PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1572                     後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年11月19日(金)、現在は朝の7時10分です。
 
 今朝もやや曇天気味ですが、この後は好天が予想されています。このまま明日までは
晴天が続きますが、日曜日と月曜日には雨マークが付いています。それでもまたその後は
ずっと晴天模様となっていますので11月らしい晴天日和が続くという事ですね!
 
 昨日のコロナ感染数ですが、都で20人、大阪で28人、全国では163人と出ました。
当面はこの数で行きそうですが何時第6波的動きに変わるか不安は隠せません。
 
 昨日も近場の温泉《笑がおの湯》に行ってきました。このところずっと週2のペースで温泉
三昧となっていますが、お昼過ぎの1時から2時ぐらいでも結構混んでいます。来場者は
当方のような高齢者ばかりかと思うと以外と30歳代の人などが来ています。夏の暑さが終わって
コロナ自粛解禁もあり一気に来場客は増加しているようです。
 
 
 今日の添付も植草氏のコラムからです。
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/11/19
 
              組織活動費等の使途公開不可欠
 
               第3083号
「政治とカネ」問題は日本政治の本源的な暗部。
 
政治に絡むお金の流れを透明にする必要がある。
 
資金力で個人と大企業を比べれば天と地の開きがある。
 
企業献金を合法とすれば、資金力で勝る大企業が政党に巨大な資金を投下し、
政治がカネの力で歪められる。
 
これが「政治とカネ」問題の根源。
 
2009年に民主党が政権を樹立したとき、民主党
 
「企業・団体献金の全面禁止」
 
を公約化した。
 
民主党内にも反対意見はあった。
 
岡田克也氏などは企業献金全面禁止に反対していた。
 
岡田氏は役人の天下り禁止にも反対した。
 
企業団体献金の全面禁止は日本政治を刷新する上で画期的な提案だった。
 
「大企業が支配する日本政治」を刷新する決定打になるのが「企業団体献金
全面禁止」案だった。
 
民主党がこの提案を示したのは2009年3月のこと。
 
小沢一郎氏の秘書が政治資金規正法違反容疑で突然逮捕された。
 
西松建設関連の政治団体からの献金を事実通りに記載して報告したことが「虚
偽記載」とされた政治謀略事件だった。
 
まったく同じ事務手続きをした自民党議員などは摘発されず、小沢一郎氏の資
金管理団体だけが標的にされた。
いわゆる「西松事件」の謀略が仕掛けられて、小沢一郎氏は筋を曲げて民主党
代表を辞任した
 
引責辞任ではない。
 
総選挙に悪影響が生じることを防ぐために筋を曲げて代表を辞任したもの。
 
この謀略事件が創作されたことを受けて小沢一郎氏が提案したのが「企業団体
献金全面禁止」の公約だった。
 
2009年9月に誕生した鳩山由紀夫内閣は画期的な三つの提案を示した。
 
第一は普天間辺野古移設の阻止
 
第二は官僚天下りの根絶
 
第三は企業団体献金の全面禁止
 
である。
 
1.米国による日本支配、2.官僚による日本支配、3.大資本による日本支
配、の構造を抜本的に改革しようとした。
 
日本の既得権勢力にとっては正真正銘の「悪夢」だった。
 
そのために、日本の既得権勢力の卑劣で不正な総攻撃が鳩山内閣に実行され
た。
 
鳩山内閣民主党内に潜む「既得権勢力」によって破壊された。
 
菅直人内閣、野田佳彦内閣は、日本の既得権勢力の傀儡政権だった。
 
菅直人内閣、野田佳彦内閣は企業団体献金全面禁止の公約を闇に葬った。
 
普天間辺野古移設を推進するとともに官僚天下り根絶の課題も闇に葬った。
 
こうして、「政治とカネ」の根源問題である「大資本による政治献金」が温存
され、これが政治腐敗の根源になっている。
 
維新が国会議員に支払われる文書通信交通滞在費(文通費)の見直しを主張し
て人気取りに懸命だが、その主張がブーメランで維新に突き刺さった。
 
自民党などが文通費の返還方針などを示したことに浮かれて松井代表は「永田
町の常識は世間とかけ離れている」とドヤ顔で語っていた。
 
維新副代表の吉村洋文大阪府知事ツイッター
 
「どうやら1日だけでも国会議員の身分となったので、10月分、100万の
札束、満額支給らしい。領収書不要。非課税。これが国会の常識。おかしい
よ」
 
と投稿した。
 
ところが、2014年12月19日から15年10月1日まで衆院議員を務め
ていた吉村洋文氏は、大阪市長選に出馬するため1日だけの在職で辞めた20
15年10月分の文通費を満額受け取っていた。
 
この事実が発覚して、吉村氏は相当分を日割りで計算して返還する方針を示し
たが、維新のいかがわしさが全開である。
 
現在の「政治とカネ」問題の核心は政治家に寄付された資金の使途が不明なこ
と。
 
億円単位のカネの使途が明らかにされていない。
 
これは自民党だけの問題でない。
 
維新も国民民主党も含まれる。
 
「政治とカネ」問題を論じるなら政治資金の支出使途を公開することが必要不
可欠だ。
 
政治がカネを稼ぐ「稼業」に成り下がっている。
 
国会がこの問題にメスを入れぬなら、与党だけでなく野党も批判に晒される。
 
健全野党と腐敗野党を区分することが重要になる。
 
維新では2019年に当時の現職議員21人全員が文通費の領収書を自分で自
分に切ったうえ、自身の政治団体に寄付していたことが発覚している。
 
寄付の総額は、2015年10月から19年3月に維新が受け取った約7.6
億円の文通費のうち約5.7億円。
 
文通費のマネロンと表現しても過言でない。
 
マネロンされて自身の政治団体に入ったカネが蓄財されてゆく。
 
「政治とカネ」問題を偉そうに語れる状況でない。
 
維新の松井一郎代表は都構想で二度目の敗北を喫して政治活動からの引退を明
言した。
 
2020年11月1日に大阪都構想の二度目の住民投票が実施されて維新の案
が否決された。
 
このとき、松井一郎氏は
 
「市長任期をもって政治家としての活動は終了」
 
と記者会見で明言した。
 
また、先の衆院総選挙の10月31日には維新の会代表について、代表選が行
われる場合、代表選に出馬しない意向も表明している。
 
維新は11月27日に代表選を実施するかどうかを決めるとしているが、代表
選を実施しない場合に松井氏が代表を続投する可能性も報じられている。
 
政界引退を明言した者が党代表を続投するというのも「世間の常識からかけ離
れている」感が否めない。
 
2019年の政治資金収支報告書によれば、「政策活動費」、「組織活動費
の名目で巨額の資金が政党から少数の政治家に流れている。
 
 
自民党 13人に 13億410万円
国民民主党 2人に 8億1000万円
日本維新の会 4人に 5866万円
 
などとなっている。
 
政治家が政党から寄付を受けた場合、使い道の報告がいらない。
 
国民民主党の場合、「政策活動費」として代表の玉木雄一郎議員に5回で4億
8000万円、幹事長(当時)の平野博文議員に4回で3億3000万円が支
払われている。
 
平野議員はその後、立憲民主党代表代行に就任し、今回の衆院総選挙で落選し
た。
 
この2名の議員に8億円ものカネが流れ、しかも、その使途が明らかにされて
いない。
 
国会で「政治とカネ」の問題を追及しておきながら、自分の庭先にこのような
不透明さを残すことは許されるものでない。
 
東京新聞の調査報道によると
 
玉木代表の事務所は、
 
「当該支出は党勢拡大のための組織活動費であって寄附ではなく、政治資金規
正法にのっとり適正に処理しています。法律上求められる事項は、収支報告書
に適正に記載しています」
 
と答え、平野幹事長(当時)の事務所は、
 
組織活動費として計上されている支出は、受領した役職者において組織活動
のために法にのっとり適正に支出されております。当該支出は寄付ではなく、
収支報告書は求められておりません。」
 
と答えている。
 
つまり、現行法制上は問題がないとしている。
 
これは現行法制に問題があるということ。
 
「政治とカネ」の問題を透明、公正にするには、組織活動費や政策活動費の使
途を公開することが必要だ。
 
億円単位の資金の使途を闇に包ませていることが「政治とカネ」の闇そのもの
だ。
文通費についても、領収書による請求払い制度に変更すればよいだけのこと。
 
地方議会ではすでに実行されている。
 
野党を含めて「政治とカネ」の不透明さが広範に広がっている。
 
「身を切る改革」を主張するなら、野党が率先して、資金使途の全面公開から
始めるべきだ。
 
維新はその先頭に立ってから初めて「政治とカネ」問題に言及するべきだ。
 
 
 連日このPNCを書いているとどうしてもネタ不足に陥ります。本日も相撲の話題
がメインとなります。昨日も午後の2時半前にテレビをつけてBS・NHK にチャンネルを
廻すと、ズバリこの早い時間帯でワンピー姐さんがお出でとなっていました。
凄い皆勤力ですね。今場所は昨日で5日連続での皆勤です。遠方の福岡開催ですので
一体どうして熟しているのでしょうか考えてしまいます。普通にはホテル住まいが妥当
でしょうが、まさか飛行機で往復しているということは無いでしょう!?!
 
 昨日の取り組みですが、良いなあと思っていた大関の正代と関脇の御嶽海はやっぱり
こんなところで軽く負けを喫しました。照ノ富士をぬかすと今場所の期待は大関貴景勝
1人に絞られました。何とか千秋楽まで横綱大関の優勝争いを続けてほしいものです。
 
 今日も北の富士さんのコラムを付けます。
 
 
 
 
 
不調の隠岐の海が正代に快勝…番狂わせに思わず飛び上がってしまった【北の富士コラム】
2021年11月19日 05時00分
 
 テレビ観戦しているが、正代と隠岐の海の相撲で番狂わせが起きた。今場所不調の隠岐の海が、まさか正代に勝てるとは思っていなかったので、思わず飛び上がってしまうほど驚いた。解説の芝田山親方(元横綱大乃国)が隠岐の海は左四つになると強いので、油断はできないと述べていたが、まさにその通りになってしまった。
 
 隠岐の海は鋭い立ち合いで右上手を引き、左も差して得意の左四つに組み止めた。これは願ってもない体勢である。右四つの正代は左四つで胸を合わせても攻撃力はそれほどのものがない。隠岐の海は勝機とばかり一気に寄って出ると、正代は何もできないまま土俵を割った。
 
 正代はこれで早くも2敗目。序盤を終えたばかりだが、悲願の優勝は遠くになりにけりである。やはり正代と御嶽海は信用ができない。特に正代はこれからも軽々しく優勝の2文字を口に出してはいけない。忘れていたが、殊勲の隠岐の海を少し褒めなければいけない。
 
 私は、隠岐の海にこれほどの相撲が取れるとは思っていなかっただけに驚きは隠せない。恐れ入りました。あと2年や3年は十分に取れるかもしれない。そして幕下三枚目の北の若を強くしてもらたい。
 
 少し御嶽海の話が出たが、5日目は若隆景にうまく取られてしまった。敗因は若隆景に左前みつを許したのが痛かった。おそらく左はおっつけてくると思ったのではないか。若隆景は左四つのおっつけが売り物だが私はかねがね、おっつけだけでは大きな相手を攻めきれないので、左は相手によっては前みつを引いた方が芸が多くなると思っている。
 
 これは以前から言ってきたと思うが、栃ノ海関のように出し投げで崩し、前に出る時は拝んで出ることもできる。この日は私の思い通りの相撲を取ってくれたので、自分が勝ったような気分である。腰の重い御嶽海も出し投げの連発に足がついていけなかった。
 
 御嶽海は意外に早く土が付いてしまったが、ここで連敗は絶対にしてはいけない。まだ1敗。私は、まだ少しだけ期待をしている。
 
 照ノ富士貴景勝は危なげなく5連勝。特に照ノ富士の安定感は見事である。不利な体勢になっても前に前に出ているのがいい。白鵬の強さとは種類が違うが、正攻法の取り口は白鵬より強みを感じている。照ノ富士は時折、長く相撲は取れないと語っているが、今の相撲ならまだまだ取れるだろう。
 
 さて4日目は失礼しました。やはり面会はできませんでしたが、よく眠っているとのことでした。
 
 それでは原稿を書き終えたので晩飯にしましょう。7時にルームサービスを頼んでいたので、注文していたもつ鍋が今、到着。うまそうです。本当はボージョレ・ヌーボーでも飲みたいところですが、休肝日にしましょう。
 
 お休みなさい。(元横綱
 
 もつ鍋とは羨ましい限りですね!!!当方は禁酒中という事もあり、また
痛風回避からもモツ系や干物系は御法度です。ということは禁酒が解禁となっても
大好きなモツ系(特にヤキトン)は食べないということです。後2週間で禁酒期間は
8カ月になります。凄いですね!(自分でビックリです) 昨日もレモン炭酸水で
ノンアルコール飲料擬きを飲んで飲酒のつもり(?)としました。
 それにしても不可思議講ですが、本当にお酒を飲む気がまったくしません。
家飲みも外飲みもまったくの向きが起きません!大丈夫でしょうか???と、
思わざるを得ませんね!
 
 それにしてもワンピー観音様は凄いですね!毎日午後の4時間近く会場で
微動だにせず相撲を観戦していただいています。他の女性の方も多く来ていますが
普通に動いています。ワンピー観音様だけはあっち見たりこっち見たりも無く、実に
落ち着いて拍手を送っています。本日の来場もお願いする次第です!もちろん
当方も3時から6時は観戦します。
 
 
 
 
   ではまた明日です・・・・・