PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1292                   後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年2月12日(金)、現在は朝の7時45分です。
 
 一般的には昨日が休日で今日一日仕事をすれば明日から週末の2連休になります。
今月(2月)の祝日はもう一日ありますが2月23日と云われて即答できる人は少ないと
思われます。そうです、現天皇陛下の誕生日ですね!今上天皇は61歳となられます。
今月は2月でもあり仕事的に実働日数は18日だけです。コロナ感染緊急事態宣言
発生中なのでリモート・テレワークの人も多く仕事づくめの人は多くは無いと思われます
が、普通にもう厭きましたね!?!
 テレ何とかの類はおいておくとして、天気の方はほぼ好天予想が続きます。気温も高めで
過ごし易そうな冬が続きそうです。15日に雨マークが付いていますが、この日の最高温度
は17℃が予想されていますので蒸し暑そうですね!?!
 昨日の東京都の感染者数は434人となり、500人を下回ってはいますが、高齢者の感染は
結構多く、400人台は緊急事態宣言解除にはやや無理筋でしょうか?
 
 昨日はそれこそ一日中、森会長の辞任決定関連の報道ばかりでした。本日2月12日に
正式に五輪会長の辞任を発表する予定です。次期会長には森会長より一つ年上の早稲田
ラグビー部の先輩でもある川淵三郎氏が最有力で本人も昨日の段階でやる気満々の状態
です。完全な”老々交代”です。川淵さんは今までスポーツ界に対する大きな功績があることに
問題はありませんが、84歳という年齢はどうなの(?)と思わざるを得ません!!!
 当方的にはハッキリいい加減にせいよ・・・と、言いたくなります。83歳とか84歳のクソ爺
しかいないのかよこの国は???と思うのが普通の日本人ではないですか?
 確かに現況の政府筋や功労者だけに限定すれば川淵が一番となるのでしょうが、
国民の8割が本年の五輪開催に反対しています。川淵の仕事は今五輪開催までと決まって
いても無理筋です。森の男女不平等発言が辞任の大原因ですので、この際思い切って女性の
会長を選出したらどうでしょうか?
 
 昨日は予定通りに墓参り→すし松→GS→ビッグボス・・・と、廻り、”じゅんさい池1周ウォーキング”
に行ってきました。ウォーキングは昨日で7日間連続弾となりました。今日も行く予定です。
 今日はその後に温泉”笑顔の湯”も予定しています。夜は女房のお迎え仕事があるので断酒
となります。面白くない一日ですが、我慢も大事な”毎日が日曜日”人間です。
 
 
 それでは、”関東限定ドサ回り的簡裁出廷”の埼玉版では小江戸で有名な観光地でもある
川越簡裁に行ってみます。川越は観光とは別にこの数年、急激に居住希望の人が激増した
街の一つです。どんどん新築マンションが建っています。
 ここ川越へ行くのは北総線武蔵野線と、乗継、北朝霞駅東武東上線の川越行の電車
に乗り換えます。駅の名前は朝霞台です。急行だと10数分しか罹りません。東武川越駅
で降車、駅側のバス乗り場から市役所・裁判所方面行きのバスに乗ります。このバス路線ですが
行きも帰りも結構渋滞します。理由は先ほどの川越自体が発展していることと西武線
本川越駅が裁判所行きのバスの途中に在るので西武電車の信号待ちが結構きついという現実
もあります。いずれにせよ大賑わいの街です。当方的には遊びで行っているのではないので
小江戸散策はしませんが悪しからず!?!やはりJR・東武・西部の大手三線が乗り入れている
場所は強いですね。この小江戸に住んでみたいと思う人が激増するのは当然でしょうか!!!
 ということで、川越は我が”関東限定ドサ回り的簡裁出廷”では珍しいバス乗車で渋滞するのが
普通の地域でした。お昼は帰路の東武朝霞台駅側の”小諸”で済ますことが大半となります。
交通渋滞もありの結構往復に時間のかかる川越簡裁でした。当方、20回は行っている小江戸
ですが、有名な火の見櫓とかは一度も見ていません。あくまでも当方的には仕事で観光では
ありませんので悪しからず・・・でした。
 
 森辞任後の次期会長にハプニング発生を期待します!!!
 
 
今日は量子物理学は行きます。
 
 
 
量子物理学
 
 
 
 
 最近の宇宙論において、周期的に自らを更新する宇宙が再発見された。これは、永続する基本的な媒体から出現し、そこへふたたび還ってゆく宇宙である。「アーカーシャ」を「量子真空」に置き換えさえすれば、古代ヒンドゥー教宇宙論を、現代科学の言葉で言い直すことができる。つまりこうだ。「何ものも、そして無さえも存在しなかったとき、闇が闇を覆っていたとき、何が存在したのだろうか?そのとき、量子真空が(顕在的な)動きのない状態で存在したのだ・・・・・。一つの周期の終わり、宇宙に現れていたエネルギーは、鎮められ、潜在性となった。次の周期の始まりに、それらのエネルギーは始動し、量子真空から、これらさまざまな形が進化する・・・・・」
 人間の意識は、量子真空―精神的な宇宙の包括的リアリティの基本要素である超流動体の普遍的なフィールド―から出現し、そこに根差した意識が高水準の形として現れたものなのである。 
 
 
 
 
 
 

           PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1291                    後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年2月11日(木)、現在は朝の7時40分です。
 
 今日は全国的に国民の祝日である”建国記念の日”で休日です。
木曜日の祝日は有難いものですね!終業後の当方的”毎日が日曜日”人間には
縁が無い平日のお休みですが、現在のような不要不急の外出自粛中でも都の繁華街
あたりには出かけたくなる気もして来ます。どうぞ、マスク防備でお出かけください!
当方の人混み行きは当面パスですが体調を調えることに専念しておきます。
 今日の午前中は墓参り→すし松→ヤオコー→ビッグボス・・・と廻り、午後には
じゅんさい池1周ウォーキング”は励行する予定です。
 
 本日もピーカンまでは行きませんが青空の広がる好天で、このままほゞ晴天の
日々が連続しそうです。”毎日が日曜日”で閉じこもり・巣篭りの状態から本当は脱出
したいのですが、本格的外出はまだ無理ですね!?!
 
 コロナ禍ですが、昨日の東京の感染者数は491人とやや多めで全国では1887人
となっています。10都道府県の12日の解除は見送られましたが、この1週間の感染者数
の推移によっては19日以降の解除があり得るかもしれません!?!もうチョイの我慢
ですね!今週のメイン報道や討論はほとんど森会長関連となり他にはワクチン摂取と
新型ウイルスの変異種問題に集中されています。
 森会長関連の報道・討論の行方は今日あたりから次期会長の人選に集中しそうです。
もう森の辞任は確定事項となっているようです!?!
 何でこんなつまらない蜃気楼事案を毎日集中的に報道しているかというのは、やはり
東京五輪開催の有無が超気がかりだからでしょう!五輪開催=お金儲けの手合い・・・
の図式が崩れたら困る世界の悪達が居るからです。観客だろうがアスリートだろうが
これらの人々がコロナ禍で死のうが生きようがそんなことはどうでもいい手足です。
観客の在る無しなんかどうでもよく、五輪のテレビ放送が出来ることだけを望んでいます。
 
 下に、東京五輪関連情報から”五輪完全消滅””時代錯誤の森五輪”五輪終わり”という
論考を3件ほど添付しますので長いですがさらっとお読みください!
 
 
 
「日本のマスコミの皆さんはいい加減」「記者たちは修正もせず(略)全く無責任な連中が多い」
 女性蔑視発言の謝罪会見で“逆ギレ”して、さらなるひんしゅくを買っている東京五輪パラリンピック組織委員会森喜朗会長。4日夜、「BSフジLIVE プライムニュース」に生出演した際には、反省どころか的外れなメディア批判を繰り返していたから何をかいわんや。結局、自身の発言内容の何が問題視されているのかという自覚も責任も感じていないのだろう。
 
 森に代わって蔑視発言の火消しに躍起になっている橋本五輪担当相は、5日の閣議後会見で、IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長から、「よく理解した」と電話で伝えられた――などと説明していたが、もはや手遅れ。国民の森批判の声は高まる一方だ。
 とりわけ、国内以上に敏感に反応しているのが海外だ。フランスの欧州問題担当相を務めた欧州連合(EU)のナタリー・ロワゾー欧州議会議員はツイッターで、「あなた(森)には(仏語で)2語で十分。お黙りなさい」と投稿。米紙ワシントン・ポスト(電子版)も森を「人の感情を害するような発言が多い元首相」と紹介し、「性差別発言で謝罪したが、辞任は否定した」などと批判的に報道。森の前代未聞の蔑視発言はSNSなどを通じて世界中に拡散している。
 
呪われた五輪にふさわしい終わり方
 
「森会長を組織委員会のトップにすることを開催都市としてどう思うのか」
 
 東京都の「オリンピック・パラリンピック準備局」には国民からの抗議電話が殺到。タダでさえ世論調査で8割前後の国民が東京五輪の中止や再延期を求める中で、五輪に対する負のイメージがさらに高まるのは間違いない。
 
 このまま森が会長に居座り続ければ、国内外の女性アスリートだって黙っていないだろう。今後、東京五輪への出場を取りやめたり、あらゆる競技で抗議運動が起きたりしても不思議じゃない。東京五輪は国民やアスリートからのボイコットという最悪の形で中止に追い込まれることになるわけだ。
 だが、ある意味、「呪われた五輪」にふさわしい終わり方ではないか。
 安倍前首相の「福島原発事故の汚染水はアンダーコントロール」という大嘘の演説と、酷暑の夏を〈アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候〉と偽った「立候補ファイル」で世界を欺き、招致には成功したものの、その後は醜聞だらけ。当初の国立競技場の「ザハ案」は白紙撤回を余儀なくされ、公式エンブレムは盗作騒動で差し替えに追い込まれた。招致活動をめぐる裏金賄賂問題も発覚し、JOC(日本オリンピック委員会)の竹田前会長は汚職疑惑を調べるフランス当局の捜査対象だ。
 
 さらに開催直前でのマラソン競歩コースの札幌変更、トライアスロン会場であるお台場の海をめぐる“肥だめ騒ぎ”……など、まるで「平和の祭典」に程遠い。そのトドメが五輪憲章に触れる女性蔑視発言なのだから、国民にとっては「もういい加減、開催は勘弁して」というのが本音だろう。
 
 スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏はこう言う。
 
「森会長の発言は論外として、そういう独断専行の行動を許している今の日本のスポーツ界の体質にも問題があります。海外メディアが大きく取り上げたことで日本のスポーツ界の異常体質が世界に拡散され、五輪不参加を表明する競技団体が増える可能性もあるでしょう。もはや蔑視発言は撤回では済まされない大問題なのです」
 
私利私欲のために五輪開催に固執してきた安倍・菅政権
 
 自滅まっしぐらの東京五輪は、ベラボーなカネも問題だった。
 
「コンパクト五輪」などと言っていた大会経費は当初は約7000億円だったにもかかわらず、今や3兆円を超える勢いだ。そんな嘘で塗り固めた“ペテンピック”を、よりによって世界中に新型コロナウイルスが感染拡大する中で強行しようとしているのだから正気の沙汰じゃないだろう。
 
 安倍も菅首相もそろって、口を開けば「(五輪開催は)人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証し」などと言っていたが、最初の感染者が確認されてから1年以上も経つのに何の対策も講じてこなかったのが安倍・菅政権だ。
 
 昨年春から冬の第2、第3波が予想され、今のような医療体制の逼迫、崩壊が懸念されていたにもかかわらず、夏場に少しばかり感染者が減ったと見るや否や、新型コロナ収束後に開始予定だった「GoToトラベル」を前倒しで強行し、逆に感染を広げる始末。慌てて緊急事態宣言を再発令したものの、後の祭り。「切り札」とみるワクチン接種の開始時期すら分からず、どうやってコロナに「打ち勝つ」というのか。すでに「大惨敗」「不戦敗」ではないか。
 
 徹底した感染対策によって居住者の新規感染者ゼロが続いているオーストラリアのシドニー・モーニング・ヘラルド紙は疫学者の署名記事を掲載。日本の感染対策は不十分と厳しく指摘し、「東京オリンピック開催は感染の大災害を招く」としていたが、これが世界の見方なのだ。
 
メディアの批判記事はいつもアリバイ程度
 
 そもそも常識的に考えれば、世界中で新型コロナの死者が増えている中で、お祭り気分の五輪開催が歓迎されるはずもない。
 
 何から何までいかがわしい安倍・菅プロジェクトである東京五輪は今や風前のともしびで、漫画的な幕切れの予兆を感じさせる。国民は笑えないが、後世の歴史家はあまりのアホらしい展開に驚くに違いない。バカバカしさの極致と言っていいが、そんな安倍・菅政治をあおりまくった大メディアの責任も大きいだろう。
 
 護送船団方式で五輪スポンサー企業に名前を連ね、問題だらけの招致活動も汚職疑惑も批判記事はアリバイ程度にチョボチョボ。膨れ上がる大会経費は国民、都民の将来の負担増につながるのに、そうしたマイナス部分には目をつむり、バラ色五輪みたいな狂騒報道ばかり続けてきたからだ。
 
 もはや東京五輪の中止は当然としても、振り回された国民とアスリートは救われない。東京五輪を政権の延命策に利用してきた安倍・菅というペテン首相を筆頭に、きっちりと落とし前をつけさせる必要があるのは言うまでもない。
 
 五輪招致問題などに詳しいジャーナリストの横田一氏はこう言う。
 
東京五輪を開催して国民の高揚感を高め、そのまま総選挙に突入して自民党圧勝に持ち込む、という私利私欲の身勝手なシナリオのために安倍・菅政権は五輪開催に固執してきた。それが開催可否の判断が先延ばしされてきた最大の理由であり、コロナ対策が後手後手に回った原因でもある。この安倍・菅政権の怠慢政治の責任は厳しく問われるべきです」
 東京五輪中止とともに、森・安倍・菅もそろって表舞台から追放だ。
 
 
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/02/09
 
           東京五輪開催正当性が完全消滅
 
               第2847号
東京五輪組織委の森喜朗氏が女性蔑視、女性差別の発言を示した。
 
JOC臨時評議会での発言だ。
 
翌日、森氏は謝罪会見を開き、発言を撤回した。
 
しかし、自分の発言を謝罪する真摯な姿勢は示されなかった。
 
質問する記者に「面白おかしくしたいから聞いてんだろ」と逆ギレする会見
だった。
 
組織委会長は最高ポスト。
 
東京五輪の顔である。
 
東京五輪女性差別五輪であることを全世界に発信したに等しい。
 
事態収拾に向けて森氏の去就が焦点になるが、反応があまりにも遅い。
 
会議では笑い声が発せられたと伝えられている。
 
ボランティアに参加予定の市民多数が森氏の対応を踏まえてボランティア参加
を見送ることを組織委に通告した。
 
このことに対する自民党二階俊博幹事長の発言が批判を集めている。
 
二階氏はボランティア参加を見送ることを通告した市民の対応を「瞬間的」だ
として、「落ち着いて静かになったら、その人たちの考えもまた変わる」と述
べた。
 
二階氏は、
 
「どうしてもおやめになりたいということだったら、また新たなボランティア
を募集する、追加するということにならざるを得ない」
 
とした。
 
さらに
 
「参画しよう、協力しようと思っておられる人はそんな生やさしいことではな
く、根っからこのことに対してずっと思いを込めてここまで来た」
 
としたうえで、
 
「そのようなことですぐやめちゃいましょうとか、何しようか、ということは
一時、瞬間には言っても、協力して立派に仕上げましょうということになるん
じゃないか」
 
との見解を示した。
 
ボランティア参加を見送る判断を示したことを
 
「そのようなことですぐやめちゃいましょうとか、何しようか、ということ」
 
と表現し、その判断が
 
「協力して立派に仕上げましょうということになる」
 
とした。
 
この表現は、参加取りやめの判断を非難し、この人々が「改心する」ことにな
るとの意を含むもの。
 
問題の出発点がどこにあるかを踏まえない逆ギレ対応の典型だ。
 
市民の判断は
 
「そのようなことですぐやめちゃいましょう」
 
というものでない。
 
五輪トップが女性に対する根拠のない偏見を理由に女性差別を高らかに語った
ことが問題の根源。
 
森氏の発言に弁明の余地はない。
 
森氏が女性差別主義者であることが内外に明白に示されたものだ。
 
しかも、森氏は謝罪会見で真摯な謝罪の姿勢を示さなかった。
 
森氏が反省していると受け止められていない。
 
森氏の発言は五輪憲章に定められているオリンピズムの根本原則を踏みにじる
もの。
 
東京五輪のトップがオリンピズムの根本原則を踏みにじり、反省の姿勢も示さ
ないなら、ボランティアで参加する考えを変えない方が不自然だろう。
 
二階氏の発言は二階氏自身が今回の問題の深刻さをまったく理解していないこ
とを示すもの。
 
政治の力で上から圧力をかければ何とでもなるとのおごりしか見えてこない。
 
二階氏は森会長の進退について
 
「周囲の期待に応えてしっかりやっていただきたいということを我々は心から
念願する次第だ」
 
と述べた。
 
女性蔑視、女性差別発言を示し、反省の姿勢も示さない森氏の続投を念願する
というのは、森氏の姿勢に賛同するものと受け止められる。
 
世界は森氏だけでなく二階氏も同じ考えの保持者であると受け取るだろう。
 
森氏や二階氏に対して周辺の者が公然と異を唱えない。
 
腐った組織だ。
 
このような人々が日本の中枢に居座ることは日本の恥である。
 
森氏の周辺から聞こえる声は理屈にならない理由で森氏の続投を容認するもの
ばかり。
 
JOC会長の山下泰裕氏も正論を示すことができない。
 
自民党からも理屈にならない理由が示される。
 
なぜ腐敗するのか。
 
彼らのつながりが「利権」のつながりだからだ。
 
善悪や正義・不正義の判断がベースに置かれることがない。
 
損をするか、得をするか。
 
すべての判断の基準に損得勘定が置かれている。
 
五輪が掲げる理念と現実がかけ離れている。
 
IOC(国際オリンピック委員会)自体が利権追求の組織である。
 
「平和の祭典」の装飾を施して「利権の祭典」を実行しているに過ぎない。
 
現代においてスポーツはひとつの「産業」と化している。
 
スポーツを産業として認識し、スポーツ産業の最重要収益事業が五輪であると
理解することが現実を分かりやすいものにする。
 
五輪はスポーツ産業の最重要収益事業である。
 
その存在を否定する必要はない。
 
しかし、五輪が収益事業であるなら、国民が血税を注ぐ必要はなくなる。
 
この産業から利益を享受する者が自律的に運営すればよいだけのこと。
 
この利権事業に無償で労働を提供するボランティアが募集されることが不自然
である。
 
組織委員会の職員は高額報酬を手にしている。
 
森喜朗氏は組織会長としての報酬を受け取っていないと伝えられているが、森
氏は五輪に関係する巨大利権の甘い蜜を吸い続けてきたと見られている。
 
すでに亡くなられた自民党幹部が森氏の利権渉猟の姿勢を強く批判していた。
 
五輪という巨大な収益事業にスポンサーが巨大な資金を投じる。
 
企業は投下資金が経済合理性に適うと判断して資金を投下している。
 
経済合理性に反する資金投下は企業の株主が許さない。
 
巨大な建造物が建造され、スポーツ関連団体はその恩恵に浴する。
 
各スポーツ団体はスポンサーが投下する巨大資金のおこぼれを頂戴する。
 
その資金がスポーツ団体幹部や職員の所得を形成する。
 
この巨大なカネの流れがあるために、正論を提示できない状況が生まれてい
る。
 
利権によって善と悪、正義と不正義の境界が歪められている。
 
こうしたカネの流れが産業のなかで自己完結するのであれば目くじらを立てる
必要はない。
 
スポーツが一般の産業と大きく異なるのは、そこに巨大な財政資金が投下され
るからだ。
 
そうなればスポーツ興行を単なる一産業の興行として放任することは妥当でな
くなる。
 
組織委の職員が高額報酬を受け取りながら、多数のボランティアが無償で駆り
出されることも合理性を持たない。
 
また、五輪開催がコロナリスクを高めることは、五輪が国民に不利益を与える
ことを意味する。
 
このとき、五輪開催を強行する合理的な理由は存在しない。
 
海外から来日する選手と関係者だけで1万5000人を超える。
 
この数の外国居住者が日本国内に入国すればウイルスが持ち込まれるリスクは
極めて高い。
 
これまでの実績から見ても、水際対策が有効に作動するとは考えられない。
 
ワクチン接種は遅れており、「人類がコロナに打ち勝った証としての五輪」を
開催することは不可能である。
 
五輪開催は巨大リスクを伴う。
 
その巨大リスクによる損害を蒙るのは日本の主権者国民だ。
 
この現実を踏まえて日本の主権者の8割以上がこの夏の東京五輪開催に反対し
ている。
 
日本は国民主権の国家である。
 
森氏の退陣以前に五輪開催の正当性が消滅していることを日本の主権者が確認
することが先決である。
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/02/10
 
           時代錯誤の根源は自民党改憲
 
               第2848号
東京五輪組織委の森喜朗会長の引責辞任が確定的になった。
 
極めて対応が遅い。
 
2月4日の時点で辞任の意思を固めていたのであれば辞意を表明すればよかっ
たはずだ。
 
辞意を固めたが回りに遺留されたというのは自分で作った居座りの口実に過ぎ
ない。
 
出処進退は自分で決する。
 
これが基本。
 
周囲に何かを言われて撤回するのは職を辞する決意がなかったことの表明だ。
 
体裁を取り繕ろってポストにしがみつく姿が醜悪だ。
 
ハフポスト日本版は森氏の過去の発言について以下の二例を取り上げた。
 
 
毎日新聞などによると、森氏は2003年6月に鹿児島市内で開催された公開
討論会で少子化に言及し、
 
「子どもを一人もつくらない女性が、好き勝手とは言っちゃいかんけど、まさ
に自由を謳歌して楽しんで、年取って税金で面倒見なさいちゅうのは、本当は
おかしい」
 
と発言したという。
 
子どものいない女性を問題視するかのような暴言。
 
朝日新聞2007年7月12日朝刊が、森氏が富山市内で講演した際に、新幹
線の新駅建設を「もったいない」とした嘉田由紀子滋賀県知事(当時)に対
して
 
「女の人だなあ。やっぱり(視野が)狭いなあ」
 
などと発言したと報じたことを伝えた。
 
今回の発言は言い間違いではない。
 
森氏の考えを述べたもの。
 
本人はなぜ問題になっているのか理解できないのだろう。
 
謝罪会見でも反省の姿勢は見られなかった。
 
典型的な「逆ギレ」会見。
 
森氏の発言が五輪憲章にあるオリンピズムの根本原則に反していることは明
白。
 
このことで、世界中からの森氏への批判が沸騰している。
 
本ブログ、メルマガで利権追求のIOCがこの問題に蓋をするならIOCが批
判の対象になると指摘した。
 
指摘が届いたのかどうかは分からないが、IOCが態度を翻して森氏発言を
「完全に不適切」とする見解を公表した。
 
東京五輪女性差別主義者によって統率されているとの理解が世界に広がっ
た。
 
森氏の引責辞任は回避しようがない。
 
2月12日の組織委員会会合で森氏の辞任と後任会長の選出が行われることに
なる可能性が高い。
 
この騒動のなかで組織委員会菅内閣自民党の対応があまりにも遅い。
 
これらの組織がすべて森氏と基本的な考え方を共有していることが背景だ。
 
問題の重大性をまったく認識できていない。
 
菅内閣萩生田光一文科相は次のように発言した。
 
「『反省していないのではないか』という識者の意見もあるが、森氏の性格と
いうか、今までの振る舞いで、最も反省しているときに逆にあのような態度を
取るのではないか」
 
驚きの発言。
 
森氏「謝罪」会見の動画を閲覧した上での発言だとしたらなおさらだ。
 
「最も反省しているときに逆にあのような態度を取るのではないか」
 
と萩生田氏が考えるとして、萩生田氏は学校教育を司る文科相の長として、そ
の考えを学校教育の場に適用する考えを有しているのか。
 
過ちを犯して、その過ちを認めて反省して謝罪する。
 
謝罪は謝罪が謝罪として受け止められなければ意味がない。
 
そのために謝罪には謝罪の流儀がある。
 
「逆ギレ」して悪態をつくことを「最も反省しているときに取る態度」として
認めることを普遍的に適用する考えがあるのか。
 
森氏が清和政策研究会細田派)の重鎮であるから媚びを売っているだけに過
ぎないのではないか。
 
自分の利害得失、損得を優先して正論を述べることができない、正論を述べな
い、男社会の醜悪さを鮮明に示している。
 
森喜朗氏は2月3日のJOC評議委員会で次のように述べた。
 
「オリンピック、ぜひ、どんなことがあってもやります。」
 
「役員のために、JOCのために、組織委員会のために五輪があるわけではな
いんです、IOCのためでもないんです。
 
日本のアスリートのためでしょ。
 
アスリートは、この本番でお客さんがいなくてもやりたいと言ったら、やらせ
てあげるしかないじゃないですか。」
 
ここに森氏の考え方が投影されている。
 
五輪を無理やり開催するのは、
 
「世界のアスリートのため」ではない。
 
「日本のアスリートのため」だと森氏は主張する。
 
五輪憲章はオリンピズムの根本原則のなかで「国」による差別を禁じている。
 
五輪は国威発揚の場ではない。
 
「日本のアスリートのために東京五輪を何としてもやらなきゃいけない」
 
という東京五輪組織委会長の発言を世界のアスリートはどう受け止めるか。
 
IOCはどう受け止めるか。
 
森喜朗氏も自民党幹事長の二階俊博氏もオリンピズムの根本原則に関心はない
のだろう。
 
女性蔑視、女性差別はオリンピズムの根本原則に明確に反する。
 
遅ればせながらIOCが示したように「完全に不適切」だ。
 
東京五輪のトップがオリンピズムの根本原則を踏みにじり、平然と女性蔑視、
女性差別の主張を示すなら、オリンピズムの精神に賛同してボランティア活動
を提供しようとする市民が背を向けるのは当然のこと。
 
悪いのはオリンピズムの精神を踏みにじる者であって逆ではない。
 
それを「どうしてもおやめになるというなら新たにボランティアを募集する」
と開き直られたら立つ瀬がない。
 
ものごとには道理というものがある。
 
権力を笠に着て道理を踏みにじり、人々の善意を踏みにじるなら、必ずその報
いが本人に向かうことになる。
 
森喜朗氏も二階俊博氏も引き下がるべきときが来ている。
 
自民党は2012年4月に憲法改定案を示した。
 
この憲法自体が時計の針を逆戻しするもの。
 
この時代逆行を踏まえれば森氏や二階氏の言動は不自然なものでない。
 
自民党改憲案の大きな特徴は以下の三点。
 
第一は基本的人権の尊重を著しく後退させたこと。
 
第二は権力の暴走を憲法が食い止めるという立憲主義の根本原理が踏みにじっ
ていること。
 
第三は憲法24条に一文を挿入し、個人を「イエ」のなかに閉じ込める重大な
変更を盛り込んだこと。
 
日本国憲法第97条が丸ごと削除された。
 
日本国憲法第97条
この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の
努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来
の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。
 
第21条が定める、集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由につい
ては、第2項として
 
公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的と
して結社をすることは、認められない。
 
との条文が新設された。
 
第102条には
 
全て国民は、この憲法を尊重しなければならない。
 
が新設された。
 
日本国憲法では憲法尊重遵守義務は天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁
判官その他の公務員に課すものだった。
 
それが自民党改憲案では憲法が国民を縛る存在に変質する。
 
立憲主義の否定である。
 
第24条に
 
家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。
家族は、互いに助け合わなければならない。
 
の条文が新設された。
 
国家と個人の関係を希薄化させて、国家と個人の間に「イエ」の存在を規定す
る。
 
「イエ」が個人を管理し、国家が「イエ」を通じて個人を管理する体制に回帰
させることが目論まれている。
 
要するに大日本帝国憲法封建制度への回帰が企図されている。
 
この現実を踏まえると、森喜朗氏や二階俊博氏の時代錯誤は事故ではなく順当
な現象だと判断される。
 
 
 ということです・・・こんなところで五輪は終了ということのようですね!!!
 
 
 それでは”関東限定ドサ回り的簡裁出廷”の埼玉県版では本庄に行ってみます。
 
 埼玉県の一番奥というか群馬県の県境に近い最奥の簡裁はこの本庄簡裁です。
高崎線利用では最後の駅です。この裁判所は駅から結構遠い割(20分)にはバスは
ありません。7~8年間で20回以上は出廷していますが、最初の頃は何度も
道に迷いまともに到着出来ませんでした。これらの地方都市はどこも同じですが、
街に人の姿がほゞありません。歩いていて道に迷っても聞く人が居ません。
お店もほとんどなく、店が開いていても店主も店員もまず皆無の状態です。
それでも何とか簡裁には着くことにはなっていますが(当たり前)、つまらない仕事
での出廷は残念事項です。一度、法廷の時間に被告が来ないので”和解に変わる決定”
にしてもらって帰ろうかと玄関を出たら、若い被告がやって来たではありませんか!
この被告は駅から簡裁までの道に迷い1時間近くうろうろしていたようです。
早目に簡裁に電話して道を聞けよ…と言いたいです。法廷は終わっていますので
この若い被告からは仕事先などの事情聴取だけはチャンとしてこの日の仕事は終わりに
しました。この日の被告のような手合いは我が簡裁法廷では多く、何か覇気がなく、
何を考えているのかも???で、事情聴取してもちゃんとした答えが返って来なくて
困ります。こんな人たちが主力の被告がその80%か90%となります。疲れる仕事ですね!
 数年前まではこの本庄出廷時は高崎駅まで足を延ばし(20分ぐらい先)、高崎駅名物の
駅弁”鶏めし弁当”を購入、帰路の電車で食することが一番の楽しみでした。勿論、高崎簡裁
や前橋簡裁、ずっと先の沼田簡裁や中之条簡裁に行った時もまずこの高崎の鶏めし弁当に
します。鳥弁に関してはここ高崎と水戸が関東の東西横綱でしょうね!!!当方、今日でも
行きたいです!?!
 埼玉県版”関東限定ドサ回り的簡裁出廷”の高崎線利用はここまでで、明日以降は
武蔵野線乗継の各簡裁に向かいますので乞うご期待!!!です。
 
 本日は女房の仕事も休みなので3連続断酒から解放され、やや飲みにします。
近場のボスでストックがほぼなくなったホッピーとバーボン、南部美人特別純米
買って、冷やして飲むことにします。
 昨日は断酒3日目でしたが、早目に就寝して朝までまず一度も起きずにぐっすり寝
が達成されました!やっぱり、酒は本当に完璧な就寝には不可のようです!?!
昨日は7時間半の就寝でしたが、もう9時間ぐらいの就寝と同等のようでした!
良好な就寝には酒は大敵と決定しますが、本日は3日間明けたので楽しく嬉しく美味しく
戴きます…ざまー見ろ―→です!!!!!
 
 では、今日は添付が長かったのでここまでにします!  では、また明日・・・
 
 
 
 

            PNC会員へ・・・

 

会員のみなさま 1290                   後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年2月10日(水)、現在は朝の7時40分です。
 
 今日明日はピーカンそのものの好天続きとなり、雨はほとんど降らないようです。
それでも早朝は寒く、庭のバケツに張った水は凍っています。
 毎日のことですが、前日のコロナ感染状況は気になりますね。昨日の東京都の
感染者数は412人で全国的には1570人となっています。何故か分りませんが、
大阪の吉村知事は1日も早く緊急事態宣言解除を希望しているかのような姿勢が
みえみえとなってその発言となっています。この輩は言うことと思っていることが
真逆の人間のようですので真意はどうなんでしょうか?東京都の小池妖怪婆も
同様です。どうでもいいですが、神奈川の黒岩知事も千葉の森田知事も同類の
輩です。こいつらと自民党のヒョットコバカや二階認知症爺、大問題発生の森五輪
委員長らは全員同類項です。昔、田中真紀子が言った森喜朗は”しんきろう”そのもの
に、もうすぐ消えて無くなって、あれは”蜃気楼”だったのかと(?)思うような日が近そうです。
 
 今週の当方は女房の仕事の送り迎えがありほぼ断酒デーの毎日となっています。
月・火と、断酒で今日も断酒です。11日の木は祝日で女房は有給を取っているので仕事は
休みなので4日ぶりの飲酒となりますので期待が膨らみます。女房のお迎えと断酒の日は
就寝時間は24時ごろになります。それでも(飲まなくても)意外と早目に就寝は出来ますので
もう飲酒は止めた方が良いのかもしれません。この1月に実弟を亡くしていますが、当方の
知り合いに限定ですが、早死にする仲間はまず飲酒と喫煙が最後まで止められない手合い
ばかりでした。現況でも親戚・友人のなかで危ない状況に近い者は2人ほど居ますが、
重篤な病を抱えながらも飲酒と喫煙は止めていません。亡くなった弟を入れて3人が危ない
状況だったのですが、一番若い弟が最初に逝くとは思いませんでした。悲しい出来事でした。
 深酒する人ほど貧乏に・・・という記事がありますので少し勉強してください!
 
 
深酒する人ほど貧乏に!? お金持ちが飲み過ぎない理由
 
お金持ちの習慣の中でも気になるのが、「飲酒の仕方」。デキる大人であれば、賢く飲酒を嗜みたいものです。お金持ちと貧乏の間で見られる「飲酒の違い」を解説しましょう。
◆金持ち体質と貧乏体質、お酒の飲み方はどう違う?
 
以前、お金持ち体質に近づくための、食事のポイントを解説しました。僕らにとって食事は必要不可欠。「普段の暮らしをちょっぴり改善するだけで、豊かになれる」と思うと、工夫してみようという気になりますよね。
 
他にも、お金持ちの習慣の中で気になるのが、「飲酒の仕方」ではないでしょうか。デキる大人であれば、賢く飲酒を嗜みたいものです。そこで、金持ち体質と貧乏体質のお酒との付き合い方について解説しましょう。
 
◆お金持ちが深酒をしない2つの理由
 
結論から言うと、金持ち体質は「お酒と上手に距離を置く」と考えられます。これには、長期的な理由と短期的な理由があります。
 
長期的な理由は、飲酒は「健康」を害するからです。過去に「健康維持こそ最強の投資だ!」なんて話もしましたが、健康維持には金銭的なメリットが大きいです。なぜなら、健康を維持するだけでも働くことができるうえ、長寿により複利で資産を増やすチャンスが手に入るからです。
 
つまり、健康を害する行為は貧乏体質まっしぐらといえます。そんな中、「少しの飲酒でも発がんリスクは高まる!」なんて研究もあります。長い目で見ると、飲酒は金持ち習慣とは程遠いと考えられます。
 
短期的な理由は、飲酒は「睡眠」を害するからです。国際アルコール学会(AAAS)の調査では、アルコールが睡眠の質を下げる可能性を指摘しています。
 
お酒を飲んだ夜、「寝ている途中で目が醒めてしまった」「普段よりも早く目が醒めてしまった」という方も多いはず。これは、アルコールによって、睡眠が妨げられているのが原因でしょう。
 
頭脳を鋭く保つために良質な睡眠は不可欠です。
 
まとめると、「長期的に見ても、短期的に見ても、飲酒は貧乏体質につながるぞ!」といえるでしょう。
 
◆金持ち体質はお酒と上手に付き合う
 
かくいう僕も、若いころはよく飲み会に出席し、その度に深酒をしたものです。飲み会の翌日は二日酔いでフラフラし、仕事に身が入らなかったこともしばしば。生産性は下がるばかり。今思えば、お酒に振り回される暮らしをしていました。
 
人付き合いをするうえで、お酒は強力なツールです。お酒の席で有利に交渉を運べた……という方も少なからずいるはずです。とはいえ、ツールに振り回されていても、結果は出せません。ツールは「使いこなして」はじめて価値が引き立つものです。
 
以上を踏まえたうえで、やはり「金持ち体質はお酒と上手に付き合う能力がある人だ!」といえそうです。
 
「それでもお酒が好きなんじゃー!」という方は、「好きに飲んでよいのは週に1回まで」など、ルールを決めてみてはいかがでしょうか。かくいう僕自身、好きにお酒を飲んでよいのは「毎週木曜日だけ」と決めています。これだけでもメリハリが出てくるので、オススメですよ。
 
 お酒は良いものですが、決して飲み過ぎないように気を付けましょう!ほゞ自分自身向けに
言っていますが!!!
 
 最近は毎日のように信じられない閉店や倒産が激増中です。
昨日の報道では当方も何度か利用したことがある九段下の”ホテルグランドパレス”が
この7月に休業するという記事がありました。このホテルと言えば1973年に発生した
韓国の金大中拉致事件でしょうか!?!ホテル業の収入は宿泊だけではありません。
各イベントやパーティー、結婚式などが大きな収益源ですがこれらが今後不透明だと
云うあたりが休業や閉店の最大の原因のようです。東京圏の有名老舗はどんどん
消えて行くコロナ禍の異常事態です。
 
 
 それでは”関東限定ドサ回り的簡裁出廷”に行きます。
今日は埼玉県版の大都市・駅である熊谷です。今は寒い真冬の時期ですが、ここ熊谷
の真夏の暑さは半端ではありません。数年前になりますが、熊谷簡裁の女性の書記官から
後醍院さんがこちらに出廷する日はまず暑いですね…と言われたことを思い出します。
大体、埼玉県は間違いなく盆地的な地域です。その中でもこの熊谷はそのものズバリなの
でしょう!越谷もそうですがこの熊谷も”谷”が付く地名です。谷はやはりその地域的には
低めの地域で湿気が強く水捌けもあまりよくない場所です。残念な場所ですがそこに居住
しているのだから仕方ありません。
 この熊谷駅に行くのには武蔵野線南浦和東北本線の高崎行きの電車に乗り換え、
もうどちらかと言えば高崎に近いあたりに存在する駅に着きます。ここからがこれが真夏
だと超厳しいです。駅から簡裁までの徒歩は約20分近く罹ります。当方、この熊谷簡裁へは
やはり30回ぐらい出廷しているはずです。そのうちの半分は大汗?きであったはずです。
 法廷が終わり帰路のお昼は駅構内となります。この熊谷駅界隈は此の東北本線
駅としては意外な繁華街が展開された街です。歩いていると飲食店や夜のお遊び的店が
結構あります。当方、この駅では殆んど”きらく”か”日高屋”で済ませます。駅と簡裁の間の
徒歩地域には早目に(お昼)開店している店は少なく、どうしても駅構内しか選択肢がありません。
我が家の在る矢切から熊谷までは約2時間は罹ります。お昼は熊谷駅構内で取らないと
腹ペコ必至となりますので駅構内の食事は普通でしょうか!
 
 本日の当方の外出予定はほぼないのですが、お昼の丸亀製麺ぐらいは行く予定です。
昼過ぎにはじゅんさい池1周ウォーキングは励行します。他には何もなく読書にします。
 
 では量子物理学を勉強しましょう!
 
 
量子物理学
 
 
 
 ヨーガやその他の深い瞑想を行っている人々も、同様の経験を報告している。このことは、インドのヴェーダの伝統において、意識は脳や神経系などの物質構造がもたらす現象的な性質ではなく、宇宙の本質的リアリティをなす広大なフィールドであると断言する根拠となっていた。瞑想中に精神の粗雑な層が取り除かれると、物体や個別の経験によって制限されたり分断されたりしていないものとして、このフィールドが経験される。多様化され局所化された通常の意識の粗雑な層の下に、統合された、非局在的で精妙な層、すなわち、「純粋意識」が存在するのである。
 数千年にわたって人間精神にもたらされてきた洞察と、最新の科学とのあいだに、注目すべき類似点が存在する。リアリティの物理的次元に、古代ヒンドゥー哲学のある要素が一致するのだ。ヒンドゥー教の予言者たちはアーカーシャを宇宙の基本的なリアリティと見なしていたことを明らかにした。
 「何ものも、そして無さえも存在しなかったとき、闇が闇を覆っていたとき、何が存在したのだろうか?」→「そのとき、アーカーシャが動きのない状態で存在したのだ・・・・・。一つの周期の終わり、宇宙に現れていたエネルギーは、鎮められ、潜在性となった。次の周期の始まりに、それらのエネルギーは始動し、アーカーシャを打ち、そしてアーカーシャから、これらさまざまな形が進化する・・・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 

        PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1289                   後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年2月9日(火)、現在は朝の7時45分です。
 
 今日は真冬に逆戻りで寒い1日になりそうです。それでも寒いのは今日だけで、
明日からはずっと10℃以上となります。雨マークは15日に一度ついているだけ
です。昨日は寒いさなか、近場の温泉”笑顔の湯”へ行ってきましたが、午後の昼過ぎ
ぐらいの時間帯は空いていてゆったりできました。ありがとうございました。
 
 コロナ感染者数はようやっと明らかな減少傾向を示し始めました。昨日は東京都で
276人と、300人以下の感染者数は12月7日以来だそうです。2か月ぶりですね。
昨日は全国でも1216人とだいぶ減りました。それでも政府は今・来週での一都3県の
緊急事態宣言解除はなさそうです。
 
 昨日も”毎日が日曜日”の当方は否が応でもテレビを見ますが、朝から夕方まで
殆んど森五輪委員長の話題ばかりです。誰がどう見ても全世界的言論方向は森の
辞任が不可避となる論考ばかりです。この状況で森擁護論でも語ろうなら、全人類から
猛攻撃を受け人間扱いはされなくなりそうだからです。早く辞めればいいのですが!?”
しぶといですね!!!
 直近の記事であるべからず森の五輪開催で天皇陛下の政治利用の件と、
植草一秀氏の東京五輪開催は無理…という記事を付けますので読んでください!
 
 
放言王・森喜朗氏 五輪開催めぐって天皇陛下を“政治利用”の懸念
 
大会組織委員会会長・森喜朗氏の動向が耳目を集める(時事通信フォト)
 新型コロナの感染拡大が続くなか、いまや東京五輪の行方は世界の一大関心事だ。開催か、それとも中止か──その決定には宮内庁も大きな関心を寄せているという。宮内庁担当記者が言う。
東京五輪パラリンピック両大会の名誉総裁である天皇陛下は、7月23日の五輪開会式で開会宣言をされると見られている。平時であれば、世界に新たな天皇をお披露目する絶好の機会です。
 しかし、コロナ禍で国民からも世界からも東京開催に反対論が巻き起こっている。そんななかで天皇陛下東京五輪の“象徴”となることに宮内庁内で懸念の声があがっているのです」
 最新の世論調査(NNHK・1月13日発表)では「中止すべき」が38%、「さらに延期すべき」が39%。約80%が反対となった。ヨーロッパなど海外メディアの論調も「中止やむなし」が大勢を占めている。強行開催となれば国内外から批判の声があがるのは必至だ。
 
天皇陛下の名誉総裁就任は2019年7月、大会組織委員会会長の森喜朗・元首相が安倍晋三・前首相と話し合った結果、政府から宮内庁に要請されたものでした」(同前)
 
 森会長は「私たちはコロナがどういう形であろうと必ずやる」と頑なに五輪開催を主張している。さらに「一番大きな問題は世論とコロナだ」と発言して海外メディアからも「日本の人々に対する顔面への平手打ち」(仏AFP通信)と大ブーイングを浴びた。
 
「名誉総裁就任から随分時間が経っています。五輪開催への逆風を打開するため、森会長や菅(義偉)首相が天皇陛下に開会宣言を改めて上奏する可能性は十分あるでしょう」(同前)
 
 世論を味方に付けるため、天皇が“政治利用”されるのではないかという指摘だ。別の宮内庁担当記者が言う。
 
「もちろん天皇陛下は五輪の重要性も理解されているし、大会にかけるアスリートの気持ちも大切にされています。しかし、コロナ禍で国民が苦しんでいることも非常に心配しておられる。国民の多くが望まない五輪開催について、複雑な胸中でいらっしゃるのではないでしょうか。
 特殊な状況で開会宣言を改めて要請することは、陛下のご心痛の種になりかねない。そのことを心配する宮内庁関係者は多いのです」
 
 天皇が五輪強行開催に突き進む放言王・森氏の“切り札”にされてはたまらない。
 
週刊ポスト2021年2月19日号
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/02/08
 
           バイデン大統領東京五輪科学基準とは
 
               第2846号
東アジア地域はコロナ被害が極端に小さい地域である。
 
不幸中の幸いと言える。
 
その理由は定かでないが、いくつかの仮説は提示されている。
 
第一は遺伝子要因。
 
ネアンデルタール人由来の遺伝子多様体を保持する者が重篤化しやすいとの学
説が提示されている。
 
東アジアの民族ではこの遺伝子多様体を保持する者が極めて少ないため、コロ
ナ死者数が抑制されている。
 
第二は免疫要因。
 
インフルエンザ等の流行が盛んで東アジアに住む人々が何らかの免疫能力を保
持しているため、コロナ被害が軽微であるとの説。
 
第三は食料要因。
 
コメの糠に含まれるLPSという物質が免疫能力を高める。
 
コメを主食とする地域の住民のコロナ被害が軽微であるとの見解が提示されて
いる。
 
いずれにせよ、コロナ被害が軽微であることは不幸中の幸いだ。
 
しかし、その東アジアのなかで日本のコロナ被害は最大である。
 
隣接するベトナムまで含めて人口100万人当たりのコロナ死者数を見ると
 
台湾   0.4人
ベトナム 0.4人
モンゴル 0.6人
中国     3人
香港    25人
韓国    29人
日本    50人
 
になっている。
 
日本が突出して悪いパフォーマンスを示している。
 
日本政府のコロナ対応失敗が鮮明だ。
 
日本政府のコロナ対応に失敗した理由が三つある。
 
第一は「検査と隔離」の基本を無視し続けていること。
 
第二は政策対応が右往左往していること。
 
第三は政府が感染拡大推進策を実行したこと。
 
この三つに尽きる。
 
コロナ対応を基軸にすれば経済が持たない。
 
これが菅首相の持論だった。
 
そのために、感染収束を確実に実行せずにGoToにのめり込んだ。
 
GoToは感染拡大推進策である。
 
GoToによって感染爆発を引き起こしたために緊急事態宣言に回帰させられ
た。
 
典型的な右往左往である。
 
「後手後手 小出し 右往左往」
 
が菅コロナ対応三原則になっている。
 
この菅コロナ対応三原則によって、経済活動が極めて深刻なダメージを受けて
いる。
 
「コロナ収束優先」と「Stop&Go」のどちらが適正かを考える必要があ
る。
 
答えは明白だ。
 
「コロナ収束優先」で進む方がはるかに損失が小さいのだ。
 
昨年の事例を見ると、人の移動が最小になったのは5月5日だった。
 
3週間後の5月25日には新規陽性者数が著しく減少した。
 
このタイミングで安倍晋三氏は
 
「わずか1ヵ月半でコロナ収束に成功した。日本モデルの力を示した。」
 
と豪語したが、人の移動はすでに5月5日以降、再拡大に転じており、1ヵ月
後の7月入り後には感染が明確に再拡大し、4月ピークを更新してしまった。
 
今回、人の移動が最小になったのは12月31日。
 
1月28日ころまでは人の移動が抑制されていたが、1月29日以降、人の移
動が明らかに再拡大に転じている。
 
人の移動拡大は3週間後の新規陽性者数を拡大させる。
 
2月下旬以降に新規陽性者数が再拡大するリスクが存在する。
 
菅内閣は早くもGoTo再開検討を始めた気配を示すが、Stop&Go政策
が最悪の結果をもたらす。
 
そもそも、菅内閣は「徹底した検査と感染者の保護」という基本を守っていな
い。
 
直近の新規陽性者数減少が検査数減少によるものとの疑いも強い。
 
徹底的な「検査と隔離」によってコロナ感染を収束させることが先決だ。
 
Stop&GoのGoTo政策は観光業界の基礎体力を奪いつつある。
 
GoTo依存体質が強まると、GoTo後に観光事業者が軒並み倒れる事態が
発生することになるだろう。
 
東京五輪に対して菅内閣は適正な行動を示せない。
 
菅内閣の五輪優先姿勢がすべてを悪化させている。
 
菅内閣は外国人の入国規制を一気に緩和した。
 
このために、11月の外国人入国者数は昨年5月比34倍に激増した。
 
ビジネストラック、レジデンストラックの入国を緩和したためだ。
 
ところが、12月中旬に英国でコロナの変異株が確認された。
 
南アフリカ、ブラジルでも確認された。
 
直ちに水際対策を強化することが必要だったが、菅義偉首相が入国規制強化に
抵抗し続けた。
 
菅首相は12月28日に「先手先手の対応で」入国規制を強化すると公言した
がウソだった。
 
菅義偉首相が強く反対してビジネストラックとレジデンストラックの規制強化
を排除した。
 
菅首相が入国規制強化に動いたのは1月13日になってから。
 
水際対策に失敗して変異株が国内に流入した。
 
すでに国内での変異株市中感染が確認されている。
 
その最大の責任を負うべき人物が菅義偉首相。
 
昨年のケースでは人の移動が最小値を記録したのが5月5日。
 
ここから人の移動は微増に転じた。
 
緊急事態宣言を全国で解除した5月25日以降、人の移動は急拡大し、7月に
感染の明確な拡大を招き、8月7日にピークが記録された。
 
8月から9月にかけての新規陽性者数減少は季節性によると考えられる。
 
今回は12月31日が人の移動のボトム。
 
1月末から2月初にかけて、新規陽性者数減少が強調されて、緊急事態宣言解
除ムードが一気に高まっている。
 
これを反映して、人の移動が明確に増加し始めている。
 
昨年の経験に照らして考えると、3月に入って新規陽性者数増加が明確になる
リスクを払拭できない。
 
3月は季節的に人の移動が拡大しやすい時期でもある。
 
緊急事態宣言解除と共にGoTo再開の動きが顕在化する可能性もある。
 
Stop&Goを絵に描いたような展開だが、このことによって、感染が再拡
大するリスクを払拭できない。
 
直近10日間のコロナ死者数平均値は約100人。
 
1日100人の死者が出ている。
 
年率換算で3万6000人ペース。
 
「コロナはただの風邪」
 
でないことが明白だ。
 
菅内閣はGoToにかまけて必要な病床、宿泊療養施設さえ確保してこなかっ
た。
 
「放置民、放置民死」が多数発生している。
 
利権を優先して国民の命と暮らしを守るという基本をないがしろにしている。
 
五輪を開催する場合、選手と関係者だけで1万5000人を超える外国人が入
国する。
 
コロナの水際対策を完全に実現することは不可能だ。
 
日本国内で変異株の流行を発生させ、その感染拡大が外国人の本国に持ち戻さ
れる可能性が高い。
 
日本でのワクチン接種は遅々として進まない。
 
そもそも、ワクチン接種を忌避する国民が多数存在する。
 
東京五輪が差別推進五輪であることも全世界に発信されている。
 
この状況が広がっても、誰も事態の収拾に乗り出そうとしない。
 
海外から東京差別五輪ボイコットの動きが広がるだろう。
 
バイデン大統領はコロナ対策優先を掲げて大統領選を戦った。
 
東京五輪について「科学基準主義」を明示した。
 
「科学基準主義」の含意は「2021年夏の五輪開催安全性は科学的見地から
担保されない」というもの。
 
すべてにおいて失格の日本為政現実を日本の主権者は直視しなければならな
い。
 
  植草さん無断掲載御免なさい・・・
 
 
 それでは長くなりますが”関東限定ドサ回り的簡裁出廷”に行きます。
今日は埼玉県ではやや遠方に位置する久喜を照会します。
 久喜へは普通、武蔵野線から東武スカイツリーラインへ乗り換え、ほとんど
直通の久喜行利用となります。久喜駅はJRと東武が乗り入れ乗り換えが
出来る便利な駅です。久喜簡裁はこの駅を降りて約10分ぐらい歩くと到着
します。ここも当方、相当数出廷していますが、これといった思い出は無いですね!
久喜簡裁の仕事が修了すると普通に東武線利用で久喜始発の東急田園都市線
の終着駅である”中央林間”行きに乗り新越谷駅で降車します。お昼は毎回ここ
の”小諸”で天玉蕎麦のネギ食べ放題に決まっています。お昼が済むと武蔵野線
南越谷に乗り換え海浜幕張に向かいます。埼玉県の簡裁出廷は100%北総線
武蔵野線の利用となります。それでも武蔵野線からの各簡裁への出廷で利用する
(乗換駅)駅は4つほどあります。現在ではさほどでもなくなりましたが、昔(数年前まで)
武蔵野線と言えば遅延が当たり前の路線でした。だいぶ改良されたことがビックリ
ものです。埼玉県には11の簡裁が在りますが、その全部が武蔵野線利用です。
 埼玉県の次回は熊谷簡裁です。まあ大きな駅で暑い所でもあります。その辺を報告
する予定です。
 
 昨日は量子物理学を添付する予定でしたが忘れました。今日は付けますので
長くなって申し訳ありませんが読んで勉強願います!
 
 
量子物理学
 
 
 
  精神的リアリティの性質
 人間の経験は、リアリティには物理的な側面ないし次元のほかにもう一つの側面、すなわち、精神的次元があることを証明している。
 精神的リアリティの研究は、知覚の内容や参照から出発するのではなく、知覚の事実そのものから出発する。わたしたちは、意識による経験の所与性から出発する―一言で表現すれば、意識そのものから出発するのである。
 物理的リアリティに関する科学的概念は、「私の」意識が投影されたものにすぎないと軽んじてしまえないほどの重要性を備えている。だとすると物理的リアリティは、精神的リアリティと同じく、実在する世界の一つの側面もしくは次元と見なすべきだ。この二つは、同一のリアリティの、二つの側面もしくは次元なのである。
 公平な立場から見れば、リアリティはただ単に物理的なだけではない。それは精神物理的なのだ。
 精神物理的な宇宙のすべてのもののなかに何らかの形で存在している意識は、いったいどのような源から生じてきたのだろう?リアリティの精神的次元が、物理的次元と同一のリアリティならば、この問いに対する答えは明らかである。意識は、物理的リアリティを作っているものと同じ源から生じているのである。つまり、その源は量子真空のなかにあるのだ。真空は、宇宙の物理的リアリティを作り上げている。素粒子、原子、そして、素粒子と原子の集合体からなる複雑な実体を生み出す基盤であり、かつそれらのものの最終的な行き先であるだけではない。それは、宇宙のいたるところの素粒子の系に付随する意識―リアリティの精神的次元の根本的な特徴である宇宙的意識―を生み出す基盤でもある。
 真空は充溢なのだ。それは、存在の究極の源であり、すべての存在の揺りかごである。それは、存在するすべてのものの可能性に満ち溢れている。現象的な世界は、この真空が創造したものだ。真空の本質である潜在性が、実現し具体化したものなのだ。
 
 
 では、明日もお願いします!!!
 
 

           PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1288                       後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年2月8日(月)、現在は朝の7時半です。
 
 やや曇りがちで暗めの早朝ですが、今日明日の予報は好天となっています。
昨日は春模様の16℃台現出でしたが、本日・明日はもう10℃以下の冬らしい
天気となるようです。
 コロナ禍中ですが今日は週明けの仕事始めの月曜日です。仕事したくないなあ
・・・が、普通ではないかと想像しますが、頑張りましょう!昨日の東京都の感染者数
は緊急事態宣言下では2度目の500人割れの429人でした。全国では1631人
となっています。この傾向を受け、政府は12日に一部解除を検討し始めたようです。
 このままの順減が望まれますがどうでしょうか?
 昨日の”じゅんさい池1周ウォーキング”は午前中の割には人出も多く、結構暖かく、
最後の方は汗びっしょ状態でした。本日はぐっと気温は下がるようなので頑張って
歩きに行ってきます。というか、”毎日が日曜日”状態で本当にやることが無いからです。
コロナ禍が真に下火になれば就職活動も開始されますのでそれまでの辛抱です。
 昨日は我が書斎というかPC部屋の掃除をしました。強烈な吸引力のダイソン掃除機
で各電源が繋がっているあたりも久々に吸引してみました。何故かこの時、階下のテレビ
が映らなくなりました。2階のテレビも同様の状態となっています。ついでに固定電話も電源
が入らなくなっています。仕方なく、利用しているJ-COMのコンタクトセンターに電話を
入れましたが、いろいろ調べてもらっている最中に電源の一つのスイッチが切れていることに
気が付きました。これの電源をスイッチオンにした途端、テレビも電話も正常に動き始め
ました。電話中だったコンタクトセンターのオペレーターには現状を報告してテレビや電話は
正常に戻ったことを報告し電話は切りました。疲れますね―。わがPC部屋の電源の入り組み
方は尋常ではありません。どの線が何でどこに繋がっているか???不可解です。
当方には電気関連作業はハッキリ無理です。何しろ、簡単なプリンターの設定だけで数時間
罹るようでは他の難しい設定など不可能でしょうね!?!これらの仕事は本当にやりたく
ありません。昨日の失敗の原因は電源近くの配線を掃除したことに依ります。もうやたらと
掃除はしないことにします。でも本当に回復して良かったです。特にテレビはもう寿命時期です
ので、大散財の憂き目にあうところでした。最近のテレビは4K―55型あたりでいくらぐらい
するのでしょうか?宣伝では4Kで10万円ぐらいで買えそうなのですが、いろいろオプションが
付くと結局30万円以上するのでしょうね!?!まあ、この数か月ぐらいの間に買い替えは
必至と思われますので覚悟はしておきます。
 
 本日はネット記事から”今シーズンが寒い根本理由”と言う題の論考を添付しますので
読んでください。先日伺った福井やその他の北陸地方がまたまたの大雪予想となっています。
弟が俺のことを忘れないで…と、あの世から言っているかのようです!!!
 
 
 
 
寒波や大雪、2月になれば少しはマシになる?今シーズンの冬がとてつもなく「寒い」根本理由
 
やけに寒いと感じる今シーズンの冬。2月以降も寒いのか(写真:ramustagram/PIXTA
 今シーズンの年末年始はやけに寒い!  雪が多い!  そう思いませんか?  それは気のせいではありません。
 
昨年11月以降の各地の気温の推移を見てみると…
 
 上にある、気温の平年差を示した図を見るとわかるとおり、2020年の12月中旬から2021年の1月上旬にかけては全国的に平年以下の気温の日が多かったことがわかります。やはり、今年の年末年始は寒かったのです。
 
■今シーズンは降雪量も多かった
 
 雪も多いです。今シーズンは2020年12月16日から約2日間、大雪などが原因で、関越自動車道で立ち往生が発生し、ピーク時には約2000台が巻き込まれる惨事となりました。交通のトラブルはこれだけにとどまらず、2021年の1月10日にはやはり大雪によって北陸自動車道で約1500台が立ち往生しました。
 
 実際に今シーズンの冬は降雪量が多かったようです。2021年1月15日に気象庁から発表された「令和2年12月中旬以降の大雪と低温の要因と今後の見通し」によると、2020年12月14日~2021年1月11日の期間において、72時間降雪量は東北地方や北陸地方を中心とした19地点で「観測史上初」の記録を更新しています。この期間の最深の積雪量も新潟県富山県、石川県の平野部では平年の2倍を超えたところもありました。
 
 さらに、めったに雪の降らない地方でも雪が降りました。2021年1月9日から10日にかけては鹿児島県鹿児島市で雪が降り、最大で3cmの積雪を記録しました。これは2018年以来3年ぶりのことですが、2018年2月の鹿児島市の最深積雪深は1cmなので、やはり今年の雪はすごいのだということがわかります。
 
 なぜこんなにも寒く、雪の量が多かったのでしょうか。それについても、上述の「大雪と低温の要因と今後の見通し」に分析結果が掲載されています。
 
 まず、今シーズンの冬は西高東低の冬型の気圧配置が強まりやすい状態が続いたからだということでした。西高東低の冬型の気圧配置とは、冬になるとシベリアに高気圧が、日本の東の海上に低気圧が存在している状態のことをいいます。高気圧からは低気圧に向かって風が吹きます。
 
 つまり、この気圧配置だと、シベリアから太平洋に向かって風が吹くのです。これが冬の季節風と呼ばれるものです。シベリア高気圧は大陸の空気なので、冷たくて乾燥しています。しかし、日本海を通るときに、日本海から水蒸気の提供を受けて湿ります。すると、筋状の雲ができます。これが日本列島の中心に位置する山脈を超えるときに雪を降らせるのです。
 
乾燥した空気が水蒸気の提供を受けて湿る現象は冬の露天風呂でも観察できます。水面をなでるように風が吹くと、その風の通り道に湯気ができるのが見えることでしょう。冬の日本海季節風の気温差も、実はお風呂と同じくらいなのです。今年は日本海の海面水温が平年より高かったので、より気温と水温の差が大きくなり、これも雪雲ができやすくなった原因だと考えられています。
 
■大雪に影響及ぼした「JPCZ」とは何か
 
 さて、日本海側の筋状の雲を衛星画像でよく見ると、時折朝鮮半島付近に特に太い雲の列が確認できることがあります。下の衛星画像の赤丸で囲んだ部分がそれです。これは「JPCZ」と呼ばれるもので、今年の大雪にも影響を及ぼしたと考えられています。JPCZとは、「日本海寒帯気団収束帯(Japan sea Polar air mass Convergence Zone)」の頭文字をとったものです。
 JPCZは、シベリアからの季節風が、中国と北朝鮮の国境付近にある長白山脈にぶつかって一度分かれ、風下でふたたび合流することで発生します。風がぶつかると上昇気流が発生して雪雲が発達しやすくなります。ですから、JPCZができると記録的な大雪に見舞われやすいのです。
 
 では、今シーズンの冬型の気圧配置を強めたものは何なのでしょうか。確かに2020年12月29日の9時の天気図には地上付近にあるシベリア高気圧の気圧が1084hPaとかつてない高さになり、特に気象関係者の間で話題になりました
 
 気象庁の分析によると、日本を襲った寒波の最も大きな原因は、偏西風の蛇行とのことでした。偏西風とは、地球の中緯度帯の上空を蛇行しながら流れる西風のことをいい、特に強い偏西風の流れのことをジェット気流といいます。
 
 そして、ジェット気流にはより緯度の高い場所で流れる寒帯前線ジェット気流と、亜熱帯地域で流れる亜熱帯ジェット気流の2種類があります。ジェット気流は蛇行する位置や蛇行の振れ幅によって、その土地の天候への影響が変わってきます。ざっくりというと北極側(北側)に蛇行すれば赤道付近の暖かい空気を、赤道側(南側)に蛇行すれば北極の冷たい空気を日本に届けます。
 
今シーズンはこのふたつのジェット気流がともに日本付近で南に蛇行したことが、寒い冬をもたらしたと考えられています。特に寒帯前線ジェット気流が蛇行したことで、北極域で渦巻く非常に冷たい空気(極渦)が日本付近まで南下したようです。だから強い寒気が日本にやってきたのです。
 
 寒帯前線ジェット気流が南に蛇行したのは、西シベリアにあるブロッキング高気圧が原因でした。ブロッキング高気圧とは、偏西風の蛇行の振れ幅が異常に大きくなると、蛇行に伴ってできた時計回りの風が渦を巻き、偏西風の本流から切り離されることでできま
 ブロッキング高気圧は長らくその位置にとどまる性質があるので、偏西風が長期間にわたって同じところで大きく蛇行し、寒波や熱波の原因になります。さらに、ブロッキング高気圧のある場所では地上の低気圧が停滞したり、経路を変えて通過したりするため、長雨や干ばつの原因になったりもします。
 
 この年末年始の寒帯前線ジェット気流は、ヨーロッパで南に蛇行し、西シベリアで北に蛇行し、また日本付近で南に蛇行していました。このような蛇行のパターンは「ユーラシアパターン」と呼ばれ、日本やヨーロッパが寒波に襲われるときに現れやすいです。
 
■今後も寒い日が続くのか
 
 では、南にある亜熱帯ジェット気流はなぜ南方向に蛇行したのでしょうか。こちらはラニーニャ現象が関係していると考えられています。ラニーニャ現象とは、エルニーニョ現象とは逆の現象で、ちょうど太平洋のペルー沖付近の海面水温が平年よりも低くなるというものです。
 
 するとそれに伴って、ペルー沖よりも西の海域であるインドネシア付近の海面水温が平年より高くなり、その付近で上昇気流が発生しやすくなって、低気圧が発生しやすくなります。これが亜熱帯ジェット気流の蛇行にも影響を及ぼしたのではないかと考えられているんですね。
 遠いペルー沖や西シベリアで起こっていることが日本付近に寒い冬をもたらすというのは意外に思えるかもしれませんが、海洋と大気は密接に関係していますし、地球の大気はひとつでつながっているので、どこかが普段と違うと、遠くまで影響していくものなのです。
 さて、さんざん大雪をもたらした今シーズンの寒気ですが、今後もこのような寒い日々が続くのでしょうか。気象庁が1月25日に発表した3か月予報を見ると、全国的に平均気温は平年よりも高めの傾向となっています。また、降水量もほぼ全国で平年並と出ています。ひとまず、寒い冬や大雪はひと段落となりそうです。
 
 しかし、これから暖かくなるのであれば、雪国の人たちは雪崩の心配があります。今年はたくさん雪が降ったので。なおのこと注意が必要となるでしょう。また、冬型の気圧配置がゆるんでも、時折日本付近を通過する低気圧によって太平洋側に雪が降ったり、低気圧が急激に発達して強風や吹雪などが発生したりする可能性もあります。
 
 春の兆しが感じられるとはいえ、まだまだ油断大敵です。
 
今井 明子 :気象予報士サイエンスライター
 
 
 では、本日は”関東限定ドサ回り的簡裁出廷”の埼玉県版の埼玉県では
一番賑やかな大宮に行ってみます。埼玉では行政の中心は浦和で人出の中心
はこの大宮でしょうね!
 大宮へは当方はやはり武蔵野線南浦和乗り換え、大宮と繋ぎ東武アーバンパークライン
に乗り継ぎ一つ目の駅である北大宮で降車、徒歩で5分ほどで大宮簡裁に着きます。
この大宮簡裁のある場所が大宮駅からさほど遠くないに関わらず、非常に良い所です。
簡裁の側というか隣接に大宮公園があり、このあたりは鎌倉の別荘地あたりではと、
見間違うほど落ち着いた佇まいの地域です。繁華街そのものの大宮からたった一駅で
この超閑散とした別荘地が存在することに驚きを隠せません。大宮簡裁へはここも
30回ぐらいは行っていますが、ここもまたお昼の選定に困ります。北大宮駅界隈には
飲食店は無く、大宮まで戻っても駅の外に出ないと飲食店街はありません。結局、ここも
浦和同様に帰社して会社近くのお店で昼を戴くことになります。
 みなさまは此の東武アーバンパークラインという路線に乗車したことはありますか?
まず普通の人には縁が無いと思われる電車です。大宮→春日部→柏→船橋と埼玉県
の中心部から千葉県の船橋まで行っている感覚的にローカル路線としか言いようのない
私鉄電車でした。当方、一度も大宮から船橋(その反対も)全線乗車したことはありません。
 都心近くの埼玉県簡裁存在駅はここまでです。次回からはやや遠方の部類に入ってくる
久喜に行ってみますので乞うご期待!です。
 
 
 それでは、量子物理学も勉強しましょう!当方、今週は女房の送り迎えがあるので
断酒ウイークです。飲まずに5日間ぐらいはきつそうですが仕方ないでしょうね!?!
 
 予定は”じゅんさい池1周ウォーキング”だけです。後は読書ですね・・・・・
 
 
 
 
 
 
 

      PNC会員へ・・・

 会員のみなさま 1287                 後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年2月7日(日)、現在は朝の7時40分です。
 
 今朝はまあ暖かい方で、起きたての部屋の温度は10℃ほどありました。
日中の最高気温は16℃ぐらいを予想していますので、もう春と言っても良い
ような陽気となりますが、明日からは一転、また10℃以下の日が連続するようです。
雨マークはゼロですので、当方的には”毎日が日曜日”=”毎日が洗濯日和”と
なります。今日も外出等の予定は無いのですが”じゅんさい池1周ウォーキング”
だけは行ってきます。
 
 コロナ感染者数は減少傾向とはいえ、まだ昨日あたりでも東京都で639人、
全国的には2279人となっています。緊急事態宣言の早目の解除は難しい
でしょうか!?!
 
 昨日は最後の勝負気味に4鞍買った競馬ですが、ものの見事に完敗・・・。
とうとう資金がゼロとなりました。今後、無観客レースが終了するまで(普通に
誰でも馬場内に入れる状態)もう馬券ともおさらばします。適当に予想位だけは
して、何時の日にか(?)に備えます。当分、おそらく競馬の話は皆無となると
思います。
 
 当方、足を洗ってもう10数年になる株式投機ですが、コロナ禍に合わせるように
特にNY市場と追随の日本市場は大幅高が演出されてきました。昨年、特にコロナ
発生によって、空売りを仕掛けた筋は全滅状態、素人の信用取引では空売り
大損になって破産状態示現の人が続出のようです。現況の相場を見ていると、
もう売り方が皆無となり一寸下がると次週には最高値更新・・・というおかしな現象
が連続しているようです。これはもう相場がいっぱいいっぱいで何時大暴落の憂き目
に在ってもおかしくない状況です。1989年の大納会時に当方なども年明の1月中にも
日経平均は4万円を超えてその年度中には間違いなく5万円…と何の疑いも持たない
ほどの超強気となっていました。それfがどうでしょうか?1990年の大発会から下げ始め
簡単に指数は半値になりました。30年以上経った現在でもまだこの時の高値である
38915円はほど遠い状態です。怜悧なみなさまはまさか株投機などはしていないと
信じますが、今年は何が起こるか???です。そこらへんの記事を添付しますので参考
にしてください。
 
 
 
 
いよいよ「バブル崩壊の瞬間」が近づいてきた
 
ロビンフッドイングランドの伝説上の人物。21世紀の今、株式に群がるロビンフッダーたちは「獲物を仕留めた」つもりが、最後は憤死する運命にあるのだろうか(写真:Camera Press/アフロ)
 株価の乱高下が続いている。
 
 ただし、2月にはいってからは、アメリカの株価は1月末の急落から回復基調にあり、ナスダックなどは再び史上最高値を更新した。
 
■「ロビンフッダーの反乱」が今後もたらすものとは? 
 
 確かに、下がる要因はすべて消え去った。理由は少なくとも4つある。第1に、「ロビンフッダーたちの反乱」は鎮圧された。第2に、この反乱によって、多くの空売りをするヘッジファンドは窮地に追い込まれ、もはや空売りをする力がなくなった。
 
 第3に、同様に、アクティビスト(いわゆる物言う株主)のように、企業投資が悪い企業などについての空売りレポートで有名なシトロン・リサーチがこの種の空売りレポートはもうやらないと表明した。第4に、安いときに買い、割高になったら売るという、ごく普通の「ロングアンドショート戦略」をとる長期運用ファンドまでもが打撃を受けた。こうした戦略のファンドは縮小し、「ロング(買い持ち)オンリー」のファンドばかりになった。
 売る主体がいなくなれば、株は下がらない。下がる懸念はまったくなくなったに等しい。ほとんどすべての投資家が買いに回ったのである。
 
 しかし、それこそが、バブルの終わりを招く。今年、バブルが崩壊する可能性はますます高まったのだ。
 
 なぜなのか、改めて説明しよう。
 
 まず、ロビンフッドとロビンフッダーから。ロビンフッドとはご存じの通り、アメリカの新興系のネット証券会社である。手数料は無料であり、個人投資家、それも初心者を中心に口座をかき集めた。これらの個人投資家がロブンフッダーだが、彼らは、少額で投資ギャンブルを楽しむため、初めて株を買うのに、個別株オプションなどを中心に取引する。少額で一攫千金の可能性があるからだが、これはギャンブルゲームそのものだ。
 新型コロナショックで、給付金がこの取引に回っているといわれているが、いずれにせよ、ロビンフッダーは急増し、ロビンフッドは収益も取引も急拡大させた。
 
 ロビンフッダーたちは、業績の悪い企業の株式、いわば「くず株」のような株式に対する投資をしていた。その1つが、ゲームストップ株だったのである。業績は低迷、先行きの見通しも薄く、値下がり(低迷)を続けていたが、一連の買いで価格が上昇していた。これに目をつけたヘッジファンド空売りをして、素人の火遊びを食い物にして儲けようとしていた。
 
アメリカではよくある話、日本のライブドアブーム彷彿
 
 この状況に対し、ロブンフッダーたちは、彼らがよく使うSNSを利用して、逆襲を呼びかけ、買いを集めて、空売りをしていたヘッジファンドを締め上げ(ショートスクイーズ)た。買い戻しを余儀なくさせ、ヘッジファンドなどに大きな損失を負わせた。この結果、ゲームストップ株は、急騰し、16倍前後にもなった。これを面白がってやっていたのがロビンフッダーたちである。
 
 しかし、取引が急増したことにより、その取引注文を受けていた証券会社ロビンフッドは当局から、何十億ドルもの「供託金」を要求されることになる。これが払えないので、ロビンフッドは資金調達に奔走した。そうこうしているうちに、さらに取引が急増、株価も乱高下、供託金要求額も急増、同社はゲームストップ株などの取引を一時停止したのである。この結果、ヘッジファンドサイドが息を吹き返し、株価は失速。ロビンフッダーたちは、取引停止により損失を被り、ヘッジファンドサイドは破綻を免れたのである。
 
 これに対しては、メディアは「ドナルド・トランプ前大統領による政治の分断に続いて市場も分断されている」「ウォールストリートと大衆投資家の対決だ」などと囃しているが、それは「nothing new」であり、いつも起きていることだ。
 
 また、いまどきの日本の個人投資家たちは「日本では考えられない」などとコメントしているようだ。だが、彼らは経験不足すぎて知らないようだが、2000年代前半、日本で起きた「ライブドアブーム」とは、まさにまったく同じような現象だった。
 
 ネット証券が発達し、1990年代末の金融危機からの経済危機で大混乱するなか、アメリカのネットバブルが日本にも波及した。その後、2001年の世界同時多発テロエンロン事件などで株式市場全体が暴落するなか、若い個人投資家のネットトレーダーたちが株式に群がり、新興株を中心にネット株バブルを作り上げていた。
 
 彼らは、「祭り」と称して、面白そうな株に群がった。「IPO(新規株式公開)バブル」「株式分割バブル」、そして「くず株バブル」などもあった。足利銀行株で大儲けをしたトレーダーが、東京タワーから一万円札をばら撒いたのは、この流れだった。
 
彼らのくず株取引は、もう破綻、上場廃止が決まっている銘柄、監理銘柄に群がり、最低になると1円で、その下はないから、1円でみんな買って、面白半分に2円にする投資家が出てくるのを待ち、2円になると、祭りが盛り上がって、それが12円ぐらいになることもあり、大騒ぎをしていたのである。
 
 実はこのころ、ドイツ銀行のロンドンのヘッジファンド部門が、想定外の値動きが続き、音を上げて「デイトレーダー経済学者」として有名だった私のところに、「日本の個人投資家は何を考えているのか教えてほしい」と依頼が入ったことがある。
 
個人投資家が「祭り」が好きなワケ
 
 この辺は、拙著『ネット株の心理学』に詳しいが、要は、個人投資家は「祭り」が好きなのである。なぜか。「祭り」は儲かるからである。
 
 では「祭り」とは何か。すなわち、人が集まることだ。何かの祝いごと、何かの決めごとで、1カ所に集まる。つまりは、バブルの発生源である。
 
 個人投資家がバブルを作り、「機関投資家をやっつける、あるいは一時的に力を持つ」のはよくあることだ。1980年代末の日本株バブルもそうした状況に似ていた。厳密に言えばやっつけたわけではないが、日本の狂った状況に投資家、個人も企業も金融機関も巻き込まれた。「日本人はクレージーだ」と指をくわえてバブルをみていたのが、当時の外国人投資家である。
 
 過去をさかのぼれば、18世紀の「南海泡沫バブル」も、「ミシシッピーバブル」も同じである。大衆、いや烏合の衆の力は破壊力があり、馬鹿にしているインテリ、プロフェッショナルほど、これにやられるのである。本当のプロなら「烏合の衆ほど恐ろしいものはない」とよく知っている。そして、現在が「烏合の衆の時代」であることは、賢明な現代人なら誰でも知っている。
 
 したがって、今起きていることは、ごく普通のことなのである。社会の分断でもなんでもない、バブル末期に起きる現象なのである。普通の投資対象がバブルで上がりすぎて買うものがなくなり、くずに群がるぐらいしかない。
 
■「祭り」はいよいよ最後のステージに入った
 
 なぜなら、まだ上がっていないものは、くずぐらいしか残っていないのである。だからバブル末期には、普段人気のないものがバブルになる。そういうものはもともと価格水準が低いから、上げ余地が大きく、激しいバブルになりやすい。まともな投資対象の株式では、それは日本株だろう。このところ世界で出遅れていた日本株が上がってきたのは、そういうことだ。宴、祭りは「最後のステージ」に入った。
 
 一連のロビンフッド騒ぎが「バブルの断末魔の叫び」であることは、バブルの最終段階のアナウンスメントだが、ロビンフッドのおかげで、さらにバブル崩壊の条件はそろってしまった。それは、売り方をすべて壊滅させたことである。もう買い手しかない。売り手がすべてギブアップした。もう上がるしかない。
 
 では、むしろこれからバブルは加速するのでは? と思われるだろう。
そのとおりだ。だからこそ、崩壊するのである。
 
 ここから買うのは、狂った投資家、いや正確な言い方をすれば異常に強気の投資家しかない。売り手はいないから、出来高が少ないまま、ハイスピードで上がっていく。売る人がいない、ということは、この商いが成立するためには、誰かが売りに回らなくてはならない。それは誰か。今まで買ってきた人であり、今買っている人である。彼らが売れば、下がる。下がると、今買っている人である。バブルのピークとうすうす感じながら買った人が損失を抱えれば、パニックになって売る。
 まさに、最後の最後にゲームストップ株を買ったロビンフッダーがパニックになっているように、インテリのお高くとまっている機関投資家たちが売り始める。含み損水準まで下がってくる。慌てて売る。このような「売りスパイラル」がすべての株、とりわけ上がりすぎていた、アメリカのハイテク株で起こるのである。
 
  以上です。充分気を付けましょう!!!
 
 それでは、”関東限定ドサ回り的簡裁出廷”の埼玉県版に行きます。
本日は埼玉県の中核であるさいたま簡裁です。ここは京浜東北線浦和駅
降車、バスか徒歩で裁判所に向かいます。裁判所前には中核らしく埼玉県庁
が鎮座しています。ここらあたりは埼玉県の行政の中心地なので他に警察署や
検察庁もあります。所謂全部揃っている所です。バスは渋滞があるので大概は
徒歩で簡裁まで行きますが、けっこう遠く15分近く罹ります。夏場は何時も汗
びっしょです。ここ埼玉地裁は歴史のある年季の入った裁判所です。
 当方、ここには都合で30回近くは出廷しています。駅側には適当に食道も
ありますが、ここら辺でお昼を取ったことはありません。大概、海浜幕張まで帰社
し、会社近くの食道で誤魔化します。ここ浦和はその前に東西南北が付く駅が
揃った所です。全部ありは他になかなか見当たりません。松戸とか船橋あたりでも
全部有りは無いのです。
 
 当方、”毎日が日曜日”の超閑人人生を送っていますが、次の展開がまったく
不透明で見えて来ません!もちろん、原因はコロナ禍ですが、本当に安心して
利用できるコロナワクチンの発明が待たれます。結局密を避けるための我が行動
としては、”じゅんさい池1周ウォーキング”、”笑顔の湯”(サウナ入浴とマッサージ)、
墓参り、何軒かの外食店、数件のスーパー…以外、他にはありません。
 
 当方、完璧に近い快食・快眠・快便・・・は励行されています。それでも睡眠中の
夢は毎日のように見ます、というか起きても忘れずに覚えている夢ばかりです。
これが当方的には本当に嫌な仕事関連の夢ばかりです。それも30歳代から
70歳の直近までのあまり旨く行かなかった仕事の夢ばかりです。事務系の仕事も
営業の仕事もまったく不合格の件ばかりが毎日のように続きます。近い将来・・・
あと、2か月ぐらいでは間違いなく何らかの仕事に就く予定なので給料など安くても
楽に熟せる仕事を見つけることにします。
 
 ”関東限定ドサ回り的簡裁出廷”の埼玉県版の次回は大宮簡裁を予定しています。
 乞うご期待!…でもないですね?
 
 では、量子物理学は付けますので勉強してください!
 
 
 
量子物理学
 
 
 ゼロ・ポイント・エネルギー、G-フィールド、EM-フィールド、核力場、そしてA-フィールドは、「統一された真空」が別々の形に具現化したものである。大統一理論や超対称統一理論はまだ発展の途上にあるが、統一された真空は空間のすべてを満たしており、それは超高速度で超流動的であり、局所宇宙の構成要素を作る素粒子を生み出し、その進化サイクルの最後には素粒子をふたたび引き受け、重力、電磁力、そして強い核力、弱い核力の力場はもちろん、素粒子や原子を瞬時に相互結合し、その結合を永続させるホログラムのフィールドと、その素粒子や原子によって構築される空間と時間のなかに存在するすべてのものを生成する。以上のことは、現時点で断言することができる。今出現しつつあるリアリティに関する科学のヴィジョンは、相互結合し、全一的なリアリティのヴィジョンである―言い換えれば、リアリティの包括的ヴィジョンなのである。
 
 
 
 
 

          PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1286                   後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年2月6日(土)、現在は朝の8時過ぎです。
 
 今朝も起き立てに”いい天気ですね”とつい口から出そうな気がする週末の
好天模様です。明日も同様でけっこう温度も上昇する予報となっています。
 連日、報道されるコロナ感染数字は明らかに減少傾向ですが、それでも昨日の
東京都の感染者数は577人とまだまだ多く感じるのは当方だけでしょうか?
 テレビで見る繁華街の人出などはコロナ感染蔓延中とは思えないほどの賑わいを
見せています。確かに午後8時以降の飲食店ではお客がいない状態なのでしょうが
夜の飲み食いだけで感染者数を減少させているように映ります。
 当方的には来週あたりに思い切って感染者数減少をして、早目の緊急事態宣言
解除・・・と、してもらいたいものです!  もう、巣篭りは厭きました。
 当方の財布の中身も多少は減少させてほしいものです。スーパーや近場での外食は
殆んど女房が払いますので、当方の散財は温泉のマッサージ代ぐらいでしょうか!?!
 新年になって当方の財布から出て行ったお金は1万円がところでしかありません。
これでは経済は廻りませんね。この状態が普通に予測すると後ちょうど1カ月続くことに
なります。週明けに感染者数激減にして(勝手には出来ませんが)、緊急事態解除・・・
と、行ってもらいたいものです!
 
 昨日は足の具合が回復したので”じゅんさい池1周ウォーキング”に行ってきました。
結構暖かく、最後には汗びっしょの様相となりました。今日明日も暖かそうですが、
じゅんさい池1周ウォーキング”は行く予定です。というか、他にやることが無いから
行きますが、お昼以降はもう暑そうですね!
 
 長い巣篭り状態発生で嫌でもテレビは見てしまいます。この数か月(もう1年か?)
はテレビ報道の8割がたはコロナ関連です。現況の飲食店((特に居酒屋)では倒産や
閉店の憂き目にあっている処が増大中です。この業界に加え、アパレル関連も酷くなって
いるようです。他には建設関係とかアパレルに絡んだ百貨店あたりがきつくなっています。
 昭和30年代から花形産業として君臨してきたテレビ業界もここへきて今までとは
まったく違う不況状態到来となっているようです。関連ニュースを下に添付します。
 
 
 
コロナ禍でテレビの凋落が加速…花形ギョーカイは死屍累々の様相
 
 コロナ禍と緊急事態宣言の延長で、テレビ業界もアップアップだ。民放各局は軒並み4月からの制作費大幅カットを決めた。平均10%というから現場からは悲鳴が上がる。
 
 皮肉なのは、もともと斜陽のテレビの存在感が、そのテレビによって薄れゆくスピードを加速させていることだ。
 
■やばいよ、やばいよ
 
 ニュースや情報番組が「新型コロナの感染確認7000人超、3日連続で過去最多更新」などと、都道府県発表の数字を垂れ流し、「やばいよ、やばいよ」と朝から晩まで、視聴者の恐怖心をあおっているのは周知の通り。
 
「やばいよ、やばいよ」とやるのは、視聴者を注目させるためだ。一秒でも長くチャンネルを替えさせないことによって、広告出稿につなげる。そういう感覚で仕事をしてきたし、それがテレビマン的に正しい時代もあった。
 
 たとえば地震があると、被災地に飛んで、崩落した家屋とか、最も被害が深刻な場所を探して、ニュースでクローズアップする。実は、たまたまその家だけひどく傾いていて周りの家は持ちこたえていたとしても、それは映さない。バラエティー番組はすべてやらせだが、ニュースも似たようなものなのである。
 
 視聴者もそれを承知で喜んで見ていたのではないか。対岸の火事じゃないが、自分は安全なお茶の間にいて、煎餅をぱりぱり食べながらの野次馬見物だ。
 
 しかし、コロナ禍という未曽有の事態では、視聴者もその渦中にいる。世界が恐怖に包まれる中、そこで人々が求めるのは安心安全である。安心材料を探しているのに、テレビをつければことさら恐怖をあおられるのだから、テレビ慣れしている人でさえネットに乗り換える動きが加速しているのも当然か。
 
 そもそもテレビは、誤解を恐れずに言えば読み書き能力の低い視聴者のレベルに合わせて番組を作っている。そうした視聴者はおおむね情報弱者だ。知識に乏しく、判断力もない。だから「わかりやすさ」を第一に制作してきたが、それがより露悪的な演出へとなってしまう。そして事実関係や情報の確度すら、ないがしろにしてきたものだから、今回のコロナ禍でテレビは視聴者の信用を失い、テレビの伝えるコンテンツをうのみにしてきた層からも見放されつつある。これはもう末期的だ。
 
 もともとテレビの収録スタジオは密の最たる場所である。現場にはADやディレクターなど比較的若い層が働いていて、無症状の感染者がいてもわからない。まともな感覚ならスタジオ収録は避けるべきところだろうが、それをやめて、変わるべきものは見つからない。この体たらくだから、ますます企業の広告出稿はネットへと流れていくだろう。
 
 すでにパラダイムシフトは起こっている。俳優や芸人の独立が相次いでいるが、もはや社員だって安泰じゃない。副業を探し、すでに動きだしている人もいる。民放の報道部には、別の名前でユーチューバーをやっている社員もいる。花形業種だったギョーカイは、死屍累々の様相になってきた。
 
 
 そして、このテレビ業界を仕切って来た電通が本社ビルを売却するとかのテレビ業界を
象徴する報道も見られ始めました。少し長いですがそのあたりを軽く勉強しておきましょう!
 
 
 
電通の本社ビル売却が象徴…テレビ広告需要の減退、企業の都心オフィス脱出の始まり
2021.01.31 06:10 文=真壁昭夫/法政大学大学院教授 Business Journal
 
 広告代理店大手の電通グループが、東京都港区にある本社ビルの売却を検討しているという。その背景には、社会の構造変化が急速に進んでいることがある。近年、電通は働き方をはじめ多くの改革に取り組んできた。そこにコロナショックが発生し、同社のみならず社会全体でオフィスの必要性が低下した。また、同社の場合、主力収入源である広告需要も落ち込んでいる。同社としても、本社ビルの売却を検討するほど事業環境が変化している。
 就業空間(働く環境)をオフィスからリモート(テレ)ワークにシフトすることによって、個々人が無理なく業務を遂行できる環境を実現することも可能になる。今後、電通経営陣がどのようなビジネスモデルを確立し組織全体を糾合できるか、中長期的な事業運営に重要な影響を与えるはずだ。
 
電通本社ビル売却検討の背景
 
 電通が本社ビルの売却を検討する背景には、大きく2つの要因が指摘できる。まず、新型コロナウイルスの感染発生によって、同社のオフィスは余剰になった。同社は感染対策としてテレワークを導入し、その結果オフィスに出社する人が減ったからだ。
 
 企業にとって、本社ビルはその強さの象徴だといえる。ある若手ビジネスマンは、「東京の都心に大きな本社ビルをもつ企業で働くことは、自らに一定の達成感をもたらすだけでなく、両親の安心を得られるという点でも重要だ」と話していた。つまり、企業にとって本社ビルの所有は、その社会的な信用などを左右する要素となってきたわけだ。
 
 しかし、テレワークの普及によって、そうした価値観は急速に変化している。多くの人が、テレワークがもたらしたワーク・ライフ・バランスの改善に意義を見いだしている。企業が本社ビルの所有にこだわる必然性は低下しているといってよい。企業がそうした時代の流れに抗うことはできない。
 
 もう一つ理由として、電通の収益悪化がある。2019年度の最終損益は約809億円の赤字だった。2020年12月に電通が公表した業績予想では2020年度の最終損益も赤字の見通しだ。その背景には、広告をはじめマーケティングに関する需要が、SNSなどを手掛ける大手プラットフォーマーなどインターネット関連企業に流れたことがある。電通が公表した『2019年 日本の広告費』によると、2019年の国内テレビCM(広告)費は約1.9兆円だったのに対し、インターネット広告費は約2.1兆円だった。
 
 また、電通がより高い成長を見込んで強化した海外事業は、現地企業との競争激化などによって苦戦した。それに加えて、新型コロナウイルスの感染拡大によって電通のクライアントである企業などは、製品のプロモーションや販促イベントなどを実施することが難しい。その状況下、電通の収益動向は不透明だ。電通にとって、不安定感高まる事業体制を立て直すために本社ビルを売却し、収益性の改善と、より成長期待の高い分野に経営資源を再配分することの重要性は高まっている。
 
■世界的なオフィス需要の変化
 
 また、電通が本社ビルの売却を目指しているのは、世界的な経済環境の変化への対応という側面もある。コロナショックの発生を境に、世界的にオフィスの需要には下押し圧力がかかった。それは米国の株価推移から確認できる。2021年1月中旬までの過去1年間の株価変化率は、S&P500インデックスが16%超上昇したのに対して、S&P500に含まれる不動産セクターは7%以上下落した。つまり、不動産関連の事業を運営する企業の収益には、オフィス需要の低下など下押し圧力がかかっている。
 
 ただし、不動産業界の動向を細かく見ると、オフィスと住宅市場の状況は対照的だ。米国では雇用環境が厳しいにもかかわらず、住宅価格は上昇している。それが意味することは、オフィスから住宅に就業の場が移り、住宅需要が堅調だということだ。言い換えれば、テレワークによって、自分のスタイルで成果を実現でき、生産性も高まることに多くの人が気づいた。
 
 それは米国に限らず、世界的な変化だ。2020年4月以降のわが国では、多くのIT新興企業が拠点を置いた東京都渋谷区「ビットバレー」でオフィス空室率の上昇が鮮明化した。ITスタートアップ企業にとって重要なことは、優秀なプログラマーやクリエイターが、高いモチベーションをもってプロジェクトに注力することだ。そのために、オフィスが重要とは限らない。コストの問題を考えれば、オフィスを手放し、浮き出た経営資源を従業員の福利厚生に使ったほうが良いとの考え方もあるだろう。また、同年夏場以降は港区でもオフィス空室率の上昇が顕著だ。東証一部上場企業が多い千代田区中央区でもオフィス空室率は上昇している。
 
 このように考えると、電通が本社ビルの売却を検討する背景には、コスト圧縮や収益改善の目的に加えて、個々人のさらなる創意工夫の発揮を目指す取り組みの一つとしての側面がある。ある意味では、コロナショックの発生によって企業の成長にとっての個の力(個性、個人の能力)の重要性は一段と高まったといえる。
 
■今後、一段と重要性を増す個々の力の糾合
 
 ワクチンの接種などによって世界経済が新型コロナウイルスへの集団免疫を獲得したとしても、テレワークは止まらない。つまり、世界経済がコロナショック発生以前と同じ環境に戻ることはできないだろう。テレワークの定着によって、通勤やビジネススーツの需要は低下する。外出の頻度低下によって、外食や宿泊、交通など一部産業の需要はコロナ禍以前の水準に戻らない展開が想定される。
 
 注目したいのは、電通がそうした環境の変化にどう対応し、業績改善を実現するかだ。もともと同社は無から有を生み出してきた。電通が蓄積してきたノウハウをデジタル技術と融合することによって、新しい満足感や驚きを社会に与えることは可能だろう。
 
 そのためには、個々人の新しい発想の重要性が一段と高まる。例えば、SNSなどでイベントやスポーツの魅力を発信した上で消費者に実体験の場を提供し、需要を喚起することは可能だ。現在、世界的に人々の活動は制約され、社会的なストレスは高まっている。感染の収束とともに、観光、フェスなどのイベント、スポーツ観戦や実践に関するペントアップディマンドは発現するだろう。電通は、デジタル技術とリアルな体験(感情)の融合によってそうした需要を手に入れなければならない。
 
 そのために、個々人の発想がより良く発揮される就業環境の整備と、個の力を組織全体として束ねる事業体制の確立は喫緊の課題だ。電通には独立独歩で事業の開拓と収益の獲得を目指す人が多いといわれる。テレワークによってそうした考えは強まる可能性がある。電通に求められるのは、独立心に溢れる人を組織に糾合し、相応の達成感を共有して無理のない形で、持続的に事業の開拓と成長を目指すことだ。そのために経営陣がどのようなビジネスモデルを目指すかが問われる。
 
 コロナショックの発生によって、働き方改革をはじめとする電通の改革は加速しているとみるべきだ。どのような企業も、時代の流れには抗えない。本社ビルの売却が長期の視点での事業運営にどういった影響を与えるか、電通のさらなる取り組みに注目したい。それは、多くの日本企業の事業運営体制の変革にも無視できない影響を与えるだろう。
●真壁昭夫/法政大学大学院教授
 
一橋大学商学部卒業、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学大学院(修士)。ロンドン証券現地法人勤務、市場営業部、みずほ総合研究所等を経て、信州大学経法学部を歴任、現職に至る。商工会議所政策委員会学識委員、FP協会評議員
 
 ということで、長い添付でしたが、予定の”関東限定ドサ回り的簡裁出廷”の埼玉県版
の第2弾は近場の川口を行って見ます。
 川口駅京浜東北線)へ行くのには当家から北総線武蔵野線南浦和乗り換えで
上野方向に向かい、3つ目の駅となります。川口簡裁へは駅前出発のバスに乗ります。
ここは大した距離ではありませんが通常はバス利用となります。駅前の一等地に
立ち食いそばの”富士そば”があります。良い場所で営業しているなと思っていたところ、
ラジオで富士そばの創業者である丹 道夫氏がまず、この川口駅の近くで弁当屋
開店した事が飲食業への進出の初めのようです。どうも「よくは???」ですが、川口が
開業の原点なのかと川口駅前の”富士そば”を見るたんびに勝手に思っています。
 川口簡裁ですが、何やら寂れた感じのする古めかしい(トイレが未だに和式)建物で、
法廷にやってくる被告もはっきり悪いですが準暴力団系のような手合いが居たり、はっきり
あまり行きたくない簡裁ではあります。帰路のお昼は簡裁すぐ近くにある”丸亀製麺”と、
決まっています。小さ目の店ですが丸亀製麺の中ではサービスは良い方でしょうか!?!
 埼玉県は東京の近郊に此の川口や越谷がありますが、次回は京浜東北線浦和駅
にある”さいたま簡裁”に行くことにします。
 
 添付が長いので量子物理学は先送りです。悪しからず・・・