映るのだろう。
 
 
       以上です。
 
 昨日の排便ですが(下の話で申し訳ありません)、ようやっと下痢状の多めの便通が
有り大喜びです。これで2日間連続で多め排便達成となりました。これで今日と明日ぐらいの
排便無しでも大丈夫ですね。それにしてもいきまないと便が排泄しないのは大困りです。
いきまないと排便が無いという事自体でこれは完璧な便秘というそうです。排泄なしでも
3日間ぐらいは我慢していきみ無しで過ごそうかと思っていますが、大丈夫でしょうか?
 
 昨日は近所の酒の量販店である野球の新庄とは全く関係ない”ビッグ・ボス”で
日本酒1升瓶2本と黒霧ワンパックを購入しました。と言ってもこの3週間ほどは禁酒
が継続しているので見るだけで飲みませんが・・・。
 日本酒と云えば一昨日、岩手の南部美人の酒造元からメールが来ました。
南部美人純米吟醸の生酒(当方大好物)のワンセット(1800mlが5本)をネット販売
するとのことです。しかし、本来なら飛びついて買う代物でも禁酒明けではさほど飲めることは
ないので止めました。お酒は美味しいから飲むのでなく、偶に飲んでおかないと体調に
異変を来したら困るからです!?!それでも9カ月近く経つ禁酒状態の解除は普通で済む
でしょうか心配です。
 南部美人のメールを付けますのでご参考にしてください。でも本当にこの生酒は美味しいですよ!
 
 
 
 
南部美人が蔵を構える、岩手県二戸市で栽培された酒造好適米「ぎんおとめ」を100%使用して造った「南部美人 純米吟醸オーナー制の酒」。
 
「新酒の時期の生酒は特に美味しい!」とのお声を多く頂き、ネットショップでも数量限定販売を決定いたしました。
 
毎年、二戸市を中心に販売される限定商品です。大切な方への贈り物やお土産としても喜ばれる商品です。是非「生酒」と「火入れ」を飲み比べて、その味わいの違いをお楽しみください。
 
純米吟醸『生酒』は、生酒特有の新鮮でフレッシュ感のある味わいです。栓を開けたら早めにお召し上がりいただき、保存の際には必ず冷暗室での保管をお願い致します。
 
純米吟醸オーナー制の酒は、オーナーの皆さま用に年に1本のタンクしか仕込みません。
 
数量限定で販売いたします!お早めにお買い求めください。
 
製造の都合上、1800ml*5本コースは12月下旬、720ml*10本コースは1月中旬の発送となります。
 
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原料米二戸市金田一酒造好適米「ぎんおとめ」100% 米(国産)、米麹(国産米)精米歩合50%仕込水折爪馬仙峡伏流水(中硬水)酵母M310日本酒度+1アルコール度数16度以上17度未満酸度1.1
容量:1800ml×5本
 
数量:
 
16,500 円(税込)
    
 
 ではここまでです。また明日・・・・・
 

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会員のみなさま 1587                    後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年12月4日((土)、現在は朝の7時ちょうどです。
 
 本日も晴天で寒い朝を迎えていますが、もう師走ですから当然でしょうね!
気象庁の天気予報によるとこの先雨マークが消滅してずっと晴天模様です。
 本年のラスト4週間を迎えましたが、コロナ禍継続のなか、また新たな変異株発生
のなか、やはり外食等は自粛が強要され、何となく師走到来の気が起きない日々です。
 
 昨日のコロナ感染は都が14人、大阪が18人と出て、全国では145人となっています。
まあ、この位で当分行くのでしょうね!?!このところテレビ出演が激減していたインチキ
ワクチンお奨め製薬会社お雇いの3人(三鴨・二木・松本)も急に連チャンで登場となっています。
 もうお前らの顔は見たくないよ…と言いたいです。
 
 コロナとは関係なく、当方の体調は昨日の夕方ぐらいから何となく風邪気味となっています。
えらく首肩が凝り、ただ座ってテレビを見ているだけでも気分が悪くなってきます。今朝起床したら
その点は解消されていましたが、現在のところ、くしゃみと鼻水が多めに出ています。
 外出時間は少なく、マスク着用は欠かしていませんのでコロナにやられるはずはないのですが、
こればかしは???ですので、やや不安ではあります。
 追加摂取(3回目摂取)を薦める政府筋ですが、当方的にはもう御免こうむりたいところです。
基礎疾患があったり高齢者(当方も高齢者です?)は特に摂取するよう薦めていますが、
余計なお世話だと言いたいところです。いずれにせよ2回目摂取後8ヶ月だとすると来年の
3月ぐらいまでは猶予があります。何とかしないで済むような権威ある医学界からのお達しを
待ちたいものです。
 
 昨日は懸念された便秘症状が一応解消されました。下痢状で多めな排便がありようやっと
落ち着きました。問題は今日からですが、なるべく下剤利用無しで自力で排便があるよう祈る
気持でいます。
 
 競馬に行きます。
  今週は中京開催でチャンピオンCというG1レースが組まれています。
こちらは明日検討するとして、本日は昔懐かしいステイヤーズSというG2が年内最後の開催と
なる中山競馬場で行われます。本来なら今日の土曜日あたりは本馬場に行きたいところですが
まだ一般観覧は出来ないので諦めました。
 内田騎手騎乗の13番シルヴァーソニックという馬から5・8・9・10・11に馬連で流してみます。
 もう資金が多くはないのでこれは勝ちたいところです。勝てれば明日のG1で大勝負です。
 
 ようやっとくしゃみも止まり鼻水も出なくなりました。このままで今日1日お願いしたいものです。
昨日、岩手の酒造元の南部美人酒造から純米吟醸の生酒のお知らせメールが来ていました。
5本セットで2万円近くしますが購入するかどうか???です。まだまだ禁酒中なのでそれほど
食指が湧きませんので。
 
 本日は植草氏のメールが来ていないので量子物理学にします。
今回は再添付になるかも?しれませんが、コンノケンイチ氏の論考です。
 
 
 
 
  第1章 【意識】が【現実】を創造する!
 
  誰も見ていない「月」は存在しない?
 アインシュタインを死ぬまで悩まし続け、現代の物理学者たちが真剣に意見を戦わせている最大にして最もホットな論点とは・・・
 「誰も見ていない時の月は存在するのか?」ということである。
 誰も見ていなくとも月は立派に存在する・・・それは確かな事・常識でこれまでの科学の基本観である。
 しかし近代量子力学が到達した結論は、そうではない。
 月だけではなく、個々人が客観的に存在すると認識している自然界の事象は、観察するという行為によって千変万化し、誰も見ていない時は実在しない・・・というのである。
 こうした量子力学の考え方に、死ぬまで反対したのがアインシュタインだった。宇宙を含む自然界の森羅万象は人の意識や観測には関係なく、あくまでも客観的な実在であるというのがアインシュタインの信念だった。
 しかし量子力学の結論はそうではない。パリという街は個々人の意識が現実化させ、人々の意識にパリが存在しなくなったら、パリという街は実在しなくなるというのである。
 われわれが存在する銀河系の一つにさえ、約1千億個から2千億個の恒星(太陽)が存在する。それだけではない。こうした銀河が宇宙には、1千億~2千億個も存在することが確認されているのである。
 この想像を絶する膨大な銀河や天体の確認によって、地球外超文明も「数多く存在するであろうことは今や科学者たちの常識となっている。
近代量子力学の結論は「認識できないものは存在しない」という弱々しい表現ではない。
 その主張は強烈きわまるもので、パリという街はあなたの意識によって実在化され、個々人の思念エネルギーによって変化するというのである。つまり「あなたの意識がパリを創造している」というのが量子力学の結論なのである。
 量子力学の基本となる『シュレーディンガー波動方程式』によれば、自然界は観察するという行為によって無限の可能性を生み出し続けているが、いったん現実として知覚されると効果は直接的かつ劇的である。観察するという行為によって物質の持つ波動関数のすべてが収縮されて一つだけが残り、それが現実の世界となるのである。
 一つの可能性が現実化されると、なぜ他の可能性が消滅してしまうのか誰もわからない。それでも量子現象を支配している法則は絶対的であり、人間の力ではどうにもならない。
 われわれの世界は外見通りではない。
 人それぞれの意識エネルギーが「この世」の基本的な構造や仕組みに大きな作用を及ぼしている。
 
 
   以上です。ではまた明日・・・・・
 
 
 
 
 

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会員のみなさま 1586                       後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年12月3日(金)、現在は朝の7時5分です。
 
毎日のことですが、今朝も寒い朝が明けました。 週間天気予報によると全部
晴れマークとなり雨マークは消えています。当分は好天の冬日和が続くという
事のようです。
 本年の4月3日を期して禁酒に入りましたが、昨日で丸々8カ月が経過しました。
この間一滴のアルコールも体内に入っていませんが、不思議と酒を飲みたいという
欲望がまったく湧かないのは何でしょうか(?)。当然酒類のストックも我が家には
ほゞ無しです。明日の土曜日には近所の酒の量販店である”新庄ではない”ビッグボス”
に行って多少の酒類の物色をする予定です。それでも禁酒解禁日は我が誕生日の
12月24日と決めていますので、それまでは飲みません。
 
 コロナ感染ですが、昨日は都が11人と少な目、大阪が19人です。全国では127人
となっていますが、新種の変種ウイルスの蔓延が無ければまずまずひと段落のコロナ騒動
という事になりそうです。
 
 きつかった送迎仕事も一応今日で終わります。本年中は単発(1日だけ)の送迎がやっと
1日だあるだけで済みそうなので本日が実質の仕事納め的な日となりそうです。
 昨日は市川駅まで行ってきましたが、今日は普通にリハビリと”じゅんさい池1周ウォーキング”
を励行し、お昼は丸亀製麺で軽く済ませて、昼過ぎには《笑がおの湯》へ行く予定にしています。
 
 昨日は排便が思うように行かず、きつい1日でした。(トイレで力んでも通常排便無し)
本日は果たしてどうでしょうか!?!排便も睡眠と同様に時が来れば解決するという
具合になれば何も悩みはしないのですが、唯々便秘状態継続はご勘弁願いたいものです。
 
 
 今日は植草氏と量子物理学を添付します。これだけです・・・
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/12/02
 
             メディアの攻撃は本物の証明
 
                第3094号
────────────────────────────────────
憲法国民主権を定めており、主権者である国民が選挙を通じて政治体制を決
定することになっている。
 
しかしながら、現実には政治体制の決定が別の力によってコントロールされて
いる面が強い。
 
選挙は数年に一度しか実施されない。
 
その選挙のタイミングだけクリアすれば済んでしまう。
 
今年の8月、コロナ新規陽性者数が1日2万5000人を超えた。
 
このタイミングで選挙が実施されていれば自民党は大敗しただろう。
 
わずか2ヵ月投票日がずれただけで著しい変化が生じてしまう。
 
2003年4月28日に日経平均株価が7600円に暴落した。
 
小泉竹中政治が推進した超緊縮財政で日本経済は崩落。
 
景気崩落=株価暴落=金融不安の魔の悪循環が発生した。
 
この局面で選挙が実施されていたなら小泉内閣は消滅していたはずだ。
 
しかし、小泉内閣自己資本不足に陥れたりそな銀行公的資金で救済した。
 
「退出すべき企業を市場から退出させる」の方針を覆して公的資金で銀行を救
済した。
 
この結果、株価は急反発した。
 
金融行政の破綻だったが日本経済新聞がこの政策破綻を正当な政策運営だと絶
賛。
 
11月に総選挙が実施された時点では株価が回復しており、小泉自民党は大敗
を免れた。
 
日本重罪新聞と言われるゆえんだ。
 
政治を特定の方向に誘導する役割を担っているのがメディア。
 
マスゴミ」と呼ばれる存在。
 
政策破綻を優れた金融改革政策だと粉飾してしまえば国民は騙されてしまう。
 
先の大戦で日本軍が連戦連敗していたにもかかわらず、大本営とメディアは連
戦連勝と報道した。
 
国民は大本営とメディアの誤情報を鵜呑みにした。
 
メディアコントロールによって政治を特定の方向に誘導することが常に行われ
ている。
 
テレビメディアから権力批判の論者が一掃された。
 
メディアが異常露出させるのが橋下徹氏、吉村洋文氏、東国原英夫氏ら。
 
これらの人物が優れているわけではない。
 
メディアが流布したい発言を繰り返す要員であるから異常露出される。
 
世の中にはさまざまな意見、考え方がある。
 
人々が耳にする機会が増えれば、それぞれの主張が理解されやすい。
 
特定の主張だけが繰り返し流布されれば、その主張を支持する者が増える。
 
マスメディアの影響力は驚くべき大きさだ。
 
維新勢力が拡大した最大の要因はメディアの誇大宣伝にある。
 
9年前の12月2日、中央高速笹子トンネルで天井崩落事件が発生した。
 
この日、衆院総選挙に向けて、未来の党が公約を発表した。
 
日曜夜のフジテレビ報道番組は番組の全時間をトンネル崩落事件報道に充て
た。
 
未来の党の公約発表は1秒も報道されなかった。
 
維新の公約が長時間報道されたことと対照的な取り扱いだった。
 
安倍自民党は総選挙に向けて「国土強靭化」を提唱していた。
 
トンネル崩落事件はおあつらえ向きの事象だった。
 
トンネル崩落が人為的に発生させられた疑いがある。
 
この年の8月、野田民主党は消費税増税法を強行制定した。
 
「シロアリを退治せずに消費税を引き上げない」公約を守る議員が民主党を離
党して新党を創設した。
 
国会議員50名余を擁する「国民の生活が第一」=「未来の党」が正真正銘の
「第三極」だったが、メディアは国会議員10名足らずの「維新」を「第三
極」として連日連夜大宣伝を続ける一方、「国民の生活が第一」を一切報道し
なかった。
 
国民の生活が第一」結党パーティーは「維新」結党パーティーを上回る参加
者を記録したがメディアは一切報道しなかった。
 
維新結党パーティーを大々的に報道したのと対照的だった。
 
このような歪んだメディアコントロールの下で選挙が行われる。
 
公正な選挙ではない。
 
この事実を私たちは銘記しなければならない。
 
今回選挙でメディアが大合唱したのが「共産党との共闘」攻撃。
 
自民党はかつて社会党と連立政権を樹立した。
 
社会党の党首を首相に担いだ。
 
このことを踏まえれば、共産党選挙協力することに何の問題もない。
 
ところが、メディアは連日連夜「共産党と共闘するんですか」キャンペーンを
展開。
 
立憲民主党
 
「もちろん共産党と共闘しますよ」
 
と答えるだけでよかった。
 
「それが何か」
 
と問うだけでよかった。
 
ところが、枝野氏は違った。
 
「「野党共闘」というのは皆さんがいつもおっしゃっていますが、私の方から
は使っていません。
 
あくまでも国民民主党さんと2党間で連合さんを含めて政策協定を結び、一体
となって選挙を戦う。」
 
と述べて共産党との共闘を否定した。
 
立憲民主党共産党の強力な選挙協力のおかげで、選挙区で多くの議席を確保
した。
 
共産党の協力がなければ選挙区でも大惨敗を演じたと考えられる。
 
立憲民主党共産党に対して最大の敬意と感謝の意を表するべきだったが、共
産党に対して非礼な対応に終始した。
 
CIAの工作機関と見なされる連合(六産別)が共産党との共闘を攻撃してい
ることに阿(おもね)る対応を示したと言える。
 
共産党を含む政策を基軸にする野党共闘を支持する主権者は枝野幸男氏の行動
に憤慨した。
 
多くの主権者が立憲民主党への投票を中止したと見られる。
 
メディアが主導した「共産党との共闘誹謗中傷キャンペーン」が功を奏したと
も言える。
 
すべての背後にCIAの影がうごめく。
 
米国を支配する勢力=ディープ・ステート=DSにとって、日本は重要な戦利
品。
 
何が起きようとも戦利品を手放すことはない。
 
戦利品を維持するために日本政治をコントロールし続けている。
 
そのための最重要の手段が「メディアコントロール
 
日本のメディアコントロールの本尊はDSである。
 
今後もDSによる情報支配=メディアコントロールが続く。
 
このことを念頭に置き、日本政治刷新に向けての活動を続けなければならな
い。
 
メディアコントロールの対象を見ると、彼らの脅威が分かる。
 
脅威であるからこそメディアを動員して攻撃する。
 
したがって、メディアが攻撃する対象は真の脅威であり、その価値を見直すこ
とが重要になる。
 
メディアが叩いたのが小沢-鳩山体制が樹立した新政権。
 
メディアはいまなお鳩山元首相攻撃を続ける。
 
ここに真の脅威が存在していることが判明する。
 
今回総選挙で異常な力が注がれたのが「共産党を含む野党共闘」だ。
 
共産党を含む野党共闘」の脅威の大きさが浮かび上がる。
 
端的に言えば、メディアが誹謗中傷することについて、自信をもって取り組む
ことが重要だ。
 
立憲民主党は隠れ自公勢力の連合と共依存関係に陥った。
 
立憲民主党も隠れ与党勢力に加わることになるだろう。
 
いまこそ、たしかな野党の出番である。
 
れいわ、社民、共産などの政党が存在するが、これら革新勢力の大同団結が重
要になる。
 
立憲民主党内に存在する革新派の議員も新たな中核野党構築に参画するべき
だ。
 
不正なメディアコントロールという特殊な状況が存在することを踏まえた対応
が必要だ
 
 
 
 量子物理学は再添付かもしれませんが再勉強でお願いします!
 
 
 
 
 
   死後の世界を突きとめた量子力学   コンノ ケンイチ
 
 「この世の光景」が神話そのものだった!
 
  現代は平均寿命が延びて八十~九十歳の人も珍しくないが、どんなに科学が進んでも「生者必滅」の基本は変わらない。五十歳を過ぎるころから「死」について深く考えるようになり、六十歳を過ぎると終着ゴール点に旗がはためいているのが見えるようになってくる。
 人は、「この世」に生を享けるが、必ず死が待っており、例外はない。
 そして、死んだら「あの世」に帰るのだと多くの宗教書は述べているが、本当のことだろうか?はたして「死後の世界」は存在するのだろうか?
 世界三大宗教であるキリスト教、回教、仏教のすべては当然のこととして「死後の世界」を肯定し、それを前提にして「いかに現世を生きるべきか」を教示している。
 こうした宗教の教義に対して、正統派といわれる科学者たちは「死後の世界」に類することは異端科学として排斥してきた。
 量子力学と「死後の世界」の接点を、表だって言う科学者は多くない。主流といわれる科学者ほど、霊や超能力、超常現象に類するものは疑似科学としてタブー視しているからで、アカデミズムの閉塞性が際立っている日本ではとくに顕著である。
 しかし、最先端科学の「量子力学」では「あの世」と「この世」の境界が実験によって検知されており、欧米では超光速信号(テレパシー)や霊界通信のメカニズムまで研究の対象されているといえる。
 
  『スウェデンボルグの霊界からの手記』より
 「この世とは霊界の広大無辺な空間の中にポッカリと浮かんでいるひとつのゴムの球のようなもので、このゴムの球である自然界の周囲はすべて霊界で取り囲まれているということである。ゴムの球の中にもすべての霊界はしみこんでいる。」
 われわれの物質界はミクロ(極微)世界の法則が集積されて成り立っている。したがって量子力学によって打ち立てられた法則とは、どんな異常な現象であろうとも「この世」の見えざる基本法則となってくるわけである。
 そして量子力学が突き止めたミクロ界の法則は観測や実験で証明されたことばかりで、単なる仮説や推論の積み重ねではない。
 われわれが認識する物質世界は実在しない。
 この世の事物はすべてあなたの意識が創り上げたもので実体として存在するものではない。その背後には巨大なスクリーンで遮られた広大な「あの世」が存在し、「この世」はそのコントロール下に置かれている・・・これは疑問符のつくような弱々しい表現ではなく、はっきりと結論づけられたことなのである。
 「この世」はバーチャル・リアリティ(仮想現実)のごときもので、「この世」と「あの世」を分ける幕の背後では何かが共同謀議していると量子力学はいう。
 この眩暈のするような発見は、人類の進歩というより、新たな科学の混迷の始まりとなる可能性が高い。人類の世界観へも影響を及ぼさずにおかないだろう。
 人類は今、物質文明から精神文明への大きな転換期にさしかかっている。
 近い将来、革命的な科学理論が出現すると考える人々が多くなっている。
 もうすぐ根本的な変化が起こるだろうと、物理学者の誰もが感じている。
 さらに近代量子力学が突き止めた「この世」の本質は、古代の東洋神秘主義(仏教)と完全に波長が合っている点に今欧米の科学者たちが感銘を受けている。
 
 
  それではまた明日・・・・・