PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1410                  後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年6月10日(木)、現在は朝の6時50分です。
 
 朝の今の時間帯は曇っていますが、今日も今後は晴天となり、これは13日まで
続き、その後入梅となる予報(らしき?)が出ています。
 東京地方は2日連続での31℃台が続いて、もう真夏到来と思えるのですが、
気象庁入梅の発表を控え続けた結果、発表時期を逸してもう入梅とは言えなくなって
しまった何でもかんでも政府筋のやることは納得のいかないことばかりとなっています。
 
 昨日のコロナ感染数ですが、普通の週と同じに昨日の水曜日あたりからは多めに出て
います。都では440人と普通に戻り全国では2242人となっています。大阪は153人、
愛知が247人、神奈川は202人と多く出る場所に変更はありませんね。
 
 メディア(政府筋発表)の報道では高齢者のワクチン接種は相当進んでいるとのこと
ですが、昨日のニュースでは大規模接種(都では大手町)状況は予約申し込みが2割
しかないことが判明しました。わざわざ自衛隊をフル活用してやる必要があったのか?
としか思えません。面倒な申込み(PC入力やスマホ入力)が軽々と出来る高齢者はさほど
多くありません。そして、接種会場が多くの人にとっては遠方の大手町ではわざわざ接種に
行く人は少数となるのは必然です。何しろ、日本の政府筋のやることは本当に的外ればかり
です。もしも、今の状況で東京五輪開催となったら何が起るか???です。五輪開催の
2週間余りは遠方の離島あたりに疎開したいぐらいです。
 大規模会場8割が埋まらない・・・の件を取りあえず付けます。
 
 
“予約枠”がガラ空き(C)日刊ゲンダイ
 
 あれほど殺到していたのに、どうして激減してしまったのか。
 
 65歳以上の高齢者のために自衛隊が設置したワクチン大規模接種センターへの“予約枠”が、ガラ空き状態となっている。8日、岸防衛相が、予約枠全体の8割が埋まっていないと明らかにした。
 
「東京センターにおいては、合計14万人の予約枠に対して現在12万5000人、大阪については、7万人の予約枠に対して5万7000人の予約枠が残っています」
 
 今回、自衛隊が受け付けたのは、6月14~27日の2週間分。28日からは、2回目の接種がスタートする。
 
高齢者のニーズ完全に見誤った
 
 しかし、われ先にとワクチン接種に走っていたはずなのに、8割も空きがあるとは驚きだ。いったい、どういうことなのか。どうやら、高齢者のニーズとズレがあったようだ。ネット上にも“当然だ”の声が飛んでいる。
 
<そりゃ、そうだよ。だって高齢者のニーズと合ってないもん。なんでわざわざ難しい予約して、電車に乗って行かなきゃいけないの? 暑い日や雨の日なんて出掛けたくないでしょう?><高齢者がLINE使って予約すると思う??議員が自分でやってみなよ。できるのか? 都内までわざわざ出かける元気な高齢者は近くで接種できるようになるまで待つでしょう>
 
「かかりつけ医の方が安心」という高齢者も多く、予約がスタートした当初、何時間、電話をかけてもつながらず、疲れ切ってしまい、急いで接種するのを諦めてしまったという高齢者もいるようだ。
 
 菅首相の思いつきで設置された大規模接種センターだが、このまま予約が埋まらなかったら、とんでもない無駄になってしまう。「若者も打てるようにすればいい」との声もあるが、もともと3カ月限定のうえ、28日からは2回目の接種がスタートするため、転用もそう簡単ではないという。
 
「この数カ月、コロナに感染しないように、多くの高齢者は電車に乗ることも避けているはずです。なのに、感染リスクの高い都心のど真ん中までわざわざ電車に乗って行こうとは思わないはずです。それに、菅首相は、ワクチンを打て、打てと、せっついているように見えますが、高齢者だって副反応を恐れています。誰よりも一刻も早く打ちたいと思っているのは、3割程度なのではないか。逆に副反応を恐れている人も1割、2割いておかしくない。菅首相は、高齢者の思いを見誤っていますよ」(政治評論家・本澤二郎氏)
 
 この調子では、ワクチン接種1日1万回は、まだまだ先だ。
 
 
 連日31℃越えの東京地区ですが、これだけ暑い中でのマスク着用は
熱中症になってください・・・というようなものです。次に熱中症の記事を付けます。
 
 
 
 
 
例年以上に熱中症に弱い夏 ~コロナに症状類似、医療現場に混乱~
 
猛暑の中、日傘を差して歩く人たち=2020年8月
 熱中症は、古くは江戸時代からあったことが記録として残っています。近年、地球の温暖化と日本社会の高齢化に伴い、熱中症の患者数は増加しています。熱中症は、脱水症と異常高体温の二つにより起こります。
 
 ◇重い熱中症はコロナ症状に類似
 熱中症を知るには、まずは脱水症を知ることです。脱水症は、微熱、喉の渇きや倦怠(けんたい)感に加え、主に脳神経の異常(集中力低下、眠気、頭痛など)、消化器の異常(食欲不振、気持ち悪さ、下痢や便秘など)、筋肉・関節の異常(筋肉・関節痛、筋力低下、こむら返りなど)として現れます。身近な脱水症の症状としては、皆さんなら朝の寝起きや二日酔いなどを想像すると分かりやすいでしょう。
 
 熱中症では、このような脱水症が暑さによって起こります。重篤熱中症では、脱水症の症状に異常高体温の症状である40度近い発熱、けいれん、意識障害などが加わります。これらの症状は、実は新型コロナウイルス感染症の症状に非常に類似しています。毎日のように報道されている通り、今、医療現場は新型コロナウイルス感染対策に追われています。
 
 そんな状況で、新たに熱中症による病院への搬送者および受診者が増加したらどうなるでしょうか。当然、患者数の増加によって現場の医療従事者の負担は増加します。さらには、熱中症新型コロナウイルス感染症の症状が類似していることから、現場に混乱が生じます。
 
 実際に、当院でも昨年の熱中症シーズン中では、救急車の搬送がスムーズに進まなかった事例もありました。このようなことが起こらないように、市民の皆さんには、しっかりと熱中症を予防して、医療現場の負担を少しでも減らしていただきたいと考えます。熱中症は予防効果が大きな病気です。正しい予防策を講じて、市民の手で熱中症を予防していきましょう。
 ◇昨夏は減少
 2020年の夏(昨夏)は、新型コロナウイルス感染拡大の中で迎える初めての夏でした。
 全国の傾向が消防庁の統計から明らかにされています。2020年6~9月に熱中症で救急搬送された人数は、全国で6万4,869人と19年の同期より2,000人少ない結果になりました。
 また、高齢者の割合が増加した一方、少年(7~18歳未満)の割合は、19年の約3分の2に低下していました。重症度では軽症がやや減り、中等症がやや増加していました。
 
 これらの結果から、外出自粛により屋外(外出中)で起きる熱中症者数が減ったこと、軽症者は病院受診による感染機会を回避したために受診しなかった可能性があること、などが推察できます。しかし、今夏はどうでしょうか。もちろん暑く長い夏であれば熱中症者数は増えるでしょう。そして、外出自粛への慣れの影響で、昨年のように自粛が厳格に守られなくなると、屋外での熱中症者数が増えることも危惧されます。
 
◇外出自粛や在宅勤務で筋肉減

 この夏、私たちが例年よりも熱中症になりやすい環境に置かれていることに注意が必要です。その理由は、外出自粛による筋肉量の減少と暑熱順化(しょねつじゅんか)の遅れです。
 私たちの身体にある水分の40%は筋肉に蓄えられています。筋肉量は20歳代をピークに加齢と共に減少してきます。筋肉量の減少スピードは、女性では1年で0.9%減、男性では1年で0.6%減とされています。筋肉は、身体を動かさないことにより、下半身から減少していきます。病院に入院している患者さんで調査した結果からは、1日ベッド上で安静にしていると、筋肉量の減少スピードは高齢者では1日に0.5%減、若者でも0.4%減とされています。男性の加齢による筋肉量の減少量と同等の減少が、1日安静にしていただけで起きてしまうのです。
 
 つまり、外出自粛や在宅でのテレワークにより外出や通勤を控えることで、私たちの筋肉量が減少してしまっていることが予想されます。筋肉量が減少することで、体内の水分量も減少し、その結果として脱水症、熱中症にかかりやすくなるのです。特に、加齢によって体液量は減少していますので、高齢な方ほど脱水症になりやすいので注意が必要です(図1)。
 
 そして、外出自粛により私たちの身体は暑熱順化ができていない状況にあります。
 ◇早い梅雨入りもリスク
 暑熱順化とは、簡単に表現しますと「暑さに身体が慣れること」です。私たちの身体は、日本の四季に対応してさまざまな順化を繰り返しています。寒い時期には寒冷順化をしています。さて、身体が暑熱順化できていると、暑い環境に置かれたときに次のような反応を起こして体温の上昇を防いでくれます。汗をかくこと(発汗)により気化熱(打ち水効果)を利用して体温を下げます(図2)。また、皮膚血管を拡張させて(皮膚が赤く火照る現象によって)身体の表面から空気中に熱を逃がす熱放散により体温を下げます(図3)。この反応が鈍ると、つまり暑熱順化が遅れると、身体に熱がこもり、熱中症にかかりやすくなるのです。
 
例年ですと、私たちは大型連休が明けてから梅雨に入るころまでの暑さの変化に伴い、暑熱順化していきます。しかし、今年のように梅雨の到来が早い場合には、暑熱順化の期間が例年よりも短くなります。今年は、外出自粛と早い梅雨の到来によって、梅雨明けからの暑さに備えた十分な暑熱順化ができていない可能性があります。
 
 以上のように、今夏は外出自粛に加え、早い梅雨の時期の到来が加わり、私たちの身体は例年以上に熱中症に弱い状態で夏を迎えることになりそうです。そして、昨夏も言われていましたマスクを常時着用することによる熱中症発症リスクも加わります。熱中症に対する正しい知識を持って、予防と対策に努めていきましょう。(了)
 谷口英喜(たにぐち・ひでき)
谷口英喜医師
 麻酔科医師 医学博士
 済生会横浜市東部病院 患者支援センター長兼栄養部部長。1991年、福島県立医科大学医学部を卒業。専門は麻酔・集中治療、経口補水療法、体液管理、臨床栄養、周術期体液・栄養管理など。麻酔科認定指導医、日本集中治療医学会専門医、日本救急医学会専門医、東京医療保健大学大学院客員教授、「かくれ脱水」委員会副委員長を併任。脱水症・熱中症・周術期管理の専門家として、テレビ、ラジオに多数出演。年に1冊のペースで、水電解質、経口補療法に関する著書を出版。2021年は6月に「はじめてとりくむ水電解質管理 上下2巻」を発売予定。
 
 
最後に今日はもう一つ添付です。定年後のリタイア関連です。長くなりましたが勉強しましょう。
 
 
 
 
 
定年後に必要! 不測の事態に遭遇しても、うまく対応できる強い大人の共通点5つ【リタイアの心理学】
引退生活では、健康の問題は必ずついてくるもの。深刻で厄介な問題ですが、心身ともに健康でいることを期待するよりも、多少の不安があっても人生を楽しむ力を身につけるが勝ちというものです。
 
たとえば深刻な健康上の問題は、気持ちを落ち込ませ、生活を一変させることもありますが、どのように病気の不安に対応するのかが大きな分かれ道になります。
 
そこで必要とされるのが、心理学で言われる「レジリエンス(復元力)」、つまり不幸や苦痛に見舞われたときに、必要以上に落胆しない力です。
 
この「レジリエンス」能力が高ければ高いほど、不測の事態に遭遇しても、その中で最善の策を取り、うまく対応することができます。
 
今回は、シニア世代にこそ必要なこの「レジリエンス」について、米国カリフォルニア州立大学・心理学部教授のケネス・S・シュルツ氏監修の『リタイアの心理学 定年の後をしあわせに生きる』(日経ナショナル ジオグラフィック社)を参考にお伝えしていきましょう。
最近の研究では「レジリエンス」は生まれつきの性格というよりも、自分で学べて伸ばせるものだとわかってきました。では、どのような人が「レジリエンス」が高いといえるのでしょうか。
 
具体的な5つのポイントをご紹介します。
 
■1:苦境に対して客観的でいられる
苦難に振り回されるのではなく、過去の経験と比較し、冷静に、できる限り今の苦難に対処できる人です。
 
例えば膝が悪くて旅行を諦めてしまう前に、車椅子や杖を用意したり、できるだけ歩かなくて済む計画を立てて遂行するといった行動があてはまります。
■2:自分を最大化できる
最善の結果は何かがわかり、それを得るためにすべきことが分かっている人です。今できる範囲で自分の可能性を最大にできる人です。
 
例えば、日々の活動を続けるために、休憩を増やしたり、マッサージに通って体の調子を整えるといった行動があてはまります。
 
■3:社会的な役割を可能な限り続けられる
自分に喜びや充実を与えてくれる社会的な役割を、病気などによって悲観的になってやめてしまうのではなく、自分にとって必要なものと悟り、続けようとする人です。
 
最後の時まで社会性を持っていることは生きる糧になるはずです。
 
4:“自分は不測の事態に対応できる人間である”という自信を持つ
自分なら状況をコントロールし、不測の事態にも怖じけずに立ち向かえるという確固たる自己像がある人です。ひ弱な犠牲者ではなく、戦う者として自分を捉えることができるということです。
 
■5:身近な人から支援を引き出せる
自分ができないことには援助を求めたり、一人で行きにくい目的地に行くために誰かに付き添ってもらうなど、目標達成のために、またこれまでと変わらない日常のために、身近な人から支援を引き出すのがうまい人です。
 
いかがでしょうか? 例えば病気になったときには、この「レジリエンス」の力が道を開いてくれます。
 
前向きさに加えて、これまでの経験を生かした適切な対処については、年齢を重ねた人だからこそ成しうること。最後の日まで自分らしくいて、好きなことを諦めない姿勢は、周りの人たちにとっても「何があっても人生の展望を変えない人」という強い印象として残ることでしょう。
 
 
 きょうのPNCはここまでにしておきます。
それにしても巣篭りの”毎日が日曜日”状態には相当飽きてきました。
飲み会は当方の禁酒もアリで開催しなくて当然ですが、空いている電車に乗って
やや遠めの駅まで行って大好きな駅弁を買って食べたいのですが、どうもそれすら
面倒くさくなって来たようで、行っても精々、東京駅の”駅弁屋・祭”ぐらいでしょうか?
 
 東京地区の緊急事態宣言解除まであと10日ほどですが、その後が心配です!?!
緊急事態やマン防を解除して、後1ヶ月半後に迫った五輪も開催、その五輪開催時点で
一体どの位の人がワクチン接種しているかも不透明です。
 ワクチン接種はしたくない当方ですが、当方の72歳の予約日初日である6月1日に
予約できても接種日は6月24日です。女房の大施設接種は6月6日申し込みで6月
28日接種予定となっています。これから我々よりずっと若い人の摂取も始まりますが、
東京五輪までに接種可能なのでしょうか???です。
 
 
 では、また明日・・・量子物理学も明日以降です!