PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1583                     後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年11月30日(火)、現在は朝の7時過ぎです。
 今朝はやや寝不足の起きだしです。昨日に引き続き晴れて寒い一日が始まり
ましたが、少し眠たい冬の早朝です。
 
 本日の天気予報によると、夜半から降雨が始まり明日の朝ぐらいまで続くようです。
 
コロナ感染数ですが都で8人、大阪で9人、全国でも82人と減少傾向に変化はあり
ません。新種変異株も水際作戦で食い止められそうなので不安は残るものの、おそらく
大丈夫でしょう!?!
 
 本日は植草氏と佐々木医師のコラムを付けますので読んで下さい。
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                               2021/011/29
 
           いつでもどこでも誰でも無料検査必要
 
   第3091号
南アフリカ共和国で確認された「オミクロン株」。
 
WHOは11月26日に「オミクロン株」を「懸念される変異株(Variant of
Concern)」に指定した。
 
南アフリカでは感染の主軸が「デルタ株」から「オミクロン株」に置き換わっ
たと見られている。
 
デルタ株よりも感染力が強いことが警戒されている。
 
また、ワクチン有効性が大幅に低下する可能性が指摘されている。
 
11月27日付ブログ記事
「水がダダ漏れ岸田内閣水際対策」
 
に次のように記述した。
 
「岸田内閣は11月26日に、南アフリカナミビアジンバブエ、ボツワ
ナ、レソトエスワティニの6ヵ国を対象に水際対策を強化する方針を発表。
 
11月27日午前零時から実施された。
 
これら6ヵ国を訪れた日本人らに対し、帰国後、待機施設で10日間の待機を
求める。
 
しかし、この対応では甘すぎる。
 
岸田内閣は、これまで施設での待機を求めていなかったのに対して、今回は施
設での待機を求めることにしたことを強調。
 
新たな変異株の流行が広がった場合は対象国の拡大を検討するという。
 
しかし、現時点でオミクロン株は、すでにベルギー、香港、イスラエルで確認
されている。」
「すでに世界規模で感染が広がっていると見られる。
 
南アフリカ6ヵ国に限定しての対応では水際対策にならない。
 
コロナ感染はお隣の韓国でも急拡大している。
 
欧州での感染拡大も深刻だ。
 
日本の新規陽性者数が激減していても、海外から新種の変異株が流入すれば状
況が一変してしまうことが考えられる。
 
無意味な「陰性証明」に手間と資金を投下するよりも、水際対策の厳格化こそ
最重要課題だ。
 
ところが、岸田内閣は入国規制を厳格化するのでなく緩和し始めている。
 
岸田内閣は11月8日から、ビジネス関係者や留学生、技能実習生らの新規入
国を認めた。
 
これに伴い、松野官房長官は11月18日の記者会見で、
 
新型コロナウイルス対策として実施している入国者数の制限を11月26日
から緩和し、1日あたりの上限を現在の3500人程度から5000人程度に
拡大する」
 
と発表した。
 
直ちに、この緩和措置を撤回するべきだ。
 
すでにオミクロン株は世界各地に拡散している。
 
直ちに、日本の入国規制を最大限に厳格化する必要がある。
 
6ヵ国のみの規制強化は言語道断。
 
オミクロン株の感染拡大が生じれば岸田内閣は崩壊する可能性がある。」
 
岸田内閣はこの意見に沿う対応を示した。
 
11月29日、入国規制強化の方針を表明した。
 
外国人の日本への入国を11月30日午前0時から禁止するとした。
 
また、11月26日に1日5000人に引き上げた1日あたりの入国者数上限
の措置を停止し、12月1日より1日3500人目途に引き下げることを発表
した。
またオミクロン株が確認された国から帰国する日本人に対して、指定された施
設での隔離を義務づけることを示した。
 
菅内閣と比較して対応が迅速である点は評価できる。
 
しかし、本来は、「懸念される変異株」に認定された時点で、直ちに入国禁止
措置を取るべきだった。
 
また、日本人の入国に対する対応が甘い。
 
オミクロン株はすでに全世界に拡散していると考えられる。
 
外国人と日本人を区別する理由がない。
 
日本人の入国者について、出発地に関係なく、一定期間の隔離措置が必要だ。
 
日本は島国であり、水際対策を実施しやすい。
 
変異株の流入を完全に阻止することは困難であるとしても、変異株の流入を阻
止するために最善を尽くすべきだ。
 
菅内閣と比べて対応は大幅に改善されたが、依然として甘さが残されている。
 
岸田内閣は「ワクチン・検査パッケージ」を推進しているが、「ワクチン陰性
証明」は完全に無意味。
 
オミクロン株においてもワクチン有効性が著しく低下する可能性が指摘されて
いる。
 
海外で確認された陽性者の多くがワクチン接種完了者。
 
いわゆる「ブレークスルー感染」が主流になっている。
 
そもそも、ワクチンの有効性に強い疑いがある。
 
ワクチンは巨大不当利益を生み出す「打ち出の小槌」として活用されていると
見られる。
 
重大な問題はワクチンに深刻な副反応疑いが確認されていること。
 
すでに日本だけでワクチン接種後急死者が1300人以上確認されている。
 
この数値は副反応疑いとして報告があったものだけで、副反応疑いとして報告
されていない接種後急死者も多数存在すると考えられる。
 
オミクロン株に関する報告もワクチンへの過度の依存が無意味であることを意
味している。
 
それより重要な対応は「検査と隔離」。
 
「いつでも、だれでも、どこでも、ただで」検査を受けられる体制を整備する
ことが急務。
 
岸田内閣が強引に推進する「ワクチン・検査パッケージ」も、この条件が整わ
なければ、非接種者が不当な差別を受けることになる。
 
「接種証明」を廃止して、公費検査体制を早急に整備するべきだ。
 
オミクロン株が今後どのような展開を示すかは未知だ。
 
しかしながら、一般論として言えば、ウイルスは変異を繰り返すたびに弱毒化
すると見られている。
 
感染力は拡大するが毒性は低下する。
 
これが新型コロナにあてはまるかは未知だが、感染力の強いオミクロン株の毒
性は低下する可能性の方が高いと考えられる。
 
冷静な対応が必要だ。
 
それでも、デルタ株感染が収束しつつある日本にオミクロン株が流入すれば、
再び感染拡大に見舞われることが想定される。
 
社会全体の負担は極めて重い。
 
したがって、まずは徹底的な水際対策が必要。
 
松野博一官房長官は11月26日の記者会見で次のように述べた。
 
「新たな変異株の感染が拡大するなど状況が悪化する場合は、機動的に対処を
していくこととしており、本件についても迅速かつ適切に対応していく」
 
この姿勢に問題がある。
 
「新たな変異株の感染が拡大するなど状況が悪化する場合」に「機動的に対処
する」のでは遅い。
 
菅義偉前首相も国内で変異株が確認されたら入国規制を強化するとの発言を示
したが、感染症対策の根本を理解していない。
 
海外でリスクの高い変異株が確認されたら、その時点で、入国規制を徹底的に
強化することが必要。
 
入国者に対して100%の対応を取れば、海外からの変異株流入を食い止める
ことも理論上は不可能でない。
 
少なくとも、リスクの高い変異株が海外で確認された瞬間に、日本の入国規制
を最大限厳格化することが必要だ。
 
国内で変異株が確認されたときには、すでに水際対策の時機は逸している。
 
これまでの「後手後手対応」が日本における感染拡大をもたらしてきた失敗の
教訓を生かさねばならない。
 
他方、ワクチンを接種しても感染するし、他者を感染させる。
 
「接種証明」に意味はない。
 
この無意味な「接種証明」を排することが必要。
 
他方、ワクチン接種後の急死者数、重篤化者数は異常に多い。
 
しかも、政府はワクチン接種と接種後急死、接種後重篤化の因果関係を否定で
きていない。
 
政府は「ワクチン接種が急死や重篤化の原因であるということではない」と主
張するが、これは因果関係が否定されたことに基く説明ではない。
 
因果関係を評価できないとしていることに伴う説明に過ぎない。
 
つまり、接種後急死や接種後重篤化がワクチン接種を原因とすることが否定さ
れていないというのが現実だ。
 
「薬害根絶」の視点から、ワクチン接種による急死や重篤化の可能性が否定さ
れていないことを政府が周知する必要がある。
 
 
 
 
 
「全身がん」でも長生きする人がたくさんいるのはなぜか
公開日:2021年10月27日
 
佐々木常雄氏(C)日刊ゲンダイ
 
 先日、友人のRさん(64歳・男性)から電話がかかってきました。前立腺がんで全身骨転移があり、治療を受けています。
 
 Rさんによると、右大腿にチクチクした痛みが2日ほど続いた後、水疱が出てきたそうです。近所の皮膚科を受診したところ帯状疱疹と診断され、内服治療を行っているというのです。
 
 3カ月前、Rさんは全身骨転移を告げられて落ち込んでいる様子だったので、「前立腺がんの骨転移では、そう簡単には死なないから」と力づけたばかりでした。
 
「全身がん」を告白した著名人が、それでも元気で長く生きているのはどうしてだろう? と思われるかもしれません。全身がんと聞くと、肺にも肝臓にも転移しているとイメージしがちですが、長く生きておられる方の全身がんは「全身骨転移」で、他の臓器には転移していない場合が多いのです。
 
 もともとのがんは、男性なら前立腺がん、女性なら乳がんが多いといえます。これらのがんでは、全身骨に転移していても多くはホルモン治療が有効で、長期間にわたって治療が行われるため“元気で長く生きている”という印象を受けるのです。
 
前立腺がんでは、心療内科医の石蔵文信さんが日刊ゲンダイ紙上でご自身のことをお話しされていました。
 
「死ぬときはがんが最適…医師の石蔵文信さん全身がんを語る」というタイトルの記事です。
 
「(前略)男性ホルモンを出さないような薬を毎朝飲み、月に1回は脳に作用する注射をします。これも男性ホルモンを出す命令を止める薬です。これらの治療がわりとうまくいって、がんが小さくなり、体調が改善してきたのでテニスやゴルフができているわけです。(中略)前立腺がんは骨がもろくならないタイプの転移をするんですよ。日に当たって運動すると骨が丈夫になるから、僕はがん治療をして調子がよくなってきてから趣味のテニスの回数を増やしたんです」
 
 がんが骨に転移した場合、骨が硬くなる造骨性病変としてみられることが多いのが前立腺がんです。ですから、石蔵さんが運動できているのはうなずけます。
 
■骨転移はすぐには命に関わらない場合が多い
 
 一方、乳がんや肺がんなどの骨転移では、骨を溶かして弱くする溶骨性病変となることが多く、病的骨折が起こりやすくなります。痛みや脊髄圧迫などを起こす可能性があるので、状況によって整形外科的治療、緩和放射線治療が行われます。また、病的骨折や痛みを抑えるために、薬物治療(ビスフォスフォネート製剤、RANKL阻害剤)や放射線療法の効果があることも明らかになっています。
 
 乳がんだった女優の樹木希林さんは、62歳で右乳房全摘術を受け、70歳で全身がんを告白し、その後も映画などで活躍され75歳で亡くなられました。樹木さんが69歳の時、医師・作家の鎌田實さんとの対談で、「がんがなかったら、私自身がつまらなく生きて、つまらなく死んでいったでしょう。そこそこの人生で終わった」と語っています。つまり、全身がんとはいっても、全身骨に転移しても、すぐには命に関わらないことが多いのです。
全身骨転移でも長く生きられる。それだけ、その後の人生でいろいろな何かがあり、苦労することもある。Rさんのように帯状疱疹になった方もいる。それでも、うれしい、楽しいこともあるのです。Rさんのお孫さんは小学校に入学するのが来年の春だそうです。「もう青いランドセルを買った」と、自慢の孫の動画が私に送られてきました。Rさんの帯状疱疹は幸い痛みを残すことなく良くなって、いまは元気なようです。
 
 最近、50歳以上の方は帯状疱疹の予防に新しいタイプのワクチンが使えるようになりました。帯状疱疹は、50歳以上では80歳までに3人に1人が発症するといわれています。自治体によっては予防接種費用の助成を行っている所もあります。
 
 樹木さんは2012年のインタビューでこんな言葉を残しています。
 
「人間はあした地球が滅ぶと分かっていても、きょうリンゴの木を植えなきゃならないものなのよ。そういうふうに考えて生きていきましょうよ」
 
 
 以上です。
 
昨日からの5日間は当方にとってはけっこうきつい日々です。お昼頃から夜の10時ごろまでは
送迎の仕事があり、それから就寝をしても23時台となります。昼の相撲も無く、ほゞテレビでは
見るものが無いという事で超つまらない毎日となります。
 
 昨日はオミクロンという変異株の話題で持ち切りでした。その他には予想されていた
日大の田中理事長の逮捕でしょうか!5300万円の脱税容疑で捕まったようです。
 変異株のニュースは朝からやってましたが、田中理事長の逮捕はお昼の時間帯に
唐突に発表されたのでビックリでした。各テレビ局も対応に大わらわ・・・という感じでした。
 本日のテレビ報道は前日の様子を再燃させることで終始しそうです。
 
 当方の本日の予定はリハビリと”じゅんさい池1周ウォーキング”、”笑顔の湯”ぐらいです。
午後の2時過ぎから夜の9時台までは読書かテレビぐらいしか携わる方法がありません。
暇ばかりの人生はやはり面白くないですね!真剣に取り組める何か(?)を見つけないと
どんどん老成化するだけの人生になりそうです。
 
 
  では今日はここまでとします。また明日・・・・・