PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1501                      後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年9月9日(木)、現在は朝の6時45分です。
 今朝は天気予報通りに降雨となっています。しかも予報ではお昼頃には強雨と
のことです。結局今日は”じゅんさい池1周ウォーキング”はお休みで外出も
精々《笑がおの湯》ぐらいでしょうか(?)。整形外科のリハビリには行きますが。
 昨日は予定通りにマツキヨ・ベルクス→墓参り→珍来→シャトレーゼと廻りました。
その前には久々の”じゅんさい池1周ウォーキング”も熟しました。今日はすでに
雨降りなのでもうお休みしますが。
 昨日の墓参りは暑かったですが、線の鳴き声が超煩かったです。この時期としては
もう最終ラウンドであぶらぜみ・ミンミンゼミ・ツクツクボウシの合奏が聞けたようです。
 後2週間でジャスト秋分の日(秋のお彼岸のお中日)となります。この日の墓参りは
混雑が予想されるので当然止めて、来週中ぐらいに前倒しで献花とお線香をあげに
行く予定です。
 
 コロナ感染に行きます。昨日の都は1834人で全国では12396人でした。
大阪は2012人と都を上回りました。兵庫は852人、福岡は572人と出ています。
愛知は1290人とと多く出て近在の神奈川は1099人、埼玉779人、千葉が610人
となっています。減少傾向ですが今日からはどうでしょうか(?)感染者数が減少しても
重症者がほとんど減っていないので好転とは言えないとの医療関係者の意見です。
 
 それでは植草氏の自民党総裁選模様を添付します。その後には量子物理学も行っておきます。
 
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/09/09
 
               自民党総裁選の構図と見どころ
 
               第3026号
菅内閣崩壊なのに政権刷新の気運が一向に高まらない。
 
逆に自民党は党首選で電波をジャックする。
 
マスメディアの大半は自公政権の御用機関だから、党首選を大義名分にして自
民党の大宣伝活動を展開する。
 
自民党党首選が終われば新内閣の発足。
 
閣僚の顔ぶれ紹介に終始する。
 
新内閣が発足した直後に衆院総選挙が実施される。
 
内閣発足直後は内閣支持率を高く発表する。
 
この状況下で衆院総選挙が行われる。
 
本年の秋までに衆院総選挙が実施されることは既定の事実だった。
 
安倍・菅政権の迷走が続き、内閣が国民支持を失ってきた。
 
安倍政治は政治私物化の総合商社状態だった。
 
菅政治は国民無視の利権政治だった。
 
コロナ感染を爆発させるなかで五輪開催を強行した。
 
国民の命と健康よりも自分の利益、自分の利権を優先した。
 
その結果として内閣支持率が3割を割り込み政権崩壊秒読み態勢に移行した。
 
山形県知事選、千葉県知事選、国政3選挙、静岡県知事選に自公は全敗。
 
菅氏が総力を注いだおひざ元の横浜市長選でも惨敗した。
 
その結果として菅首相は辞任に追い込まれた。
 
野党は一気呵成に政権奪還を狙うべき局面だが、政権刷新への期待が一向に高
まらない。
 
理由は野党共闘の枠組みが確立されていないこと。
 
政策を無関係に共闘すればいいというものではない。
 
基本政策を共有する勢力が連帯しなければ意味がない。
 
政策を基軸に連帯し、共闘体制を構築する。
 
これが「政策連合」の考え方。
 
ところが、これと似て非なる動きがある。
 
政策の不一致に目をつむり、無理やり形だけの共闘を成り立たせようとしてい
る。
 
根本的な食い違いは、共産党との共闘に関する考え方。
 
共産党との共闘に反対する勢力がいる。
 
この勢力は
 
戦争法制を肯定し、原発稼働を肯定し、消費税増税を肯定している。
 
この基本政策方針は自公と同一。
 
基本政策が自公と同一なのだから、自公と連携すればよい。
 
それにもかかわらず、野党共闘の輪の中に無理やり入り込もうとして、野党共
闘確立を妨害している。
 
これでは市民の政権刷新に向けての期待が高まるわけがない。
 
野党共闘確立を妨害している勢力は
 
「連合・6産別」とこれを支持基盤としている「国民民主党」。
 
国民民主党と連合・6産別は自公勢力に移転するべきだ。
 
存在を否定しているのではない。
 
基本政策路線が異なるのだから、基本政策路線を共有する勢力と連帯するべき
なのだ。
 
共産党が武力革命を唱えている、直ちに自衛隊の廃止を求める、直ちに天皇
の廃止を求めているわけではない。
 
共産党が単独で政権を樹立すれば事情は変わるだろうが、共産党はそのような
無茶な提案を示していない。
 
共有できる基本政策を確認し、その枠組みの中で「連合政権」を樹立すること
を唱えている。
 
極めて現実的な提言を示している。
 
平和主義を堅持し、原発を廃止し、共生の経済政策を実現する。
 
この基本政策を共有し、大きな連帯を形成する。
 
これが「政策連合」の考え方。
 
共産党を含む野党共闘を妨害する勢力は野党勢力の弱体化を目指す勢力としか
認定しようがない。
 
ところが、野党第一党立憲民主党が「連合・6産別」に支配され続けてい
る。
 
この状況では次の総選挙での政権奪還は実現しない。
 
立憲民主党が態度を改めぬなら選挙後に総括が必要になる。
 
自民党党首選は党内抗争を表出させるもの。
 
世代間抗争と言ってもよいだろう。
 
安倍・麻生・岸田の旧勢力と河野・石破・二階・菅の新勢力の抗争になってい
る。
 
安倍晋三氏が高市早苗氏を支持しているのは、1回目投票で新勢力が当選を決
めないための捨て駒戦略だと見られる。
 
1回目の投票で単独過半数を獲得する候補者がいなければ、上位2者による決
選投票になる。
 
上位2者の決選投票は国会議員だけの投票になる。
 
安倍・麻生・岸田三派が結束すれば新勢力を打破できるとの読みだ。
 
高市氏を擁立するのは新勢力に流れる票の一部を取り込み、1回目投票で新勢
力に単独過半数を獲得させないためのもの。
 
新勢力の側では河野太郎氏と石破茂氏が名乗りをあげている。
 
このどちらかが出馬して党員票の積み増しを図る。
 
応援には小泉進次郎氏が参戦する。
 
石破・河野・小泉連合で党員票を多く獲得することが目指される。
 
当選回数の少ない若手議員は誰が党首になると自分の選挙に有利になるのかだ
けで判断することになる。
 
この意味で新勢力に有利な土壌が存在する。
 
党員票では河野氏が石破氏を上回るとの観測が流布されているが、実態は定か
でない。
 
石破氏が出馬を取りやめる場合には河野氏が選出された場合の幹事長ポストを
交換条件に提示することになると見られる。
 
この連携が樹立される場合、河野氏細田派、麻生派の多数投票を得ることが
困難になる。
 
安倍・麻生連合は石破氏の要職起用を絶対に阻止したいと考えている。
 
岸田氏は森友問題の解明必要性を訴えたものの、その後、急速にトーンダウン
した。
 
安倍・麻生連合の支援を得るために、調査の必要性の主張を取り下げた。
 
この一件で岸田氏には「覚悟のない候補者」の烙印が押された。
 
他方、河野太郎氏が当選した場合の反動も大きいと考えられる。
 
河野氏パワハラ体質は有名である。
 
人望がまったくない。
 
また、原発反対を唱えていたが、ポストを提示されると主張を変えた。
 
名誉のためには信念を曲げるという事実は極めて重大だ。
 
河野氏が当選しても、恐らく、極めて短期間で政権は行き詰まりを示すことに
なるだろう。
 
野党勢力にとっては、河野氏が当選して、新政権が早晩行き詰まることに期待
を寄せるというのが、現時点での現実的な希望ということになるのかも知れな
い。
 
現在の選択肢のなかでは、新勢力の候補者を石破氏に一本化して第1回目の投
票で決着をつけるシナリオが、もっとも手ごわい政権誕生の道筋になると考え
られる。
 
石破氏の場合、竹下派二階派が支援に回ることも考えられる。
 
自民党党首選の投票日は9月29日。
 
1ヵ月間、自民党が電波をジャックすることになる。
 
埋没する野党が起死回生の策を打つとするなら、立憲民主党枝野幸男氏と福
山哲郎氏が辞任して党首選を実施することが望ましい。
 
あるいは、立憲民主党から「連合・6産別派」を完全に取り除く。
 
この対応を示せば、一気に未来が拓けることになる。
 
また、「連合」は基本路線の相違を軸に二つの勢力に分かれることを検討する
べきだ。
 
連合700万人の組合員のうち、400万人が御用組合の組合員、300万人
が本来の労働組合の組合員である。
 
矛盾を抱えたまま同居するより、論理的整合性をもって円満に別れることが望
ましい。
 
旧総評系の組合は連合を二つに割ることを真剣に検討するべきだ。
 
基本政策を共有する勢力が共闘して初めて主権者の支援と期待を受けることが
できる。
 
立憲民主党の候補者で共産党支援なしに当選できる者はほとんどいない。
 
このことも考えずに、「連合・6産別」に振り回されているようでは立憲民主
党に未来はない。
 
 
 
 
 
ミクロの物質は霊魂と同じ振る舞いをする。これは確かに不思議極まる現象である。しかしこれもミクロの空間に「あの世」が漏れ出していると考えれば、不思議ではなくなってくる。スウェデンボルグにいわせれば「あの世」の空間構造の方が当たり前で、こちらの物質世界の方が特別で異常なのである。量子とは読んで字のごとく、ミクロ界の物質は個であると同時に量(波)のような存在であるというものだが、本質的な意味は誰もわからない。エザキダイオードに見る「トンネル効果」(導体の傍らに別の導体を近づけると、電子がすき間と障壁をすり抜ける効果)のように、科学は量子力学をテクノロジーとして使いこなしていながら、誰もその本質を理解できないのである。
 
われわれが目にする物質は、誰にも客観的な実体存在として見える。その常識を量子力学は根本から覆した。「この世」を構成する究極物質は存在しないと。
 一般の人が量子力学に理解が及ばないのは、専門的な面に対してではない。それどころか科学者たちからいわせれば、量子力学の量的予測の正確さは物理学の世界では他に類を見ないものなのである。量子力学の最大の欠陥は、科学者たちにとって論理的な解釈法が存在しないことにある。科学者は量子力学の記述することは理解しているが、本質的な意味では理解がまったく及ばないのである。
 
 
   以上でした。ではまた明日・・・・・