PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1118                     後醍院 廣幸
 
 おはようございます。本日は2020年5月10日(日)、現在は朝の7時10分です。
 
 今日は4連休のうちの3日目です。朝方、驟雨ありで外は濡れそぼっていますが、
今後は降雨は無く当分の間は好天続きとなるようです。
 当方は高齢者派遣社員という事でテレワークとか在宅勤務とかはありません。
専ら出社した時は事務仕事をこなし、在宅時は普通の休暇を取っているだけです。
 おそらく、今月(5月)はこのままで行くと思われるのであと都合5日間の出社だけと
なることに変更は無いかと思われます。
 昨日はじゅん菜池1周ウォーキングは止めて墓参り→すし松→シャトーレーゼ→
千葉物産店の”富井”と回りました。少し高級な回転寿司店である”すし松”は通常通り
営業していました。聞いたら緊急事態宣言以降(連休も含め)、ずっと営業(休み無し)
していたそうです。当方、久々のお寿司でしたが美味しくいただきました。100円回転寿司は
勘弁願っていますので、寿司と言えばこの”すし松”だけになります。100円回転寿司は
孫を連れて行く時だけに限定しています。
 
 直近で発表された米国の4月の失業率は20%近く、隠れ失業者が多数出ているようです。
4月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月から2050万人減となり、1930年代
大恐慌以降で最大の落ち込みを記録したようです。
 いくら通常とは違うコロナ禍が最大の原因としても、20%とは桁違いの大きさですね。
我が日本国はどうでしょうか?
 
 みなさま、超困っているはずのマスクですが、ストック状態はどんなものでしょうか?
識者の予想では今後、緊急事態宣言の解除等で外出にややの安心感が出るとマスクが
足りないで困っていることを忘却することもあるでしょう。そんな時にもし安く販売していたら
絶対に大目に購入しておくことです。マスクの値段は急降下後再度の急上昇となるのは
間違いありませんので。当家でも未だ大馬鹿からのプレゼントの布マスク2枚は来て
いませんが、福井の弟から少し貰ったり、会社に出社したら1人5枚の支給を受けたり・・・と、
少しはストックが出来て来ました。それでももし、ドラッグストアーあたりで安売り(ひと時より)
していたら買えるだけ買うつもりです。コロナ禍はおそらく小安状態(終息は絶対にない)を
保った後の今秋あたり(通常のインフルエンザが発症し始める11月ぐらいか?)からまたぞろ
再燃することは確定的だからです!?!
 新型コロナの勢いは凄まじく、世界中で400万人が感染しているようです。この26日間で
倍増だそうです。今後、北半球が夏の間に南半球のアフリカや南米中心に急増、秋の11月ぐらい
から我が北半球の新型コロナ第2弾パンデミックが開始されること間違いありません。本格的な
コロナ対応ワクチンが開発されるまでこのコロナ禍はずっと続きます。くれぐれも余分なマスクが
手に入る時は有り金叩いてでも購入しておきましょう!!!(はたいて)
 
 コロナ禍以降、我々が今まで聞いたことのない英語が(特にバカ小池あたりが多用)報道関係を
網羅しています。今一度、その単語の意味を本格的に学んでおきましょう。下に貼り付けます。
 
 
クラスタ
 
新型コロナウイルス関連で使われているクラスターとは、新型コロナウイルス感染者の集団や集団感染を意味しています。
 
本来のクラスター(Cluster)の意味は、「群れ、集団、塊」であり、英語圏などではITや天文学などさまざまな分野で使われています。
 
感染者集団を疫学においてはDisease clusterと呼んでおり、単にクラスターと言っただけでは外国人に伝わらないおそれがあるので、注意しましょう。
 
オーバーシュート
 
新型コロナウイルスにおけるオーバーシュートとは、爆発的に感染者が増えることを意味します。
 
本来は金融・証券用語であり、野村證券の「証券用語解説集」によれば「相場や有価証券の価格の行き過ぎた変動のこと。」という意味になります。
 
また英語圏におけるオーバーシュート(Overshoot)は、「通り越す、行き過ぎる、外す」という意味であり、さまざまなシチュエーションで使われているため、オーバーシュートと外国人に言っても通じない可能性が非常に高いです。
 
ロックダウン
 
新型コロナウイルスの場合、ロックダウンは都市封鎖を意味しており、こちらの言葉は英語圏でも使われています。
 
ただし、法律の違いによって海外で行われているような大規模なロックダウンを日本では行えないのが現状です。
 
具体的には新型インフルエンザ等対策特別措置法にもとづく緊急事態宣言によって日本政府が国民に外出自粛などの協力を依頼する形で要請・指示することはできますが、現時点の法律では国民の行動を強制することは難しく、違反したことに対する罰則を基本的に設けられません。
 
ただし、今月になって新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために感染症法が以下のように改正されました。
 
感染症法第三十三条】 
都道府県知事は、一類感染症のまん延を防止するため緊急の必要があると認める場合であって、消毒により難いときは、政令で定める基準に従い、七十二時間以内の期間を定めて、当該感染症の患者がいる場所その他当該感染症の病原体に汚染され、又は汚染された疑いがある場所の交通を制限し、又は遮断することができる。
 
したがって日本においては以下2つの制限を設けることができるようになっています。
 
現時点ではまだ行われていませんが、違反した場合は50万円以下の罰金を支払わなくてはなりません。
 
 
 当方、定期的に読む読み物は金曜日の”日刊ゲンダイ”だけです。もちろん、競馬の出走馬や予想が
載っている事が最重要ですが、その他に金曜日限定のコラムで哲学者の敵菜収・井筒和幸映画監督・
作曲家の三枝成彰と作家の五木寛之・・・のコラムは欠かさず読んでいます。日刊ゲンダイの金曜日版は
充実していますね。これが150円とは超安価です。
 
 本日はこの中から三枝成彰氏の今回のコラムを貼り付けますので勉強願います。
題は”コロナの流行で資本主義は終わるだろう”です。この中で驚いたのは自身の持病とも言う病を
告白していることです。この人は心臓弁膜症・腎臓疾患・糖尿病を抱えているのでコロナに罹れば
死は確実と言われているそうです。そして、ここへきて長生きしたいと思っていたが、そうでなくても
良いか(?)と思い始めたそうです。
 さほど長くないので是非読んでください!
 
 
 
 新型コロナウイルスの流行は社会構造に変化をもたらし、今の時代を終わらせる歴史の転機となりそうだ。私はこれが、資本主義が崩壊するきっかけになるのではないかとさえ思っている。
 
  都市封鎖もどきの自由がきかない現状が日本経済にどれくらいの影響をもたらすのかを予想するのは難しいが、想像を絶するレベルになるのは間違いないだろう。
 
 厳しいのは日本だけではない。ニューヨークの原油先物市場では、史上初のマイナス価格まで実現する異常事態だ。もはや何が起こっても不思議ではない。世界中が狂い始めている。
  実は私は心臓弁膜症や腎臓疾患、糖尿病を抱えており、コロナにかかれば死は確実と言われている身である。今まで長生きしたいと思っていたが、ここにきてそうでなくてもいいかなと思い始めた。戦争や疫病がはびこる世界で、永遠の命を持つ人はいないのだから、すべては運次第。ここまであたふたする必要はないし、コロナより、むしろその次にくるかもしれない戦後の焼け跡さながらの大恐慌のほうが恐ろしい。「もっと自粛を」と呼びかける皆さんには、大恐慌を迎える覚悟はあるのだろうか?
20世紀初頭のスペイン風邪では推計で5000万人ぐらいが亡くなったという。画家のグスタフ・クリムトエゴン・シーレ政治学者のマックス・ウェーバーも犠牲になった。日本でも東京駅の設計で知られる辰野金吾や劇作家の島村抱月が亡くなっている。ただし当時は第1次大戦末期だ。感染症だけが世界に影響を与えたわけではない。
 
  それよりも歴史の転換点となった感染症を挙げるとすれば、ペストだろう。14世紀から15世紀にかけて流行したペストでは欧州の人口の3分の1が奪われた。人々は神を信じられなくなり、「暗黒の中世」が終わりを告げる。そして皮肉なことに、人が減ったためにそれまで3人で分けていたパイを2人で分けることが可能となり、人々の暮らしが豊かになった。ペストが結果的にもたらした経済の拡大が、後の大航海時代ルネサンスにつながり、約500年に及ぶヨーロッパ繁栄の大きな一因になったのだともいえる。
今回も、いずれは経済は回復するだろう。だが、それが今と同じシステムを前提にしているとは限らない。いや、これほど多くの人たちが、突然、不可抗力で仕事を失ったり無収入になったりするようなシステムは変わらざるを得ないだろう。
 
  すでにスペインやイギリスでは、高額所得者から高い税金をとって全国民に一律のお金を配り生活を保障するベーシックインカムを検討し始めている。今回、日本政府はコロナ対策として1人10万円の支給を決めた。イメージとしてはこれに近く、働いている人も働いていない人も、全ての国民が等しく生活に必要な金を国から受け取れるというものだ。
 こうした制度があれば、たとえ想像を超える災禍を被っても、国民は安心して暮らせる。
  私もどちらかといえば高額納税者に入ると思うが、この制度を現実化してもかまわないと思っている。日本もこの機会に早く検討してもよいのではないだろうか。
 
 
 量子物理学は明日以降にします。