PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1408                     後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年6月8日(火)、現在は朝の6時半です。
 
 昨日の午後から真夏のような暑い日となりました。今日も暑くなって我が東京地区
でも31℃が予想されています。この好天高温状況は週末の日曜日まで続くようです。
 まだ梅雨入りもしていない関東地方ですが、この先の行方はどうなるのでしょうか?
五輪東京開催やコロナ禍の行方と同様に不透明極まる我が日本国となっています。
 我が日本国と云えば、昨日、信じられないニュースが飛び込んで来ました。アメリカで
行なわれていたゴルフの全米女子オープンで何と二人の日本人がプレーオフに進んだという
考えられない快挙の事です。この時点で日本人のワンツーフィニッシュは決定しています。
1人は前日から首位となっていた畑岡奈紗で、もう一人は笹生優花という弱冠19歳の
新人です。これは”さそう ゆうか”と読みます。この人は相撲でいえば高安と同じで
日本人の父親にフィリッピン人の母親というハーフです。フィリッピンで生まれて育ちは
日本という人生を歩んでいます。ビックリしましたね!?!日本人同士のプレーオフも珍しい
ですが、舞台が全米オープンという大試合だという事です。先の渋野の全英から日本人女子
のゴルフやテニス(大坂なおみ)は世界の超一流どころで平気で戦える力を付けているという
信じられない状況となっていることにビックリさせられます。日本人女子のゴルフのレベルは
一昔前の韓国勢に匹敵するような強さを持ってきたようです。優勝は笹生優花ですが、
 この快挙的ニュースは昨日のテレビ報道あたりでは殆んどありませんでした。資料が
揃わないこととハーフの人の扱いに苦慮するからでしょうか!?!今後のこの人の扱いは
結構難しいでしょうね(?)。もし開催されれば東京五輪にはフィリッピン出身で出場する
ようです。本人は将来的には日本国籍を取るつもりのようですが現状ではフィリピン人と
云った方がベターなのでしょうか(?)英国王室関連の”レイチェル・メーガン・マークル
の扱いに苦慮する英国同様、日本人ハーフの世界的活躍も苦慮の対象となり、その扱いは
難しいことだらけが普通となりそうです。でもこれが世界の流れです!?!
 
 コロナ感染状況に行きます。昨日は全体的に減少傾向(月曜日)で、都で235人、全国でも
1278人、多めの神奈川でも173人となっていますが、また明日以降は???です。
 
 本日の添付は昨日の続き的”貧困問題”と高齢で収入が少なくても年金だけで暮らせる・・・
記事を照会しておきます。
 
 

コロナショック、日本中で“20・30・40代”の「貧困」がヤバくなってきた!
2021.06.02 鈴木 貴博 現代ビジネス
 
【前編はこちらから】→『日本経済の「真実」…じつは“コロナ以前”から「ヤバすぎる不況」になっていた!』
 
日本経済の「低迷ぶり」が顕著になってきた。新型コロナウイルス危機の直撃を受けて、2020年度の日本のGDPリーマンショックを超える「戦後最大の落ち込み」となり、いまだに浮上する気配すらない。一方で、日本経済は1年半以上の長きにわたる「戦後最大の不況」が進行しているはずなのに、日本国民がその「実感」を感じにくくなっているのはなぜか――。
著者はそこには「3つの要因」があって、1つには日本人口のうち3800万人を占める高齢者がコロナショックによる経済危機の影響をあまり受けていないことが背景にあるという。では残りの2つはなにか。そこから日本経済の「意外な真実」が浮かび上がってくるのだ。
経済危機に直面する「3分の1の人たち」
 
今回のコロナショック、日本に3800万人いる高齢者にとっては経済的なショックは、ほぼほぼ関係ありません。なにしろ年金はこれまでと同じ金額で振り込まれていて心配する必要がないからです。
 
では労働者はどうでしょうか。
 
日本の労働者人口の大半を占める雇用者人口のうち、3500万人が正規労働者、2200万人が非正規労働者です。そして今、経済的に一番のショックを受けているのがこの2200万人の非正規労働者層ということになります。
 
もちろん正規労働者の中にも会社の業績が悪化していてこの先の雇用が確保できない方も少なくないことは知っています。しかし一方で大企業のようにほぼほぼ雇用を失う心配のない企業に勤める正規労働者も少なくはない。
 
さらに言えば、コロナでも減収をまったく心配していないのが公務員や準公務員です。行政に関わっている職員の方々にとっては、コロナは日々の仕事を忙しくしている社会現象であって、雇用を奪うものではないのです。
 
こう考えると、本当に経済的に危機を感じているのは非正規労働者の大半と正規労働者のうちの3分の1程度。日本の成人人口を約1億人として全体で見れば、3分の1が経済危機を感じている一方で、感じていない人が3分の2もいる。
 
このような社会の分断状況ができあがっていることが分かります。
 
富裕層は「安泰」…?
 要因2 株価が下がっていない      
   
経済としてのショックが小さいふたつめの理由として株価が下がっていないこと、むしろコロナショックが始まる直前と比べて日経平均が上がっているという要因があげられます。これは消費をけん引する富裕層の資産が安泰であることを意味しています。
 
コロナショック下で株価が上昇し続けた理由は日本銀行が上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(J-REET)を買い続けていたからです。今、トヨタソフトバンクグループ、ファーストリテイリングなど名だたる日本の大企業の第二位の株主が日本カストディ銀行口や日本マスター信託口となっています。
 
これはETFが株主だと言っているようなもので、ひいては日銀が第二位の大株主になっていることを暗示している可能性すらあるわけです。
 
これはある意味でリーマンショックから金融庁や日銀が学んだ危機回避策だと言えるわけですが、このような人工的な株式買いの結果、経済危機が表面化していないという事情があることは、それがいつか悪い方向に転じる可能性があることも、念頭においておいたほうがいいと思います。
 
いま世界で起きている「本当のこと」
 
 要因3 グローバル経済は復活している       
 
さて、三番目の要因ですが、ワクチン接種が進んでいるアメリカやイギリスなど海外では経済が復活を始めています。特に重要なのは中国の経済が2020年のコロナ下ですら経済成長を維持していたことです。
 
実は昨年の今頃、私はコロナショックの最悪のシナリオとしてスタグフレーションを危惧していました。
 
不況でありながら生産力が低下することで物不足になって、結果として狂乱物価が起きるという最悪のシナリオです。
 
これは私のようにオイルショックを経験している世代にとっては恐怖そのものでしかないシナリオです。昨年、マスクやトイレットペーパーが不足したときのことを思い出していただけるといいのですが、必需品が手に入らないとなるとマスクひと箱5000円であってもみんなが買おうとして、一部商品の価格が高騰していたわけです。
 
それがマスクやトイレットペーパーだけでなく、グローバル経済がストップして豚肉や冷凍食品、日用品からガソリンまで、すべての財が足りなくなっていたとしたら、昨年、世界でスタグフレーションが起きていてもおかしくはなかったのです。
 
もちろん不足する商品もありましたが、幸いにしてコロナ禍の中でも世界経済は止まることがなく、おおむね生活物資は安定して手にすることができました。グローバル経済が止まらなかったことでコロナ不況は最悪の不況にはならなかったのです。
 
「コロナ貧困」が広がり始めている
 
 結論 ではこれから何が起きるのか?        
 
このように数字面では戦後最大となる2020年度のコロナ不況ですが、それが体感的にはそれほどでもないと感じる人が少なくない理由があることはご理解いただけたでしょう。しかしこれから先、いったいどのようなことが起きるのでしょうか?
 
私は安心してはいけないと思います。
 
まず大きな問題は若い労働力として社会を支えている20代から40代の世代が経済的に疲弊していることです。この世代にさきほど述べた非正規労働者の層が多いことからも、事態の深刻さがわかります。
 
家計調査など消費の内訳がみられる統計を調べると、コロナ禍で消費が1割ほど抑えられている傾向をみることができます。それが社会全体の平均だとすると、所得の少ない層はさらに切り詰められるだけ生活を切り詰めていることが統計データからも読み取れます。
足元の経済状況を見ると、むしろ民間の在庫は積み増されています。いいかえると需要が少ないことの方が問題で、そこがこの先の不況の焦点となりそうです。要するにコロナ禍で貧困が広まり始めている。これは社会的に大きな問題です。そしてそれを好転させるには景気を回復させなければいけない。
 
たとえば飲食店が連日満席になったり、アパレルのお店が賑わったりして、企業がもっと人を雇わなければいけなくなる状況が必要です。
 
2021年、日本経済への「不安」
 
ところがコロナ禍の悪影響で、生活に余裕のある消費者もお金を使わない生活に慣れてきたという別の問題が生まれています。
 
私自身の状況を話しますと、コロナ以前は毎週3回ぐらい誰かと会食の予定が入るのが日常でした。そうやっていろいろな人と会い、食事をしながら情報収集、情報交換をする。それで経済のアイデアがうまれていく。これがコロナで激減しました。
 
特にコロナ下では会食自体が悪とされ、東京都の緊急事態宣言ではついに飲食店でのアルコール提供まで止まりました。仕事はリモートで自宅から、飲食店に行ってもアルコールは飲めないとなると外食は減るものです。私に限らずビジネスパーソンというものは、昼間出勤しているからこそ「帰りに新橋駅前で一杯やっていこう」という気になるのです。
そして人と会わなくなると服装も気にならなくなる。
 
今日、私はこの記事を書くにあたって久しぶりに新品のシャツをおろしてみました。ジル・サンダーの高級なシャツで、身に着けてみると気持ちは引き締まるのですが、いかんせん、誰に見せるわけでもない。やってみて改めてわかったことは、人に会わなければ別に服は新しくなくてもいい。そのような生活様式の変化が日本中で起きています。
 
結局のところ、人がたくさん動いて、それで世の中にカネが回りめぐるようにならないとコロナ不景気からの回復はままならない。そう考えると2021年の景気回復のカギは、オリンピックとGoToということになるのでしょうか。
 
言い換えるとこれまでの状況以上に、2021年のこれからの日本経済の先行きに私は不安です。
 
 

 
74歳、年金だけで暮らすひとり老後。それでも不安を感じない生き方
 
ミツコさんの掃除のときのスタイル。頭には手ぬぐいを。夏はハチマキにして汗止めにします
老後の暮らしについて、ふと考える人も多いのでは? お金のことは? 楽しく生きられるの?
そんななか、話題になっているのが『74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる』(すばる舎刊)です。その気になる内容についてご紹介していきます。
 
ある日のミツコさんの昼食。魚を中心に、小さなおかずを少しずつ<写真>
 
お金さえあれば安心ですか?年金だけで楽しく暮らす「ひとり老後」
公営住宅でひとり暮らしをするミツコさん。牧師でもある彼女の、清々しいまでに信念を貫いた暮らしぶりが話題です。初のエッセイ『74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる』に描かれた「不安のない老後」とはどんな境地なのでしょうか。
 
●たとえ家族でも、各自が自立
戦争直後、牧師の家庭に生まれ、自身も信仰への道を選んだミツコさん。牧師の夫とともに教会を切り盛りし、4人の娘を育て上げ、人々のため、社会のために尽くしてきました。
夫が他界した後は牧師の仕事も第一線から退き、現在は週2日の教会での仕事とシルバー人材センターでの家事補助の仕事にいそしんでいます。
月の生活費は年金の7万円ですが「それで十分」。
 
子育てにまい進した時代もありましたが、その教育方針は
「18歳までは面倒を見るけれど、あとは自分でどうにかして」
というもの。
お嬢さんたちはその教えのとおり、早くから独立しています。
子どもたちをそう言って育ててきた以上、ミツコさんも自立せねば。そう考えたからこそ、夫が他界した後もひとり暮らしを続けているのです。
 
もちろん、家族との関係は良好です。毎週水曜日は教会での「祈り会」に出席し、そのあとは四女の自宅でお食事会。日曜日の礼拝にはお嬢さんたち四家族が顔をそろえます。
ミツコさんのお孫さんは総勢16人! 成人した子もいれば、未就学児もいます。
 
著書には、
「主任牧師として働いていたころは、孫たちにお年玉を渡したり、お誕生日のケーキを買ったりしていたけれど、今は余裕がないのでしていません。16人もいて、だれかを特別扱いしたくないので、全員にあげないことにしています」
 
そして
「もし、おこづかいを渡さないことで孫から相手にされないとしたら、それはそれで仕方がない」とも書いています。
 
孫たちはおばあちゃん、とは呼ばず「ミツコさん」「ミッコちゃん」と呼びます。ミツコさんも本気になって、一緒に自転車に乗ったり、ブロックで遊んだり。いつでも子どもたちと遊べる体力をつけておきたい、という健康への意識にもつながります。
 
お金を与える(残す)よりも、はるかに大きな愛情が、お孫さんたちには注がれているようです。
●ジムに通わなくても体は鍛えられます
キリスト教では、死とは神様の元に帰ること。そのため、「死ぬことは少しも怖くない」といいます。
キリスト教のお葬式はごく質素でお金がかからないので、大きなお金を残す必要もありません。
ただひとつ、ミツコさんが心がけているのは、
「病気をして、子どもたちや孫たちに(経済面を含めて)迷惑をかけたくない」ということ。
同じように思ってらっしゃる読者も多いことでしょう。
 
そのため、健康の維持につとめています。
 
食事はなるべく野菜を多めに。具だくさんのおみそ汁が定番です。
肉ジャガ、キンピラ、煮物、焼き魚…。昔ながらの定番おかずをつくり、少量ずつ、1日30品目を目標に。一口30回ずつ、よく噛むことも大切です。
 
運動だって忘れていません。
毎朝、布団の中でじっくりストレッチ。
2~3日おきには腕立て伏せ。初めは1回もできなかったのに、今は楽しいと思えるまでに。
夕食のしたくをしながらのスクワット、シルバー人材センターの仕事でぞうきんがけをしながらの筋トレも欠かしません。
意識して体を動かせば、ジムに行かなくても運動はできるのです。
 
そしてなんと、71歳のときには「かなづちを克服しようと」、公営プールの水泳教室に!
25メートルのプールを半分のあたりで一休みしながら、泳ぎきれるようになったといいます。
●人と関わること。祈ること。
 
楽しかったこと、うれしかったこと、思い出はすぐ見えるところに飾ります。みんなで撮った写真や孫からの手紙、美術館のチケットなど、見るたびに心豊かな気持ちになれます
少しでも若さを保ちたい! というミツコさん。それは、孫たちはもちろん、教会員の子どもたちと、夏の研修会などで思う存分遊びたいから。
そのためにも大切にしているのが、人と交わり、関わり合いをもつことで刺激を受けることです。
テレビを見ていて、気になった新しい言葉などはすかさずメモして、見えるところに貼り出しています。スマホの使い方やLINEは、近くに住む孫に教えてもらいます。
 
週に一度は『訪問の日』として、高齢の教会員を遠方まで見舞いに出かけます(コロナ禍が始まってからは控えています)。
 
昔の自分と同じ、働きながら子育てしているご家庭の家事サポートに出かけ、若いお母さんの悩みを聞いてあげます。
つらい思いをしている人がいれば、その人のために誠心誠意、神様に祈りを捧げます。
 
そんなミツコさんには、老け込んでいるヒマなどありません。
だれからも愛され、頼りにされ、お互いを気にかけ合いながら生きています。
もし、万一ミツコさんになにかあっても、だれかが気づくはず。困ったことになっていても、だれかが手を差し伸べるはずです。
 
生活費は、年金の7万円しかないかもしれません。経済的にはけっして余裕があるとは言えないかも。それでも、不安に思うことなく、明るく人生を楽しんでいられるのは、目に見えない、多くの人たちとのつながりのなかに生きているから。
『今の自分』にできる、最大限の努力をすること。ミツコさんの人生を楽しむコツには、学ぶべきことがたくさんありそうです。
 
<写真提供/すべて『74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる』(すばる舎刊)より、林ひろし撮影 取材・文/浅野裕見子>
 
【牧師ミツコさん】
1946年生まれ。牧師の家庭に育ち、自身も牧師を志す。神学系の大学を卒業後、同じく牧師の夫と結婚。夫婦二人三脚で47年間教会を運営するかたわら、4人の娘を育てる。夫を2016年に見送り、その後は公営住宅でひとり暮らし。現在も協力牧師として週2回教会に通う。心に常にあるのは「牧師の仕事は富とは無縁の仕事。お金がないならないで、工夫して楽しく暮らす。過去を振り返ったり、将来を心配したりせず『今ここ』に心を込めて生きることを大切に」。著書『74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる』(すばる舎)が多くの読者の共感を得て話題に。
 
 
 だいぶ長くなりました。他にも添付したい記事もありますが
次回に先送ります。
 
当方、禁酒状態に突入して2ヶ月以上が経ちましたが、酒関連番組は
欠かさず観ています。異常な大食い番組はパスしていますが、美味しく
食べている様を報道する番組は必ず観るようにしています。
 その中で必ず観る番組は”孤独のグルメ”です。昨日の報道では
この最新作であるシーズン”9”が7月から放映されるようでお目出度い
ことであります。当方的には禁酒状態なのでお酒より美味しいものしか
興味が湧かなくなりつつあります。この番組には超期待しています!
と言っても、この番組の主役である”井の頭五郎氏”のような大食いは
不可能ですので、当方的には”軽食べ”でお願いする次第です。
 
 では、量子物理学は明日以降にします。
 
 それでは、また明日・・・