PNC会員へ・・・

 

会員のみなさま 1522                     後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年9月30日(木)、現在は朝の6時45分です。
 
 現在はやや晴れ気味の早朝ですが、午後には降雨が開始され、明日の午後は
強雨となる(台風16号の影響)ようですのでやれることは今日中に済ませるべきです。
 当方の本日は女房の送迎が無く(有給休暇で休み)、リハビリ→墓参り→お昼・・・
ぐらいを予定しています。
 昨日の午前中に外壁工事の足場が取れて、塗装も終わり、後は二重窓の設置と
庭の駐車場工事ぐらいが残っているだけです。それにしてもこの1か月ぐらいは
鬱陶しかったですね。まあ、夜がさほど暑くなかったのが幸いだったとだけ言っておきます。
 今日の墓参りは2週間前に行った秋の彼岸の墓参りの後片付けです。夏場は花の
持ちは短く、2週間ではもう腐っていると思われますので本日の仕事の必須は墓参りです。
 明日中には遥か北東に向かって進んで消滅するであろう台風16号ですが、これが
行った後の所謂台風一過は相当な真夏的暑さ到来となるようです。30℃連続の週間
予報となっています。きつそうですね???
 
 昨日は当然ですが、自民党の総裁選の一部始終の報道で終わりました。
当方はこれに関して(自民党)書くことは何もないのですが、敵菜収氏ではないですが
”それでもバカとは闘え”と言っていますので、反自民の考えを変える気持ちはゼロで、
何かあれば記述はする予定です。それでも昨日の出来レース的総裁選などは善良な
国民を愚弄する自民党サイド報道とマスゴミの垂れ流し的報道には呆れ果てて物を
言う気もなくなっています。
 もう、自民党も小室なにがしもコロナ感染数状況も全部関わりたくない事項です。
もうこうなったら、唯我独尊で日々の出来事(事象)とは縁のない生活と読書三昧だけ
に徹してテレビなどは出来るだけ見ないようにするだけが今後の生き方となるでしょう!
 
 昨日、久々に市川駅構内にある喜多方ラーメンの坂内で普通のラーメン(トッピング
など何も無し)を食しました。しかしこのラーメンには驚きましたね!ラーメンそのものが
その量を減少しているだけでなく、叉焼の数も減、サービスの小ライスなどはそれこそ
ほんの一口です。コロナ禍対策なのでしょうが、以前と御代が変わらないことに託けて
その量を大幅に減少させたのでは値上げしたのと何の違いがあるの???です。
 まあ、も当分食べないでしょう!?!本日墓参りで行く八柱霊園近くの少し高級回転寿司
の”すし松”も前回行ってガッカリしました。本当にすしの値打ちが落ちているのです。
もう値段の問題ではありません。ハッキリ美味しくないのです。もう今日はここは止めて、
安い回転すしの”はま寿司”にするつもりです。もう大して変化が無くなっていますので!
 当方、あと数日で禁酒期間半年となります。酒だけではなくどの店でも大して食べたいという
ものが無くなって来つつあります。こうなったら禁酒の解禁は当分無しとなりそうです。
 当方的には禁酒の時期対精神疾患発症時期との競争になりそうなこの数日です。
巣篭り。”毎日が日曜日”人間はもう辞めたいのですが、現状で何らかの仕事などはありよう
もなく、本当に何もすることのない日々はきついものです。
 
 昨日のコロナ感染ですが、都で267人、大阪が一番多く398人で全国では1986人と
なっています。後は減少傾向です。
 
 それでは植草氏の昨日の選挙などに行ってみます。
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/09/29
 
               為政者に必要な最重要資質は人格力
 
               第3042号
9月29日に投票日を迎えた自民党の党首選。
 
勝利したのは岸田文雄氏だった。
 
党員票382票、議員票382票で行われた1回目の投票結果は以下の通り。
 
岸田文雄 国会議員票146票 党員票110票 合計256票
河野太郎 国会議員票 86票 党員票169票 合計255票
高市早苗 国会議員票114票 党員票 74票 合計188票
野田聖子 国会議員票 34票 党員票 29票 合計 63票
 
1回目の選挙で過半数に達した候補はいなかった。
 
1回目の投票でトップに躍り出たのは岸田文雄氏だった。
 
過半数を確保した候補がいなかったため、上位2者で決選投票が行われた。
 
投票は47都道府県1票ずつの党員票47票と国会議員票382票で行われ
た。
 
投票結果は以下の通り。
 
岸田文雄 国会議員票249票 都道府県票 8票 合計257票
河野太郎 国会議員票131票 都道府県票39票 合計170票
 
この結果、岸田文雄氏が自民党総裁に就任し,10月4日に召集される臨時国
会で第100代内閣総理大臣に就任する見通し。
 
メディアは河野太郎人気をはやし立てたが河野太郎氏は大差で敗北した。
 
河野太郎氏は、国民は自分を総理に選出すると嘯(うそぶ)いていたが、国民
の多数は河野氏敗北、岸田氏選出の結果を歓迎していると思われる。
 
所詮は自民党の党首選であり、誰が選出されても大転換は起こらない。
しかし、各候補に差異がないわけではなかった。
 
重要な二つの視点がある。
 
第一は経済政策路線。
 
2001年以降、自民党の経済政策路線の中核に新自由主義が置かれた。
 
大資本の利益を極大化すること、そのために労働者への分配を極限まで圧縮す
ること。
 
大資本のための経済政策運営が強行された。
 
その結果として、日本は世界有数の格差大国に成り下がり、年越し派遣村のよ
うな惨事が繰り返された。
 
これに対する基本路線が福祉国家路線。
 
最適資源配分よりも所得再分配を重視する考え方と表現することもできる。
 
自民党政治の二大潮流である清話会(旧福田派)と平成研(旧田中派)はそれ
ぞれが新自由主義経済政策と福祉国家経済政策を代表する政策集団だ。
 
大平正芳氏の系列である宏池会は平成研に近い考え方を示してきた。
 
今回総裁選で新自由主義経済政策路線を提示していたのが河野太郎氏と高市
苗氏。
 
これに対して岸田文雄氏と野田聖子氏は福祉国家経済政策の主張を示してい
た。
 
第二の視点は人格。
 
首相の条件として最重要であるのが「人格」。
 
人格面で最重要であるのが「公私の分別」。
 
安倍・菅内閣の最大特徴は「私の優先」だった。
 
「公」よりも「私」を優先する。
 
森友・加計・桜疑惑は、すべて安倍氏が政治に「私」を持ち込んだもの。
 
菅氏も「公」の視点ではなく「私情」を軸に官僚人事を壟断した。
 
為政者に求められる最重要の資質が高邁な精神性、公の優先である。
 
この人間性、人格面での比較をすれば、岸田文雄氏と野田聖子氏の評価が高
かったと言える。
 
岸田氏は経済政策における「新自由主義からの脱却」を明示した。
 
2001年以降、鳩山内閣の1年を除き20年間にわたって日本の経済政策の
中核に位置付けられてきた「新自由主義経済政策」の路線に修正が加えられる
可能性がある。
 
また、安倍・菅内閣と比較して、人格面での優位が岸田氏に認められた。
 
問題は自民党の私優先路線派の3A=安倍・麻生・甘利の影響力を排除できる
のかどうか。
 
この点を注視する必要がある。
 
しかし、自民党は4人の候補者のなかでは最適な人物を党代表に選出したと言
える。
 
岸田内閣の下で実施される次の衆院総選挙は野党にとって非常に厳しいものに
なる。
 
野党は謙虚に低迷を反省し、総選挙に対する取り組みを一気に加速しなければ
ならない。
岸田氏の裏側に安倍・麻生がおり、岸田氏は安倍・麻生の傀儡で、対米隷属路
線をひた走るとの懸念が指摘されるが、少し違うと思う。
 
岸田氏は安倍晋三氏の首相辞任に際して、禅譲を期待した。
 
ところが、安倍晋三氏は岸田氏に禅譲しなかった。
 
あっという間に創作された菅義偉後継路線に安倍晋三氏はいとも簡単に乗っ
た。
 
安倍・岸田信頼関係はこの瞬間に崩壊した。
 
コロナ拡大に伴う一時給付金問題が2020年春に論議された。
 
岸田氏がまとめた条件付き30万円給付案が予算案編成後に覆された。
 
結局、条件なし一律10万円給付が決定されたが、安倍氏はその政策迷走の責
任を岸田氏に負わせた。
 
この問題が影響して、安倍首相辞任に際して岸田後継が主力にならず、一気呵
成に菅後継路線が敷かれた。
 
岸田氏は3Aから「恩を仇で返す」仕打ちを受けた。
 
岸田氏の弁舌能力はこの1年間に激変した。
 
1年前の党首選では弁舌能力に疑問符がついたが、今回の党首選では堂々とし
た弁舌が観察された。
 
禅譲期待が裏切りによって覆されて一回り大きく成長する機会を得たと言え
る。
 
この意味で前回総裁選の敗北が生かされたと言える。
 
岸田氏が強い対米従属になるとの懸念はある。
 
自民党政治は対米従属、対米隷属から容易に抜け出せない。
 
この意味で岸田氏も対米従属の大きな罠に絡め取られる公算は高い。
 
しかし、河野太郎氏が対米隷属路線から離れられるのかと言えば、これもNO
だろう。
 
むしろ、米国の日本支配勢力は河野太郎氏を対米隷属の伝統を引き継ぐ期待の
星と位置付けたのではないか。
 
対米隷属の維持と新自由主義経済政策路線の堅持。
 
これが米国の日本支配勢力が求める日本の首相必須の条件だ。
 
この路線を忠実に守る人物として河野太郎がノミネートされ、河野人気が人為
的に創作されたのだと思われる。
 
しかし、人格の力の差は歴然としていた。
 
河野太郎氏が1回目投票の国会議員票で高市早苗氏の後塵を拝して第3位に低
迷した最大の理由は河野太郎氏の人格力である。
 
巧言令色鮮(すくな)し仁
 
言葉巧みにきれいごとを並べても人格力が欠落していては力にならない。
 
原発廃止、女系天皇容認など、際立つ発言を提示してきたが、有力なポストを
目の前にぶら下げられると節を屈する。
 
これでは信頼を得ることはできない。
 
また、徴用工や従軍慰安婦の問題で日韓の主張が対立するとき、当方に当方の
主張があるのと同様に、先方には先方の主張がある。
 
言うべきことを言うと同時に、先方の主張にも十分に耳を傾けなければ相互尊
重、相互理解の外交関係を打ち立てることはできない。
 
河野太郎氏は駐日大使を呼びつけてカメラの前で一方的に「無礼である」と発
言した。
 
発言した河野太郎氏の態度の方がはるかに無礼だった。
 
権力を笠に着て高圧的な態度を取るものは弱い者。
 
本当に強い者は、そのような卑屈な姿勢を示さない。
 
自民党河野氏ではなく岸田氏を新しい党首に選出したことは、この党が現実
的感覚を失い切っていないことを示している。
 
公共の電波をジャックして1ヵ月。
 
その着地点として、それなりに納得性のある結果を自民党が示したことは、次
の総選挙が野党にとって甘いものにはならないことを暗示する。
 
国民が信頼を置くことのできる人格力、人間力を磨くことが、野党の顔にとっ
ても重要なことになる。
 
立憲民主党の幹部の顔を思い浮かべるときに、人間として、主権者の信頼を集
めることができる状況が生まれているか。
 
立憲民主党幹部は謙虚に足元を見つめるべきだ。
 
今回の自民党党首選では4人の候補のうち2人が女性だった。
 
女性の活躍を重視する面でも野党は与党に一本取られている。
 
野党の抜本的な脱皮がなければ次期衆院選は野党にとって厳しいものになるこ
とを肝に銘じる必要がある。
 
 
 
 次に今日はヤフー記事から肝がんに関する論考です。
 
 
 
 
 
知らないと一生後悔する「肝臓がん」の予防法
 
 人生100年時代は、健康こそ最大の資産です。
しかし40歳を越えると、がん、糖尿病、腎臓病といった病気を避けては通れません。国立がん研究センターによれば、40~49歳のがん患者数は、30~39歳と比べると3倍以上です(2018年)。もちろん50代、60代と年齢を重ねるにつれ、がん患者数はどんどん増えていきます。
本連載は、毎日の食事から、大病を患ったあとのリハビリまで、病気の「予防」「早期発見」「再発予防」を学ぶものです。著者は、産業医×内科医の森勇磨氏。「予防医学ch/医師監修」の管理人でもあり、動画は「わかりやすい説明で参考になる」「怖いけど面白い」と評判で、チャンネル登録者は27万人を超えています。初の単著『40歳からの予防医学 医者が教える「病気にならない知識と習慣74」』を出版し(9月29日発売)、がん、糖尿病、高血圧、食事、生活習慣、人間ドック、メンタルというさまざまな観点から、病気にならない知識と習慣をあますところなく伝えています。
 
● 肝臓がんは「予防できるがん」です
 
 「肝臓がん=大酒飲みのがん」というイメージが強いでしょうか。飲酒も大いに関係がありますが、このがんの最大の原因は「ウイルス」です。
 
 日本人の肝臓がんのおよそ90%が肝炎ウイルス(B型・C型)によって引き起こされています(※1)
 
 このウイルスがうつる原因は「他人との血液の交換」です。入れ墨をしたり、ピアスの穴を開けたりした際に感染することもありますが、ほとんどの原因は「性行為」です。コンドームをしていればリスクを大幅に下げることができますが、オーラルセックスでも感染しますし、相手が不特定多数ならリスクはさらに高くなります。
 
 「私は不特定多数との性行為の心当たりがないから大丈夫」と思った人もいるかもしれません。しかし、このウイルスは「誰が感染しているかわからない」のが恐ろしいのです。
● 初期症状なしの恐ろしいウイルス
 
 このウイルスに罹患しても、残念ながら10~20年くらいは「無症状」なのです。知らない間に感染が広まってしまっているケースも決して珍しくありません。
 
 このウイルスは静かに肝臓に炎症を起こしては、細胞を破壊するという作業を繰り返します。その作業が繰り返されると、肝臓の「繊維化」が起こり、肝臓の大部分が「かさぶた化」してしまいます。この状態を「肝硬変」と言います。
 
 この肝臓の「かさぶた化」した部分にがんが発生しやすくなるため、肝硬変から肝臓がんへ移行するパターンが多いのです。肝硬変からの5年間の発がん率はなんと40%と報告されています。
 
 腹痛や黄疸(皮膚が黄色くなること)といった症状が出る頃には肝硬変や肝臓がんの状態になっていることがほとんど。転移がなければ手術も検討できますが、その時点で転移があれば副作用のある抗がん剤を用いた治療が必要になります。治療が間に合わず緩和ケアに移行する場合もあり、本当に憎たらしいウイルスですね。肝臓が「沈黙の臓器」と呼ばれているゆえんでもあります。
 
● 「この検査」を受ければ、一生安心!
 
 対策としては、「肝炎ウイルス検診」をオススメします。肝炎ウイルス検診という名前ですが、「肝臓がん検診」と言ってもいいでしょう。
 
 医療者など日常的に血液を扱う職業の人は普段から感染のリスクがあるので別ですが、多くの人にとって、肝炎ウイルス検査は「一生に一度受ければいい検査」です。
 
 肝炎ウイルス検診は基本的には40歳から受けることができます。「若いときに罹患し、ウイルスが肝臓に潜伏し、中年になってから発症」というパターンが多いため、40歳というタイミングでの検診になっているのです。
 
 もし陽性だったとしても、ウイルス肝炎の治療薬は現代では非常に進歩しています。特にC型肝炎なら飲み薬だけで治療できるのです。
 
 検査が陰性なら非常に安心できるので、コストパフォーマンスのいい検査なのですが、残念ながら受診率はかなり低いのが現状です。
 
● たった3割しか受けていない!
 
 啓発活動は行われているものの、対象者の3割程度しかウイルス検査を受けていないといわれています(※2)
 
 残りの7割の人の中で、未診断の肝炎ウイルスが静かに肝臓をボロボロにし、とり返しのつかないことになるケースもあります。
 
 採血するだけで手間もかからない検診です。肝炎ウイルス検診を受けないのはかなりリスキーで、もったいない選択だと思いませんか?
 
 肝炎ウイルス検診は今の法律(健康増進法)では基本的に1回しか受けられません。
 
 「40歳になったらさっさと肝炎ウイルス検診を受けておく」、これが肝臓がん予防のベストチョイスでしょう。この検診はお住まいの自治体や保健所で受けられます。40歳を過ぎていて、まだ検査をしていない方は早急に検診を受けることをオススメします。身近な人にぜひ教えてあげてください。
 
 
   膵臓がんとか肝臓がん、腎臓系のがん、食道がんや大腸がん・・・など、癌は
いっぱいあるしなります。実弟は肺がんが原因で69歳という若さで逝きましたが、
当方はどうなの・・・?と毎日思ってはいます。
 
 
   というわけで、今日はここまでにします。ではまた明日・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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会員のみなさま 1521                    後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年9月29日(水)、現在は朝の6時40分です。
 朝の今の時間では好天模様ですが、今後は明日にかけて曇天予報となり、
10月1日に予想される台風16号の関東地方直撃はどうも回避できそうな様子と
なっています。列島には急接近しても東サイドまででそのまま北上して関東あたり
はかする程度となりそうです。週間予報でも雨マークがだんだん小さくなって来ました。
一安心…ですね?
 
 昨日の午後はまあ天気の良かったことと余りにも巣篭りで暇なので、”じゅんさい池1周
ウォーキング”に行ってきました。この程度(1300mぐらい)の歩きはちょうどいい具合
ですね。それでも結構な汗かきとはなります。帰宅後、シャワー室に直行となります。
 
 昨日はヒョットコ馬鹿の最後の演説(?)でしょうか、今月いっぱいでの緊急事態宣言
解除の報道を勝ち誇ったかのようにやっていました。まあ、1年間で当方らにとっては
良かったとだけ言っておきます。それでも今回の宣言解除が菅政権がコロナ禍を征服した
のだと言わんばかりの言質は戴けませんね!おまえのためにここまで遅れたのだと
当方らは言いたいぐらいです。もうテレビに顔を出さないでほしいものです。
 昨日の感染数は都で248人、大阪が281人で全国では1722人まで減少してきました。
どうも摩訶不思議な現象としか言いようが無いですね。これだけ簡単に感染数が減るもの
でしょうか(?)。もうテレビでは飲食店のやれ8時だ9時だとの営業時間の報道ばかりに
なっています。当方は禁酒状態が解除されませんので当面、宣言解除とは何の関係も
無しで生活します。それにしても、ゴルフを止めて酒も止めると本当にやる事が無くなります。
 日帰りでも1~2泊の旅行でも列車の往復やホテル・旅館での飲酒が無いとなると何のため
の旅行か???となりますので行かない方がベターです。
 
 本日の予定ですが、女房の夜のお迎えはいつも通りです。本日は女房を矢切駅まで送った
後に市川駅まで行き、坂内の喜多方ラーメンを食し、数点の新書の類を物色しに行ってくる
つもりです。暇な巣篭り爺のやることは読書が一番です。テレビはハッキリ見るに堪えません。
そのつもりで何冊でも購入するつもりです。先週添付した五木寛之氏の最近読んだ本のリスト
を覗くと、けっこう難しい本も含め相当数の読書をしているものでだとビックリすると同時に
感心しました。やっぱり作家は作家なりの脳の刺激というか勉強をしているものなのですね!?!
 当方など見習わねばならない事象です。
 
 本日はいつもの植草氏のコラムと一番怖い癌の中から”膵臓がん”の記事を添付します。
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/09/28
 
           決戦の衆院総選挙勝利の方程式
 
               第3041号
昨日、鳩山友紀夫元首相が主宰する東アジア共同体研究所YouTube動画「U
Iチャンネル」に出演させていただいた。
 
ぜひご高覧賜りたい。
 
今回は、10月5日に発売開始になる鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平
氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
についてもご紹介させていただいた。
 
新著のAmazon紹介ページには次のように記されている。
 
「なんでも官邸団」に成り下がった政財官を斬る!
 
日本人よ! 打たれても出る杭になれ!
 
感染症対策、外交問題、脱炭素と脱原発、経済政策、教育、そして政治。
 
衰退途上国に堕ちたこの国の未来を取り戻す!
 
この国の未来を憂うがゆえに、メディアに人格攻撃までされた「出る杭」の4
人が徹底闘論!
 
第1章 新型コロナ対策は機能したのか
第2章 米中対立に拍車をかける日本の外交
第3章 脱炭素と原発政策
第4章 日本の財政と経済政策
第5章 変わりゆく教育
第6章 政治と行政の再建
 
日本政治の劣化が著しい。
 
安倍・菅内閣の時代が9年近く続いた。
 
日本政治の金属疲労が著しい。
 
政治の私物化は政治の劣化そのもの。
 
このなかで私たちは日本政治を刷新しなければならない。
 
菅内閣の支持率が3割を割り込んで政権の余命宣告が発せられた。
 
8月22日の横浜市長選で菅氏が全面支援した候補者が大敗。
 
立憲民主党推薦候補が大勝した。
 
この情勢で衆院総選挙に突入すれば与党大敗の可能性もあった。
 
しかし、「禍福はあざなえる縄のごとし」。
 
9月3日に菅首相が辞意を表明して情勢が急変。
 
9月3日から衆院総選挙が実施される11月まで、メディアが自民党にジャッ
クされる。
 
自民党の党首選は9月17日に告示され、9月29日に投票日を迎える。
 
メディアは自民党党首選を大義名分にして自民党報道一色に染め抜いている。
 
野党の存在感が著しく低下。
 
しかし、その責任の多くは野党の側にある。
 
衆院総選挙が目前に迫っているのに、効果的な対応を示してこなかった。
 
本来は野党第一党に対する人気が一気に高まっていなければおかしい時期だ
が、自民党以上に立憲民主党の人気がない。
 
自民党菅義偉氏が退き、新しい党首を選出するお祭り騒ぎを展開して、人々
の眼が逸らされている。
 
安倍・菅内閣は賞味期限切れ。
 
日本を支配する既得権勢力自体が政権の差し替えを検討していると思われる。
 
日本の「人気政治家」は人為的に創作される。
 
この人物がなぜクローズアップされるのか理由が不明ということがしばしば観
察される。
 
メディアが連日連夜、好意的な報道を続けると、知らぬ間に「人気政治家」が
創作される。
 
同じ人物に対して、連日連夜、ネガティブな報道を続ければ、同じ人物は批判
の標的になる。
 
人心誘導などたやすいもの。
 
マスメディアはそう考えているだろう。
 
河野太郎人気も同じ文脈上のもの。
 
日本の既得権勢力に「都合の良い人物」なのだと考えられる。
 
重要なことはメディアの誘導に惑わされずに日本政治刷新を追求すること。
 
政治刷新を牽引するリーダーが求められている。
 
小沢一郎氏と鳩山友紀夫氏が2009年の政権樹立を牽引した。
 
この2名に前川喜平氏が加わり、日本政治の刷新を牽引してほしいと思う。
 
前川氏との対談には私たちのこの気持ちも込められている。
 
9月27日のUIチャンネル放送でも話させていただいたが、自公サイドの選
挙戦術のポイントを把握することが重要。
 
最近の選挙の投票率は約5割。
 
国民の半分が選挙に行っていない。
 
選挙に行く国民の半分が自公に投票している。
 
全国民の25%が自公支持者。
 
この25%の投票で自公が国会議席の7割を占有している。
 
民意が国政に正確に反映されていない。
 
理由は反自公の25%の主権者の投票が分散されていること。
 
反自公の投票を分断すれば自公が勝つ。
 
これが自公勝利の方程式。
 
彼らが何よりも力を入れるのは反自公の分断だ。
 
その方法は単純明快。
 
共産党を誹謗中傷し、野党勢力に「共産党と共闘するんですか」と問う。
 
その狙いは、野党陣営を
 
共産党と共闘する勢力」と「共産党とは共闘しない勢力」に分断すること。
 
これが半々になれば最適。
 
必ず自公が勝利する。
 
この野党分断戦術を実行する主力部隊が
 
「連合六産別」と「国民民主党
 
かつての「民社党」と「同盟」だ。
 
民社党」は1960年に創設された。
 
CIAが資金支援して創設された米国傀儡政党だ。
 
この民社党の支援母体になったのが大企業御用組合連合の同盟だ。
 
この民社党・同盟の流れを引くのが現在の国民民主党と連合六産別。
 
旧民主党、旧民進党立憲民主党と国民民主党に分裂した。
 
連合六産別側が国民民主党として独立したなら、立憲民主党は革新勢力として
ひとり立ちすればよい。
 
日本の主権者国民はこれを期待している。
 
「政策連合」は基本政策を共有する市民と政治勢力が大同団結、連帯して選挙
に臨むべきだと訴えてきた。
 
平和主義堅持
原発ゼロ
共生の経済政策
 
を基本政策として共有し、強固な連帯を構築する。
 
この「政策連合」結成を呼び掛けてきた。
 
今回、立憲民主党日本共産党社会民主党、れいわ新選組が基本政策を共有
する「政策協定」を成立させた。
 
「政策連合」は立憲民主党幹部に強い申し入れを行った。
 
消費税減税を公約に明記して、共産党、れいわ新選組を含む「政策連合」を構
築することを求める、と。
 
この申し入れを受け入れて立憲民主党が消費税減税を公約に盛り込み、日本共
産党、れいわ新選組を含む政策協定を成立させた。
 
国民民主党はこの政策協定に加わらなかった。
 
「政策連合」の運動がようやく実を結びつつある。
 
これからの課題は、本格的な選挙協力の実現だ。
 
日本共産党志位和夫委員長が立憲民主党枝野幸男氏に党首会談を呼びかけ
ている。
 
政権構想について責任ある見解を示し、野党共闘をさらに前進させることを志
位氏が呼びかけている。
 
ここで枝野氏がブレーキをかけるなら、立憲民主党は党首を交代させるべき
だ。
 
これからの日本政治に必要な二つの柱は
 
1.対米隷属からの脱却
 
2.新自由主義経済政策から共生の経済政策への転換
 
である。
枝野幸男氏は腹を括って本格的な野党共闘推進に進むべきである。
 
 
次に膵臓がんです。
 
 
背中の痛みは「すい臓がん」を疑え!? 放置してはいけない「3つの症状」
 
 人生100年時代は、健康こそ最大の資産です。
しかし40歳を越えると、がん、糖尿病、腎臓病といった病気を避けては通れません。国立がん研究センターによれば、40~49歳のがん患者数は、30~39歳と比べると3倍以上です(2018年)。もちろん50代、60代と年齢を重ねるにつれ、がん患者数はどんどん増えていきます。
本連載は、毎日の食事から、大病を患ったあとのリハビリまで、病気の「予防」「早期発見」「再発予防」を学ぶものです。著者は、産業医×内科医の森勇磨氏。「予防医学ch/医師監修」の管理人でもあり、動画は「わかりやすい説明で参考になる」「怖いけど面白い」と評判で、チャンネル登録者は27万人を超えています。初の単著『40歳からの予防医学 医者が教える「病気にならない知識と習慣74」』を出版し(9月29日発売)、がん、糖尿病、高血圧、食事、生活習慣、人間ドック、メンタルというさまざまな観点から、病気にならない知識と習慣をあますところなく伝えています。
 
 最も恐ろしいがんと言っても過言ではないのが「すい臓がん」です。
 
 すい臓はちょうど体の中心に位置しているおたまじゃくし形の臓器です。食べ物を消化するために「すい液」という液体を分泌したり、血糖値を下げるインスリンと呼ばれるホルモンを作ったりしています。
 
 「すい臓がん」が恐ろしいのは「なかなか症状が出ず、症状が出る頃にはもう手遅れとなる場合が多いから」です。ゆえに、すい臓は「沈黙の臓器」と呼ばれることもあります。
 すい臓がんを見つける有効な方法があればいいのですが、現段階では「大規模なデータとして明らかに有効」とされる検診方法は存在しません。アメリ予防医学専門委員会でも、すい臓のがん検診はグレードD(受けないほうがいい検診)という判定になっています(※1)
 発見が遅れるのが多いこととも相まって、5年生存率と呼ばれる「がんと診断されてから5年間の生存率」はがんの中でも8.9%と最も低いです(※2、3)
 
 星野仙一さんや、井筒親方(元関脇、逆鉾)、九重親方(元横綱千代の富士)といった屈強な著名人たちもすい臓がんの犠牲になりました。
 
 有効な早期発見法がないすい臓がんに対して、人類は果たしてどのように戦えばいいのでしょうか?
 
● 警戒すべき症状① 心当たりのない血糖値の急上昇
 
 まず、「すい臓がんが引き起こす症状」を覚えておきましょう。
 
 「心当たりのない血糖値の急上昇」はすい臓がんの可能性があります。前述したようにすい臓はインスリンを製造する「工場」の役割があるのですが、この工場にがんができると、インスリンの分泌量が急低下することがあります。すると、血糖値のコントロールができなくなり、HbA1c(1~2ヵ月間の血糖値の平均値。人間ドック等でわかる)の値が急に悪くなったりします。
 
 糖尿病を発症した人はすい臓がんのリスクが2倍になるという論文も存在します(※4)
 リスクという観点からも血糖値を定期的に測定するのが重要といえるでしょう。食生活が乱れていたりすれば別ですが、規則正しい生活をしていたのに急に健康診断のHbA1cの結果が悪くなってしまった場合はすい臓がんを思い出してください。
 
● 警戒すべき症状② お腹や背中の痛み
 
 2つ目の症状は「お腹や背中の痛み」です。すい臓は存在する場所から「後腹膜臓器(こうふくまくぞうき)」に分類されます。
 
 臓器の大半は「腹膜」に覆われていることが多いのですが、すい臓は腹膜より後ろ(背中側)に存在するので、腎臓や尿管とまとめて「後腹膜臓器」と呼ばれています。この後腹膜臓器に異常が生じると、背中に痛みを感じます。
 
 例えば、尿管結石や腎臓の炎症でも背中の下(腰)のあたりに痛みが出ることが多いです。
 
 一方、すい臓がんの場合はどうでしょうか。すい臓の内部の「すい管」という通路が詰まり、「急性すい炎」という炎症が起き、背中が痛くなることがあります。お腹や背中が繰り返し痛む場合は病院に行くようにしてください。
 
● 警戒すべき症状③ 黄疸
 
 3つ目の症状は、全身が黄色くなったり、かゆくなったりする「黄疸」です。すい臓がんができると、すい臓を通過する「胆管(たんかん)」という管が封鎖されてしまい、胆管を流れている「胆汁(たんじゅう)」が全身に逆流することがあります。その結果、「黄疸」が引き起こされます。
 
 未来のあなたを助けるかもしれません。すい臓がんの特徴的な症状はぜひ覚えておいてください。
 
● 早期発見プロジェクトが行われている
 
 早期発見に関して、世界的に証明された方法はないと前述しましたが、実は日本の広島県尾道(おのみち)市で「尾道プロジェクト」というすい臓がんの犠牲者を減らすための研究が進んでいます(※5)
 
 尾道市の病院がタッグを組んで行っているもので、まず開業医など小さな病院でリスクのある人に「お腹の超音波検査」を行い、その中ですい臓がんの可能性がある人をピックアップして大きな病院へ紹介します。そして大きな病院では、胃カメラを使用してすい臓の組織を採取して診断します。このように効率的にすい臓がんの早期発見をしようというプロジェクトです。
 
 プロジェクト開始後、3.1%だった生存率が16.2%に上昇するなど、効果が期待できる可能性が示唆されています。ただ、過剰診断のデメリットなどが存在するので全国への導入は慎重に検討したほうがいいでしょう。日本発のプロジェクトの有効性がはっきり証明されることを期待します。
 
 すい臓がん予防に関して、日常生活でできることはなんでしょうか?
 
 すい臓がんのリスクとなる要素は「肥満・糖尿病・喫煙・過度な飲酒」です。月並みですが、「肥満や糖尿病をコントロールする」「たばこをやめる」「お酒を飲みすぎない」などが重要になってきます。
 
 
  以上でした。今日は量子物理学も付けておきます。
 
 
 
 
 ●ドイチュの脳
 これには前提となる、「多重宇宙の解釈」といわれる概念が必要である。
 良い例が先の「シュレーディンガーの猫」で、量子力学では人が箱を開けてみるまで、猫が生きているのか、死んでいるのか、二つの重ね合わせの状態で猫は存在している。そして箱を開けた瞬間に波動関数は収束し猫の現実の生死が決定されるわけである。
 一九五七年にアメリカの物理学者ヒュー・エベレットは、「シュレーディンガーの猫」のパラドックスを解決する新しい解釈を提起した。
 エベレットによれば、箱を開けて中を見た瞬間に宇宙は二つに分裂する。一方の宇宙では猫は生きており、他方では死んでいる。どちらの宇宙にも実験者が一人ずついて、それぞれの自分が単一の存在と信じている。こうした宇宙は、木の枝のように無限に枝わかれしていくというものである。
 その時点の量子系列がn個の重ね合わせの状態なら、宇宙はn個に枝わかれして分裂する。通常の場合nは無限だから、無限の「平行世界」があって「この世」の傍らにそれら別世界が共存し、そこには自分と同じ個々人が無限に住んでいるのだという。
 「あらゆる星の中、あらゆる銀河系の中、宇宙のあらゆる片隅で起こるすべての量子的偏移は地球の地方世界のコピーを無数に作り出しているのである。これは気の遠くなるような分裂病の世界なのである」プライス・デウイット。
 エベレットの「多重宇宙説」を論理的に突きとめると、それぞれの人間が何度も何度も分裂を繰り返して複数の分身になり、それぞれの分身が異なる別の宇宙に住んでいることになる。もちろん、それぞれの分身は一つの宇宙を知覚するだけで、」自己を自覚している自我も一つだけとなる。
 エベレット説のポイントは、別々に切り離された世界の分身それぞれに別々の現実が存在することで、分裂が繰り返される毎に量子的なゆらぎの選択によって互いの分身は同じ行動を取らなくなってくることである。
 イギリスの物理学者デビッド・ドイチュが考え出した「量子コンピュータ脳」は、一時的に分裂した世界のあちらの側の記録を、再び合体された後でこちら側で測定しようとするものである。
 いまドイチュの脳は、アメリカの人工知能のエキスパートによって真剣に取り上げられて研究されているが、実際のテクノロジー化には時間がかかりそうだということでは意見が一致している。
 「ドイチュの脳」の完成によっては、スウェデンボルグが生身で体験した「死後の世界」も映像として記録できるようになるかもしれない。
 
 
 
        以上でした。今日はここまでです。では、また明日・・・・・
 
 
 
 
 
 

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会員のみなさま 1520                  後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年9月28日(火)、現在は朝の6時半です。
 
 昨日はさほどの好天とはなりませんでしたが、今日は早朝から清々しい晴天
となって、今日明日は気分爽快の秋日和が堪能出来そうな気がします。
それでも今週中には台風16号が最接近の可能性が強く、心配の種は尽きません。
 現在進行中の外壁工事ですが、塗り壁はほぼ終了、庭のコンクリート打ちは
まだですが、出来たら台風が来る前に組んでいる足場と防禦シートを撤去して
ほしいものです。これが無くならないと鬱陶しくて仕方ありませんので。
 
 昨日のコロナ感染ですが、都で154人と随分減少してきました。全国的にでも
1147人と出ています。大阪が141人で神奈川が123人が多い方ですから
本当に減少傾向ですね。
 これを受けて政府筋は今月いっぱいまで継続の19都道府県の緊急事態宣言
の発令を予定通りに解除するようです。それでも飲酒は8時までとかにするよう
で、飲食店の対応は面倒なものとなります。コロナ禍ですが新たに強烈な変異種のような
ウイルスが登場しなければこの10月は相当感染数減少となるはずです。
 
 相撲の9月場所が終わり、巣篭り・”毎日が日曜日”人間の当方らにとっては本当に
暇を持て余す季節となりました。昨日のお昼が終わった後の午後の時間帯のテレビは
はっきりどうでも良い小室何とかの来日ばかりやっていましたので当方はまずそれは見ない
で、映画を1本無理に観賞して暇な時間を過ごしました。後は多少の読書ぐらいです。
此の間購入した新書はほぼ終了(読み終わった)したので、今週中に市川駅におもむき、
多少の新書・文庫・単行本を物色する予定です。
 
 今日の添付に行きます。
 
まず、植草氏のコラムから自民党に関する記事です。
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/09/27
 
           自民党は対米隷属の罠から抜けられない
 
               第3039号
鳩山友紀夫元首相が主宰する東アジア共同体研究所YouTube動画「UIチャ
ンネル」を配信している。
 
毎週月曜日午後8時から1時間強の対談番組。
 
この時間帯を過ぎてもYouTubeタイムシフト視聴が可能。
 
9月27日(月)放送の第409回UIチャンネルに出演させていただく。
前回出演は本年2月15日。
 
ぜひご高覧賜りたい。
 
10月5日に鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世
直し白書(ビジネス社)
を上梓する。
 
本日の放送では新著の内容の一部も紹介させていただく予定。
 
Amazon紹介ページには次のように記されている。
 
「なんでも官邸団」に成り下がった政財官を斬る!
 
日本人よ! 打たれても出る杭になれ!
 
感染症対策、外交問題、脱炭素と脱原発、経済政策、教育、そして政治。
 
衰退途上国に堕ちたこの国の未来を取り戻す!
 
この国の未来を憂うがゆえに、メディアに人格攻撃までされた「出る杭」の4
人が徹底闘論!
第1章 新型コロナ対策は機能したのか
第2章 米中対立に拍車をかける日本の外交
第3章 脱炭素と原発政策
第4章 日本の財政と経済政策
第5章 変わりゆく教育
第6章 政治と行政の再建
 
非常に読みやすく、かつ、重要な提言が多く盛り込まれている。
 
ぜひご高覧賜りたく思う。
 
2012年に鳩山氏、孫崎氏とともに
 
『対米従属という宿?』(飛鳥新社
 
を上梓した。
 
2010年に鳩山内閣が崩壊した。
 
その後、菅直人内閣、野田佳彦内閣が樹立され、民主党政権に対する信頼が失
墜した。
 
メディアは民主党政権失敗のイメージを国民に刷り込み、鳩山元首相に対する
攻撃姿勢を強めた。
 
私は2009年8月30日の衆院総選挙を通じて政権交代が成就したその瞬間
から、日本の既得権勢力による激しい反撃の加速を予測した。
 
最大の決戦の場が2010年7月参院選になると指摘した。
 
同様の認識を示していたのが小沢一郎民主党幹事長である。
 
現実に既得権勢力による新内閣攻撃は猖獗を極めた。
 
目的のためには手段を問わない卑劣で不正な攻撃が展開された。
 
そのために新内閣はわずか8ヵ月で破壊された。
 
後継政権として樹立されたのは、既得権勢力の傀儡(かいらい)と言ってよい
菅直人内閣と野田佳彦内閣だった。
 
菅・野田内閣は対米隷属に回帰して辺野古基地建設を容認。
 
天下り根絶無くして消費税増税なし」の公約を反故にして消費税10%法定
化に突き進んだ。
 
企業団体献金の全面禁止公約も闇に葬った。
 
このために民主党政権は国民の信頼を完全に失った。
 
鳩山内閣の真実を明らかにして日本の主権者に事実を正確に知らせることが必
要であるとの私の提案がかたちにされたのが『対米従属という宿?』だった。
 
今回、鳩山元首相から同書の第2弾制作の提案があり、そうであればぜひ前川
平氏にも参画賜れたらと思い、ご検討をいただき本書が制作された。
 
「出る杭は打たれる」と言うが日本の刷新を実現するためには
 
「打たれても出る杭」になる必要がある。
 
日本の基本構造を刷新しようとすれば激しい攻撃に遭遇する。
 
攻撃の手法としては物理的に生命を奪うよりも、社会的生命を奪う手法が多用
されている。
 
しかし、攻撃に怯(ひる)んでいては何も変えられない。
 
日本を刷新するための提言書である。
 
ぜひ、ご高覧賜りたい。
 
先週のUIチャンネルに孫崎享氏が登場された。
 
自民党総裁選についての解説を示された。
 
孫崎氏は米国の日本支配勢力=ジャパンハンドラーズの意向を強く受けている
のが岸田文雄氏であるとの見解を示された。
 
2007年から2008年にかけて首相を務めたのが福田康夫氏。
 
福田氏に対して米国はアフガンへの自衛隊派遣を求めた。
 
輸送機と医療供給隊の派遣。
 
福田首相はこれを拒絶した。
 
このことを背景に米国がポスト福田体制構築に動いたと孫崎氏は洞察する。
 
ポスト福田体制を構築するための自民党部隊が3A+Sだという。
 
安倍・麻生・甘利・菅である。
 
福田内閣が終焉して麻生太郎内閣が発足した。
 
ジャパンハンドラーズが敵視しているのが二階俊博自民党幹事長。
 
今回自民党党首選の契機になったのが岸田文雄氏による二階俊博幹事長排除提
言だった。
 
岸田文雄氏の行動の背後にジャパンハンドラーズの意向があるとする。
 
今回の自民党党首選では3A+Sが分裂した。
 
Sは3Aが裏切り、S排除に進んだことを受けて反3Aのスタンスを明示し
た。
 
そして、派閥主導での岸田氏の党首就任に抗しているのが「党風一新の会」。
 
その代表世話人に就任したのが福田達夫氏だ。
 
福田達夫氏は福田赳夫氏の孫、福田康夫氏の子息。
 
ジャパンハンドラーズが福田康夫内閣を終焉させ、3A主導の政治体制に移行
させたことを踏まえれば、福田達夫氏が3A主導の岸田氏党首就任に抵抗する
ことも理解が可能ということ。
 
党風一新の会は派閥主導による2位・3位連合創出を阻止して河野太郎氏を支
援する意向を示している。
2010年9月の尖閣海域での漁船衝突事件。
 
この事件が発生した原因は、日本政府が尖閣海域での中国漁船取り締まり方法
を「日中漁業協定基準」から「国内法基準」に変更したことにある。
 
その背景になったのが2010年6月8日の菅直人内閣による閣議決定
 
2010年6月8日菅直人内閣が発足した日。
 
もちろん、菅直人氏が閣議決定の詳細を認識していたとは考えられない。
 
日本支配勢力によって準備されていた閣議決定であると考えられる。
 
閣議決定の内容は、尖閣海域に関して「解決すべき領有権の問題は存在しな
い」というもの。
 
日本政府は1972年の日中国交正常化の際に尖閣諸島の領有権問題を「棚上
げ」した。
 
領有権問題があることを認識し、その解決を先送りしたのである。
 
日中漁業協定は「棚上げ合意」に基づく措置。
 
尖閣海域の中国漁船に国内法は適用せず、外交ルートを用いての解決を図るこ
とが取り決められた。
 
ところが、民主党政権は2010年6月8日の閣議決定を受けて、尖閣海域の
中国漁船取り締まり方法を変更した。
 
日中漁業協定基準」から「国内法基準」に変えたのだ。
 
その結果として中国漁船衝突事件が発生した。
 
このことに関して河野太郎氏はブログで日中漁業協定基準の中国漁船への対処
について記述した。
 
孫崎氏は河野太郎氏が中国漁船衝突事件について正確な認識を有していると評
価する。
 
ただし、この点は孫崎氏も言及されていた点だが、その河野太郎氏の立ち位置
がいまどこにあるのかは不明だ。
 
岸田氏が3Aの支援を受けて対米隷属路線まっしぐらで進むのに対して、河野
太郎氏が対米隷属から離れる考えを有しているのなら、河野氏の党首就任が望
ましいということになる。
 
しかし、そうとは断定し切れない。
 
米国は賞味期限の切れた安倍・菅体制に変わる、目先を変える新たな対米隷属
体制の構築を目指しているのではないか。
 
河野太郎氏は経済政策運営においても日本支配勢力が推進する新自由主義経済
政策路線を採用する可能性が高い。
 
首相に就任して政権を長期的に維持するには対米隷属が必須であることを認識
しているのではないか。
 
自説を曲げずに貫くことよりも、ポストのため、名誉栄達のためには自説をい
つでも封印する「柔軟性」を持つ河野太郎氏である。
 
河野太郎氏が対米隷属から離れる考えを有していると現状で判断できる根拠は
多くないと判断される。
 
 
 次に帯津良一先生の”呼吸法”についてです。
 
 
 
養生には呼吸だけでなく“呼吸法”も不可欠 起源はお釈迦さん?〈週刊朝日
 
帯津良一(おびつ・りょういち)/帯津三敬病院名誉院長
 西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱する帯津良一(おびつ・りょういち)氏。老化に身を任せながら、よりよく老いる「ナイス・エイジング」を説く。今回は「呼吸と呼吸法」。
 
【意識的】ポイント
(1)意識的に行う呼吸法が無意識の呼吸に影響を与える
(2)お釈迦さんも呼吸法で体を回復させ悟りにいたった
(3)呼吸法により自分が生きていることを実感できる
 
 広辞苑で「呼吸」と「呼吸法」を引いてみました。すると、「呼吸」はもちろん記載されているのですが、「呼吸法」という項目はないのです。呼吸法はまだ世の中に認知されていないのでしょうか。
 
 呼吸は生きていくために不可欠なものです。そして同じように呼吸法も養生にとっては不可欠なものです。一方で、呼吸と呼吸法は大きく異なるところがあります。それは、呼吸は通常、無意識に行われ、呼吸法は意識的に行うものだというところです。
 
 人間が無意識に行っている動きはいくつもあります。一番大事なのは、心臓の鼓動でしょうか。心臓を自分の意思で動かすことは至難の業です。消化器の動きというものも、意識されません。食べ物を意識的に扱えるのは、口の中までで、あとはお任せなのです。
 
 では呼吸はどうかというと、通常は無意識です。人は1日に約2万回呼吸しますから、これを意識的にやろうとしたら大変なことになります。一方で呼吸は意識的に行うこともできるのです。これが養生にとっては、とても重要なポイントとなります。つまり、意識的に行う呼吸法によって、無意識に行われている呼吸に影響を与えることができるのです。
 実は心臓の鼓動も消化器の動きも、意識的にコントロールすることができます。瞑想などの方法で心の状態を変化させて、無意識的な体の動きにも影響を与えることができるからです。
 呼吸法の起源はお釈迦さんのアナパーナ・サチまでさかのぼることができます。難行苦行でぼろぼろになった体を立て直すために行った呼吸法です。私の呼吸法の恩師、村木弘昌先生の著書『万病を癒す丹田呼吸法』(春秋社)にこうあります。
 
「(苦行で痩せ衰えたお釈迦さんは)村長の乙女から牛乳粥の供養を受け、そして(これまで行っていた)断息のかわりに心をこめた呼吸をしたのであった。これが有名なアナパーナ・サチなる呼吸であった」
 
 牛乳粥とこの呼吸でお釈迦さんは体を回復させ悟りにいたるのです。このアナパーナ・サチは呼気を重んじる呼吸法だったと村木先生は解説しています。釈尊の呼吸法について書かれた経典に「出る息は長く、入る息は短く」という一節があるのです。
 
 この「呼主吸従」は、今日では呼吸法の基本になっています。しっかり吐くことにより呼吸が深くなるのです。村木先生は3回吐いて、1回吸うという三呼一吸法も提唱されています。
 
 呼吸法により意識的に呼吸することは、自分がまさに生きていることを実感することでもあります。フィリップ・マーロウ風にいうと「呼吸がなければ生きていけない。呼吸法がなければ生きていく資格がない」といったところなのです。
 
帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意」(朝日新聞出版)など著書多数。本誌連載をまとめた「ボケないヒント」(祥伝社黄金文庫)が発売中
 
週刊朝日  2021年10月1日号
 
 
最後に年金破たんの記事を付けて今日はここまでとします。
 
 
 
 
年金破綻は『全くない』が…「少なすぎる受給額」で露わになる「働く日本人の恐しい老後」
 
下流老人」「老後破産」…なんとも辛い言葉が多くなった昨今。老後に必要なお金、貯められていますか? 厚生労働省『令和元年 厚生年金保険・国民年金事業の概況』などをもとに、働く日本人のお金事情について見ていきます。
「恒大」の破綻問題に私たちの年金が関わっている
年金積立金管理運用独立行政法人、通称「GPIF(Government Pension Investment Fund)」をご存じでしょうか。年金を長持ちさせるため、預託された年金保険料を用いて、国内債券、国外株式等に投資している独立行政法人のことを指します。グリーンピア問題を契機に、2006年設立されました。
 
数日前、GPIFに関連して話題になったのが、中国の不動産開発大手「恒大」の破綻問題。同社に約96億円投資していたことが判明したのです。
 
本件、GPIFは「直ちに年金運用への大きな影響はない」と発表しています。
 
実際のところ、GPIFの2021年度第1四半期の収益額は4兆9,819億円(収益率+2.68%)です。長期分散投資リスクヘッジしていますから、「損失は大した金額ではない」との意見が多数見られます。
 
とはいえ、「私たちの年金が…」と不安視する声があるのも事実。少子高齢化が進む今、安心した老後は望めるのでしょうか。
「労働参加が進むケースでは…」前提条件への違和感
年金破綻の不安について、厚生労働省は下記のように回答しています。
 
“Q.少子高齢化が進行すると、若い世代の年金額は減ってしまうのではないでしょうか?
 
A.年金制度は、5年に一度、健康診断のような形で行う「公的年金財政検証」によって100年先までの見通しを検証しており、令和元年の財政検証では、若い世代が将来受け取る年金は、経済成長と労働参加が進むケースでは、引き続き、将来の時点で働いている人々の賃金の50%を上回る見込みです。年金制度が破綻している、若い世代は年金を受け取れない、といったことは全くありません。”(厚生労働省HP『年金制度改正法(令和2年法律第40号)が成立しました』)
 
……最新となる『2019(令和元)年財政検証結果レポート「国民年金及び厚生年金に係る財政の現況及び見通し」』では、経済成長率と労働参加の進み具合などから、6つのケースについて年金額をシミュレーションしています。ケース1~4までは実質経済成長率が「+0.2~0.9%」、ケース5が実質経済成長率「0.0%」、ケース6が実質経済成長率「-0.5%」です。
「経済は成長し続けるもの」というのが通説ではありますが、コロナ感染拡大をはじめ、「まさかの事態」が起こりうることは、国民皆が痛感していることでしょう。
 
実際、国税庁民間給与実態統計調査』によると、2001年454万000円だった会社員の平均給与は、以降、ITバブルやリーマンショックなどにより、前年比マイナスを連発、2009年に405万9000円にまで下落しています。
 
その後、アベノミクスの効果もあり、平均給与は増加傾向になりますが、直近の2019年は前年比99.0%で436万4000円。20年で3.8%のマイナスを記録しています(関連記事『 夫婦の年金額「2040年に25万円、2060年に32万円」…国の試算に疑問符 』)。
 
現時点の年金受給額はいくら?年齢別に見てみると…
「年金制度が破綻している、若い世代は年金を受け取れない、といったことは全くありません」としながらも、厚労省HP『いっしょに検証!公的年金』には、思わぬ文言が記されていました。
 
“賦課方式では、年金給付の財源は現役世代からの保険料が主なものとなります。しかし、このまま少子高齢化が進み、年金の給付に必要な額を現役世代からの保険料収入だけで用意しようとすると、収入が不足し、十分な年金給付を行えなくなる可能性があります”
……未来の不安は尽きませんが、実際のところ、今の高齢者の方々はいくら年金をもらっているのか?
厚生労働省『令和元年 厚生年金保険・国民年金事業の概況』によると、厚生年金保険(第1号)受給者は3530万人で、受給者平均年金は月額「14万4268円」です。下記が年齢別の平均年金月額になります。
 
【60代】
 
60歳・・・9万1304円
 
61歳・・・5万8881円
 
62歳・・・6万1048円
 
63歳・・・7万8886円
 
64歳・・・8万1279円
 
65歳・・・14万4064円
 
66歳・・・14万4333円
 
67歳・・・14万3081円
 
68歳・・・14万1098円
 
69歳・・・14万2764円
 
【70代】
 
70歳・・・14万7292円
 
71歳・・・14万6568円
 
72歳・・・14万5757円
 
73歳・・・14万5367円
 
74歳・・・14万7330円
 
75歳・・・14万7957円
 
76歳・・・14万9693円
 
77歳・・・15万1924円
 
78歳・・・15万4127円
 
79歳・・・15万6714円
 
【80代】
 
80歳・・・15万8309円
 
81歳・・・16万73円
 
82歳・・・16万622円
 
83歳・・・16万1675円
 
84歳・・・16万2760円
 
85歳・・・16万2964円
 
86歳・・・16万2221円
 
87歳・・・16万3007円
 
88歳・・・16万4010円
 
89歳・・・16万6406円
 
厚生労働省『平成29年 年金制度基礎調査(老齢年金受給者実態調査)』によると、平均支出額(月額)は25.5万円となっています。65歳以上は年齢が高いほど平均支出額は低くなっていますが、上記の数字を見るに、年金だけでは厳しい生活を迫られることは間違いないでしょう。
 
老後を生き抜くために提示されている選択肢は、現状2つ。「老後も働くか」「年金の受給年齢を引き上げるか」です。高年齢者雇用安定法の改正をはじめ、双方の動きを国は強く推し進めています。
 
あまりの窮状に、ベーシックインカム(国が全国民に現金を配る制度。フィンランドやドイツといった国々で導入されています)を求める声も高まってはいるものの、あまり現実的ではない、という意見も。投資信託をはじめ、長期的な資産運用を促す動きが高まっている今、「自助努力」という言葉の意味が改めて問われています。
 
GGO編集部
 
 
  結構長かったですね・・・量子物理学までは届きませんね・・・
 
 
 では、また明日・・・・・
 
 
 
 

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会員のみなさま 1519                  後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年9月27日(月)、現在は朝の6時50分です。
 
 気象庁による本日の天気予報だと晴天となっていますが、今のところは曇天で
寒い朝となっています。晴れないともう寒いですね!予報を信じれば今日から
3日間は秋晴れの晴天が続き、その後に来て欲しくない台風16号が関東あたりに
上陸するとのことです。こちらばかりは当たらないで欲しいと願います。
 本日から始まる1週間は女房のお迎えで夜の9時45分に京成国府台駅に行く
事が決まっています。昨年で引退した当方の仕事はこのお迎えと皿洗いぐらいです。
夜のお迎えは帰宅が10時ぐらいになるので就寝はどうしても午前様になります。
寝不足が続く1週間です。
 
 コロナ感染ですが、減少傾向は継続です。昨日の都は299人で全国では2134人と
なっています。大目は大阪で386人、神奈川が193人というぐらいです。
今後の推移はどうなるか?ですが、10月中は大きな変化はなさそうです。怖いのは
11月位からでしょうか?まだまだ飲んだくれは不可という事です。
 
 
 それでは昨日終了した相撲に行きます。
 
 本題の前に今朝は驚きニュースが一つ報道されました。横綱白鵬の引退です。
どうもこの引退時期は決定事項であったと思われます。コロナ禍により所属部屋の
全員が休場となった結果として、横綱の引退発表が出来なくなり、9月場所が終わった
昨日後に引退を発表したとしか思えません。まあ、良い所ではないですか?
照ノ富士という後継者的横綱も出来、当面は照ノ富士時代到来は間違いないでしょうから
仕方ありません。白鵬関連記事は下に付けます。
 
 というより、昨日の千秋楽は超つまらなかったですね。。此の寂しさを予見したのでしょうか
(?)ワンピー姐さん(観音様)は不登場でした。照ノ富士の優勝が確定的で奇蹟を起こすには
他の力士の力量があまりにも低いのでワンピー姐さんは国技館に来れなかったのでは???
と当方的には決定します。
 顛末は北の富士コラムを読んでほしいですが、昨日NHKテレビの解説の役割を担っていた
北の富士さんは何故・どうして遅刻したのでしょうか?当方の予想では前日から美味しい物を
食べ過ぎて”糞づまり”となってトイレへ駈け込んでいたのでは???と予想しますがいかがで
しょうか?!?!もう80歳ですので”腹5分目”にしなければいけません。かくいう当方も72歳
ですから本当なら”腹6分目ぐらい”が当然です。昼600㌔カロリーの夜も600㌔カロリーが
妥当な所です。現在は禁酒中であり、この辺は多少多くても許されそうですが・・・?。
 
 それでは北の富士コラムと白鵬の関連記事を添付します。
 
 
 
 
 
不満残る千秋楽の割り方…審判部はメンツを気にして、何の意味も持たない取組を作った【北の富士コラム】
 
◇26日 大相撲秋場所千秋楽(東京・両国国技館
 
 放送が終了してすぐに帰宅。部屋には電気もついていず、実にさびしい。本当なら八角部屋の若い力士が何かと身の回りのことをしてくれていたが、コロナ禍になって以来、若者は外出禁止となるためこのごろというものは自分のことはできるだけやることにしている。
 
 着ていた服をハンガーにかけ、パンツは折り目が2本にならないように気を使う。こう見えて割合、神経質なんです。Tシャツと半ズボンに着替えてテレビをつける。そして原稿が先か飯が先か考える。腹が減っては戦ができぬというではないか。
 
 さっそく飯の用意。誰かが「天むす」を届けてくれている。前日のおでんの残りもある。前夜は飛騨牛のステーキは結局食べていなかったので、その牛肉をすき焼きにする。ナスの煮物を冷やしてあったので、チンした熱い飯に乗せて一気にかっ込んだ。牛肉は生卵をたっぷり絡めて飯をもう1杯。うまい。言うことなし。天むすとおでんは朝に食べることにしよう。
 
 さあ、原稿に入ります。すでに皆さんは結果は分かっていると思います。3敗の妙義龍が明生の肩透かしにあっさりと敗れた。なので結びを待たずに照ノ富士の優勝が決定した。それでも照ノ富士は慎重に正代を下して有終の美を飾り、5回目と新横綱の優勝を果たした。
 
 今更、済んだことを悔やんでも詮ないことだが、私は千秋楽の割り方は不満が残る。妙義龍が負けると、照ノ富士が本割で負けても自動的に優勝が決まるなんて取組は最悪である。大関横綱の対戦を崩すことを良しとしなかった審判部は協会のメンツばかりを気にして、何の意味も持たない取組を作ったのはどういうことか。
 
 白鵬と朝乃山の休場や十数人の休場力士続出の盛り上がりに欠ける場所を、ようやく平幕力士の活躍で面白くしてくれたのに、肝心の審判部が台無しにしてしまった。結びにたとえ妙義龍が照ノ富士に敗れたとしても納得がいくし、もし妙義龍が勝って決定戦にでもなれば、もっと喜んでもらえただろう。
 
 いずれにしても正代と照ノ富士戦はミスマッチであったと私は思う。まだすっきりしないが、終わったことだからもう黙ろう。照ノ富士は新横綱と一人横綱の重責を見事に果たしてくれた。また一回り強くなって、「不動心」の座右の銘がよく似合う横綱に成長したと思っている。
 
 しばらくは照ノ富士の時代は続くだろう。疲れた体と古傷の膝をゆっくり休ませることだ。とにかくおめでとうと言っておこう。本日は千秋楽だから楽しくやろうと思ったが、これより三役の相撲がつまらなかったので、一気に疲れてしまった。さあ原稿はこれまで。ただいま午後8時10分。NHK「青天を衝け」を見て、寝てしまいます。
 
 それから「北の富士カレー」、本当のことは分かりませんが、よく売れたらしいです。皆さん、ご協力ありがとう。感謝。(元横綱
 
 
 白鵬引退・・・
 
 
 
白鵬が引退へ 右膝限界…史上最多45度V 数々の最多記録を打ち立てた最強横綱が20年の力士生活に別れ
 
7月の名古屋場所照ノ富士(下)を下して全勝優勝を決め、ガッツポーズし雄たけびを上げる白鵬
 大相撲の第69代横綱白鵬(36)=宮城野=が現役を引退する方向であることが26日、分かった。進退を懸けて出場した7月の名古屋場所では、最多を更新する45回目の優勝を16回目の全勝で飾った。しかし、右膝の状態が思わしくなく、土俵を去ることになった。優勝回数、横綱在位84場所、通算1187勝、幕内1093勝など数々の最多記録を打ち立てた大横綱が、約20年の力士生活に別れを告げる。
 
 最強横綱が現役生活にピリオドを打つ方向となった。白鵬は、所属する宮城野部屋新型コロナウイルス感染者が出た影響で秋場所を全休したが、場所後にも最終的な話し合いや手続きなどが進められるもようだ。
 
 数々の激闘で肉体の至るところが限界に近づいていた。特に今年春場所の途中休場の原因になった右膝は思わしくない状態だった。名古屋場所では、当時大関照ノ富士との千秋楽全勝対決を制し、V45を決めた。優勝インタビューで自ら「右膝がもうボロボロで、言うことを聞かなかった」と語るほどだった。
 
 一方で「横綱としてこれで899勝。あと1勝で900勝なので、1勝目指して頑張っていきたい」と今後への意欲も示していた。ただ8月下旬の合同稽古は参加こそしたが、胸を出すだけにとどまった。右膝については「日によりますね。良くなったり悪くなったり」と話すなど、劇的な改善には至らなかった。
 
 白鵬角界入りを夢見て2000年10月に来日。大阪にあるアマチュア相撲の名門・摂津倉庫で稽古しながら大相撲から声がかかるのを待った。父・ムンフバトさんはモンゴル相撲の大横綱で同国初の五輪メダリストの英雄。ただ白鵬は当時175センチ、68キロと細い15歳の少年。仲間が次々とスカウトされる中、全く声がかからなかった。同年12月、角界の道を諦め、帰りの航空券も購入。だが帰国する前夜、モンゴル力士のパイオニア旭鷲山の紹介で突然、宮城野部屋への入門が決まった。
 
 猛稽古に耐え、次第に頭角を現した。01年春場所初土俵。04年初場所新十両。同年夏場所に新入幕。06年春場所後には昭和以降4位の21歳0か月の若さで大関昇進。07年夏場所後には、22歳2か月の史上3位の年少記録で横綱になった。
 
 10年春~11年技量審査場所まで史上最多タイの7連覇。10年には史上2位タイの63連勝も記録した。最強の名をほしいままにしたが、近年はけがが目立ち、休場も増えた。その状況に昨年11月場所後には横綱審議委員会が「引退勧告」に次ぐ重さの「注意」を決議。かち上げなどの取り口や土俵態度で物議を醸すこともあった。ただ数々の記録で大相撲の歴史に名を残した。
 
 ◆白鵬 翔(はくほう・しょう)本名同じ。1985年3月11日、モンゴル・ウランバートル市生まれ。36歳。2001年春、宮城野部屋から初土俵。04年初、新十両。同年夏、新入幕。07年夏場所後に第69代横綱昇進。10年に史上2位タイの63連勝。同年春から11年技量審査場所八百長問題による夏場所の代替開催)にかけ、史上最多タイの7連覇。19年9月に日本国籍を取得した。得意は右四つ、寄り。192センチ、155キロ。
報知新聞社
 
 
 本日は量子物理学も付けておきます。他の記事は明日以降に先送りです・・・
 
 
 
 
 科学の革命「アラン・アスペの実験」
 パリ大学において一連の慎重な実験が行なわれ、一九八二年の厳しいテストで最高潮に達した。
 結果は?  量子力学の予言がまったく正しく、アインシュタインが「とうてい考えられない」とした魔的ともいうべき現象が実際に起こっていることが明確に確認された。この時点で「EPRパラドックス」は、パラドックスではなくなったのである。
ベルは、アインシュタイン相対性理論(超光速不可能の原理)こそ人々の量子論に対する正しい解釈への困難を作り出している。アインシュタイン理論を葬り去って、それ以前の科学(エーテル概念)の早急な復活が必要だと言っているのである。考え方や信念が日本の主流科学者たちと、えらい違いだとわかるだろう。
 
 二十一世紀は「量子テクノジー」の時代!
 
 アメリカでは国家的な科学研究と民間企業の先端技術の結びつきが背景にあることで、いま量子テクノロジー研究の裾野は大きく広がってきている。
 
 
   ではまた明日・・・・
 
 

         PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1518                     後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年9月26日(日)、現在は朝の6時半過ぎです。
 
 曇天でやや肌寒い朝となっていますが、今日は一日中このままのようです。
明日からの3日間は晴天の秋日和が続き、その後は台風16号の影響もあり、
荒れ模様かもしれません。今日からほゞ休んでいた”じゅんさい池1周ウォーキング”
を再開しようかどうか迷っています。どうしても歩くと腰痛が発生しそうで心配だからです。
それでも一日に6000歩以下ならまず大丈夫でしょうから再開となるでしょう(?)
 今場所(9月場所)の相撲も今日までで、競馬も完敗続きから継続不可となっています。
超つまらない週末ですが、”毎日が日曜日”の巣篭り人生もそういつまでも続くわけ
ではないので、逆にこの境涯を愉しむぐらいのつもりで日々を過ごします。
 
 コロナ感染ですが、どうも実態がつかめませんね???昨日の都は382人と減少して
全国では2674人です。都より大阪の方が多くなり425人と出ています。愛知は213人、
埼玉が212人というところが多い地域です。今月いっぱいまでの予定で実施している
緊急事態宣言などこのままの減少傾向なら終了間違い無しのはずです。だからと言って
10月に入ったら即飲み会の連続という人たちもそう多くは無いでしょう!?!今後の
感染推移はもちろん読めるわけありません。ワクチン接種の状況はようやっと我が娘
あたりが第1回目の接種を終わったという程度です。遅々として進みませんね?
 高齢者の範疇の当方らにはコロナではなく通常のインフルエンザワクチン接種のお知らせ
(有料だが1500円)が来ました。やった方が良いかどうか迷います。昨年までは会社勤め人
であったことからも毎年11月に打っていました。本年はどうしようか思案中です。
 
 
 本日は添付が多いですが、取りあえず植草氏から行きます。
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/09/25
 
           誰が日本政治を支配しているのか
 
               第3038号
安倍・菅内閣の責任処理も行わず、国会の最大責務である国会審議も職務放棄
して自民党は祭り騒ぎに明け暮れている。
 
責任を問われるのはメディア。
 
自民党の党首選報道など、序盤、中盤、終盤の三度やれば十分だ。
 
あくまでも党内のコップのなかの権力闘争。
 
連日連夜、自民党党首選報道を行うのは公共の電波を用いた自民党宣伝に過ぎ
ない。
 
しかし、「及ばざるは過ぎたるに勝れり」。
 
変わり映えのしない同じ主張の繰り返しに市民は食傷気味。
 
対米隷属と新自由主義維持という米国の命令に隷従することで人為的に人気が
創作されている河野太郎氏が新党首に選出されないことが望ましいが、日本を
実効支配する米国の支配勢力が河野太郎氏を新党首に引き上げようとしている
から注意を怠れない。
 
日本政治を変えるなら、
 
1.対米隷属からの脱却
 
2.新自由主義経済政策からの訣別
 
を鮮明に打ち出すことが必要。
 
自公にこれを求めるのは無理なわけで、次の総選挙での政権交代を期するしか
ない。
 
ただし、経済政策では岸田文雄氏が「新自由主義経済政策」からの方向転換を
主張しており、この一点だけは重視されるべきだ。
 
問題はモリ・カケ・サクラの再調査、適正な責任処理を主張する者がいないこ
と。
唯一、野田聖子氏だけが森友再調査に言及したが、それでも、その後は腰が引
けている。
 
私たちが認識しなければならないことは、誰が後継党首になっても「同じ穴の
ムジナ」であること。
 
大事なことはいまの自公政治を変えること。
 
自公政治を刷新することだ。
 
第二次大戦に日本が敗戦し、GHQが占領統治を行った。
 
この占領統治に最重要の転換点があった。
 
日本の戦後史を理解する際に、最重要の視点はこの変節点の存在を明確に認識
すること。
 
1945年から47年の日本と1947年以降の日本は不連続。
 
戦後民主化の期間は当初の2年間しかなかった。
 
この変節点後の日本の軌道を「逆コース」と呼ぶ。
 
現在の日本は「逆コース」の延長線上に位置している。
 
自民党党首選が実施されているが、背後で糸を引いているのは米国の支配勢力
である。
 
米国への隷従を今後も続けるのか。
 
この点を真剣に考える必要がある。
 
この視点でいま、再度光を当てる必要があるのが2010年問題。
 
2009年に鳩山由紀夫内閣が樹立された。
 
日本の国民が自らの意思で日本政治を刷新した初めての偉業だった。
 
この鳩山内閣の再評価が必要である。
 
日本政治を支配する米国の支配勢力はいまなお鳩山友紀夫氏(名前表記変更
後)攻撃を続けている。
 
民主党政権の失敗」という刷り込みが国民に植え付けられている。
 
この事実は、日本支配勢力がいまなお、鳩山友紀夫氏に最大の警戒を払ってい
ることの証左。
 
叩かれる者ほど本物である。
 
この真実を認識する必要がある。
 
そのカギを握るのが2010年問題。
 
鳩山友紀夫元首相が主宰する東アジア共同体研究所YouTube動画「UIチャ
ンネル」を配信している。
 
毎週月曜日午後8時から1時間強の対談番組を放送。
 
この時間帯を過ぎてもタイムシフト視聴は可能。
 
9月27日(月)放送の第409回UIチャンネルに出演させていただく。
 
前回出演は本年2月15日。
 
ぜひご高覧賜りたい。
 
2009年8月30日の衆院総選挙を通じて鳩山由紀夫内閣が樹立された。
 
総選挙で鳩山由紀夫氏が率いる民主党が圧勝した。
 
総選挙投票率は69%を超えた。
 
現在の日本でも、政権交代は生じ得る。
 
このことを立証した。
 
鳩山内閣は画期的な政権だった。
 
1.対米隷属からの脱却
 
2.官僚支配構造の打破
 
3.大資本による政治支配の打破
 
の基本路線を明示した。
 
対米隷属からの脱却を象徴したのが辺野古移設の中止方針だった。
 
官僚支配構造を打破するために、官僚天下りの根絶方針が明示された。
 
大資本による政治支配を打破するために「企業団体献金の全面禁止」方針が明
示された。
 
日本政治の構造を根底から刷新する方針を明示した。
 
しかしながら、この革新性ゆえに鳩山内閣は短命に終わった。
 
戦後日本を実効支配し続けてきた支配勢力が総攻撃に出たからだ。
 
この勢力を「悪徳ペンタゴン」と呼ぶ。
 
悪徳ペンタゴンとは米・官・業・政・電による利権複合体のこと。
 
詳しくは拙著『日本の独立』(飛鳥新社)をご参照賜りたい。
 
悪徳ペンタゴンによる民主党に対する総攻撃姿勢は鳩山内閣誕生の3年前から
本格化していた。
 
2006年4月に小沢一郎氏が民主党代表に就任した瞬間から民主党を主導し
た小沢-鳩山体制に対する執拗な攻撃が始まった。
 
当初の工作活動の中心は小沢一郎氏失脚工作だった。
 
小沢民主党は2006年4月の千葉7区衆院補選で大逆転勝利を収めた。
 
ここから民主党大躍進が始まる。
 
翌07年7月参院選で大勝し、民主党参議院で第一党に躍り出た。
 
このなかで小沢一郎氏失脚工作が本格化した。
 
2007年秋の大連立構想、2008年春の日銀総裁・副総裁人事、2008
年秋の民主党代表選で、悪徳ペンタゴン小沢一郎氏失脚を目論む工作活動を
展開した。
 
しかし、小沢一郎氏はこれらの工作活動をくぐり抜けた。
 
そして、衆院総選挙が行われる2009年を迎えて悪徳ペンタゴンの工作活動
はついに禁断の領域に足を踏み入れた。
 
刑事司法の不正使用による小沢氏失脚工作の展開だ。
 
私は2009年1月に小沢一郎氏に対する悪質な工作活動がエスカレートする
ことを予知して記事を執筆した。
 
1月16日付記事
「手段を選ばぬ「悪徳ペンタゴン次の一手
 
1月21日付記事
西松建設事件に立ち込める政治謀略の匂い」
警戒は現実のものになる。
 
2009年3月3日、小沢氏秘書が突然逮捕される「西松事件」が勃発した。
 
小沢一郎氏は強制起訴までされたが、最終的に無罪を勝ち取った。
 
しかし、裁判で無罪が確定したのは2012年11月。
 
政権交代実現の最重要期間が謀略工作によって破壊されたのである。
 
2009年5月に小沢一郎氏が民主党代表を辞任した。
 
悪徳ペンタゴンは後継代表に岡田克也氏を就任させようとした。
 
鳩山由紀夫幹事長(当時)は小沢一郎氏と「一蓮托生」と述べていたため、小沢
氏が「引責辞任」していたら後継代表に就任できなかった。
 
しかし、小沢一郎氏は「引責辞任」しなかった。
 
「総選挙への悪影響を排除するために、筋を曲げて辞任する」と明示した。
 
このことにより、鳩山由紀夫氏が後継代表に就任できたのである。
 
そして、8月30日の総選挙で民主党は大勝。
 
「悪徳ペンタゴン」は二度とこの過ちを繰り返してはならないと誓った。
 
鳩山内閣発足に連動して、人物破壊工作の標的に鳩山由紀夫氏が加えられた。
 
悪徳ペンタゴン民主党内に潜伏していた対米隷属勢力を活用して、鳩山内閣
を政権内部から破壊した。
 
後継の菅直人内閣、野田佳彦内閣は、悪徳ペンタゴンによる傀儡政権である。
 
政策路線が対米隷属、官僚支配、大資本政治支配に回帰させられ、消費税増税
法が強行制定され、2012年12月の自爆解散によって安倍自民党に大政奉
還させられた。
 
米国が支配する日本の基本構造を正確に理解した上で日本政治刷新の再実現を
成就させねばならない。
 
 
 以上ですが、次には恒例の週末日刊ゲンダイコラムから3人の識者の記事です。
 
 
 ①適菜収
 
 
 
 
 
共産党・山添拓議員の書類送検は恣意的な警察権行使か? それともヘマなのか?
 
 共産党の山添拓参議院議員が、昨年11月3日に鉄道写真の撮影目的で秩父鉄道の線路内に許可なく立ち入ったとして、埼玉県警は9月16日付で鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)容疑で書類送検した。
 
  山添の説明や報道によると、この日は埼玉県長瀞町電気機関車を臨時運転するイベントが開かれており、地域住民により渡し板がかけられていた箇所を、列車が接近していない時間帯に他の複数の鉄道ファンとともに1秒程度で渡ったとのこと。地域住民による踏み固められた跡があり、道のようになっていたので生活道路の一部と誤解したらしい。
  これには多くの人々が呆れ返ったようだ。埼玉県警に対して、SNSには「総選挙前に共産党のイメージダウンが謀られたのではないか」という意見が多く投稿されていた。「この程度の微罪で1年も経ってから書類送検するのはおかしい」「公安が仕組んだ謀略ではないか」などと。
 
  たしかに、山添は政権批判の急先鋒だった。安倍晋三による「桜を見る会」の私物化問題や検察庁法案に深く切り込んでもいた。
 
  しかし、単なる推測と現実を一緒にしてはいけない。たとえ微罪であろうと、法律違反は法律違反である。陰謀論は不毛だし、なんらかの大きな力が働いたとも考えにくい。
  なぜなら今回の件で目立ったのは山添の誠実さであるからだ。彼は事実を丁寧に説明し、何度も謝罪した。それが共産党のイメージアップにつながった可能性もある。
 
  仮に権力の上層部の意向、あるいは忖度による謀略なら、そんな“へま”はしないだろう。
  問題の本質は、山添とともに線路を横切った「複数の鉄道ファン」が書類送検されたかどうかである。特定の職業の人間が狙い撃ちにされたなら、恣意的な警察権の行使と言わざるを得ない。これは「法の支配」の問題だ。メディアはそこを報じるべきである。
 
  国家の信頼を根底から揺るがす不祥事を次々と引き起こし、国会で虚偽答弁を続け、説明から逃げ回っている安倍晋三という男がいる。安倍政権下の2015年には首相補佐官が「法的安定性は必要ない」と暴言を吐いた。これは法治国家から人治国家への転落を意味する。恣意的な法の運用は確実に国家の息の根を止める。(敬称略)
 
 
 
 
 
 
Z世代の若者たちにスティーブ・マックィーンを薦めたい
 
 先週もだが、またしても若者の“不可解な”殺人事件が佐賀県の田舎で起こっていた。大学の薬学部4年の男子、25歳。まったく面識のない80近いお婆さんが昼下がりに庭で草取りをしていたところ、大学生がハンマーで頭に殴りかかって殺したのだ。緒形拳が演じた「復讐するは我にあり」の、強盗殺人場面も思い出してしまったが、犯人の中年男はカネ欲しさだった。
 
  この若者の動機は全く違う。「殺せる人を探していた」というのだ。男は1990年後半から2012年ごろまでに生まれた「ジェネレーションZ」と呼ばれる、記憶がある幼児の頃からネットやスマホが目の前にあり、デジタル機器に囲まれて育った世代だが、何を思いながら育ったのか、なぜ「殺せる人を探した」のか、それが分からない。高村薫の「冷血」(12年/毎日新聞社刊)の小説でも動機のない若い殺人犯が登場したが、このハンマー大学生も、心の中がまるで見えない。この世代の若者たちに、どんな映画を見せてやればいいかなと思うのだけど見当もつかないのだ。
 
若くして逝った我らのヒーロー、スティーブ・マックイーンも、ひどい思春期を過ごしてきた。賭け事が好きな曲乗り飛行士の父親が、ノミ屋の友人からスティーブという名をとって付けたまま息子を置いて消え、母親とインディアナポリスからロサンゼルスと引っ越すと新しい継父が現れ、殴られていじめられて育った。マックは商店街を荒らしまくる不良グループに加わって窃盗を繰り返したとか。とうとう、14歳になったマックは州立少年院に送られ、脱走しては戻されて、あらゆる重労働を体験したそうだ。
 
  コロコロ男を代える母から逃げて一人でニューヨークに出て、タンカーの船員になってキューバやドミニカに。そこで大工見習いをして、またテキサスに戻って売春宿でタオルボーイをしたり、油井で下っ端の石油掘りをしたり……はたまた、見せ物巡業の一団に入ったり、カナダまで放浪してきこりをした後、海兵隊員になったり。除隊後はサンダル工場に勤め、ボクサーを目指したり、マンハッタンでばくちの集金係や百科事典セットまで売り歩いた。ミズーリの農家出の少年は、いつの間にかコトやモノや人の情緒が分かる21歳の大人になっていた。家族はいなくても社会や友人が彼を育ててくれたのだ。
 
マックが定職に就こうと思った時、彼女に勧められたのが「俳優」だった。「あなたは別種類のハンサムよ。目がすてき、笑顔もいい。芝居の才能はあらゆるデタラメを体験してきたんだから心配なし。やってみるべきよ」と。
 
  孤独の青春を渡り歩いたマックはこうやって人生を見つけた。秋の夜には彼の名作が一番だろう。「大脱走」「ブリット」「ゲッタウェイ」「パピヨン」はもちろん、「ジュニア・ボナー/華麗なる挑戦」(72年)や「砲艦サンパブロ」(66年)なんて最高だ。Z世代の若者たちに見せたいものだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
ご立派な「負の遺産」を残した東京五輪 ウソを重ね招致した為政者たちは何を誇れるのか
 
 東京オリンピックに次いで、パラリンピックも閉幕した。精いっぱいの成果を出された選手と運営スタッフの皆さんには敬意を表したいが、この大会が日本に何を残したのか。試合を楽しみ、選手たちの勇姿に励まされた人も多いかもしれない。しかし、国民に残されたもののほとんどは「負の遺産」ではないか? これから国が国民に課すであろう“コロナ増税”に加え、“オリンピック増税”の負担がさらに私たちの肩にのしかかってくることを考えると、気が重くなる。
 
  東京都が今回のオリンピックとパラリンピックのために約1400億円かけて整備した恒久施設は「有明アリーナ」「東京アクアティクスセンター」「カヌー・スラロームセンター」「海の森水上競技場」「大井ホッケー競技場」「夢の島公園アーチェリー場」の6つだ。このうち大会後に年間収支で黒字が見込まれているのは有明アリーナのみ。他はすべて赤字だ。マイナスの額は1200万円から3億6000万円まで幅があるが、6施設の合計で年間7億3000万円もの赤字が出続けることになるそうだ。国や自治体の見通しは常に甘めに出ることを考えれば、赤字額はさらに膨らむと覚悟した方がいいだろう。
 
大会の予算を見ても、2013年の立候補当初は7340億円だったが、昨年12月時点では1兆6440億円と2倍以上になった。だが、実際には「3兆円を超す」という見方もある。1兆6440億円は大会組織委員会が公表した数字であり、それ以外に実態のよくわからない「関連経費」が膨大なのだ。その金額は東京都だけで7349億円。19年に会計検査院が調べた国の支出は1兆600億円に及ぶという。
 
  しかも、これらの全体像を把握し、監査する機関が存在しないことも問題である。組織委員会の武藤事務総長は、取り壊しや原状回復に時間を要する施設もあり、「決算を行うのは来年4月以降にならざるを得ない」と話した。それまで実態はヤブの中だ。
 
  関西大学の宮本勝浩名誉教授の試算によれば、今回のオリンピックの赤字は約2兆3713億円におよび、東京都だけでも1兆4077億円になるという。これは1400万人の都民1人あたり10万円にもなるとんでもない負担だ。
 
組織委員会には損失を補填する経済力はなく、原則として東京都が負担することになるが、それも難しければ国の負担にもなる。
 
  武藤事務総長は「開催都市が負担するのが基本だが、詳細は組織委員会と東京都と国が話し合って決まる」と言い、丸川五輪大臣は「都の財政規模を考えると、都が補填できない事態は想定しがたい」とのたまった。4月以降にどのような数字が出てくるにせよ、組織委員会と東京都と政府による三すくみの構造のなかで、責任の押しつけ合いになることは容易に想像がつく。
 
  だいぶ以前から“ハコモノ行政”の弊害が叫ばれているが、オリンピックもその例に漏れなかったということか。「フクシマはアンダーコントロールだ」「夏の東京はスポーツに最適」「コンパクトな大会にする」とウソを重ねて招致した東京オリンピックパラリンピック2020。2兆円だの3兆円だのを費やして、為政者たちが世界にアピールしたかったものは何なのか。確かに、とてつもなくご立派な「負の遺産」は残ることになった。
  その後始末を国民に押しつけて涼しい顔を決め込んでいるリーダーたちが、政界引退後に自身の回想録を出すとしたら、2021年の日本に「負の遺産」を残したことも誇らしくつづるのだろうか。
 
 
 ということで相撲に行きます。
 
昨日の今場所優勝争いに関わる重大取り組みは3番のうち2番はあっけなく
2力士が簡単負けで終了、一人残った妙義龍だけが本日の優勝争いに入ることが
出来ました。本割で妙義龍が明正に勝って照ノ富士が結びの一番で正代に負ければ
優勝決定戦となります。まあ、現状で正代が照ノ富士に勝てる確率はゼロに近いので
ほゞ照ノ富士の今場所の優勝は決定事項でしょうか(?)。
 千秋楽の本日ですが、最後の最後にワンピー姐さんの登場を期待したいです。
昨日はワンピー観音様が不在でやはり奇蹟的な結果は一つもありませんでした。
今日は是非お願いしたいものです!!!
 
下に北の富士さんのコラムを付けますが、やはりこの方は食べ過ぎですね!?!
もう、80歳まじかなのですから一日の消費カロリーは1000㌔カロリーでも多いくらいです。
コラムを見ていると通常では一日に3000㌔カロリーは食べているようです。それは
おでんも赤とんぼのサンドイッチも飛騨牛のステーキも当方でも食べたいぐらいですが
それらの一つぐらいに押さえましょう。当方などは昨晩久々に和牛ステーきを食しましたが、
精々100gチョイぐらいしか食べていません。勿論赤ワインも飲んでいません。
 当方は所謂晩酌(軽く1合ぐらいとか?)は苦手です。飲むなら酔うぐらいまで飲みます。
という事は酒のつまみ(あて)も当然多くなり北の富士さんと同等ぐらいになります。
このままコロナに関係なく禁酒は続けるべきでしょうね!?!もう後の時間(生きている時間)
が少なくなって何時死んでもおかしくないぐらいになったらそれほど毎日死ぬほど飲むことに
します。それまでは禁酒励行です・・・???。
 
 
 
 
勝った後の妙義龍のなんと格好のいいこと。俺が女だったらただでは済まさないね【北の富士コラム】
 
◇25日 大相撲秋場所14日目(東京・両国国技館
 
たった今、テレビで相撲を見終えたところです。さて飯を先に食うか、それとも原稿が先か、しばし考えた末に、相撲の内容を忘れないうちに書くことにしました。
 
 まず3敗力士の相撲からいきましょう。遠藤は逸ノ城にうまく取られて突き落とされた。足腰のいい遠藤だが、簡単に食ってしまった。意外にあっけない負け方であった。やはり遠藤にも優勝の意識はあったはずで、体が思うように反応しなかったのだろう。表情には出ないが、体に出たということだ。
 
 緊張といえば、阿武咲にも同じことがいえる。当たり負けしないよう必要以上に頭を下げすぎたため、明生の変化に足がついていけなかった。期待の一番だったので良い相撲を見たかったが、明生にしても背に腹は変えられず、変化に活路を見いだした。あまり褒められた相撲ではないが、かといって新三役で勝ち越したい気持ちは痛いほど理解できる。しかし、今後はいけません。癖になると明生の成長は止まることになる。
 
 さあ、残るは妙義龍だけとなった。相手は大関正代。順当に見れば、とてもかなう相手ではないが、このところの正代は大関とは名ばかり。ひとつも怖くない。
 
 正代の体当たりを、低い立ち合いから両前みつを引いた妙義龍。さあこれからどうするかと思ったときには、すでに走っていた。正代の体が浮き上がり、とても残せるどころの話ではない。まさに電光石火の出足であった。立ち合って2、3秒の勝負であった。
 
 勝った後の妙義龍のなんと格好のいいこと。俺が女だったらただでは済まさないね。表情ひとつ変えずに、インタビューにも冷静に受け答えをしていた。お江戸のお相撲さんの風格を感じさせる好力士だ。千秋楽も頑張って、照ノ富士に最後まで食らい付いてもらいたい。あまりにも妙義龍に入れ込みすぎて、危なく照ノ富士のことを忘れるところだった。
 照ノ富士貴景勝の一番も気合の入った内容だった。立ち合いは照ノ富士の踏み込みがなく、貴景勝に攻められた。激しい突き押しに左が取れない照ノ富士は苦戦する。貴景勝はよく攻めたが、照ノ富士の体勢が徐々に低くなっていく。逆に貴景勝の突きが出なくなり、引く場面も出てきた。これは明らかにスタミナ切れと見る。
 
 照ノ富士は余裕が出て、左から再度引っ張りこんで、ついに左上手を取った。こうなると勝負がついたも同然。今や伝家の宝刀になってきた左上手投げで豪快に投げ捨てた。
 
 やはり強かった照ノ富士。千秋楽の相手は正代に決まった。願ってもない相手である。まず負けることはあるまい。物事には絶対はないと以前に言った覚えはあるが、今回の場合は間違いない。もし負けたらどうすると言われそうだが、妙義龍が勝てば決定戦になるのだから、いいではないか。ま、楽しくやりましょう。そして飯にします。
 
 今夜はすごいごちそうだ。まずおでんが2カ所から届いている。どちらも名店のおでんである。両方食べ比べよう。それから西銀座「赤トンボ」のサンドイッチ。飛騨牛のステーキ。それに私が昼に作ったナスの煮物。キュウリの酢の物。さすがに全部は無理だ。
 
 14日目に着たジャケットが小さくなっていた。場所が終わったらダイエットすることにします。それでは失礼します。(元横綱
 
 
 みなさまは相撲には大きな興味はないと思いますが、分りづらいランク付けを少し
憶えておきましょう!
 
 幕内(横綱大関→関脇→小結→前頭)が最高峰で通常はこの勢力の取り組みが
大相撲です。此の下に十両が来ますがこの十両になるとならないでは雲泥の差です。
十両になると給料が出て、部屋があてがわれ、付き人も付きます。十両以下は
人間ではありません。御世話役です。所謂幕下となりますが、(三段目→序二段→
序の口)と続いてここまでです。最近、当方は仕事をしていないので幕下の相撲
も観るようになりましたが、新たな新力士を見ていると大学卒の力士が大いのに
驚かされます。幕下に就け出されたとたんに優勝したりします。当然ですね、学生時代に
プロ並みの相撲を取って来たのですから!?!
 それでもなかなか十両に成れないものです。勿論、その上の幕内など夢のまた夢です。
そう見ると横綱など雲の上どころではありませんね。
 何時も紹介する元横綱北の富士さんなどは横綱引退後は協会の仕事を続けて
65歳で引退。その後70歳代でも(もう80歳近い)NHKの解説をずっとやっていられなど
の人材は世界中でただ一人です。ややボケ混じりの解説が最高に心地よいのだから
文句は言えません。舞の海など本当なら出る幕はありません。
 
 では、本日、ワンピー姐さん(観音様)の登場を祈願してここまでにします。
添付が多いですが全部読んで下さい!!!
 
 
 ではまた明日・・・・・
 

         PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1517                    後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年9月25日(土)、現在は朝の6時半です。
 
 この2日間ほどは夏のぶり返しともいうべき暑さが続きました。最高気温も
30℃を超えました。昨晩は降雨があり、今後は普通に季節通りの寒暖と
なるようです。今日からの4日間ほどは晴天で29日と30日に雨マークが付いて
いるのは台風16号の影響かと思われます。予想進路通りだと列島直撃なので
やや不安ではあります。
 
 減少傾向の感染者数ですが、昨日は都で235人、全国では2093人となっています。
大阪が240人、神奈川が251人と出ていますが、どうもPCR検査に???が付きそう
な気配がするのでやや心配です。初冬あたりには第6波来襲となったらどう対処し
ましょうか?
 
 このところ植草氏はワクチン接種の不備を突くコラムばかりとなっています。本日も
接種後死者千人超の記事です。
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/09/24
 
           接種後急死者千人超を無視するな
 
               第3037号
1999年8月24日、厚生労働省は「薬害エイズ事件」の反省から、血液製
剤によるHIV感染のような医薬品による悲惨な被害を再び発生させることの
ないように、その決意を銘記した「誓いの碑」を厚生労働省の正面玄関前に設
置した。
 
「誓いの碑」には次の言葉が刻まれている。
 
誓いの碑
 
命の尊さを心に刻みサリドマイド、スモン、
HIV感染のような医薬品による悲惨な被害を
再び発生させることのないよう医薬品の安全
性・有効性の確保に最善の努力を重ねていく
ことをここに銘記する
 
千数百名もの感染者を出した
薬害エイズ」事件
このような事件の発生を反省し
この碑を建立した
 
平成11年8月  厚生省
 
「誓いの碑」建立以降、毎年8月24日には厚労大臣が「薬害根絶の誓い」を
続けているとのこと。
 
2021年8月24日に田村厚労相は「薬害根絶の誓い」をしたのか。
 
多数の接種後急死者が発生している新型コロナワクチン。
 
メディアはワクチンのリスクに関連して「薬害根絶の誓い」をしっかりと報道
したか。
 
史上空前の薬害事件に発展する可能性は高いと考えられる。
 
新型コロナワクチンのリスクは極めて高いと考えるべきだ。
 
厚労省の副反応疑い報告によれば、本年9月3日までの時点で1155人の接
種後急死者が確認されている。
 
重篤化者は8月22日までの時点で4210人。
 
接種人数は8月22日時点で6654万人。
 
季節性インフルエンザワクチンでは、2018-19年シーズンの推定接種人
数5251万人に対して接種後急死者が3人と報告されている。
 
この数値を見て新型コロナワクチンのリスクを認識しない者はいないだろう。
 
新型コロナワクチンのリスクは決定的に高いと言うほかない。
 
高齢でない健常者のワクチン接種後のくも膜下出血脳出血心筋梗塞などに
よる急変、死亡事例が相次いで報道されている。
 
厚労省のサイトを見ると、ワクチン接種後の多数の急死者について、次のよう
なQ&Aが掲載されている。
 
サイトは「新型コロナワクチンQ&A」
 
メニューのなかに「Q&A」があり、これをクリックすると一番下に
 
「これは本当ですか?」
 
という項目が表示されるので、これをクリックする。
 
「これは本当ですか?」のページが表示される。
 
一番上に出てくるQ&Aが
 
Q 新型コロナワクチンの接種が原因で多くの方が亡くなっているというのは
本当ですか。
 
「詳細を見る」をクリックすると次の説明が表示される。
 
A 「ワクチンを接種した後に亡くなった」ということは、「ワクチンが原因
で亡くなった」ということではありません。接種後の死亡事例は報告されてい
ますが、新型コロナワクチンの接種が原因で多くの方が亡くなったということ
はありません。
 
と書かれている。
 
ポイントは次の部分
 
「新型コロナワクチンの接種が原因で多くの方が亡くなったということはあり
ません」
 
の文のなかの「接種が原因で」の部分。
 
政府は多数の接種後急死者とワクチンの因果関係を認めていない。
 
しかし、それは「因果関係がない」とするものではない。
 
「因果関係がない」とも「因果関係がある」とも断定していないだけなのだ。
 
しかし、9月3日時点で接種後急死者数は1155人。
 
接種人数は8月22日時点で6654万人。
 
この数値が恐ろしい理由は季節性インフルエンザワクチンとの比較で明らかに
なる。
 
季節性インフルエンザワクチンでは、2018-19年シーズンの場合、推定
接種人数5251万人に対して接種後急死者が3人。
 
両者を比較して新型コロナワクチンのリスクを重要視しないことがおかしい。
 
とても「薬害根絶の誓い」の碑を建立した省の説明とは考えられない。
 
厚労省は近い将来、重大な責任を問われることになるだろう。
 
多くの副反応疑いが報告されている。
 
因果関係の立証は容易でない。
 
容易でないというより、国は因果関係を認めようとしない。
 
福島原発事故後に子どもの甲状腺がんが多数発見されても、政府は因果関係を
認めない。
 
因果関係を認めないことは簡単。
 
「因果関係はないと考える」で済んでしまう。
 
除草剤のグリホサートも同じ。
 
製造業者は因果関係がないと言い張る。
 
しかし、グリホサートを長期間使用した人ががんを発症する。
 
裁判所が因果関係有りと認定しなければ因果関係があるということにされな
い。
厚労省が「薬害根絶の誓い」の碑を建立したなら、「予防原則」で行動するべ
きだ。
 
「因果関係がある」と立証されなくても、接種後急死者数が異常に多いことが
確認されるなら、その時点で接種を中止するべきなのだ。
 
「因果関係はない」と断定できるまで接種をストップするのが適正。
 
「因果関係がある」と確認されていないから、「ワクチンが原因で多数の死者
が生じているわけではない」と言い張るのではなく、多数の死者が報告されて
いるので、「因果関係がない」と確認できるまでは接種を中断すると判断する
べきだ。
 
現時点で「因果関係があると確認されていない」でも、将来「因果関係がある
と確認された」に変化する可能性がある。
 
そのときに、接種を中止しても手遅れだ。
 
季節性インフルエンザワクチンは5251万人接種で接種後急死者は3人。
 
新型コロナワクチンは6654万人接種で接種後急死者が1155人。
 
誰がどう見ても大きなリスクがあると判断できる。
 
厚労省予防原則に立たずにワクチン接種を全面的に推進するのは、利権が背
景と推察される。
 
製薬企業は厚労省の最重要天下り先。
 
厚労省職員は退職後に関連業界企業、団体に天下りする。
 
そのために、関連業化企業、団体の利益を優先する。
 
しかし、そのために重大な薬害事件を引き起こしてきたのではないか。
 
サリドマイドでも厚生省の対応は遅れた。
 
そのために重大な薬害被害が引き起こされた。
 
「薬害根絶の誓い」の碑を建立しながら、なぜ、同じ過ちを繰り返すのか。
 
最終的には内閣総理大臣厚労相、ワクチン担当相の責任。
 
為政者は新型コロナワクチンのリスクを正確に国民に伝えるべきだ。
 
多くの情報を持つ個人は、新型コロナワクチンの重大リスクを認識してワクチ
ン接種を忌避する。
 
厚労省サイトにも
 
「接種は強制ではなく、最終的には、あくまでも、ご本人が納得した上で接種
をご判断いただくことになります。」
 
と明記されている。
 
しかし、この説明を厚労省サイトのなかで発見するのは極めて難しい。
 
既述した「新型コロナワクチンQ&A」のページのなかのメニューをクリッ
ク。
 
一番下に「その他」という項目が表示される。
 
「その他」をクリックすると
 
Q 今回のワクチン接種の「努力義務」とは何ですか
 
という質問が表示される。
 
その画面の回答を開き、「詳細を見る」をクリックすると、ようやく説明が表
示される。
 
このなかに、
 
「この規定のことは、いわゆる「努力義務」と呼ばれていますが、義務とは異
なります。接種は強制ではなく、最終的には、あくまでも、ご本人が納得した
上で接種をご判断いただくことになります。」
 
が表示される。
 
厚労省サイトを閲覧する者で、ここに到達する国民は皆無に近いのではない
か。
 
トップページに「努力義務」についての説明を明記して、「本人の判断で接種
するかどうかを決める」ことを周知させるべきだ。
 
これが「インフォームド・コンセント」。
 
厚労省のスタンスは万死に値する。
 
 
         以上でした。
 
 
 次です。昨日近場のクリニックで22日に採血して検査に出した生検結果を
聞きに行ってきました。結果は超良好で高低に拘わらずほぼ全部正常範囲
以内の検査結果となりました。当然ですね、あと少しで(10月2日)禁酒デー
が丸々6か月となりますし、高脂血症系のものはあまり食していませんし、
炭水化物摂取過多もありません。今回のコロナ禍もそう簡単には過ぎ去っては
くれないでしょうから、飲み仲間との会合も後数か月はなさそうなので禁酒継続
は大丈夫のようです。
 
 
 では昨日の相撲です。
 
 昨日はやっぱりワンピー姐さん(観音様)はお休みでした。姐さんが不在だと
御利益的珍事は影を潜めます。昨日などは2大関とも完敗、2敗目を喫した横綱
照ノ富士も楽勝…と相成ります。それでも3敗で3力士が追っていますので今日と明日の
二日間は目が離せない取り組みがいくつか組まれることでしょう!?!
三敗力士は遠藤を筆頭に阿武咲(おおのしょう)と妙義龍の三人です。1人で良い
ので踏ん張って下さい・・・と言いたいです。当方的には今日明日のワンピー姐さんの登場を
切に願う次第です。
 
 
 やっぱり食べ物の話は絶対について回る北の富士さんのコラムに行きます。昨日は
NHKの解説をテレビで観ていましたが、最終日(千秋楽)の日曜日もご登場願い奉り
ワンピー観音同様鎮座してほしいものです。
 
 本日を含め晴天の日が続きそうです。今日はリハビリ→スーパーで買い物→お昼は
丸亀製麺シャトレーゼと予定を組んでいます。外壁工事はこの2日間はお休みなので
少し息が抜けます。それでも組んでいる足場とシートが外れるのにはまだ2週間は罹る
と思われますので鬱陶しい限りです。
 
 
本日は最後に五木寛之氏の日刊ゲンダイの記事を(少し長すぎる13日分)付けますので
ゆっくり読んで下さい。
 
 
 
 
 
 
連載11213回 先週読んだ本の中から <1>
 
公開日:2021/09/06 17:00 更新日:2021/09/06 17:00
 
?どこまで続くヌカルミぞ
 である。こう書いても若い読者諸君(70歳以下)には、何の感慨もないことだろう。昭和前期の戦争中に日本国民がひとしく熱唱した戦時歌謡の一節である。はたして中国との戦争は、その歌詞の通りになった。
  首相が交替したからといって、コロナ禍が好転するわけではない。一進一退をくり返しながらのヌカルミ状態が続くのだろう。長期戦というか、ウイルスとの共存状態がニューノーマルとなるのだ。
  コロナを撃退するのではない。打ち勝つのでもない。ベトナムアフガニスタンのような戦争が延々と続く予感がする。
「ステイホーム」と、犬に命令するように言われて、自衛のために外出を控える日々が続いてきた。誰が陽性なのかわからないし、相手も疑心暗鬼だろうから人と会うのも極力避ける。PCR検査が当てにならないのは周知の通りである。
  ワクチンは2度打ったが、最近はブースター接種などと称して3度打ちが奨励されているのだからユーウツだ。
  部屋にとじこもって、食事をして、原稿を書く。あとはどうするか。本を読むしかない。いろんな本を寝そべって読む。古い雑誌も読む。きのうはいつの号かわからない昔の『新日本文学』を読んだ。『小野十三郎追悼特集』だった。どうしてこんな昔の雑誌が部屋にあるのか。
  私は子供の頃から活字を読むのが好きだった。親の仕事の関係で、かつての植民地を転々として育ったために、遊び仲間がいなかったことも影響しているのだろうと思う。
  私の本の読み方は、読書などというご立派なものではない。手当り次第に身近にある印刷物を読むのである。目的もなければ体系もない。単行本であろうと新聞、雑誌であろうと、宣伝広告のチラシであろうと、おかまいなしの乱読だ。濫読といったほうがぴったりくる。牛や羊が草を食べるように、しょっちゅう何かを読む。トイレに坐るときも何か読むものを持っていく。便座に腰をおろして、ときには30分以上、坐っていることもある。ベッドの中でも何か読む。催眠薬がわりに読む本もあるし、食事のときも活字を読みながらでないと食が進まない。
  小学生、中学生の頃は、学校まで本を読みながら歩いて通った。よく交通事故に会わなかったものだと思う。20代の頃は貸本屋に通いづめだった。
  (この項つづく)
 
連載11214回 先週読んだ本の中から <2>
 
公開日:2021/09/07 17:00 更新日:2021/09/07 17:00
 
(昨日のつづき)
  この1週間ほどのあいだに読んだ本を挙げると、おおむねこんなところだろう。
『作家は時代の神経である』(高村薫著/毎日新聞出版刊)
『日本の美』(中井正一著/中公文庫)
『新・日露異色の群像30』(長塚英雄責任編集/生活ジャーナル刊)
『いつも隣に山頭火』(井上智重著/言視舎刊)
親鸞の伝承と史実・関東に伝わる聖人像』(今井雅晴著/法蔵館刊)
『ロード・ジム』(ジョゼフ・コンラッド著/柴田元幸訳/河出文庫
『熱風団地』(大沢在昌著/角川書店刊)
『日本の庶民仏教』(五来重著/講談社学術文庫
阿部薫2020―僕の前に誰もいなかった』(大島彰編集/文遊社刊)だった。
  そのほか何十年も前の古い雑誌とか、週刊誌とか、活字であれば何でもOKという無定見な読み方でコロナ下の一日が過ぎていくのだ。風呂の中で読んだ本もある。失礼ながらトイレで読破した文庫本もある。食事をしながらページをめくった本もある。版元から送られてくる本もあれば、書店でみつけてきた本もある。そのなかでも特に迫力があったのは、高村薫さんの『作家は時代の神経である』の一冊だった。
  これは、近頃めずらしい硬派の本である。ここに収められている61編のエッセイは、『サンデー毎日』の連載時評として毎号欠かさず目を通していたものばかりだが、あらためて単行本にまとまったものを読むと、著者の「持続する志」に、背骨をビシッと打たれたような感じがする。
  タイトルは開高健の雑誌『世界』に連載された東欧諸国の旅行記に出てくる言葉だそうだ。時代の神経というからには、いま現在の問題としてコロナの問題を無視するわけにはいかない。この文集のなかでも10篇がコロナ問題を正面からタイトルに選んである。
  私は作家というものは「時機相応の」表現者でなくてはならないと思ってきた。「時機相応」とは、かつて法然南都北嶺の旧仏教に対して「いま、この場で」の信心を主張した思想である。<コロナ以後、一気に進む民主主義の後退>という文章など、時機相応の文章でありつつ、きたるべき世界への透視力が凄い。一読、襟を正しつつ、共感するところの多い高村薫ならではの迫力ある一冊だった。
  (この項つづく)
 
連載11215回 先週読んだ本の中から <3>
 
公開日:2021/09/08 17:00 更新日:2021/09/08 17:00
 
(昨日のつづき)
  さて、今井雅晴さんの『親鸞の伝承と史実』について。
  親鸞本、という言い方は失礼だが、およそわが国の仏教関係図書の中で最も数が多いのは、親鸞その人についての本ではあるまいか。
歎異抄』に関する著作だけでも十指にあまる新刊が刊行されている。
  そんな無数の親鸞関係図書のなかで、或る独特のスタンスをとった研究書を精力的に書き続けているのが今井雅晴氏である。
親鸞と東国門徒』、『親鸞とその家族』、『親鸞如信』など、主として関東在住時代の親鸞についての実証的研究に独自のフィールドを構築してきた学者である。私も『小説・親鸞』を新聞に連載した折り、親鸞の東国での足跡と生活について様々に教えを受けたことがある。ご一緒に筑波山の頂上まで登って関東平野を展望したことなど、忘れることのできない思い出だ。
  今井さんの視点には、一般の親鸞関係書とちがう独特の色彩がある。それはあくまで関東という地域に即しての実証的フィールドワークが土台になっていることだ。
  親鸞の初期の支持者たちに、農民、庶民より、むしろ武士階級が多かったことなども、今井さんの著作から学んだ。<関東に伝わる聖人像>という副題をもつこの一冊も、学界からはとかく軽視されがちな在地の伝承や言い伝えなどを注視して、これまでの親鸞研究書にない新しい親鸞像を提示してくれる労作だ。従来の親鸞像に一石を投じる問題作というべきだろう。
  これまで関東における親鸞の生活は、のちに京都へ帰るまでの雌伏の時代のように思われていたといっていい。
  漠然と「東国」という言い方で描かれていたのだ。しかし、親鸞の一生のなかで、関東における生活はきわめて重要な時代であった。
  東国とひと言で言うことが、そもそも地方に対する無意識の偏見の影が落ちている。あらためて言うまでもなく、当時の関東地方は経済的、文化的にも中央と拮抗する実力を有していた。鹿島は新しい外来文化の玄関口でもあった。中国やアジア諸国の情報の流入地でもあったのである。親鸞が鹿島に足を運んだのはそのためだと私は考えている。
  常陸国、奥郡、笠間郡、北の郡、鹿島郡、行方郡などに残された親鸞の伝承は、これまで見えなかった親鸞の実像を映し出すものとして大いに注目すべきだろう。
  親鸞のフィールドは京の都ではなくて、実は関東だった、とさえ思われてくる一冊だ。
連載11216回 先週読んだ本の中から <4>
 
公開日:2021/09/09 17:00 更新日:2021/09/09 17:00
 
(昨日のつづき)
  中井正一の『日本の美 』(中公文庫)と、文遊社から出た『阿部薫2020-僕の前に誰もいなかった』を交互に読んだ。
  かたや本体価格820円の文庫本。かたや本体2700円のずしりと重いハードカバー。阿部薫を論じる本がこんなに重くていいんだろうか、中井正一の1930年代の文章を収めた本が、こんなに軽くていいんだろうか、と、ふと戸惑う。
  中井正一は私たちの世代にとってはレジェンドである。若き日の京都時代の中井の話は、故・久野収さんから何度となく聞いた。『世界文化』『土曜日』などのエディターであり、また滝川事件で反対運動に企投した彼は、特高の手で検挙され、懲役2年、執行猶予2年の判決をうける。
『土曜日』は幻のパンフレット・マガジンだ。京都の喫茶店に置かれたフロンポヒュレールふうの同誌に、映画評を投稿してきた学生が若き日の淀川長治だったと聞いたことがある。
  中井正一阿部薫のように若くして死ななかった。偽装転向して生き、戦後、国立国会図書館初代副館長に就任する。
  彼は<文学―幽玄・わび>の中で、こんなことを語っている。
「上手の、極め到りて闌けてなす心位にて、時々異風を見することのあるを、初心の人これを学ぶことあり。この闌けてなすところの芸風、さうなく学ぶべからず」
  という世阿弥の「闌ける」という境地は「異風」の世界だから真似しちゃいかん、と言うのだ。
  この「闌けた」世界、危険な異風の世界に逆噴射して突入したのが阿部薫だったのかもしれない。並みの達人とは反対に、いきなりそこからスタートしたのだ。
  もし彼が中井のように長生きしたら、どんな演奏をしていただろう、と、ふと考える。
  私が知っている阿部薫は、すべて鈴木いづみを通してのものである。また間章若松孝二、土取利行などを通じてのイメージでしかない。彼に殴られて前歯の欠けた鈴木いづみは、ひと晩中、阿部のことを語ってやめなかった。
  しかし、死んだあとこれほど熱く人々に語られる演奏者が、ほかにいただろうか。この本は、いわゆる識者先生の解説論文ではない。それこそ一行ごとに文章を寄せている人の息づかいが感じられるような切迫感のある一冊である。
<おれの後には誰もいなかった>という言葉が表紙カバーにそえられているが、<おれの前にも誰もいなかった>と書き加えてもいいだろう。定価の10倍くらい読みごたえのある本だった。
  (この項つづく)
 
連載11217回 先週読んだ本の中から <5>
 
公開日:2021/09/10 17:00 更新日:2021/09/10 17:00
 
(昨日のつづき)
  先週読んだ本の中で、最も分厚く、最も重かったのが『新・日露異色の群像30』(生活ジャーナル刊)だ。
<――文化・相互理解に尽くした人々>とサブタイトルが付いている。一体どんな人たちの名前があがっているのかと眺めてみると、日本人20余人、ロシア人10人あまりの名前が並んでいた。私の知らない人々も多い。黒島伝治神西清など、若い頃に読んだ書き手の名前もちらほら見られる。
  なかには大鵬幸喜などというひさしぶりにお目にかかる名前もあった。大鵬は史上最高の横綱と称された第48代目の横綱である。
  先日、亡くなった高橋三千綱大鵬のことを、
大鵬はカチアゲや張り手を使わず、受けて立つ相撲であれだけ強かった。もし白鵬と実際に戦ったなら、差し身の早い大鵬が左四つに組み止め、すくい投げか上手投げで決めると思う」
  と、述べているそうだ。幕内優勝32回、45連勝、6連覇2回という実績だけで見ても凄い横綱だったと思わざるをえない。
  大鵬の出自に関しては様々な推論があるが、兄の幸治は「父は白系ロシア人。若いころコサック騎兵隊の幹部だった」と語っているそうだが、ウクライナ系のロシア人だったことは事実だろう。母は納谷キヨ。
  この本のなかで懐しかったのは、黒田辰男の章である。戦後、わが国のソヴェート文学の研究・紹介に献身したロシア文学者、と紹介されているが、私は昭和27年(1952年)春から数年間、早稲田の露文科で黒田先生の授業を受けている。当時は学生の間では「クロタツ」と呼ばれて、反発する連中も少くなかった。
  当時の露文科には、ドストエフスキーの翻訳者として有名な米川正夫、評論家・除村吉太郎、ロシア人のワルワーラ・ブブノワなど、一家をなした先生がたがいて、壮観だった。が、のちに『静かなドン』を訳された横田瑞穂氏が私の先生だったが、黒田さんの授業も受けている。当時の露文のボスは、岡沢秀虎だった。通称「オカトラ」である。
  当時の早稲田の露文科は、ひょっとしたら戦後の黄金時代といっていいかもしれない。
  ショーロホフ、オストロフスキイ、グラトコフ、エレンブルグなど当時のソヴェート文学は活気にみちていた。やがてスターリンの死とともに、新しい時代が始まった。
  さまざまな回想を誘う本だった。
  (この項つづく)
 
連載11218回 続・先週読んだ本の中から <6>
 
公開日:2021/09/13 17:00 更新日:2021/09/13 17:00
 
(前回のつづき)
  1週間(5回)で終るはずだった夏休みの読書感想文が、3分の1ほど今週に持ちこすことになってしまった。真面目に本の紹介だけしていればいいものを、つい横道にそれて雑談をしてしまう悪い癖のせいである。
  さて、今週は山頭火についての2冊の本から始めよう。
  じつは今秋、熊本で山頭火をめぐる催しが予定されていて、不肖、私も参加することになっているのだ。
  そもそも私は種田山頭火という人物について、通り一遍の知識と関心しか持っていなかった人間である。ただ私自身が一カ所に腰を落ちつける事のできない性格であり、この国の定住の歴史や文化よりも移動放浪の山人・海民に関心を抱いてきたことから、遍浪者としての山頭火を、ずっと長いあいだひそかに意識し続けてきていたのは事実である(遍浪者であって遍路者ではない)。ある意味ではハプニングアートを見るような目で山頭火を遠望していたのだ。
  故・赤尾兜子と、放哉と山頭火について激論を戦わせたこともあった。禅に関して、「座禅」というものがあるなら「歩禅」というものがあっていい、などと書いたのもその頃である。
  そんなわけで、熊本にいくはずだったかわりに、ふと山頭火に関する2冊の本を手にとったのだ。
  1冊は<ちくま文庫>の『放哉と山頭火』(渡辺利夫著)。
  おそらくこれほど放哉と山頭火の生活に密着した本は少いのではないか。伝記というか、研究というか、2人の一挙手一投足にいたるまで細密に描いた文章である。ある意味では小説的なドキュメントといった感じのする描写で尾崎放哉と種田山頭火の足跡を丹念にたどる一冊だ。なみの入門書ではない。注目すべきは、筆者と対象の距離感である。カメラの視界のように冷静で感情移入が表に出ないのが特色なのだ。評伝でもなく論評でもなく、終始みだれぬ歩調で2人の足跡を追っていく。そうだ、この本の特色は文章のリズムに一切変化がないことだろう。
  達意の文章には、全編いささかの乱れもなく、書き手の呼吸も転調することがない。4ビートのリズムが着実に刻まれていく。それを長所と見るか短所と感じるかは読み手の主観だろう。少くとも自由律とは離れた着実な文章で描かれた2人の姿が浮かんでくる。
  (この項つづく)
 
連載11219回 続・先週読んだ本の中から <7>
 
公開日:2021/09/14 17:00 更新日:2021/09/14 17:00
 
(昨日のつづき)
<死を生きる>と副題のついた『放哉と山頭火』にくらべて、対照的な山頭火本が『いつも隣に山頭火』(井上智重著/言視舎刊/本体2200円)の一冊だ。
  徹頭徹尾、主観を押さえて客観描写に徹した『放哉と山頭火』に対して、『いつも隣に山頭火』は、描く対象と書き手が一体化して、<隣りに>どころか腕を組み合って歩いているような体温の高い山頭火論である。いや、山頭火論というのではない。タイトル通り山頭火に対するオマージュというか、親愛の情があふれんばかりに横溢したラヴレターのような熱い一冊である。
  随所に山頭火の句を惹きながら、山頭火の人生を共に歩んでいく。そんな感じのする作品で、私はこれを読みながら実際に山頭火がすぐ隣りに一緒にいるような気がした。
  第一章 第二の故郷熊本
  第二章 乞食坊主の生き方
  第三章 安住の庵を求めて
 第四章 旅への想い やみがたく
 巻末特集として「山頭火のいた熊本」、そして坪内稔典氏との活気ある対談がおさめられている。
山頭火のいた熊本』という特集は、親切なガイド本というだけでなく、研究者や山頭火初体験の読者にも読みごたえのあるコーナーだ。長く新聞社に在籍していた井上氏ならではの手腕だろう。<九州新聞に荻原井泉水の俳壇>などは、私にとってもじつに興味ぶかい一章だった。
  今後、山頭火について関心を抱く読者はもとより、山頭火をずっと追い続けてきたキャリア読者にとっても、これほど充実した山頭火本はまず見当らないと思う。
  この本の特質をひと言で言えば、山頭火を身近かに知ることと同時に、いやおうなしに山頭火を好きになってしまうことだ。作者の熱い思いがあふれて、読む側にもダイレクトに伝わってくるのである。
  生涯をかけて遍浪した山頭火を、著者は生涯をかけて同行したという感さえする熱い一冊だった。
  これまでも、そして今後も、この作品を超える山頭火論はないのではないか。このような同行者を持った山頭火は幸せな男だと思った。
  山頭火に熱い関心を抱く読者も、またそれほど興味を持たなかった人にも、ぜひ読んで欲しい作品だ。
  この本のなかに、福岡県と熊本県の県境の峠の話がでてくるが、山頭火もこの峠を歩いて越えたと知って感慨ぶかかった。それにはちょっとしたわけがある。
  (この項つづく)
 
連載11220回 続・先週読んだ本の中から <8>
 
公開日:2021/09/15 17:00 更新日:2021/09/15 17:00
 
(昨日のつづき)
  私ごとだが、戦後、引揚げてきてから、何年間かは縁故をたよって、あちこちで暮した。
  師範学校出で、教員生活しかしらない父親は、闇ブローカーをやったり、密造酒の生産に手を出したり、武家の商法的な失敗をくり返したりしていたが、一時期、熊本県と福岡県の県境にある山間の峠で、今でいうドライブインのミニ版のようなショップを始めたことがあった。山中峠とか小栗峠とかいわれる淋しい場所である。しばらくしか続かなかったが、中学生の私は、ときどき夜に一人でその店に泊ることがあった。当時の八女郡の辺春村である。文字通りの辺境の峠だ。昭和6年冬、山頭火はこの峠を越えて福島町へ向かったらしい。そうか、彼もあの道を歩いたのか。
  さらに冷水峠をこえ、筑豊に回っている。ここで飯塚を過ぎ、田川へ向かう。この飯塚と田川の間にあるのがカラス尾崎だ。この本では鳥尾峠とあるが、烏尾崎だろう。私たちは短くカラス崎と呼んでいた。この峠から遠望する香春岳の描写が、私の長編小説の冒頭の文章だ。彼が歩いたのは、昭和7年、私が生まれた年である。
<鉄鉢の中へも霰>
  とは、この筑豊の旅から生まれた句かもしれない。
  山頭火はこの旅で福岡へ着くと今でいうサイン会のような句会をやっている。短冊60枚書いたというから盛会だったのだろう。
  意外だったのは、山頭火は酔うと若山牧水の「幾山河越えさり行かば寂しさの終てなむ国ぞ今日も旅ゆく」という歌を朗唱したという。
  このエピソードを読んで、私はすぐに詩人、小野十三郎のことを思いだした。私たちが大学生だった頃は、小野十三郎の抒情をうたうな、という言葉がモットーだったのだ。赤まんまの花より石油コンビナートの存在感を、と公式的に決めこんでいたのである。
  ところが小野の追悼特集では、小野十三郎は、酔うと啄木の「やわらかに柳青める北上の岸辺目に見ゆ泣けとごとくに」という歌を愛唱してやまなかったという。これは意外だったし、ちょっとショックだった。
  牧水の歌を酔って朗唱する山頭火の姿は、硬化した山頭火像に、ある新鮮な刺戟をあたえるエピソードだ。
『いつも隣に山頭火』を読むと、すぐそばに彼がいるような錯覚をおぼえずにはいられない。いい本を読んだ、と思った。山頭火を知るには最良の一冊だと思う。言視舎はいい本を出したものだ。
  (この項つづく)
 
連載11221回 続・先週読んだ本の中から <9>
 
公開日:2021/09/16 17:00 更新日:2021/09/16 17:00
 
(昨日のつづき)
  放哉にしても山頭火にしても、なぜ私たちは放浪遊行の先達に惹かれるのだろうか。
  最近、また注目されだしたノマド的生き方への憧憬だろうか。それとも自由な個人生活に惹かれるのか。
  そうではないような気がする。その根元にあるのは、或る種の宗教的志向ではないか。
  山頭火が僧形で旅したことは、単なる便利を考えてのことではない。みずからも仏門に身をあずけた経歴はともかく、山頭火は行乞に身を投じ、人々の布施をたよりに旅をしたのだ。近世幕藩体制のなかでは、農民も労働者も定住を強いられた。しかし、仏教者は本来、放浪と遊行の思想である。
『日本の庶民仏教』(五来重著/講談社学術文庫)の中で、著者はこう書いている。
<(前略)キリスト教は一所定住を重んじ、この戒律が中世の修道士たちを規制した。ところが日本では宗教者は本来放浪者であった>
  わが国の庶民宗教のなかで、歌と踊りの伝統は驚くべき熱狂をもたらした。一遍上人の踊り念仏は言うまでもなく、床を踏み破るほどの踊りの熱狂は、いまでは想像できないほどの激しさであった。
  次回のパリ五輪大会からは、ブレイク・ダンスが競技種目に加わるという。ストリートダンスでもあるこの身体的表現は、中世の宗教世界では普通のことであったらしい。踊り念仏の熱狂のうちに床を踏み破る話があるが、著者はそれをマジカル・ステップと呼ぶ。
<(中略)私は宗教というものは本来、遊行であり放浪であると思っている。(中略)もともと神そのものが遊行し放浪したのである>
<(前略)これを今まで日本文化を「恥の文化」とする理念でとらえられてきた。西洋文化を「罪の文化」とし、日本文化を「恥の文化」とする撫で斬り日本人論である。このような日本人論は、日本人は一億総武士だという、あやまった発想から出発する。いうまでもなく、恥というのは武士道のような、社会的・倫理的概念である。人にわらわれまい、家名をけがすまいとする。これに対して宗教的な罪のために生命をすてる、もう一つの「死に様」がある。これは日本人の「罪の文化」である。罪の自覚の上に立って「罪ほろぼし」すなわち滅罪のための宗教的実践をする「生き様」があることは案外に知られていない。これは武士階級や支配階級の道徳とはちがって、庶民の宗教生活の中に生きてきた、もう一つの日本文化である>
  あらためて最初から読みなおしてみようと思う。 (この項つづく)
 
連載11222回 続・先週読んだ本の中から <10>
 
公開日:2021/09/17 17:00 更新日:2021/09/17 17:00
 
(昨日のつづき)
  ジョゼフ・コンラッドの『ロード・ジム』(柴田元幸訳/河出文庫)と、『熱風団地』(大沢在昌角川書店)をつづけて読んだ。時代もちがえばジャンルもちがう2作品だが、少しも変らぬ共通項がそこにはある。
  それは小説というものの本質だ。さまざまに主張はあるだろうが、つまるところ小説を読むということは「ちがう人生を生きる」ということにつきるのではないだろうか。
  私たちは限られた人生を生きている。時代も、職業も、個性も、国籍も、環境も、体力も、すべてひとりひとりがちがう。あたえられた人生の枠の中で生き、そこで生活し、その枠の中で生涯を終えるのである。
  小説を読むということは、その限界を越えて、ちがう人生を生きるということだ。少くとも、それをリアルに体験することにほかならない。これほど驚異的なことが、世の中にほかにあるだろうか。
  コンラッドについては、中野好夫さんからさまざまに教えを受けた。コッポラが来日した時には「平凡パンチ」紙上で決定的に対立した激論をかわした。通訳つきだが、身ぶり手ぶり、表情、声色を総動員して、『地獄の黙示録』からコンラッドの映画化についてやりあった記憶がある。
『ロード・ジム』も、その「自分でない人間」の人生を生きるための乗物の一つだ。ある英国の批評家は、チェーホフの『三人姉妹』を引きあいに出してコンラッドについて語っているという。チェーホフコンラッド。それに驚くことはない。ともに他人の人生を生きるという特別な体験を味わわせてくれる表現者だからである。
  小説は他人の人生を生きることを可能にする道具だ。私はその視点からすべての小説を読んできた。古典であろうと、19世紀の作品であろうと、現代文学であろうと、純文学であろうとエンタメ小説であろうと、その一点だけにこだわる姿勢は、いまも昔も変らない。リボルバー銃口を相手に向けて、ためらいなく引金を引くことなど私の人生にはありえないことだ。しかし、『ロード・ジム』の物語りのなかで、私はそれをやる。
  小説は自分を超えて他人の人生を生きる道具である。私はこの単純素朴な一点に固執して、さまざまな小説を読んできた。描かれる主人公に、また登場人物にスムーズに同化できる場合もあり、できない時もある。それは縁がなかったということにすぎない。
  (この項つづく)
 
連載11223回 続・先週読んだ本の中から <11>
 
公開日:2021/09/21 17:00 更新日:2021/09/21 17:00
 
(前回のつづき)
  大沢在昌は不思議な作家である。大ベテランであるにもかかわらず、全然ペースが落ちない。すべての作家は、新人期、全盛期、円熟期と、3つの季節を通過してその季節を完結するのが常である。しかし大沢在昌にはそのサイクルがない。「新宿鮫シリーズ」で鮮烈な印象を残して以来、ほとんどペースを落さずに作品を発表し続けてきた。最近でも『帰去来』『悪魔には悪魔を』、そしてこんど読んだ『熱風団地』と、たて続けに書店の平台を占拠し続けており、以前の作品で『爆身』『獣眼』なども並んでいる。
  しかし、多作だけをいうなら、ほかに幾人もの書き手を挙げることができるだろう。だが、多作はおのずとマンネリをもたらす。彼の驚くべき能力は、数十年にわたって世に送ってきた多数の作品の質が、まったくレベルを落とさず、常に一定の水準をたもちつつ読者に充足感をあたえ続けてきている点にある。
  以前、『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受けたあとも、少しも作風を変えることなく、平然と自分の道を歩み続けてきた。
  故・生島治郎は、大沢在昌北方謙三を世に送った作家として記憶されていい。ハードボイルドは日本的風土にはなじまない、という先入観は、日本人にはジャズはやれないという偏見と同じである。
  かつてジーン・クルーパが来日したとき、日本人ジャズメンに残したのは、「Keep On!」という一語だった。1980年代初頭に作家デビューをはたして以来四十数年、少しも歩調を乱すことなく書き続けてきた大沢在昌に、ジーン・クルーパは黙って握手するだろう。
  以前、彼が作家志望の若者たちのために小説家としての心得を語っている本を読んだことがあった。角川かどこかでの講座の内容をまとめたものだ。私はそれを読んでプロの作家はいかにあるべきかを、あらためて痛感したものだった。作家になることは不可能ではない。しかし職業作家として生き続けることは至難の道である。大沢在昌は堂々とその大道を歩み続けてきた。そして現在も決して円熟することなく、デビュー当時のリズムで書き続けている。
  一度や二度、ホームラン王を獲得することは、めずらしい事ではない。しかし何十年にもわたって打率3割以上を維持し続ける打者こそプロというものだ。大沢在昌は、その意味でまさしく職業作家の鑑というべきだろう。『熱風団地』を一読して、あらためてそう思った。
  (この項つづく)
 
連載11224回 続・先週読んだ本の中から <12>
 
公開日:2021/09/22 17:00 更新日:2021/09/22 17:00
 
(昨日のつづき)
  佐藤愛子さんの最近のご本を2冊、読んだ。読みだしたら途中でとまらない。一冊は文庫本『九十歳。何がめでたい』(小学館文庫)で、もう一冊がハードカバーの『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』(小学館)である。
  佐藤さんと雑誌で対談をさせて頂いたのは、たぶん今年になってからのことだと思う。最近、時空の記憶がからきし駄目になってしまって、3カ月以上前のことだとほとんど忘れてしまうようになった。
  その時の話の内容も、今ははっきりしない。おぼえているのは、和服姿の佐藤さんが、じつにシャキッとして、話される声に力があったことだ。
  そのとき伺った話の中で印象ぶかかったのは、御父君の佐藤紅緑が書くことを止めた際のエピソードである。『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』のなかにもその話が出てくる、『マグロの気持』という一章だ。
  むかし落語の名人が、晩年に高座で一瞬、言葉につまって、キッパリと仕事をやめた話を感慨ぶかく聞いたことがあった。どんな才能のある表現者でも引き際を意識することはあるものだ。しかし、いさぎよく筆を断つのも見事、逆にマグロのように生きている限り休むことなく泳ぎ続けるのも立派、ということだろう。
  佐藤愛子さんの書くものを皆がきそって読むのは、マグロ派に対する共感からかもしれない。私よりちょうど10歳歳上の作家の文章には、少しの緩みもない。リズムとテンポのある泳ぎ方だ。「日は暮れ」ても、一日が終ったわけではない。一昼夜、などと言うではないか。日暮れてなお道はるか、なのだ。『みいれなのか ねのね』という奇妙な一章が感慨ぶかかった。佐藤さんが幼い頃に耳にしたという歌の、ほとんどを私も知っている。<ストトン節>などというのは、佐藤さんのような良家の子女はご存知ない替え歌のほうを毎日うたっていたのだ。
「ストトン ストトンと音がする 寝ていた坊やが目を覚まし 父ちゃんあの音なんの音――」などと猥褻な歌ばかり熱唱していた。こんな文章を読んでいるうちに、なんとなく胸に迫るものがある。「おもしろうて やがて かなしき」という感じだ。
  言いたいほうだい言っているようで、笑って、考えて、しんみりさせられるところが、愛子エッセイの真価だろう。
  私も今月末で89歳に。あと10年、マグロのように口を開けて泳ぎ続けられるのだろうか。
 
連載11225回 続・先週読んだ本の中から <13>
 
公開日:2021/09/24 17:00 更新日:2021/09/24 17:00
 
(前回のつづき)
  べつに政府の「緊急事態宣言」に従順にしたがっているわけではないが、このところ完全に外出することなく、室内にこもって暮らしてきた。こうなると、本を読むか原稿を書くかしかない。食事の時をのぞいて、なすこともなく文庫本を読む。トイレで読み、食事中に読み、ベッドに入って読む。手当り次第に手近かにある本を目的もなく読みつつ一日が過ぎてゆく。
  この数日間、走り読みしたのは、『宿敵』(上下/リー・チャイルド著/講談社文庫)、『回想の明治維新―ロシア人革命家の手記』(メーチニコフ著/渡辺雅司訳/岩波文庫)、『選択本願念仏集法然の教え』(阿満利麿訳・解説/角川ソフィア文庫)、『壊れた世界の者たちよ』(ドン・ウィンズロウ著/田口俊樹訳/ハーパーコリンズ・ジャパン刊)などなど。
  リー・チャイルドは、まあまあ新刊が出たら読む作家である。ドン・ウィンズロウは迷ったあげくに読みにかかる感じの作家だ。なにかいま一つ読みづらいところがあるのだが、なんとなく気になって、つい分厚い文庫本を買ってしまうのだ。
  アメリカの都市型ハードボイルドというか、サスペンス小説は最近、これという作品が出ていない感じがする。結局、何べんも同じ有名作家のものを再読、三読することが多い。
  皮肉なもので、こういう本は最後に卓抜なトリックがないほうが再読に耐えるのである。
  結末に鮮やかなドンデン返しがあったり、唸るような解決法が出てきたりする作品は、2度読み、3度読みには向かないという困った問題が出てくる。見事な解決がある作品は、ああ、あのシーンで一挙に逆転するんだな、とわかっていると読み進むのがおっくうになってくるのだ。
  トリックというか、アイデアというか、結末にそれがあって最初に読んだとき感嘆させられると、再読する気があまりなくなるのは残念な気がしないでもない。
  その点、事実だけを投げ出したような小説は、何度でも読み返すことができる。結末は平凡なほうがいい、というのは読者の勝手な期待だろうか。
  わが国の外国小説の翻訳の質の高さは、いつも感心させられるところだが、今後むずかしいのは女性語の問題だろう。女刑事や女性の登場人物が、いわゆる「おんな言葉」を使うことに違和感を抱く読者も増えてくるにちがいない。いまやわが国でさえ、男女間の言葉の差は急激に失われつつあるのだから。
  (この項おわり)
 
 
   以上でした。超長かったですね!!!  では、また明日・・・・・
 
 
 
 

        PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1516                     後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年9月24日(金)、現在は朝の6時40分です。
 
 清々しい朝ですね。夏場とは違い昼が32℃ぐらいの高温になっても夜は涼しく
なり充分な睡眠がとれる陽気となって来ました。秋の虫の音も心地よいです。
蝉の声(ツクツクボウシ)と涼むしのコラボはこの時期だけの日本の最高の初秋
といえそうです。
 この好天は29日ぐらいまで続くようで有難いものです。
 
 昨日のコロナ感染ですがやや持ち直し気味で都で531人、全国では3604人と
出ています。大阪は多めで540人、兵庫273人、愛知が359人で神奈川が
259人、埼玉239人となっています。もうすぐ(月末)緊急事態宣言解除となる
はずですが、最近の人流増大の影響は何時どのように出てくるのでしょうか、不安です。
 
 
 取りあえず、今日は植草氏のコラムからワクチン問題で行きます。
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/09/23
 
           「薬害根絶の誓い」忘れた厚労省
 
               第3037号
ワクチン接種は任意。
 
ワクチンには重大なリスクがある。
 
このリスクを説明した上で、本人が同意しなければワクチンを接種することが
できない。
 
予防接種法で「努力義務」が定められているが、この「努力義務」について厚
労省は次のように説明している。
 
「「接種を受けるよう努めなければならない」という予防接種法の規定のこと
で、義務とは異なります。
 
感染症の緊急のまん延予防の観点から、皆様に接種にご協力をいただきたいと
いう趣旨から、このような規定があります。
 
今回の予防接種は感染症の緊急のまん延予防の観点から実施するものであり、
国民の皆様にも接種にご協力をいただきたいという趣旨で、「接種を受けるよ
う努めなければならない」という、予防接種法第9条の規定が適用されていま
す。
接種は強制ではなく、最終的には、あくまでも、ご本人が納得した上で接種を
ご判断いただくことになります。」
 
予防接種法改定に際して国会は附帯決議を採択した。
 
附帯決議には次のように明記された。
 
一 新型コロナウイルスワクチンの接種の判断が適切になされるよう、ワクチ
ンの安全性及び有効性、接種した場合のリスクとベネフィットその他の接種の
判断に必要な情報を迅速かつ的確に公表するとともに、接種するかしないかは
国民自らの意思に委ねられるものであることを周知すること。
 
二 新型コロナウイルスワクチンを接種していない者に対して、差別、いじ
め、職場や学校等における不利益取扱い等は決して許されるものではないこと
を広報等により周知徹底するなど必要な対応を行うこと。
 
三 新しい技術を活用した新型コロナウイルスワクチンの審査に当たっては、
その使用実績が乏しく、安全性及び有効性等についての情報量に制約があるこ
とから、国内外の治験を踏まえ、慎重に行うこと。
 
五 新型コロナウイルスワクチンによる副反応を疑う事象について、広く相談
窓口を設置し、国民に周知すること。また、海外における情報も含め、医療機
関又は製造販売業者等から迅速に情報を把握し、情報公開を徹底するととも
に、健康被害が拡大することのないよう、的確に対応すること。
 
重要なことは次の三点
 
1.新型コロナワクチンは新種の遺伝子ワクチンであり、安全性が十分に確認
されていないこと
 
2.ワクチン接種を受けるか受けないかの判断は個人に委ねられていること
 
3.非接種者に対する差別や不利益取扱いが許されないこと
 
ワクチン接種を受けるかどうかは個人の生命や健康問題に直結する重大事項で
ある。
 
個人は自分の幸福を追求する権利を有している。
 
日本国憲法第13条はこのことを基本的人権として保障している。
 
同時に、日本国憲法は第14条で法の下の平等を定めている。
 
国が非接種者に対して差別や不利益取扱いをすることは許されない。
 
新型コロナワクチンのリスクは極めて高い。
 
厚労省の副反応疑い報告によれば、本年9月3日までの時点で1155人の接
種後急死者が確認されている。
 
重篤化者は8月22日までの時点で4210人。
 
接種人数は8月22日時点で6654万人。
 
季節性インフルエンザワクチンでは、例えば2018-19年シーズンの推定
接種人数5251万人に対して接種後急死者が3人と報告されている。
 
新型コロナワクチンのリスクは決定的に高いと言うほかない。
 
高齢でない健常者のワクチン接種後のくも膜下出血脳出血心筋梗塞などに
よる急変、死亡事例が相次いで報道されている。
 
ワクチンを接種してもコロナに感染する。
 
重症化するし、他者を感染させる。
 
ワクチン接種から2ヵ月経過すると有効性が低下し、6ヵ月経過すると有効性
が著しく低下するとの検証結果も発表されている。
 
接種証明は海外渡航者向けにのみ検討するとされていたはず。
 
接種証明によって非接種者に不利益取扱いすることは憲法の規定上、許されな
い。
 
民間の飲食・宿泊事業者が接種証明を用いて不利益取扱いをする事例が散見さ
れるが愚行は直ちに取りやめるべきだ。
 
ワクチンを接種しない個人は、こうした差別事業者、不利益取扱いをする事業
者を明示して不買運動を起こすだろう。
 
英国は接種証明導入を見送る方針を固めた。
 
日本のメディアはこの事実をほとんど報道しない。
 
有害無益のワクチンパスポートを粉砕しなければならない。
 
日本では第二次大戦の敗戦後、感染症による犠牲者が多数発生した。
 
このことを受けて、百日咳、腸チフスなど12疾病を対象に、罰則付きの接種
義務が法定化された。
 
しかし、予防接種による健康被害が社会問題化したため、1976年に罰則な
しの接種義務に移行した。
 
その後、予防接種禍訴訟で国の敗訴が相次ぎ、1994年の予防接種法改正で
「義務規定」が「努力義務規定」に変更された。
 
予防接種行政は「社会防衛」から「個人防衛」に軸足を移したはずだが、今回
の新型コロナワクチンでは「個人防衛」ではなく「社会防衛」の意思が鮮明に
浮かび上がっている。
 
社会を防衛するために、個人は四の五の言わずに政府の命令に従ってワクチン
を接種しろという空気が作られている。
 
しかし、すでに1155人もの犠牲者が生まれている。
 
政府は因果関係を認定していないが、因果関係がないとも認定していない。
 
因果関係があると見るのが妥当だろう。
 
「国家のためには犠牲を厭うな」の主張が透けて見える。
 
多くの若者を特攻隊に送り込んで犠牲を強いたのと酷似する。
 
いまも日本の為政者が国民に強要するのは「滅私奉公」だ。
 
2013年に子宮頸がんなどを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)
に対するワクチン悪影響懸念が報じられた。
 
私たちは、これまでの薬害事件の教訓を忘れてはならない。
 
サリドマイド」という成分が入った睡眠薬や胃腸薬で薬害事件が起きた。
 
薬は妊婦や子供でも安心して飲める薬として、日本では1958年に売り出さ
れた。
 
しかし、世界各地で手足や耳に奇形を持った子供が多数生まれ、1961年1
1月に西ドイツの小児科医レンツ博士が「サリドマイドが原因と疑われる」と
の警鐘を鳴らした。
 
ヨーロッパでは直ちに販売が中止されたが、日本では1962年9月まで販売
が続いた。
 
厚生省は「レンツ警告には科学的根拠がない」として、新たに別の1社の製造
承認までした。
 
しかし、1962年8月に北海道大学の梶井講師が日本でのサリドマイド児の
症例を発表し、同年9月に大日本製薬サリドマイドの販売を停止するととも
に回収することを発表した。
 
しかし、回収が不徹底であったこともあり、被害が倍増した。
 
日本のメディアは1961年11月のレンツ博士警告をほとんど報道しなかっ
た。
 
逆に、「サリドマイドによって胎児に重大な奇形が起こるのは考えにくい」な
どとする専門家コメントを紹介していた。
 
しかし、サリドマイドの薬害が世界的に認識されるとメディアは手のひらを返
して薬害と騒ぎ出した。
 
厚労省は1999年8月24日、厚労省敷地内の前庭に「誓いの碑」を建立し
た。
 
サリドマイド事件」や「薬害エイズ」の反省を受けてのこと。
 
「誓いの碑」には次の文字が刻まれている。
 
誓いの碑
 
命の尊さを心に刻みサリドマイド、スモン、HIV感染のような医薬品による
悲惨な被害を再び発生させることのないよう医薬品の安全性・有効性の確保に
最善の努力を重ねていくことをここに銘記する
 
千数百名もの感染者を出した「薬害エイズ」事件
このような事件の発生を反省しこの碑を建立した
 
平成11年8月 厚生省
 
建立以降、8月24日には毎年、厚労大臣が「薬害根絶の誓い」を続けてい
る。
 
今年も「薬害根絶の誓い」がなされたのだろうか。
 
新型コロナワクチン接種が推進されるなか、「薬害根絶の誓い」と新型コロナ
ワクチンの問題を関連付けて報じるメディア報道は寡聞にして知らない。
 
8月22日までの時点で4210人の接種後重篤化者、9月3日までの時点で
1155人の接種後急死者が報告されている。
 
医師が「副反応疑い」と認定せずに報告されていない事例も多数あると推察さ
れる。
 
危険極まりないと考えられるワクチンの接種を強要するためにワクチンパス
ポートを導入するとの政府の姿勢を断固糾弾しなければならない。
 
ワクチン担当の河野太郎氏は「不妊や流産になるというのはデマ」と発言した
が、現時点では「科学的にはまだ何とも言えない」というのが正しい。
 
デマと断言することが悪質なデマ。
 
不妊や流産を含め、健康への悪影響は5年、10年経ってみないとわからな
い。
 
また、ワクチン接種を忌避する賢明な個人に対して不利益取扱いをする飲食事
業者、宿泊事業者に対しては、極めて強い不買運動が生じることを事業者は認
識しておくべきだ。
 
 
 秋のお彼岸というとみなさまは何を思い浮かべますか?中秋の名月(月見)、
献花の彼岸花曼珠沙華)、ズバリの墓参り・・・あたりでしょうか?
お彼岸に食べるものの筆頭におはぎがありますが、このおはぎと牡丹餅の違い
についての記事を付けますのでご参考にしてください。
 
 
 
 
「おはぎ」と「ぼたもち」は何が違う? 秋分の日とお彼岸 知っておきたい基礎知識
 
秋分の日」は国民の祝日の一つで、2021年は9月23日です。昼と夜の長さがほぼ同じになる日で、この日を境にだんだんと日の出が遅く、また日の入りが早くなります。また、秋が深まっていくこの日はお彼岸の中日。お供え物の定番「おはぎ」や「ぼたもち」の違いなども解説します。
 
毎年同じ日ではない お彼岸との関係は?
 秋分の日は太陽が真東から昇り、真西に沈む一日。つまり、3月の春分の日と同様に昼と夜の長さがほぼ等しくなる日です。天文学上では太陽が秋分点を通過した瞬間を含む日とされ、国立天文台の「暦象年表」に基づき決定されます。したがって、必ずしも毎年9月23日になるとは限りません。
 
 毎年この日、宮中では歴代の天皇や皇族の霊をまつる祭儀が執り行われます。そこで1948年の「国民の祝日に関する法律」により、「祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ日」として国民の祝日秋分の日が制定されました。
 
 また、秋分の日は「秋のお彼岸」の中日でもあります。秋のお彼岸は秋分の日の前後それぞれ3日間を含んだ1週間となり、2021年は9月20日が彼岸の入り(彼岸入り)、26日が彼岸の明け(彼岸明け)です。
 
 彼岸とは、仏教の言葉でいわゆる「あの世」のこと。仏様やご先祖様がいる迷いのない極楽の世界を意味し、西にあるとされています。反対に、迷いや煩悩に満ちた私たちが生きる世界を「此岸(しがん)」と呼び、あるとされる方角は東です。
 
 そこで、太陽が真東に昇り真西に沈む秋分の日は、春分の日と同様に「彼岸と此岸が最も近くなって通じやすくなる」と考えられました。そして、自分自身も極楽浄土へ近づくために、この時期に先祖の供養をする日本独自の風習につながったようです。
 
 この時期によく見かける花としてヒガンバナ彼岸花)があります。秋のお彼岸の頃に開花することが名前の由来と言われています。すっと伸びた茎先で、まるで空へ向かうように一斉に開く真っ赤な花が圧巻です。「地獄花」や「幽霊花」、「死人花」など不穏な別名もありますが、仏典では天上の花として「曼殊沙華(まんじゅしゃげ)」の別名で呼ばれ、めでたい花とされています。
 
お彼岸の中日でもある秋分の日は、先祖が眠る仏壇や仏具をきれいにして手を合わせたり、お墓を掃除してお参りしたりするのが一般的です。感謝の気持ちを伝え、供養して過ごします。この時にお供えするものの定番といえば「おはぎ」でしょう。餅をあんで包んだ甘いお菓子で、「ぼたもち」とも呼ばれています。
 
「おはぎ」と「ぼたもち」は、基本的に同じです。諸説ありますが、季節の花によって呼び名が変わるとされています。秋のお彼岸は「おはぎ(お萩)」。これはハギの花が咲く時期であることから付いた呼び名だとか。一方で春のお彼岸の「ぼたもち(牡丹餅)」は、ボタンの花が由来しているそうです。
 
 あんこの小豆は、色が赤いことから邪気を払って魔除けになるとされてきました。小豆の収穫は秋なので、秋のお彼岸の「おはぎ」には皮ごと使って粒あんにして用い、春のお彼岸の「ぼたもち」は収穫から時間が経ち固くなった小豆の皮を除いたこしあんを用いたという説もあります。また、形をそれぞれの花の形に見立てているという説も。
 
 おはぎやぼたもちの餅は、もち米とうるち米を混ぜて炊いたものを軽くついて丸めたもの。昔は、それぞれの家庭ですり鉢とすりこぎでつぶしたと言われています。通常の餅をつく時のように“ペタン”という音がしないため、隣近所にはいつおはぎを「ついた」かが分からないという意味で「隣知らず」とも呼ばれたとか。
 
 また、いつ「つ(着)いた」かが分からないことから“夜に着いた船”を連想して夏は「夜船(よふね)」とも、「つき」が分からないことを「月知らず」として“月が見えない北にある窓”に例えて冬は「北窓(きたまど)」とも呼んだそうです。同じ食べ物でも、こうして季節によって呼び名を変えて風情を楽しむとは粋ですね。
 
 地域性もありますが、現在は粒あんこしあんが一年を通して手に入るので特に区別することはなく、おはぎやぼたもちなどの呼び名で四季を感じる意識も薄れているように思います。今年の秋分の日は、お供え物のおはぎを味わいながら季節の移ろいを感じたいですね。祖先に感謝の思いを馳せながら。
 
鶴丸 和子
 
 
 という事で今日は大変なことになり始めた相撲に行ってみます。
 
 
 昨日の12日目(9月23日)は大波乱というか霊的重大事が発生しました。
当方、通常はいつものように3時ぐらいにBSNHKにチャンネルを変えます。
まだ十両の取り組みの初めの方ですからお客さんの入りも少なく、あまり
盛り上げらない取り組みがほとんどです。
 当方、勿論期待をして(ワンピー姐さんの登場)チャンネルを合わせたら、
途端にテレビ画面では行司の右となりぐらいの場所(今場所4回目の同席)
に何とワンピー姐さんがお座りになっていらっしゃるではないですか!
今場所4回目とは言え、よく登場してくれたものです。今開催時では5日目に
初登場、その結果として体たらくだった両大関が息を吹き返してくれました。
12日間で4回ですから少ないと言えば少ないですが、何時も何故同じ場所に
座れるのでしょうか(?)特等席ですが出来たら毎日座ってほしいものです。
 先に霊的重大事と言いましたが、昨日は驚天動地の取り組み満載となり、
当方的には嬉しい限りです。
 5時ぐらいまでは何時ものような取り組みで進んでいましたがこのあたりから
異変が起きます。まず、照ノ富士を追いかける一番力士の御嶽海が何時もの
ように軽く負けてしまい、大関で星取り具合も良好な正代があっけなく負けと
なりました。この時点で今場所もここまでで後に残った大関貴景勝もダメだろう
と思いきやここからがワンピー姐さんの威力発揮で、勝ちに転じカド番を脱出
してくれました。場所が始まってから3連敗だった時点ではもう誰もががっかり、
もう翌日から休場か(?)ぐらいに思っていましたが、やはりワンピー観音の
霊的御利益多大で強い大関に変貌を遂げてくれました。凄い力のワンピー
観音様です。それでも優勝争いに残っていた大関正代と関脇御嶽海はワンピー
姐さん御利益無しで軽く負けました。
 まあ、ここまでは通常の取り組み状況でしたが、最後の所謂結びの一番で
大波乱が起きました。(これは当方的には霊的としか言いようがありません)
何と、新関脇の明生が絶対的に強い横綱照ノ富士に土を付けました。
先の大栄翔に告ぐ大金星です。これで絶対的な優勝候補だった照ノ富士
2敗となり、これに次ぐ3敗力士が数人発生、優勝争いは混とんとして来ました。
 当方の気持ち的には今場所は照ノ富士に優勝させてあげたい…とも思いますが、
古傷の両足膝の状態も?だし、少し不安が発生してきたことに不思議は無くなり
ました。  それにしてもワンピー姐さん(観音様)の影響力は凄いものがあります。
つまらなかった取り組み・進行を一転させます。今場所は今日を入れて3日です。
出来たら毎日登場していただき奇蹟を生んでほしいものです。来場所(11月)は
遠方の福岡開催となるのでワンピー姐さんの現地観戦は厳しいでしょうが、何とか
数日間でも結構ですからご登場のほど切にお願いするところです!
 今場所の優勝の行方ですが、照ノ富士が2敗、3敗には遠藤他3名(全部で4名)
が頑張っています。当方的には遠藤に一番期待しますが(照ノ富士に勝てそう)、
まだ3日間ありますので優勝の行方は混沌としか言いようがありませんね。
 
 
 北の富士コラムに行きます。
 
 
 
 
 
◇23日 大相撲秋場所12日目(両国国技館
 
 何だかとんでもない事になりそうです。優勝は間違いなしと見られていた照ノ富士が、まさかの2敗目。それと負け方がいけません。
 
 明生の当たりを左胸で受けたが、腰がいつもより高い。明生は右から入って、すぐ左も差してズブリと2本差し。照ノ富士にいつもの冷静さが見て取れません。まわしが引けないまま左から強引な小手投げを打った。こんな雑な相撲は先場所から見た事がありません。
 明生は予期していたように、右から下手投げを打ちつつ寄って出る。がぶるように寄られた照ノ富士は完全に棒立ちとなり、残す腰はありません。明生のとどめの寄りに桟敷席まで押し飛ばされました。目を疑うような負け方です。明生は会心の相撲だったでしょう。
 今場所はあまり星は挙がってはいませんでしたが、前に出る力士の怖さを見せつけた一番でした。一方、照ノ富士の優勝の行方は混沌(こんとん)としてきました。
 
 霧馬山戦あたりから少し勢いが落ちてきたのではないでしょうか。大栄翔戦では一気の押しに敗れ、宇良にはしぶとく粘られた。そして、11日目の高安戦で一気に疲れが出てきたのではあるまいか。どうやら古傷の右膝を気にしていたのが気になるが、何もなければいいのだが。それだけが心配である。
 
 これで2敗の照ノ富士を3敗の4力士が追う格好になってきたが、今や照ノ富士絶対有利とは言えなくなってきた。照ノ富士は御嶽海と対戦するが、前に出てくる相手だけに何とも言えない。もしも、もし照ノ富士が敗れたら、そして優勝できなかったら、私は腹を切らねばならない。
 
 展望であれほど自信満々に照ノ富士以外の優勝は考えられないと宣言しているだけに、ただではすまないだろう。もちろん、腹は切ると血が出るのでとてもダメです。指を詰めるのはもう古い。それでは、頭を丸めますか。まさかこんな事になるとは…。相撲は難しい。だから、面白い。待ってください。まだ相撲が終わったわけではない。楽しくやりましょう。
 
 それから、宇良はもっと「北の富士カレー」を食べるといい。私は本日から食べ物の話はやめようと思います。旭川の弟から面白くないとクレームが付きました。ショックです。それでは失礼。
 
 (元横綱
 
 
  という事で今日はここまでです。では、また明日・・・・・