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PNC会員へ・・・
会員のみなさま 1548 後醍院 廣幸
おはようございます。本日は2021年10月26日(火)、現在は朝の6時40分です。
昨晩から降り続ける雨はまだ止みません。予報では明日も雨マークが付いていますが、
その後の28日からはずっと好天となっています。あと少しの辛抱というところでしょうか?
当家の工事ですが、昨日関係者から電話があり、明日から3日間の予定で木の伐採や
コンクリート打ちを行うようです。当家のある市川市国府台6丁目界隈の新築ラッシュは
凄まじく、あっちこっちで作業者が停まっていて、当方らの車運転に支障を来します。
当家も工事中なので他家のことは言えませんが、コロナ同様にいつまで続くの(?)と、
言いたくなります。
そのコロナ感染ですが減少の一途です。昨日は都で17人しか出ていません。大阪でも
26人、全国では153人というあたりです。減ったものですね!
このままコロナ禍閉息を期待したいところですが、英国のような新型変異種発生でまたぞろ
感染者が拡大するのはご勘弁願いたいものです。日本人は律儀にマスク着用を止めている
人は殆んどいませんし、外出なども他国のような浮かれ事はしない様なので安心ですが、
このまま真に閉塞してほしいものです。
今日は雨降りでリハビリ後のウォーキングはお休みにします。昨日まで”じゅんさい池1周ウォーキング”
は3日連続で行きましたので1日ぐらい休んでも良いでしょう!最近は降雨の日が多く、池の周りの
歩道が何時までも水溜りとなって歩きづらくて仕方ありません。明後日以降の連続好天に期待です!
今日の添付は植草氏の選挙記事から始まり、心臓と肥満の関係、高齢者とクスリの関係という記事、
3つにします。勉強してください。量子物理学は休みます・・・
「植草一秀の『知られざる真実』」
2021/10/26
野党共闘攻撃者の正体
第3063号
本来は政権交代も不可能ではない選挙。
安倍・菅政治が9年近くも続いた。
2012年12月に発足した安倍内閣は「アベノミクス」を掲げた。
金融緩和、財政出動、構造改革を三本柱として成長を実現する。
成長が実現すれば所得がすべての人に行き渡る「トリクルダウン」を唱えた。
金融緩和政策を実行したが公約のインフレ率引き上げは実現しなかった。
財政政策は、2013年度には発動されたが2014年以来、二度の消費税増
税が強行され、消費税率は5%から10%へと2倍に引き上げられた。
日本経済の成長率は超低位推移を続けた。
四半期実質GDP成長率(季節調整済前期比年率)の単純平均値は民主党政権
時代の+1.6%に対して第2次安倍内閣発足後は+0.8%。
最低最悪の経済低迷期を創出した。
大企業利益は激増したが労働者の賃金は大幅に減少した。
一人当たり実質賃金は2012年から2020年までの8年間で5.6%も減
少した。
世界最悪の賃金減少国になった。
安倍晋三氏は雇用が増えたと言うが、増加した雇用の大半は非正規雇用。
経済全体が史上最悪の状況下で大企業収益が激増したことは、労働分配所得が
大幅に圧縮されたことを意味する。
雇用が増えたと言うが減った労働者所得を分け合う人数が増えたわけで、一人
当たりの実質賃金は史上空前の減少を示したのだ。
安倍・菅内閣の悪行は経済だけにとどまらない。
特定秘密保護法、戦争法制、共謀罪創設などの悪法を次々に制定。
同時に、森友、加計、桜など政治私物化事件・事案のオンパレードだった。
コロナに対しては「後手後手・小出し・右往左往」の対応を繰り返し、混乱だ
けを拡大した。
これらの「実績」を背景に、菅内閣の支持率が危険水域の3割を割り込んだ。
このまま選挙に突入すれば自民党大敗は免れない。
菅義偉氏は辞意表明に追い込まれて選挙の顔が差し替えられた。
日本を支配する勢力は対米隷属と新自由主義経済政策を継承する河野太郎氏を
後継首相に就任させようとしたが失敗した。
新自由主義経済政策の転換を唱える岸田文雄氏が後継首相に就任した。
日本支配勢力は早期の首相交代を目論み始めていると考えられる。
この状況下で野党第一党が強いリーダーシップを発揮すれば政治刷新を一気呵
成に実現できる。
野党第一党が示すべきリーダーシップは共産党を含む強固な野党共闘の構築。
この選挙を強固な野党共闘で戦えば、一気に政権奪取を実現することも可能
だったと思われる。
ところが、立憲民主党が「ゆ党」に先祖返りした。
与党と野党の中間が「ゆ党」。
背後にCIA対日政治工作がある。
反自公の革新勢力が一枚岩になれば日本政治が刷新されてしまう可能性が生じ
る。
これがかれらにとっての「悪夢」。
何よりも重要なことは反自公勢力を分断すること。
「共産党と共闘する勢力」と「共産党と共闘しない勢力」に分断する。
もちろん、日本支配勢力が加担するのは「共産党と共闘しない勢力」だ。
その手先として活動しているのが国民民主党と連合六産別。
連合六産別は大企業御用組合の連合体で一般労働者の代表ではない。
この勢力が国民民主党を支配し、立憲民主党にも介入している。
トヨタ労組が立憲から退き、自公の支援を示唆しているが、連合六産別は自公
を支援するのが正しい。
立憲民主党は御用組合と連携するのでなく、本当の労働者と連携するべきだ。
しかし、立憲民主党の枝野幸男氏は連合六産別に秋波を送る。
主権者は一本化された野党候補を支援するべきだが、一本化しなかった選挙区
では立憲民主党以外の候補者に投票を集中するべきだ。
国民民主党の立ち位置は自公陣営の側にあり、投票対象から外れる。
野党共闘を強固にする視点から、今回総選挙では、この対応を示すべきであ
る。
連合六産別が野党共闘に介入することを許すべきでない。
連合に参加する労働者は約700万人。
全労働者の1割に過ぎない。
そのなかの6割弱を占めているのが連合六産別。
つまり、連合六産別に参加する労働者は全体の6%に過ぎない。
この6%が野党全体を仕切ろうとすることがそもそもの間違い。
立憲民主党が連合六産別の尻に敷かれることも間違い。
自公政治に対峙する主権者、市民と連合六産別は利害を共有しない。
連合六産別は大企業御用組合で、格差問題で言えば、富裕層に位置付けられる
存在なのだ。
戦争法制を容認し、
原発稼働を容認し、
消費税増税を容認する。
自公と基本政策を共有している側面が強いのだから、連合六産別は自公の支援
母体になるべきだ。
連合六産別のミッション=使命は、野党共闘を妨害すること。
共産党を含む野党共闘が強固に構築されれば、自公政権が吹き飛ぶ可能性が高
い。
この可能性を排除するために、野党共闘を破壊することが彼らの使命。
このことを主張してきたが、実際に総選挙が近づくと、自公と、連合六産別・
国民民主・立憲民主がそろって、共産党を含む野党共闘への攻撃を展開してい
る。
想定通りの動きだ。
このことは「共産党を含む野党共闘」が極めて重大な脅威であることを意味し
ている。
世論調査で、無党派層の人々において野党共闘に肯定的な人と野党共闘に否定
的な人が五分五分との結果が流布されるが、虚偽である。
実際には、無党派層の人々の大半は野党共闘に肯定的。
虚偽の情報流布も日本支配勢力の差し金だ。
共産党を含む野党共闘が確立されると、いつでも2009年の政権刷新が繰り
返される。
このことを恐れて、共産党を含む野党共闘構築を牽制している。
格差問題を解消する決め手は
1.最低賃金全国一律1500円政府補償
2.生活保障制度確立
3.消費税減税・廃止&富裕層・大資本課税適正化
である。
最低賃金全国一律1500円政府補償での実現は、私が提唱したのが日本での
第一号だが、現在では多くの政党の公約に盛り込まれるようになった。
上記三施策を明瞭に公約化しているのが日本共産党。
れいわ新選組は「政策連合(オールジャパン平和と共生)」の政策提言を丸呑
みにして政策公約に提示した。
共産党を含む野党共闘の構築を推進することが日本政治刷新への基本になる。
この点を含めて総選挙比例代表選挙での共産党支援が極めて重要になる。
目指すのは、
「戦争と弱肉強食の政治」を「平和と共生の政治」に変えること。
具体的には
平和主義堅持
原発稼働ゼロ
共生の経済政策実現
を基本政策とする。
この基本政策を共有する市民と政治勢力が連帯する。
これが「政策連合」である。
共産党を排除する理由がない。
共産党排除を主張する者はCIAの策略に乗せられていると判断して間違いな
いと思う。
◎次に心臓です・・・
命に関わる心臓だからこそ予防が大切 肥満を改善し動脈硬化を防ぐ【心臓手術の名医が語るコロナ禍の治療最前線】
【心臓手術の名医が語るコロナ禍の治療最前線】#4
日本人の死因のトップは「がん」だが、1985年以降、「心臓病」は「脳血管疾患」を抜いて第2位になっている。その原因は心臓に負担のかかる生活習慣が増えているからだと考えられている。しかも新型コロナ禍による巣籠り生活はそれに拍車をかけたといわれる。何に気を付ければいいのか? ニューハート・ワタナベ国際病院の渡辺剛総長に聞いた。
「医療の本質とは、病気を治すことだけではなく、病気に苦しむ人に、現状での最大の満足を届けることにあると確信しています。しかし、最も大事なことは病気にならないことです。とくに心臓病は命に関わる病気ですから、予防が大切です」
心臓は1分平均で約70回、1日約10万回、休むことなく拍動している。生涯で30億回程度動き、1回の拍動で70~80mlの血液を、全身で約10万キロの長さだといわれる血管に送り出す。
むろん、拍動の回数はいつも同じではない。子供は大人より脈拍数が少し早く、精神的緊張や運動により増える。病気で発熱したときも増え、体温が1度上がるごとに1分間の脈拍が10~20回増えると言われている。
臨機応変にこれだけ酷使されている心臓や血管は、年齢を重ねるごとに機能が衰え、病気になるのは当然。年齢が上がるにつれて突然死の引き金となる狭心症や心筋梗塞を発症しやすくなる。
狭心症とは心筋(心臓を動かす筋肉)に血液を送る冠動脈が動脈硬化を起こして狭窄し、心筋が酸素不足に陥る病気のこと。心筋梗塞は冠動脈が閉塞する病気を指す。狭心症と心筋梗塞を合わせて虚血性心疾患というが、平成30年の厚労省患者調査によると、その数は男性が35歳から、女性は30歳から増えている。
「その年代は心臓病を引き起こす8つのリスクが重なりやすいからです。①高コレステロール血症②高血圧③高尿酸血症④糖尿病⑤喫煙⑥肥満⑦ストレス⑧家族歴(心筋梗塞の家系)です。これらはすべて動脈硬化につながります。このうち①~⑦は新型コロナ禍の巣籠り生活でアップしたと考えられます。ここ1年の間に外来でフォローアップしている患者さんの多くは、LDLコレステロール等の悪玉コレステロール値が以上となっていることが見受けられました」
■肥満になるとなぜ動脈硬化が進むのか
では心当たりのある人はどうしたらいいのか? まずはこれらの数値を調べるために持病のある人は病院で調べてもらうことだ。健康な人も可能なら健康診断を受けるのが良いだろう。そうしたことが難しいという場合は、体重を計り、新型コロナ前よりも重くなっているようなら体重を減らすことを目指すといい。
「そのためには、塩分、糖分、脂肪分の多い食事を避け、ウオーキングなど呼吸をしながら行なうような有酸素運動を日常生活に取り入れることが大切です。運動は無理する必要はありません。息が切れない、軽く汗をかく程度の運動を、少しでも毎日続けて肥満を解消すれば動脈硬化は防げます」
そもそもなぜ肥満になると動脈硬化が進むのか? カギを握る要素のひとつは白色脂肪細胞だ。肥満が進んだ白色脂肪細胞からは悪玉の因子を放出するように“不良化”してホルモン分泌が異常になる。
たとえば、動脈硬化を抑えるなどの働きがあるホルモンのアディポネクチンの分泌が減少する一方で、食欲を抑えるレプチンが効きにくくなり、血液中からブドウ糖の取り込みを抑制するTNFーαやレジスチン、血管を収縮させる物質の材料となるアンジオテンシノーゲンの分泌が増加する。
その結果、高血糖によって血管内皮が傷ついたり、血管が収縮して細くなって血圧が上がり、血管壁を傷つけたりする。さらに、血管の素材となるコレステロールがどんどん供給されて血管内に蓄積し、それを処理するためのマクロファージの死骸も重なって堆積。血管が膨らみ本来のしなやかさを失い、急速に動脈硬化が進むことになる。
「ほかに気をつけたいのはがん患者さんです。心臓に影響を与える抗がん剤も少なくありません。がん患者さんは定期的に心臓の検査もした方がいいかもしれません」
(渡辺剛/心臓血管外科医)
◎最後に高齢者と薬・・・です。
高齢者が薬の副作用を起こしやすい、主な2つの理由
薬には副作用が付き物ですが、その副作用は、若い人よりも高齢者の方が出やすい傾向にあります。そのため、昔からずっと飲んでいる薬、昔よく使っていた薬・・・といったものであっても、改めて服用した際に思わぬ副作用を起こすことがあります。こうした副作用を起こしやすくなるのはなぜでしょうか。
高齢者が薬の副作用を起こしやすい、大きな2つの理由
高齢者が薬の副作用を起こしやすい理由にはさまざまなものが考えられますが、大きな理由としては、下記の2点が挙げられます。
1.いろいろな疾患を抱えていることが多い
2.腎臓や肝臓などの機能が衰えている
たとえば、高齢者では複数の病気を抱えている人が多いため、必然的にたくさんの薬を使うケースが増えます。使う薬の数が増えればそれだけ副作用のリスクは高くなりますし、また使う薬の組み合わせや持病との兼ね合いによっては、薬の副作用が出やすくなってしまうこともあります。
抱えているトラブルも“高血圧”や“糖尿病”のように治療が長期間に渡るものが多くなり、薬を使う期間が長くなることも副作用を起こしやすくする要因になります。
一方、薬は肝臓や腎臓で分解・代謝されて体の外へと出て行きますが、分解・代謝の能力は加齢によって確実に衰えていきます。そのため、同じ薬を同じ量だけ使ったとしても、若い人より高齢者の方が副作用が出やすくなるのです。他にも、体の筋肉量や水分量が少ないことから、若い人とは違った薬の分布(薬の体内における吸収や移動)のしかたをすることもあります。
日常生活の様々なところに、副作用リスクを高めるものがある
身体的な理由のほかにも、副作用リスクを高める要因は、日常生活のいたるところに潜んでいます。
たとえば高齢になると、トイレが近くなるのを嫌がってあまり水を飲まなくなったり、暑さや喉の渇きを感じにくくなったり、「エアコンは体に悪い」という思い込みで冷房を使わなかったりするため、熱中症や脱水症を起こしやすい傾向があります。脱水症状は、薬による腎障害のリスクを高めてしまうことがあります。
また、高齢になると薬に書かれた小さな文字や数字が見えにくくなったり、耳が遠くなり薬をもらった際に医師や薬剤師の説明を聞き間違えることもあります。 これによって、使う薬や用法・用量を間違え てしまうケースも 増えてくるでしょう。こうした要因も、薬の副作用に大きく影響します。
「いつもの薬」「使い慣れた薬」であっても、こまめに医師や薬剤師と相談を
ドラッグストア等で購入できる風邪薬(総合感冒薬)は気軽に広く使われていますが、50歳以上の男性の16人に1人は、尿が出にくくなるなどの副作用を経験している、という報告があります1)。
また、漢方薬は副作用の少ない薬として人気がありますが、これも若い人に比べると、高齢者では副作用が出やすい傾向があるといわれています2)。つまり、「いつもの薬」や「使い慣れた薬」であっても、歳をとってくると“これまで通りに安全に使える”とは限らなくなってくる、ということです。
こうした副作用を避けるためには、医師や薬剤師とこまめに相談をするのがお勧めです。医師には、普段の生活で困っている症状や、気になる副作用の症状をしっかりと伝え、より自分に合った治療方針を選んでもらいましょう。
薬剤師には、他の病院から処方されている薬や市販薬・健康食品の内容、また薬の扱いで困ることを正確に伝え、いま処方されている薬に思わぬリスクが潜んでいないかどうかを確認してもらいましょう。こうした日頃からの地道なコミュニケーションで、自分の身体と健康を守るようにしてください。
以上です。では、また明日・・・・・