PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1571                    後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年11月18日(目)、現在は朝の6時50分です。
 
 今朝の天気は曇天からのスタートとなりました。予報では午後の3時過ぎからは
晴天となり、その後は土曜日ぐらいまでは晴が続くようです。
 このところ、やや乾燥状態が続いているので若干の降雨は恵の雨となります。
 
 コロナ感染ですが、昨日の都で27人、大阪18人となり全国では204人と出ています。
北海道が全国一番の40人を記録していますが、これは北海道への行楽が増加した
事が原因でしょうか?
 
 当方の排泄状況(便秘とか下痢とか)はなかなか難しい動きが続きます。
昨日の行きつけの内科クリニックでは大分前に調剤して戴いた便秘を和らげる程度の
下剤ではない軽い薬を調法してもらいました。これは胃酸の分泌を抑えて下剤ほどでは
ないが、便秘に対応する薬剤となります。名前はマグミット錠330mgと言います。
これは朝昼晩の食後に1錠づつ多めの水と共に服用します。昨日から始めましたが
やや下痢気味の始まりとなっていますが、今後どう出るかは時が経過しなければ分りません。
 
 
 本日の添付は植草氏と北の富士コラムだけです。
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/11/18
 
              政権交代原動力だった民共共闘
 
               第3082号
10月31日に実施された衆議院総選挙。
 
自民党が勝利し、立憲民主党は負けた。
 
政権を決定する決戦の場が衆院総選挙。
 
今回は実質上の任期満了選挙。
 
4年間という時間が付与された。
 
しかし、立憲民主党は選挙への対応が遅れた。
 
基本スタンスを定めることすらできなかった。
 
二兎を追う者は一兎をも得ず。
 
枝野幸男氏のコウモリ対応が立憲大惨敗の主因。
 
多くの主権者が日本政治刷新を求めている。
 
しかし、野党第一党はこの声に寄り添うことができなかった。
 
敗北を踏まえて心機一転、出直すしかない。
 
まずは2022年夏に参議院議員通常選挙がある。
 
主権者は国民。
 
選択権は国民にある。
 
立憲民主党惨敗の主因は主権者に明確な選択肢を提示しなかったことにある。
 
メディアは共産党を含む野党共闘の方針が敗因であったと総括しようとする
が、これは事実に反する。
 
投票日前から再三指摘しているように、立憲民主党枝野幸男氏が共産党を含
野党共闘を冒涜する発言を続けたという事実がある。
 
そのために、共産党を含む野党共闘に賛同する主権者の多くが立憲民主党から
離別した。
 
他方、共産党を含む野党共闘に反対する立憲民主党支持者の一部は、実際に共
産党が選挙協力を行ったことを受けて立憲民主党に投票せず、維新に投票した
と見られる。
 
立憲民主党は左右両側で支持を失ったと見られる。
 
「コウモリ」の対応が左右両勢力の離反を招いた。
 
立憲民主党議席減が109から96への13議席減にとどまったのは、野党
共闘が行われたから。
 
野党共闘が実行されていなければ、立憲獲得議席はさらに減少していた。
 
したがって、今回総選挙結果を正確に評価する必要がある。
 
共産党を含む野党共闘」を毛嫌いしているのが一体誰なのかを的確に洞察す
ることが重要。
 
共産党を含む野党共闘」を誰よりも恐れ、誰よりも警戒しているのは、米国
の日本支配勢力だ。
 
日本の革新勢力が一枚岩で結束すれば、日本政治は刷新されてしまう。
 
これを恐れる日本支配勢力が「共産党を含む野党共闘」を殲滅したいと熱望し
ている。
 
この熱望を体現しているのがマスメディアの野党共闘批判である。
 
2009年総選挙で小沢-鳩山民主党が歴史的大勝を収めた。
 
この勝利の主因が何にあったか。
 
民主党共産党選挙協力民主党大勝をもたらした。
 
共産党が候補者を大幅に抑制し、民主党勝利を援護射撃した。
 
その結果、日本支配勢力にとっての「悪夢」が実現した。
 
あの「悪夢」を繰り返してはならない。
 
これが彼らの合言葉。
 
共産党を含む野党共闘」が強固に構築されると自公政権は吹き飛ぶ。
 
その裏返しが野党共闘誹謗中傷キャンペーンなのだ。
 
この核心を洞察できないとすべてを見誤る。
 
重要なことは多数の主権者が共産党を含む革新勢力の連帯、大同団結を望んで
いること。
 
立憲民主党内には二つの相反する勢力が同居している。
 
共産党と共闘しない」極右・守旧勢力
 
共産党と共闘する」革新勢力
 
大事なことは二つの相反する勢力が分離すること。
 
これが何より重要だ。
 
立憲民主党が「極右・守旧勢力」の人物を新代表に据えるなら、党内の革新勢
力は離党して新党を創設するべきだ。
 
基本スタンスが相反する勢力の同居は矛盾そのもの。
 
この矛盾を解消しない限り立憲民主党に未来はない。
 
立憲民主党内の極右・守旧勢力は国民民主党と完全に同質。
 
国民民主党と合流するべきだ。
 
かれらは、
 
1.戦争法制を容認、2.原発稼働を容認、3.新自由主義経済政策を容認、
 
の色彩を強く持つ。
 
自公と差異がない。
 
他方、立憲民主党内の「革新勢力」は
 
1.戦争法制廃止を求め、2.原発ゼロを求め、3.共生の経済政策
 
を求めている。
 
同時に、共産党と共闘することに賛同する。
 
野党を二つの勢力に区分するべきだ。
 
第二自公勢力と革新勢力に二分するべきだ。
 
第二自公勢力と革新勢力のどちらかが日本の二大政治勢力の一角になる。
 
米国の日本支配勢力の意向を受けて行動するCIAが熱望しているのは
 
「自公と第二自公による二大政治勢力体制」だ。
 
マスメディアを動員して情報操作が行われている。
 
この力で、維新と国民民主、立憲の右派勢力の党勢拡大が推進されている。
 
この体制が構築されれば日本政治刷新の可能性は消滅する。
 
日本に米国の共和・民主二大政治勢力体制に類似した政治体制を構築する。
 
これが熱望されている。
 
もう一つの道が自公と革新勢力による二大政治勢力体制の構築。
 
革新勢力が権力を奪取すれば日本政治は刷新される。
 
鳩山内閣が企図した日本政治構造の刷新、抜本改革を実現する。
 
2009年に政権交代が実現した。
 
2010年の参院選鳩山内閣が勝利を重ねていれば日本政治刷新は実現した
だろう。
 
ぎりぎりのところで日本支配勢力は巻き返しに成功した。
 
目的のためには手段を問わぬ卑劣な方法で鳩山内閣を破壊し、米国の日本支配
勢力による傀儡政権が樹立された。
 
彼らにとって鳩山内閣は「悪夢の政権」である。
 
2009年の選挙で民主党が圧勝した最大の背景なったのは共産党の選挙協
力。
 
小沢一郎氏と不破哲三氏の連携により共産党の大型協力が実現した。
 
共産党を含む野党共闘」は米国の日本支配勢力にとっての「天敵」である。
 
立憲民主党が第二自公の方向を目指すことになるなら、立憲民主党に代わる革
新勢力の牽引者を創設しなければならない。
 
れいわ新選組を軸に新たな牽引者を確立しなければならない。
 
立憲民主党内の革新勢力とれいわ新選組、さらに社民党が連帯することが求め
られる。
 
このときにこそ「小異を残して大同につく」連帯の精神が重要になる。
 
政党が「個人の党」になってしまっては発展しない。
 
イタリアの「五つ星運動」から市民の連帯による運営を学ぶべきだ。
 
「市民による連帯」が核心であって、個別の一政治家の「私党」であるべきで
はない。
 
基本路線を共有する者が連帯することが重要だ。
 
今回総選挙の前後から「共産党を含む野党共闘」に対する組織的ネガティブ・
キャンペーンが大々的に展開されている。
 
少なからぬ市民が情報操作に絡め取られているが、その謀略性を見抜かねばな
らない。
 
2009年の政権交代実現の原動力は「共産党を含む野党共闘」だったという
厳然たる事実が存在する。
 
大々的なキャンペーンが展開されていること自体に「共産党を含む野党共闘
の脅威の大きさが映し出されている。
 
共産党を含む野党共闘」が二大政治勢力の一翼を担い、早晩、刷新政権を樹
立することになると考えられる。
 
 
 
 それでは相撲に行きます。
今場所は横綱大関関脇陣の動きが良く、まずまずの出だしとなっています。
横綱照ノ富士以外では大関貴景勝、関脇の御嶽海が良いです。このまま
進行してほしいものです。
 というか、我らが頼みのワンピー姐さんは昨日の4日目も御来場されました。
昨日のワンピースもちょっと変わった模様で流石のワンピー姐さんとしか言いようの
ないどう見ても観音様でした。まだ先は長いですが、出来たら15日間の皆勤をお願い
したいものです。場所が福岡なので東京から毎日通うのはきついので福岡のどこそこの
ホテルに逗留しているのでしょうか気にはなりますね!!!
 
取りあえず、北の富士コラムは付けます。
 
 
 
 
北の富士コラム】御嶽海は全く危なげのない相撲で4連勝 まだ100%信用してないが少し不気味
 
2021年11月18日 05時00分
 
 はじめにお断りしておきます。16日に古い友人が突然倒れて、緊急入院しました。何とか一命は取り留めたようですが、心配なので今から病院に向かいます。
 
 当然、時節柄、面会はできませんが、気になりますので行ってきます。私も持病があるので人ごととは思えません。とりあえず、好調力士の相撲だけは書きます。
 
 御嶽海はやや苦手にしていた逸ノ城を、左のおっつけで得意の右を差させませんでした。横向きに体勢を崩して楽々と押し出して4連勝。全く危なげのない相撲でした。まだ100%信用はしていませんが、少し不気味ではあります。
 
 不気味といえば、正代も合口の悪かった若隆景を左差しで一気に寄り切りました。いつもは右差しに出るのですが、戦法を変えて、左差しに出たのがうまく当たったようです。これで正代はますます調子づくものと思われます。
 
 本当のことを言えば、九州出身の正代が優勝するのが、一番、お客さんが喜ぶのです。水害、地震、火山の噴火など多くの災害に見舞われた九州の人たちに、夢を見てもらうには優勝しかありません。及ばずながらも小生も5日目からは応援に回ります。
 
 貴景勝照ノ富士も強かったです。久しぶりに上位が充実している今場所は面白くなるでしょう。
 
 4日目はそんなわけで、慣例の北の富士食事放浪記は遠慮させていただきます。5日目からは元気に頑張ります。(元横綱
 
 
 古い友人が突然倒れたとの記載があります。加齢を重ねるとこのような件ばかり
になって来ます。当方らなどまだ若い(つもり)のに、昔の仲間や友人、仕事の元同僚などが
突然急逝したりします。普段連絡を取っていないので超ビックリしますが仕方のないことです。
 順番通り(年齢順)に逝かれるのは仕方がありませんが、我が実弟のように当方より先に逝くのは
戴けません。せめてもう少し齢を重ねた後なら…とつい愚痴が出ます。
 そんなわけで当方の今励行している禁酒状態も正月からは止めることにします。
何故なら、そんなことをしているうちに皆居なくなってしまいそうだからです。飲み仲間の数人(というか
数組も入る)とは連絡を取り合って適当な時期には外飲み会を再開することにしたと思う今日この頃です。
 問題はコロナ禍ですが、第6波は無しとの見解で今後の動きを決めます。
 
 
 今日は量子物理学は行きます。
 
 
 
 
 
 エピローグ
 
  E・ラズロはその著書『創造する真空』で次のように述べている。
 
・・・今、科学はパラダイム・シフトを迎えつつある。主流の科学者は既存の理論を守ろうとし、最先端にいる異端の科学者たちは、それに代わる理論を探究する。そして新しい、時として根本的に異なる理論を思いつくに至るが、しばらくの間は奇妙で馬鹿げているように映る。しかし主に若い者たちは古いパラダイム固執するのを止め、そこに新しいパラダイムが起こり、真っ当な科学理論として受けいれられるようになるのである。
 現代人が信頼を置いている科学のヴィジョンとは、彼らが科学的と見做している古いヴィジョンである。このヴィジョンは主にニュートン物理学、ダーウイン生物学、フロイト心理学、近代においてはアインシュタイン相対論に基づいている。しかし、これらの学説は新しい発見「量子物理学」によって、すでに根本から覆されているのだ。
 
 また、E・ラズロは『グローバルブレイン 未来への鍵』で「子供たちの未来を破壊し、自分たちのことしか考えない大人たちへの警告」としておおむね次のように述べている。
 
・・・いま出現しつつある量子力学によるリアリティは、まったく新しいものだ。その衝撃や驚きは一層大きなものになっているが、それは私たちの無知蒙昧のせいだけでない。いま私たちは分岐の時代に、科学の根本的な変容の真っ只中に、すなわちマクロシフトの中に生きている。
 テレパシー、遠隔透視、遠隔身体的な現象について、ますます厳密な実験が行なわれている。死者とのコミュニケーション、「双子の痛み」といわれる現象(一卵性双生児の一方が、もう一方の双子の痛みやトラウマを感じたり、偶然とはいえない一致や直観で察したりする現象)の証拠は徹底的に調査され、実証されてきている。
 私たちの結びつきを新しい科学・・・量子力学・・・の枠組みで捉えなおすと、量子や量子のまとまりとして原子や分子が空間と時間を超えて瞬時に結びつけられるのと同じように、人々が経験する「一体感」は錯覚ではなく、それを科学の枠内で説明することが可能だということが分かってきたのである。
 
 
  本日はこの後、リハビリ→”じゅんさい池1周ウォーキング”→スーパーでの
買い物となります。ではまた明日です・・・・・
 
 
 
 

       PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1570                    後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年11月17日(水)、現在は朝の7時ジャストです。
 
 今朝はやや曇天の始まりですが、何とか日曜日まではこの晴天模様は続きそうです。
朝は毎日寒いですね!昼はけっこうな日差しが注ぎ毎日暑いくらいでまだまだ冬の到来は
先のような気がします。
 
 連日報道しているコロナ感染数も昨日は都で15人、大阪でも13人となり全国では
154人となって減少傾向に変わりはありません。
 
 本日の水曜日は整形外科がお休みです。今朝は月一の内科クリニックで採血をして、
結果次第で金曜日に投薬を調剤して貰います。排便状態が安定していないので、今回は
下剤の使い方を今一度先生に聞いてみるつもりです。下剤などは本当は利用したくない
のですが、すぐ便秘になるので仕方ありません。
 
 
 今朝はまず植草氏から添付しますが、その後は先日亡くなった瀬戸内寂聴さんの人生
と言う記事を付けます。そして相撲へと繋ぎます・・・
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                                                      2021/11/16
 
              接種証明の無意味報じぬマスゴミ
 
                第3081号
岸田内閣が「ワクチン・検査パッケージ」制度の要綱案が分科会で了承された
と報じられている。
 
その内容として、
 
・ワクチンの接種証明は2回目の接種から14日以上経過したことの確認を条
件として有効期限は定めない。
 
・検査での陰性証明はPCR検査などを推奨し、有効期限は検体の採取日から
3日以内とする。
 
が伝えられている。
 
政府が「ワクチン・検査パッケージ」制度を創設するのは、新型コロナの感染
が再拡大した場合でも、経済社会活動との両立を図る必要があるとして、ワク
チン接種や検査による陰性の証明を示す「ワクチン・検査パッケージ」制度を
活用して行動制限を緩和するためだという。
 
行動制限緩和の要件としてワクチン接種または陰性証明を位置づける。
 
さらに、GoToトラベル事業などの政府による利益供与施策の要件にも「ワ
クチン・検査パッケージ」を活用する方針だと見らえる。
 
しかし、島根県が公表したデータはワクチン接種証明が無意味であることを明
示している。
 
島根県は11月9日、10月の同県新型コロナウイルス感染者のうち、ワクチ
ン2回接種後に感染する「ブレークスルー感染」の割合が64.3%に上った
ことを明らかにした。
 
新型コロナ新規陽性者のうち、64%がワクチン接種を終えた者だった。
 
この比率は全人口のうち、ワクチン接種を終えた人の比率とほぼ同じ。
 
厚労省公表データによると、10月3日時点でワクチン2回接種を終えた者は
7819万人(ファイザー6593万人、モデルナ1226万人)。
 
日本の総人口1億2512万人のうち62.5%の人が10月3日時点でワク
チン2回接種を終えている。
 
10月の新型コロナ新規陽性者のうち64%がワクチン2回接種終了者だった
という事実は、ワクチン接種の有無がコロナに感染するか否かに無関係である
ことを示している。
 
つまり、接種証明は陰性証明にならない。
 
接種を受けてもコロナに感染するし、感染すれば他者を感染させる。
 
ワクチンによる抗体は時間が経過すると減少する。
 
接種後3ヵ月で効果は大幅に低下し、接種後6ヵ月で効果はほとんどなくなる
との見解がある。
 
しかし、接種証明に有効期限を定めない。
 
接種した証明があれば行動規制が緩和され、政府による利益供与を受けられ
る。
 
この制度の目的は感染防止でない。
 
制度の目的はワクチン接種の推進。
 
リスクが極めて高いワクチン接種を熱烈推進する。
 
理由は何か。
 
ワクチン接種を推進する主因は「利権・利得」である。
 
巨大な「ワクチン利権」がすべての根本にある。
 
国会議員の「文書通信交通滞在費」(文通費)が10月31日の総選挙を受け
て、たった1日で1ヵ月分の全額が支給されることをメディアが大報道してい
るが、これは維新宣伝のキャンペーン。
 
メディアの歪みを象徴している。
 
この問題について維新の松井一郎氏が1カ月分の満額給付について「世間の常
識とかけ離れている」と論評しているが、「世間の常識とかけ離れている」の
はこれだけでない。
 
意味のない接種証明を行動規制緩和、政府の利益供与政策の条件に据えるこ
と。
 
「世間の常識」というより「論理」に反している。
 
非論理的、反知性主義の象徴だ。
 
繰り返すが、ワクチン接種を受けた人とワクチン接種を受けていない人の間で
感染する確率に差異がない。
 
感染すれば他者を感染させる。
 
したがって、「接種証明」に感染防止の機能は存在しない。
 
その「接種証明」を行動規制緩和や政府の利益供与策の条件にしようとしてい
る。
 
このような馬鹿げた施策を押し通すなら岸田内閣は終わり。
 
岸田文雄氏にこのことを説明する人がいないのか。
 
説明を聞いてもその非論理性を岸田氏が理解できないのか。
 
このような愚策を黙認するべきでない。
 
ワクチン接種してもコロナに感染する。
 
いわゆるブレークスルー感染。
 
ワクチン接種した人がより多く感染することも確認されている。
 
行動規制緩和の条件に「陰性証明」を用いるならまだ理解できる。
 
しかし、陰性証明については「費用対効果」を考察する必要がある。
 
今回の政府方針でも「陰性証明」については効力を検体採種から3日間(抗原
検査の場合は1日)としている。
 
他方、ワクチンについては効果が皆無になっても接種証明に有効とする。
 
誰がどう考えてもおかしいと判断な施策がなぜ押し通されるのか。
 
「陰性証明」の有効期限を3日ないし1日とするなら、日本中のどこにでも検
査所を設置することが必要になる。
 
そこで瞬時に結果結果を提供できるようにしなければならない。
 
もちろん、全額公費で行う必要がある。
 
同時に陰性証明書を発行しなければならない。
 
その費用も当然公費負担でなければならない。
 
膨大な費用が発生する。
 
接種証明を電子方式で発行することが検討されているが、当然のことながら、
陰性証明も同じ方式を採用する必要がある。
 
接種証明を保有していても、ワクチン接種を受けていない人と同様に感染する
し、他者を感染させる。
 
それにもかかわらず接種証明を利用する理屈は何か。
 
ワクチン接種を誘導するためであるとしか考えられない。
 
そのワクチンに大きなリスクがある。
 
埼玉弁護士会会長声明はワクチンのリスクについても言及している。
 
「現時点において新型コロナウイルスのワクチンとして用いられているメッセ
ンジャーRNAワクチン及びウイルスベクターワクチンについては、
 
医薬品医療機器等法第14条の3に基づく特例承認にとどまっており、
 
長期にわたる被接種者の追跡調査という治験が全くないこと、
 
また、これまでに同ワクチンの接種後に死亡した例やアナフィラキシーショッ
ク、心筋炎その他の重篤な副反応例も数多く報告されていることから、
 
ワクチンの接種に深刻な不安を抱えている市民も多数いる。
 
また、アレルギー疾患等を有するためにワクチンの接種に臨めない者が多いこ
とも周知の事実である。」
 
季節性インフルエンザワクチンと比較して新型コロナワクチンの接種後重篤
者、接種後急死者の数は明らかに異常な多さ。
 
新型コロナワクチンの大半は新種のDNA型ワクチン。
 
十分な治験が行われていない。
 
長期的にどのような薬害が顕在化するのか未知だ。
 
「薬害根絶」の考え方に立つなら、その利用については慎重の上にも慎重を期
す必要がある。
 
重大なリスクを内包するワクチンであり、ワクチンを接種するかしないかの判
断は憲法が保障する基本的人権である「自己決定権」に属する。
 
ワクチンを接種しないとの判断は憲法が保障する基本的人権である「幸福追求
権」に属する。
 
新型コロナワクチン接種のために改正された予防接種法第9条はワクチンの接
種を努力義務にとどめている。
 
同時に、予防接種法及び検疫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議にお
いて
 
「接種するかしないかは国民自らの意思に委ねられるものであることを周知す
ること」
 
が掲げられている。
 
「ワクチン・検査パッケージ」を強行し、行動規制緩和や政府による利益供与
をニンジンとして目の前にぶら下げて、ワクチン接種を強要するのは反社会的
行動。
 
衆議院議員総選挙が実施された。
 
12月上旬に臨時国会が召集されて、ようやく実質的な国会審議が始まる。
 
ワクチン利権に絡め取られた勢力が圧倒的多数を占めているが、国会を開く以
上、「ワクチン・検査パッケージ」の非論理性を十分に論議することが必要不
可欠。
このような非論理的施策が押し通されるようでは日本の未来は暗黒としか言い
ようがない。
 
 
 次に瀬戸内寂聴さんです。
 
 
 
 
 
瀬戸内寂聴さん、5年間干された過去と「酒・肉・イケメン」を愛した波乱万丈人生
 
大正から令和まで4つの時代を生きた瀬戸内寂聴さん(享年99)
 大正から令和まで4つの時代を生きた瀬戸内寂聴さんが11月9日、心不全のため京都市内の病院で亡くなった。
 
【写真】瀬戸内寂聴さん、寺院での「写経」の様子
 
「愛した、書いた、祈った」
 
 生前、墓碑に刻む言葉をこう決めていた寂聴さん。この言葉どおり、不倫や出家など波瀾万丈な人生の中、生涯で400冊以上の著書を執筆。愛に生き、多くの人に愛された99年間だった。
 
元気の秘訣は“牛肉を食べること”
東京女子大学在学中だった20歳のときに結婚。2年後に長女を出産するも、夫の教え子だった文学青年と不倫関係に。夫と子どもを捨て、京都へ駆け落ちをする……と、若いころから奔放な女性でした」(出版関係者)
 
 正式に離婚が成立すると小説家を目指し上京。'57年に新潮同人雑誌賞を受賞したことで作家デビューを飾る。
 
「デビュー作『花芯』は肉体の悦びに目覚め、子宮の命ずるまま生きていくもようを描いていたため、“子宮作家”のレッテルを貼られることに。
 
 '16年には映画化されるなど近年評価が高まっていますが、当時は過激な描写が問題視されてしまい、5年間ほど文壇で“干された状態”になったと、のちに本人が明らかにしました」(同・出版関係者)
 
 自身の不倫をモチーフにした小説『夏の終り』で'63年に女流文学賞を受賞すると、人気作家の地位を確立。その後、小説家・井上光晴との不倫関係を断ち切るために、'73年に出家をする。
 
「出家後にも、元気の秘訣は“牛肉を食べること”と明言。赤ワインを飲むときの口直しがビールだと番組で披露したときはSNSで話題になりました。
 
 豪快に見えますが、実際に飲むのは赤ワイン1~2杯程度。お酒が好きというよりは、会食の場に参加するのがお好きという印象でしたね」(テレビ局関係者)
 
 肉と酒のほかに目がなかったのが“イケメン”だった。
 
「晩年も“男性と肉体関係を持てなくなって寂しい”と冗談交じりで語るなど、最後まで女性であることを忘れていませんでしたね。取材で会ったイケメンカメラマンを気に入り、一時は“専属カメラマン”にしていたほどです」(寂聴さんの知人)
 
人がどう思おうが、自分がしたいことをする
 流行にも敏感で、86歳のときには“ぱーぷる”名義でケータイ小説にも進出。
 
ペンネームは長年携わってきた『源氏物語』の作者である紫式部から。晩年を支えた66歳年下の女性秘書のすすめもありインスタグラムを始めるなど、新しいカルチャーも積極的に取り入れていましたね」(前出・出版関係者)
 
 '12年に週刊女性で寂聴さんを取材した、フリーライターの成田全さんもこう振り返る。
いきものがかりのボーカル・吉岡聖恵さんが先生のファンだったことから交流が始まったそうで、彼女たちのコンサートに行ったことをうれしそうに話されていましたね。雑誌を渡したときも芸能ニュースにまで目を通し、独自の視点で意見をおっしゃっていて、好奇心の塊のような方だという印象を受けました」
 
 テレビ番組で密着取材を受けた際には、
 
「人がどう思おうが、自分がしたいことをする」
 
 と語っていた寂聴さん。人間味と愛にあふれていたからこそ、彼女の言葉は多くの人の共感を呼び、時代を超えて語り継がれていくだろう。
 
 
 本当に見事な一生でした。当方らにはまず不可能事ですね。
まず99歳まで生きることも難しいし、好きな事をして人生の最終ラウンドを
生き抜くのも厳しいです。普通に長生きしても90歳以上になってつき合って
くれる人が果たしているかどうかです・・・・?。
 当方的にはこのまま元気に後10年から15年ぐらい生きて最期を全うする
のが一番でしょうか???
 7か月半になる禁酒励行もそろそろ最終ラウンドに入ってきました。予定では
当方の73歳の誕生日である12月24日からやや飲みを始め、元旦にはちょっと
多め、その後は週一から週二ぐらいで飲みを再開するつもりでいます。それでも
外飲みは月に2回程度となるでしょうか?何とかお付き合いのほどお願い奉ります。
 
 
それでは相撲に行きます。
 
 当方、やけに予想が当たるので気持ちが悪いぐらいなのですが、例のワンピー姐さんは
昨日もご来場でした。昨日で3日間が終わりましたが、毎日同じ席に鎮座ましています。
このまま千秋楽までお願いしたいものです。。遠方の福岡ですのでこの方は一体どういう
素性の人なのか本当に首をかしげてしまいます。まあそれでもワンピー観音を毎日拝めるだけ
幸せ・・・というものです。
 
 昨日は北の富士コラムの11月16日分の添付を失念しましたので、本日は昨日の分と
本日の11月17日分と二つ添付します。
 相撲は相撲そのものよりワンピー姐さんの御姿拝見と北の富士さんの解説&コラムを
読むことが楽しみな15日間です。昨日のように解説は舞の海ではなく北の富士だけに
してほしいものです。解説は立て板に水のようなものではなく本音でものをいう北の富士
でなくてはいけません。これはワンピー姐さんの微動だにしない姿勢での観戦と対をなす
相撲観戦では超大事な出来事です。
 
 
 
 
 
北の富士コラム】九分九厘照ノ富士敗れたりと思わせたが…よく持ちこたえたものだ、あの執念には恐れ入る
 
2021年11月16日 05時00分
 
◇15日 大相撲九州場所2日目(福岡国際センター)
 
 2日目は幕内前半から面白い相撲が何番か見られた。照強と石浦の一番は熱戦というより、思わず吹き出してしまうようなおかしな相撲だった。ともに幕内では一、二を争う小兵力士だが、照強が豪快に両上手を引きつけてつり出した。照強が大きく見えたほどである。石浦は頭を下げすぎたのが失敗だった。
 
 注目の豊昇龍と玉鷲の一番は、玉鷲の猛攻で土俵に詰まった豊昇龍が柔らかい足腰で残し、執念のうっちゃりを見せた。際どい勝負となったが、軍配は玉鷲に上がった。私は当然、物言いが付くと思ったのだが、すんなりと玉鷲が勝ち名乗りを受けた。
 
 豊昇龍が有利とは言わないが、せめて物言いくらいは付いても良かった勝負だった。豊昇龍は未練の残る一番となったが、気を落とさずに頑張ってもらいたい。と言ってはみたものの、私はどうも納得できない。
 
 物言いといえば、遠藤と妙義龍の一番も遠藤の手つきと妙義龍の踏み出した足は、かなり際どいものだった。テレビ画面のスロー再生で見ると際どさがよく分かる。審判部も見る目を養うことが大事である。しかし、物言いが付きそうな相撲が多いことは喜ばしいことである。
 
 結びの一番も照ノ富士が大栄翔に徹底的に攻め込まれ、九分九厘、照ノ富士敗れたりと思わせたが、奇跡的な粘りを見せて逆転勝ちを収めた。爆弾を抱えているといわれるほど悪い両膝で、よく持ちこたえたものだ。あの執念には恐れ入るしかない。大栄翔は完璧な攻めを見せ、大魚を仕留めたと思わせたが、照ノ富士の執念の粘りに敗れた。
 
 もし大栄翔の敗因を聞かれたら、左からのおっつけが甘くなってしまったことにある。むしろ、左おっつけより上手を引きつけて寄った方がよかったと思う。しかし、そこを責めることはできない。今後も照ノ富士の大敵になることだろう。
 
 さて、今夜は天ぷらでも食いに行こう。現役時代からの古いなじみの店である。「天ぷら岩永」といえば少しは知られた店だが、当代のおやじは相撲が始まると仕事が手に付かないほどの相撲好きで知られている。
 
 実を言うと、私は天ぷらがあまり好きではない。だから「岩永」に行っても天ぷらは食べずに馬刺しと締めサバ、おきゅうとを食べる。若い時はおきゅうとなどうまいと思ったことがないのに、老いると好物も変わるようだ。
 
 それでは、行ってきます。
 
(元横綱
 
 
 
 
 
 
北の富士コラム】見事な勝利であったが…ある日突然、ひょう変するのが御嶽海 まだ信用しきれない
 
 本場所のお目当ての一番が、早くも3日目に組まれた。熱戦が期待されたが予想に反し、あっけない結果に終わってしまった。
 
 豊昇龍が相手の変化を恐れることなく、思い切り頭で当たっていったが、宇良は両手を出して当たりを止める。再度、頭を下げて出る豊昇龍を、宇良がタイミング良くはたくと、足腰の良さでは定評のある豊昇龍だが、あっさり手を付いてしまった。
 
 予想外の展開にお客さんもがっかり。私も気が抜けてしまった。勝負だからこんなことがあってもなんの不思議でもないのだが、期待が大きかっただけに残念であった。豊昇龍は宇良の低さを警戒しすぎたようだ。
 
 2日目は悔しい負け方をしているので、その分まで力を出そうと意気込みすぎたのかもしれない。その気持ちは何か分かるような気がする。逆に宇良が相手の気負う気持ちを読み取ったかのように、冷静にさばいた一番だった。
 
 続く相撲は熱戦が続いている。隠岐の海と明生の一番は残し残された土俵際の攻防が見ものであったが、明生が若さで勝った。老雄・隠岐の海は連日の健闘が光っている。恋女房が博多の人だから余計に奮起しているようだ。
 
 御嶽海と大栄翔の一番も手に汗握る熱戦であった。互いに頭で当たり合った立ち合いはすごい音がするほどで、両力士の気迫が伝わってくる。猛然と突っ張る大栄翔に対し、御嶽海も負けずに突き返した。互いに引くことなく激しい攻防が続き、徐々に御嶽海の攻勢が勝ってきたが、大栄翔は旺盛な気力で攻め返す。実に見応えのある攻防であった。
 
 突き合いが続くが少しずつ御嶽海が突きを止めて、右からのおっつけを効かせて体勢を低くして前に出た。突きを封じられて大栄翔が攻め返そうと頭を下げる。その瞬間をうまくとらえて、御嶽海がすくい投げると足のそろった大栄翔は残すことなく横転した。見事な一番であった。
 
 大栄翔の連日の押し相撲は素晴らしいものがあるが、勝ちにはつながらなかった。この一番は御嶽海を褒めなければいけないだろう。大栄翔の強烈な攻めを一歩も引くことなく、押しには押しで反撃したのは気力が充実していることを物語っている。
 
 御嶽海の好調には不信感を持っている私だが、どうやら今場所は今までの御嶽海とはひと味違っているようだ。しかし、もう2日、3日見てみよう。ある日突然、ひょう変するのが御嶽海。まだ信用しきれない。
 
 信用といえば正代である。阿武咲に勝って2連勝。どうやらひそかに優勝を狙っているらしいが、まだまだ相撲は危なっかしい。照ノ富士の充実ぶりを見ると、正代の優勝は至難の業となろう。
 
 貴景勝も3連勝でだいぶ元気になってきてはいるが、まだ大敵との対戦がないのでなんとも言えない。それでも数少ない横綱大関が好調だと土俵が締まる。ぜひ、そんな場所になってもらいたい。
 
 それでは晩飯の時間だ。博多に来てから毎日うまいものを食べているので、外出せずに地下のレストラン街で何か軽いものでも食べようかと思う。そうだ、オイスターバーがあったっけ。日本全国のカキが食えるので、博多に来ると必ず2、3回は食べている。カキに決めた。昨夜は好きでもない天ぷらも少し食べたので口直しでもしようか。
 
 それではお休みなさい。(元横綱
 
 
 という事で明日もお願いします・・・・・
 
 
 
   
 
 

          PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1569                     後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年11月16日(火)、現在は朝の6時半です。
 
 今朝は久々に曇天のやや薄暗い一日のスタートです。それでも天気予報では
今度の木曜日に雨マークが付いているくらいのまだまだ好天続きのようで結構
なことです。
 
 昨日のコロナ感染数もぐっと減少、都でたったの7人、大阪でも8人で全国では
79人となっています。この人数だと新型コロナウイルスは死滅したような気がして
しまいます。本当にそうなってほしいものですが!?!
 
 今日は植草氏のコラムと浜矩子(はまのりこ)氏の記事を付けます。
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/11/15
 
             次の日本の経済政策改革
 
                第3080号
2012年に斎藤貴男さんと
 
『消費税増税「乱」は終わらない』(同時代社)
 
を上梓した。
 
消費税の問題を軸に税の問題を多面的に考察した書である。
 
このなかで私は経済政策の課題に
 
「成長と分配」
 
があり、低成長時代に移行して、とりわけ「分配」問題の重要性が上昇してい
ることを指摘した。
 
民主党が消費税増税を強行決定した、いまから9年前の出版だ。
 
そこで指摘したのは「分配」問題に二つの側面があること。
 
第一は生産活動の果実である国民所得をどのように「分配」するのかの側面。
 
第二は民間経済が分配を終えたあとでその所得分布をどのように「再分配」す
るか。
 
財政が関わるのは「再分配」である。
 
しかし、その前に民間経済活動のなかで「分配」が行われる。
 
日本の実質GDPは1996年度が476兆円、2020年度が527兆円。
 
24年間の年平均経済成長率は0.4%。
 
四捨五入してゼロだ。
 
経済成長なしの24年間を経過した。
 
今後も人口減少は続き、技術進歩も見込まれない。
 
日本経済の低迷は続く。
 
このなかで労働者の所得は減少し続けた。
 
労働者一人当たりの実質賃金は2012年から2020年までの8年間に5.
6%も減少した。
 
世界最悪の賃金減少国と言って過言でない。
 
アベノミクスの下で日本経済は低迷を続けたが、大企業利益だけは激増した。
 
その一方で労働者分配所得は減少し、一人当たり実質賃金が6%も減少した。
 
安倍晋三氏は雇用が増えたと自画自賛するが、非正規雇用者が大幅に増加した
だけ。
 
減少した労働者分配所得を分け合う人数だけが増えた。
 
その結果、一人当たり労働者実質賃金が激減した。
 
この日本で新しい貧困問題が深刻化している。
 
年間を通して働きながら、年収が200万円に届かぬ人が全体の2割を超え
る。
 
年収が400万円に届かぬ人が全体の55%を超える。
 
最低賃金の最低値は820円。
 
年間2000時間労働でも年収は164万円にしかならない。
 
「成長」と叫んでも成長しない。
 
安倍内閣以降の政権が叫んできた「成長」は「大企業利益の成長」に過ぎな
い。
 
大企業が利益の成長をどう実現するか。
 
方法は二つ。
 
第一は労働者への分配を減らすこと。
 
第二は大企業以外が営む営利事業を強奪すること。
 
この目的を達成するために実行されたのが「成長戦略」である。
 
労働規制を撤廃し、農業、漁業、林業への大企業参入を促進し、公的事業を大
企業に譲渡する施策が推進された。
 
すべてに共通するのは大企業利益の極大化だ。
 
格差問題に対して、これを是正するのではなく、これを拡大することを熱烈推
進したのである。
 
その政策を見直すべきときが来ている。
 
岸田文雄首相は「新しい資本主義」を唱えるが、いまのところ「新しさ」は皆
無。
 
「古い資本主義」を完全踏襲している。
 
抜本改革には政治刷新が必要不可欠であることが改めて確認されている。
 
「分配問題」こそ今日の主要テーマである。
 
私は2016年に上梓した
 
『日本経済復活の条件』(ビジネス社)
「何よりも重要なことは、生産の果実を適正に労働者に分配することだ」
 
と記述した。
 
「分配のゆがみ」が経済の停滞をもたらしている。
 
高所得者への分配を増やしても消費活動は活発化しない。
 
逆に、低所得者への分配を増やすと消費活動が活発化する。
 
高所得者は所得が1単位増えても消費をほとんど増やさないが、低所得者は所
得が1単位増えれば、その多くを新たな消費に回す。
 
したがって、生産・所得・支出の循環を促進するにも分配を平準化することが
望ましい。
 
しかし、2001年に発足した小泉純一郎内閣が持ち込んだ経済政策は、大企
業の利益だけを極大化させるものだった。
 
大企業の利益を極大化することが経済政策の中心課題に据えられた。
 
いわゆる「新自由主義経済政策」だ。
 
新自由主義経済政策は大企業利益を「成長」させたが、経済を「成長」させる
ことはなかった。
 
経済低迷が長期化し、新しい貧困問題が生み出されてきた。
 
いま求められているのは「分配・再分配政策」の抜本改革。
 
「分配政策」改革の柱は最低賃金の引き上げ。
 
現在820円の最低賃金を1500円に引き上げる。
 
全国一律で1500円に引き上げる。
 
最低賃金が1500円になると2000時間労働で年収が300万円になる。
 
現在の164万円と比較すれば、ほぼ「所得倍増」だ。
 
これを実行するなら「新・所得倍増計画」が実現する。
 
この施策を全額企業負担で実施すれば多数の企業倒産が発生する。
 
したがって、当初は政府の財政支出支援で最低賃金1500円を実現する。
 
2000万人の年収を100万円引き上げるのに必要な金額は20兆円だ。
 
あり得ない規模の金額ではない。
 
「再分配政策」の柱が二つある。
 
第一は税制の抜本改革だ。
 
1989年から2019年の31年間に消費税で約400兆円増税された。
 
この期間に法人税負担は約300兆円減額され、個人所得税・住民税負担は約
275兆円減額された。
 
消費税増税で過酷な税負担に追い込まれたのが所得の少ない人々だ。
 
他方、法人税負担減、所得税負担減の恩恵を一手に受けたのが大企業と高額所
得者である。
 
日本の税制は格差是正ではなく格差拡大推進の方向に改変されてきた。
 
これを是正するべきは当然だ。
 
申告所得税の税負担率カーブを見ると収入金額が1億円を超えると税負担率が
下落の一途を辿る。
 
本来、所得税は所得が増えるほど税率が上昇することになっている。
 
ところが、利子配当及び株式譲渡益に対する分離課税が認められているため、
税負担率が低下する。
 
これが悪名高い「金持ち優遇税制」である。
 
消費税を減税・廃止して金融所得課税を適正化する。
 
また、大企業に対する課税を適正化することは当然の施策。
 
ところが、自公政権は金持ち優遇、大企業優遇を維持している。
 
岸田首相にも現状を是正する強い意欲が感じられない。
 
再分配政策の柱の第二は生活保障制度の確立。
 
憲法生存権を保障している。
 
だが、この規定に基づく「生活保護制度」が形骸化している。
 
最低保障の水準を引き上げるとともに、要件を満たす人に対して確実に保障を
行うよう制度を抜本改革することが求められる。
 
新しい「生活保障法制」を整備することが必要。
 
経済政策の「分配・再分配政策」の大改革が求められている。
 
 
 次に浜矩子氏です。
 
 
 
 
岸田政権の経済政策を「アホダノミクス」と命名 「アホノミクスのパクリで新鮮味なし」
「新しい資本主義」とは結局、何なのか--。岸田首相の衆院選での訴えを聞いても、政府の会議の提言を見ても、いまひとつよく分からない。安倍政権と菅政権の経済政策を「アホノミクス」「スカノミクス」と命名して断罪してきた闘うエコノミストは、岸田政権の経済政策に何を見るのか、何と呼ぶのか。
 
  ◇  ◇  ◇
 
 ――岸田政権については何かネーミングされましたか?
 
「アホダノミクス」にしました。「アホノミクス」のパクリであるという意味と、「困ったときのアホ頼み」の2つを掛け合わせて。どうしてもアホノミクスの大将が背後霊のように見えてしまう。所信表明演説のひとつの軸になっていた「成長と分配の好循環」は、2016年からアホノミクスの大将が使い始めた言葉です。それ以前は「成長による富の創出」という言い方をして、「分配ばかりだった民主党政権の下では、経済が縮小均衡で全然ダメだったじゃないか」と批判していたのですが、あまりにも分配に冷たいので評判が悪いと察知したと見えて、選挙向けに「成長と分配の好循環」という言葉を使い始めたんですね。アホダノミクス男はそれをそのままパクっているわけで、新鮮味は全くないですし、基本的にアホノミクスと同じ路線だということです。
 
  ――岸田さんは当初、「分配」に重きを置いているように見えましたが。
 
「成長なくして分配なし」「分配なくして成長なし」。いずれにしても、そういう言い方はやはり、成長することが基本的な狙いです。一見路線を変えているように見せながら、実は何も変わっていない。もうひとつ、パクリといえば「分厚い中間層の復活」もそうです。あれは民主党政権野田首相が盛んに使っていた言葉。本当にパクリ男だなあと思いました。
 
  ――独自性も新しさもなく、安倍路線の踏襲に過ぎないと。
 
  アホノミクスの大将のように21世紀版の大日本帝国を構築するというような野望はなさそうですが、憲法改正はやるんだと言っている。ただ、それも引っ込め気味。そういう意味では、構えがよく分からない面もある。まあ、スカノミクス親父もあまり分からなかったけれど、アホダノミクス男は基本的に弱虫なんですかね。だから決然として自分がやるべきことを貫くという感じがない。いろいろ言われると、すぐ既定路線に戻ってしまう。
 
■「丁寧な説明」を多用するワケ
 
 ――覚悟の問題ですか?
 
「丁寧な説明」ということを所信表明で繰り返し言っていました。これもアホノミクス以来使われる言葉ですけれど、岸田さんは宏池会ですよね。それで、大平正芳さん(元首相・宏池会第3代会長)の所信表明演説とちょっと読み比べてみたんです。格調も何もまるで違うのですが、「ああ、なるほど」と思ったのは、大平さんは「国民に率直に真実を語って参ります」と言っているんですね。一方、岸田演説には「率直」も「真実」も、どこにも出てこない。あまりにも不都合な真実が多すぎるから、率直には語れないのでしょう。「丁寧な説明」をあれほど多用するのは、率直に語れば済むことなのに不都合で語れないから、ああでもないこうでもないと言って、説明でごまかす。大平演説を読んで非常によく分かりました。
 
  ――大平元首相との比較は興味深いですね。
 
ロッキード問題」などがあった時代ですからね。自分がどんなに泥をかぶっても、やらなきゃいけないことがある。国民の政治に対する不信感に強い危機意識を持ち、経済運営のあり方も変えなくちゃいけない、もはや今まで通りではいかない、と言っていました。そういう危機意識がアホダノミクス男からは全然伝わってこない。だから、今の日本の資本主義体制の回り方ではダメだという強い思いを持って「新しい資本主義」というものを打ち出しているとは到底思えません。ただ、体裁を整えているだけで、コミットメントの浅さというか、軽さというか。
 
「新しい資本主義」は定義矛盾です
 
 ――その「新しい資本主義」ですが、いったい何なんでしょう? 資本主義が限界に来ているという議論はありますが。
 
「新しい資本主義実現会議」というのが発足したけれど、メンバーに新しい人ってあまりいない気がします。この人たちで新しい資本主義の形が考えられるとは到底思われないような、安倍政権時代の「未来投資会議」とか、今までと同じような方向性を持った人々がそこにいる。「新しい資本主義」という言い方自体が、定義矛盾というか、資本主義は資本主義なので、それを新しくするって、たぶんできないんだと思うんですね。
 
  ――定義矛盾ですか?
 
  そもそも資本主義という言葉で何を言い表そうとしているのかさえ定かではありません。資本主義的生産体制のことなのか。そうであるはずですけれど、資本主義的生産体制というものを岸田さんが分かっているのかも非常に疑問です。「なんとか資本主義」のような言葉が盛んに使われていますが、資本主義は資本主義なので、そういう尾ひれをくっつければ、また資本主義を生き永らえさせることができる、活性化することができる、と考えること自体、ちょっと的外れかなと思います。資本主義が限界に来ているということであれば、そうでないものを持ってこないといけない。資本主義の延命にしがみついていることが、「新しい資本主義」という言葉を生み出しているのではないかと思います。
 
  ――問題は、資本主義を新しくすることではないと?
 
  資本主義が資本の力を封じ込めることができなくなっているところに、問題があるんじゃないかと思うんですよね。経済がグローバル化し、金融化し、フィンテック化し、IT化している中では、資本主義の仕組みに資本を封じ込めることができなくなっていて、資本が縦横無尽に国境を超えて増殖し、凶暴性を発揮しているわけです。この資本の凶暴性をどうコントロールするのか、というような議論をする場をつくるのであれば意味がありますが、資本をコントロールできなくなった資本主義の延命のために、新しい飾りつけをしようと考えているのでは、非常にまずいと思います。
 
■フワフワした「体裁整え方男」
 
  ――「分配」政策として、保育士や介護士などの給料を引き上げるとか、賃上げした企業には税制優遇するなどについては、どうお考えですか?
 
  エッセンシャルワーカーの待遇改善も、非正規雇用者やフリーランスに対する保護を手厚くするのも、当然ながらやらなくてはいけない。問題は、どう政策が関わっていくのかです。まず、賃上げした企業に減税するのはおかしい。内部留保のある企業に、さらに減税という形で余り金を与えるのは、いかにも安直な人気取りで筋が通りません。こういう場面でこそ必要なのが、アホダノミクス男が得意だという「聞く力」ですよ。どのような政策対応や環境整備を政策にすれば賃金を上げられるのか、待遇を改善できるのか。「やりたいけれどできないんです。この障害を取り除いていただければできます」というのをきちんと聞き取って、「さあ、おっしゃる通りにしましたから、もう賃上げできないとは言わせませんよ」というところまで詰めていく。こうした姿勢や構えこそが、本当に「聞く」「耳を傾ける」ことだと思うんです。ご用聞きを全国一斉に派遣するようなことを言ってもらえば、少しは成果に期待する感じになりますよね。
 
  ――最後に、岸田首相の一番の懸念材料は?
 
「体裁整え方男」だという感じがするのが非常に心配です。アホノミクスもスカノミクスもおぞましかったけれど、アホダノミクスは、腰がなく、押されたら押された方向に流れて行ってしまうフワフワ感がある。吹けば飛ぶような存在の軽さ、中身のなさが、わずか1カ月で露呈してしまったことが懸念材料ですね。
 
(聞き手=小塚かおる/日刊ゲンダイ
 
▽浜矩子(はま・のりこ) 1952年、東京生まれ。一橋大経済学部卒業後、三菱総合研究所に入社し英国駐在員事務所長、主席研究員を経て、2002年から現職。
 
 
 それでは昨日の相撲に行きます。
 
 昨日もワンピー姐さん来場を期待して午後の2時半にはBSのNHK放送を観ました。
何と当方の予想が的中し、ワンピー姐さんが前日と同じ席に鎮座していました。
この日は前日と比べるとテレビのアップ映像はほぼなく、その点は残念でしたがそれでも
観音様を拝めただけで良とすべきでしょうね!出来たら今日も含め、今場所は最後まで
皆勤することを祈ります。
 
 相撲ですが、昨日は横綱戦も2つの大関戦も中々見応えのある取り組みとなり、これなら
ワンピー姐さんに頼らなくても(普通は取り組みがつまらなくてワンピーしか見ない)充分、
15日間楽しませてもらえそうで有難いことです!
 
 このところ、天気がいいのと体調も良い方なので連日”じゅんさい池1周ウォーキング”には
行っています。本日も8時半スタートで整形外科のリハビリ(低周波治療)→ウォーキングは
励行します。昨日は《笑がおの湯》へ行ったので今日は行かずに相撲中継までは読書に
勤しむこととします。
 
 
 今日は量子物理学は勉強しましょう!忘れるとまずいので行きます。
 
 
 
 
 スウェデンボルグは、人間界には「三種の自由」があると述べている。
 第一種の自由とは、はじめは人間は両親から受け継いだ遺伝悪によって自分しか愛せない。そして悪への楽しみに駆られて何でも欲し、法律に違反しない限り理性に従っているかのように振る舞って悪を実行する。これが自然(動物)的自由で、このような人間は結局は地獄が選ぶようになるという。
 第二種の自由とは、人間は成長すると名誉や利益そのもの愛するようになり、そのため外面からは道徳的な人間のように見える。しかしそれは表面にすぎず、これを合理(仮面)的自由のレベルという。この種の人間は霊界では外面を偽ることができず、内面があからさまに露呈されて結局は地獄を選ばざるをえなくなるというのである。
 第三種の自由とは、人間は一種・二種を経て成長すると、悪を神への罪としてさけるようになる。そして神だけを仰ぐように自己変革がなされる。これが霊的自由のレベルである。
 
 どうやら「あの世」へ持っていけるものは自己の「魂」だけであるようだ。今からでも遅くはない。「良心」という神の囁きに常に注意をはらいながら、自己の麗質を高みへ持ち上げることが天国に行く近道だといえる。
 
 
  という事でまた明日です・・・・・
 
 
 
 
 
 

         PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1568                   後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年11月15日(月)、現在は朝の6時40分です。
 
 本日は連日のドピーカン的晴天でやや寒い朝を迎えています。
昨日は相撲の九州場所が始まったり、競馬のG!レースが在ったり、男女ゴルフの
最終日放映が在ったりで忙しい午後でありました。それも昨日だけで、今日からは
2週間の大相撲取り組みだけとなります。
 
 連日報道される気象庁のて週間天気予報は毎日変更し、今日あたりだともう雨マーク
は消えて、連日好天模様となっています。どっちが本当かい???と言いたくなります。
 
 報道しても仕方のないコロナ感染数ですが、都で22人、大阪18人と出て全国では
たったの134人まで減っています。これでは人出が増大するなという方がおかしいです。
現状の浮かれ模様が反省されるのは何時頃からでしょうか???
 
 
 本日は植草氏から行きます。
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                               2021/11/14
 
           無意味な接種証明に税金使うな
 
                 第3079号
埼玉弁護士会が「ワクチン・検査パッケージ」について会長声明を発表した。
 
声明の名称は
 
「ワクチンパスポート制度による
ワクチン接種の事実上の強制及び
ワクチン非接種者に対する差別的取扱い
に反対する会長声明」
 
声明は
 
「単なる公的証明という域を超えて、接種証明の提示を公営施設や公共交通機
関の利用の条件とし、あるいは,民間の宿泊施設や飲食店の利用、旅行・イベ
ント等への参加等の条件とすることを積極的に推奨する施策について、
 
接種証明書にこのような効果を持たせる施策を「ワクチンパスポート制度」と
仮称する」
 
として「ワクチンパスポート制度」の表現を用いているが、これは政府が掲げ
る「ワクチン・検査パッケージ」のこと。
 
声明が発表された契機は政府の9月6日の決定および9月9日の方針提示。
 
政府は9月6日の第1回デジタル社会推進会議において、
 
新型コロナウイルスワクチンの接種を受けたことを公的に証明する「ワクチン
接種証明書」をスマートフォンなどに搭載する方法で発行する方針を決定。
 
また、9月9日の新型コロナウイルス感染症対策本部(第76回)において、
 
ワクチン接種証明書を積極的に活用していく方針を示した。
 
この方針決定について新聞報道等は、10月6日から始まった接種証明書の実
証実験を経た後、これを広く活用することで、飲食店の利用、旅行、イベント
など日常生活や社会経済活動の回復を目指していくことを検討していくことを
伝えている。
 
埼玉弁護士会会長声明は、
 
「市民は、社会生活のあらゆる場面で接種証明書の取得と提示が求められるこ
とになり、その結果、
 
これまでワクチンの接種を望まなかった者も接種を強いられることになる。」
 
としたうえで、
 
「このことは、
 
ワクチン接種を余儀なくされる者の自己決定権(憲法第13条)を侵害するも
のであり、
 
他方、それでも接種しないとした者の幸福追求権(憲法第13条)や移動の自
由(憲法第13条,22条1項)を不当に制約するものである。」
 
と指摘。さらに、
 
「ワクチン接種後においても新型コロナウイルスに感染する場合が報告されて
いる状況のもと、接種証明の有無によって施設の利用等に差異が生じさせるこ
とは、
 
ワクチンの接種者と非接種者とを正当な理由なくして差別するものであって、
 
平等権を保障した憲法第14条にも違反する。」
 
としている。
 
島根県は11月9日、10月の同県新型コロナウイルス感染者のうち、ワクチ
ン2回接種後に感染する「ブレークスルー感染」の割合が64.3%に上った
ことを明らかにした。
 
新型コロナ新規陽性者のうち、64%がワクチン接種を終えた者だった。
 
厚労省公表データによると、10月3日時点でワクチン2回接種を終えた者は
7819万人(ファイザー6593万人、モデルナ1226万人)。
 
日本の総人口1億2512万人のうち62.5%の人が10月3日時点でワク
チン2回接種を終えていることになる。
 
10月の新型コロナ新規陽性者のうち64%がワクチン2回接種終了者だった
という事実は、ワクチン接種の有無が感染するか否かに無関係であることを示
している。
 
メディアはこの重要事実をほとんど報道しない。
 
ワクチン接種してもコロナに感染する。
 
したがって、他者を感染させる。
 
「ワクチン接種証明」に感染予防の意味がない。
 
政府による利益供与策の条件にワクチン接種を設けることに何の意味がある
か。
単に政府に従順であることを示しているだけ。
 
したがって、「接種証明」は「従順証明」または「服従証明」に名称を変更す
るべきだ。
 
ワクチンには巨大なリスクが付随する。
 
10月15日時点でワクチン接種後急死者数が1312人(ファイザー126
8人、モデルナ44人)報告されている。
 
この数値は「副反応疑い」で報告されたもので、これ以外に報告されていない
接種後急死者が多数存在すると考えられる。
 
季節性インフルエンザワクチンの接種後急死者数はワンシーズンでゼロから数
名程度。
 
各シーズンの接種人数は5000万人を超えている。
 
この事実に照らしてワクチン接種には重大リスクがあるとするのが常識的判
断。
政府はワクチン接種と接種後重篤化や接種後急死の因果関係を認めていないが
「因果関係がない」としているわけではない。
 
「評価が不能」としているだけで「因果関係がない」としていない。
 
つまり、「因果関係がある」可能性が排除されていない。
 
「薬害を根絶する」立場に立つなら、「因果関係がない」ことが確認されるま
では、接種を中断することが求められる。
 
政府の姿勢は「因果関係がある」ことが確認されるまでは接種を続けるという
もの。
 
このスタンスでは「薬害根絶」は実現しない。
 
政府は過去のサリドマイド薬害事件やHIV薬害事件などを受けて厚労省内に
 
「薬害根絶 誓いの碑」
 
を建立し、建立した8月24日を薬害根絶デーとしている。
 
新型コロナワクチンに対する政府の姿勢は薬害根絶の考え方を全面否定するも
のだ。
 
今回のワクチン接種については、改正された予防接種法の規定が適用されてい
るが、同法はワクチン接種を義務付けていない。
 
厚労省は公式サイトに
 
「接種は強制ではなく、最終的には、あくまでも、ご本人が納得した上で接種
をご判断いただくことになります。」
 
と明記している。
 
ワクチン接種を受けるか否かの判断は各個人に委ねられており、ワクチン接種
を受けない判断が尊重されなければならない。
 
したがって、「ワクチン・検査パッケージ」がワクチン接種者を優遇するもの
になることは許されない。
 
埼玉弁護士会会長声明は
 
「現時点において新型コロナウイルスのワクチンとして用いられているメッセ
ンジャーRNAワクチン及びウイルスベクターワクチンについては、
 
医薬品医療機器等法第14条の3に基づく特例承認にとどまっており、
 
長期にわたる被接種者の追跡調査という治験が全くないこと、
 
また、これまでに同ワクチンの接種後に死亡した例やアナフィラキシーショッ
ク、心筋炎その他の重篤な副反応例も数多く報告されていることから、ワクチ
ンの接種に深刻な不安を抱えている市民も多数いる。
 
また、アレルギー疾患等を有するためにワクチンの接種に臨めない者が多いこ
とも周知の事実である。」
 
「このようなワクチン接種に不安を抱える人々の自己決定権を保障するという
観点から、昨年改正された予防接種法第9条はワクチンの接種を努力義務にと
どめ、
 
また、予防接種法及び検疫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議におい

 
「接種するかしないかは国民自らの意思に委ねられるものであることを周知す
ること」
 
が掲げられたのである。」
 
ことを指摘する。
 
しかも、島根県最新データは、ワクチン接種を受けても、ワクチン接種を受け
ていない者と同程度の確率でコロナ感染することを証明している。
 
「接種証明」に感染予防の意味は皆無と言える。
 
政府がどうしても証明書方式を採用したいなら「陰性証明」一本でやるしかな
い。
 
ただし、「陰性証明」の有効期限は1日や3日とされる。
 
膨大な手間とコストが発生する。
 
結局は入り口での検温と消毒によるチェックにしかなり得ないだろう。
 
政府が「接種証明」を「従順証明」、「服従証明」として活用する考えなら、
そのことを明確に公表することが必要になる。
 
 
 それでは本日一番のお知らせ的報道に行きます。
 
昨日の午後2時45分ぐらいにまだ早いかなと思いながらNHKのBS放送に
チャンネルを廻しました。画面が出て信じられないかのようにワンピー姐さんが
映っているではないですか。特等席に観音様然としてお座りになっています。
この日のワンピースはもう絶対に普通の人が着れるような代物ではありません。
ワンピー観世音菩薩様以外が着用することは許されないほど高貴なワンピー姿
でした。もちろんワンピー姐さんはこの日は結びの一番まで鎮座まして下さいました。
感謝の一言であります。出来たら本日も御来場願いたいものです。勿論、一番は
千秋楽まで皆勤してくれることですが、贅沢は言いませんので何とか出来る範囲で
ご来場願いたく存じます!!!
 
 昨日の九州場所初日はまあ普通に始まったというところでしょうか!?!
横綱はやや危ない場面もありましたが勝って、大関陣では予想通りに貴景勝
勝って、正代が負ける・・・と言う展開でした。この先の展望は今の段階では不透明
というしかないです。相撲よりワンピー姐さんの来場去就の方が問題です。
何となく楽しみな2週間となりそうです。
 
 それよりも問題なのは解説の北の富士さんですね。やっぱり場所が福岡ですので
美味しいものをたらふく食べているようです。2週間のうちに糞詰まりとかにならないよう
食には十分気を付けて貰いたいものです。超美味しそうなあら鍋だけでなく、お昼に食べる
ラーメンやうどんもちょっと油断すると食べ過ぎになります。充分気を付けましょう!!!
 当方、もう16年前ぐらい前に仕事関係で地元の博多の人に連れて行ってもらった
お昼の鯛茶漬けと精進揚げのセットをもう一度食べてみたいものです。
 
 北の富士コラムを付けます。
 
 
 
 
北の富士コラム】幕内前半は誠にお粗末 明らかに稽古不足だ 力士も理事連中もあまり顔を出さない合同稽古はやめた方が良い
 
2021年11月15日 05時00分
 
◇14日 大相撲九州場所初日(福岡国際センター)
 
 2年ぶり、待望の九州場所だったが、幕内前半の相撲は、誠にお粗末極まりないものばかりで、解説など必要なし。ただただ申し訳ないことです。それもこれも明らかに稽古不足を露呈していた。
 
 押されたら、残す腰なし。引かれたら、つっかえ棒を外されたようにバッタリと前に落ちる。場内も一向に盛り上がらない。稽古をしない力士たちも悪いが、部屋持ちの親方がもっと悪い。
 
 東京で合同稽古が4、5日間あったが、初日は9人しか顔を見せなかったらしい。中には顔を出したが、稽古を一番もしなかった力士もいたらしい。これでは強くなるはずがない。実に情けない話だ。
 
 妙義龍は1時間もかけて良い稽古をしていたようだが、両国にはまだ部屋が多いのに、目と鼻の先にある国技館に来ないとはどういうことだ。
 
 一方では、阿炎や朝乃山が不祥事を起こした時などは、重いペナルティーを科して規律の厳しさを強調してきた協会だが、協会主催の大事な合同稽古にも、理事連中はあまり顔を出さないらしい。こんな合同稽古はやるだけ無駄である。
 
 情けないことだが、力士たちは自分の親方がいないと、どうしても手を抜く。もう一度言おう。合同稽古はやめた方が良い。
 
 初日から文句のオンパレードで申し訳ない。しかし、後半戦は打って変わったように、相撲に活気がでてきた。口火を切ったのは宇良の相撲。玉鷲の強烈な突っ張りをひょいひょい、かいくぐり、玉鷲の左脚を抱えこんだ。玉鷲も十分に警戒していたようだが、あっという間に脚を取られてしまった。
 
 この一番から、相撲がどんどん良くなる。豊昇龍が鮮やかな下手投げで快勝。高安と遠藤は取り直しの熱戦を展開した。妙義龍は先場所の好調を続けている。御嶽海が盤石の強さを見せて期待を持たせる。
 
 正代はやはり私の予想通り、大栄翔に勝てなかった。正代を優勝候補に挙げていた舞の海君の顔はまるつぶれとなった。照ノ富士は多少てこずったが、成長著しい霧馬山を慎重に料理した。これで私の機嫌も少し良くなったみたい。
 
 それではメシにしよう。帰還して、すぐに注文していたもつ鍋を食べよう。一流ホテルのルームサービスでもつ鍋というと土地の人は信用しないが、本当にうまいんです。それでも、一昨年に食べた方がうまかった気がする。今年はもつと鶏肉が半々になっている。料理人が変わったのかもしれないが、今夜はこれで十分である。
 
 ところで土曜の夜は、お客さんにうまい店へ連れて行ってもらった。西中洲の日本料理屋さんで、新しい店である。店は新しいが、御主人は古い。出される料理はどれもうまかった。まず、ふぐのぶつ切り。薄いふぐ刺しも良いが、私は歯ごたえのあるぶつ切りの方が好きだ。
 
 続いてアラとマグロの刺し身、ふぐの白子焼き。白子は良い加減に大きくなっている。それも、2本分も出してくれる。もう鼻血が出そうである。
 
 続けてアラの煮物、大きな車エビのフライ。とにかくどれもうまいが、量がすごい。私はすでにギブアップ状態となったが、同席のお客さんたちは健啖家ぞろいで、皆さんはペロリと平らげて、シメのカレーライスまで食べていた。私はさすがにパスした。カレーは、北の富士カレーに限っている。
 
 大満足の夜でした。この店はもう一度、行ってみたい、料理も良いが、2人いる仲居さんが美人ぞろいでサービスも行き届いていた。
 
 中には、料理よりも美人の仲居さんが目当ての人も多いと思う。私は両方であります。お店の名前を教えてあげたいが、お店が混雑するといけないので教えない。
 
 先ほどは怒り心頭だったが、食べ物と女性の話で気分はすっきり。では、お休みなさい。(元横綱
 
 
  それでは次に競馬に行きます。
 
 昨日は結果的には負けで終わってしまいましたが、今後に期待を持たせれる
G1競争の展開でビックリでした。
 メインの馬券は3連複の1-3-15の壱点買いで、その他に穴馬の16番アカイイトから
1・3・15へ3点馬連買いが凄かったからです。
 何と結果はこの不人気場のアカイイトが楽勝的優勝をしたことです。4コーナーを
廻って、アカイイトが飛び出し、それまで先頭で走っていたのが一番人気の1番
レイパパレでした。当方、この後100Mというあたりでは勝利を確信していたのですが、
何とそこから不人気馬ばかりがどっと押し寄せ一番人気馬など馬群に消えてしまいました。
 この日の3連単は360万円ぐらいの高配当となったようです。馬連でも5-16は
6万円以上ついたようです。馬券は取れませんでしたが、この日の1着馬を当てたようなもの
なのでやや満足しています。この慧眼は来週以降のG1レースに行かされることでしょうから?
 
 
 本日の週明けはまず整形外科のリハビリに行きその後に”じゅんさい池1周ウォーキング”に
行ってきます。予定では墓参り→御寿司かラーメンか(?)にしようと思っていたのですが、
近場の大したことのない食堂では興味が湧くことなく止めることにしました。
博多に居たのならこんな気分ではないのですが、残念至極です。
 
 
 今日の午後はワンピー姐さん来場を期待してテレビに向かい念をかけておきます!
 
 
 ではまた明日・・・です・・・・・
 

         PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1567                  後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年11月14日(日)、現在は朝の7時半です。
 
 今日も晴天の秋日和が始まったようです。朝方は連日寒いぐらいに大気が
乾いていて寝床から脱出するのに勇気が必要となるぐらいです。
 今日から相撲の九州場所(11月場所)が福岡で開催されますが、待望の
ワンピー姐さんの来場は如何でしょうか?期待して待っています。
 
 昨日のコロナ感染数もこのところの数と同等で都で24人、大阪30人、
全国では202人と落ち着いた状況となっています。今後、あまり変化が無い
ようなら感染数報告は止めることにします。
 
 
 今朝は取りあえず、植草氏のコラム→週末の御三方のコラムと添付します。
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/11/13
 
              政治刷新に革新勢力は必要不可欠
 
    第3078号
主権者は国民。
 
選択権は国民にある。
 
その国民は正当に選挙された代表者を通じて行動する。
 
選挙で選ばれた代表者が内閣総理大臣を選出し、内閣総理大臣国務大臣を任
命して内閣を組織する。
 
行政権を担う内閣はこのようにして組織される。
 
この意味で主権者である国民が代表者をどのように選出するのかが重要にな
る。
 
政権をつくる政治勢力が与党。
 
これに対峙する勢力が野党。
 
現行の政治を刷新しようとする主権者は野党を支援して選挙で議会過半数議席
確保を目指す。
 
その野党のあり方に二つの流派がある。
 
第一は現政権に正面から対峙する革新勢力。
 
第二は現政権と類似する政策路線を示す勢力。
 
両者は基本政策路線を異にし、対立する。
 
立憲民主党が今回の衆議院議員総選挙で惨敗した主因は基本路線が不明確だっ
たこと。
 
落選した辻元清美氏が次のように述べた。
 
立憲民主党の立ち位置、主張が明確ではなかった」
 
289選挙区のうち213で野党が候補者を一本化した。
 
共産党が候補者を取り下げたことが大きい。
 
共産党を含む野党共闘が実行されたおかげで立憲は多数の議席を確保した。
 
ところが、この野党共闘を全否定する発言が枝野幸男氏から発せられていた。
 
「「野党共闘」というのは皆さんがいつもおっしゃっていますが、私の方から
は使っていません。
 
あくまでも国民民主党さんと2党間で連合さんを含めて政策協定を結び、一体
となって選挙を戦う。
 
共産党さんとは(共産、社民、れいわの3党と一致した政策に)限定した範囲で
閣外から協力を頂く。」
 
共産党が候補者を取り下げ、立憲民主党が強い支援を得ながら、共闘の対象は
連合と国民民主党で共産、社民、れいわは共闘の対象でないと言い放ってい
た。
これでは主権者が興ざめすることを防ぎようがない。
 
議席を確保するために共産党の全面的な支援を仰ぎながら、「共産党と共闘す
るのか」と迫る勢力の存在に怯えて、「共闘の対象は国民民主と連合で共産、
社民、れいわと共闘しない」と叫んでいた。
 
この「二枚舌」が批判された。
 
辻元氏の「立ち位置、主張が明確ではなかった」の言葉は正鵠を射る。
 
その場その場で自分が有利になるように鳥になったり動物になったりを繰り返
したこうもりは両者から突き放される。
 
立憲民主を支持した守旧・極右勢力は維新に投票し、革新勢力は投票を棄権し
た。
この結果、立憲は改選前議席から13も議席を減らす大惨敗を演じた。
 
2017年選挙の「立憲+希望」獲得議席は選挙区36、比例69。
 
これに対して、今回の「立憲+国民」獲得議席は選挙区63、比例44。
 
野党共闘のおかげで選挙区選挙で獲得議席を大幅に増やしたが、比例代表選で
議席を大幅に減らした。
 
枝野幸男氏の「こうもり対応」がもたらした比例大惨敗だった。
 
自公にすり寄る第二自公、極右・守旧勢力が存在してもいいだろう。
 
それを支持する主権者が存在するなら正当化される。
 
他方で、現在の自公政治を刷新するべきと考える革新派の主権者が多数存在す
る。
 
重要なことは主権者に適正な選択肢が提供されること。
 
立憲民主党は「極右・守旧の道」と「革新の道」のどちらか一つに無理やり方
向を定めるのでなく、「極右・守旧の道を進む勢力」と「革新の道を進む勢
力」に分かれるべきだ。
 
野党が極右・守旧勢力と革新勢力に二分されたとき、どちらの勢力が拡大する
かを決めるのは主権者である国民。
 
立憲民主の極右・守旧勢力は維新・国民民主と合流するべき。
 
立憲民主の革新勢力はれいわ、社民と合流し、共産党と共闘体制を構築するべ
きだ。
 
「自公」、「革新勢力」、「第二自公」の三極体制に移行することが望まれ
る。
主権者が革新勢力は不要と考えるなら、日本の二大政治勢力体制は「自公」と
「第二自公」になるだろう。
 
日本支配を続けてきた支配勢力は、このかたちでの二大政党体制構築を期待し
ている。
 
逆に主権者が、革新勢力が必要で、守旧勢力は一つにまとまるべきと考えるな
ら、日本の二大政治勢力体制は「自公及び類似勢力」と「革新勢力」になるだ
ろう。
 
決めるのは主権者である国民。
 
メディア情報空間では「共産党を含む野党共闘体制」を攻撃する論調ばかりが
目立つ。
 
その理由は日本支配勢力にとって「共産党を含む野党共闘体制」が天敵である
からだ。
 
これが構築されると現体制が崩壊する可能性が高い。
 
これがかれらにとっての「悪夢」。
 
彼らが鳩山政権を「悪夢」と表現するのはこの意味だ。
 
共産党を含む野党共闘体制」が現体制と対峙して総選挙を戦えば、政権交代
がいつ実現してもおかしくなくなる。
 
この革新勢力が政権を樹立すれば、既得権勢力が支配する現行の政治体制が破
壊される。
 
これを既得権勢力が「悪夢」と表現している。
 
立憲民主党が総選挙で惨敗したことを最大限に利用して、「共産党を含む野党
共闘体制」を完全に破壊する。
 
これが現在試みられている活動だ。
 
できれば立憲民主党共産党と共闘しない勢力に引き入れて、維新、国民、新
立憲で「第二自公=極右・守旧勢力連合」を構築する。
 
その延長線上に、自公と第二自公による日本政治支配体制を構築する。
 
これが彼らの目指す方向。
 
日本の主権者が日本の二大政治勢力体制が
 
自公と第二自公
 
自公と極右・守旧連合
 
でよいと考えるなら、この方向で進むことに問題はない。
 
しかし、日本の主権者が日本の二大政治勢力体制は
 
自公+第二自公VS革新勢力
 
自公+極右・守旧連合VS革新勢力
 
と考えるなら、革新勢力が伸長し、自公+第二自公、自公+極右・守旧連合は
圧縮されることになる。
 
その結果、日本の二大政治勢力体制は
 
自公+αVS革新
 
に移行するだろう。
 
当選者が一人しか出ない選挙区に自公と第二自公と革新の三勢力から候補者が
擁立される場合を考える。
 
このとき、競合するのは自公と第二自公だ。
 
革新勢力を支持する主権者が多ければ革新勢力の候補者が当選するだろう。
 
主権者のなかで革新勢力を支援する者が少なければ、選挙で競い合うのは自公
と第二自公の候補者になる。
 
「立憲は共産党と共闘するべきでない」と考える主権者がいてもいい。
 
しかし、「立憲は共産党とも共闘するべき」と考える主権者も確実に存在す
る。
 
立憲の議員、候補者でも同じことが言える。
 
基本路線が真逆の二つの勢力が一つの政党のなかに同居することがおかしいの
だ。
 
立憲は「共産党と共闘しない勢力」と「共産党と共闘する勢力」に分離しても
らいたい。
 
共産党と共闘しない勢力」は国民民主、維新と合流して一つにまとまるべき
だ。
 
共産党と共闘する勢力」はれいわ、社民と合流して一つにまとまるべきだ。
 
それぞれの野党が立ち位置を明確にして、基本方向を共有する勢力が一つにま
とまる。
 
これが主権者に寄り添う行動だ。
 
 それでは御三方に行きます。
 
 
① 敵菜収
 
  
 
公選法違反容疑でまた逮捕者 公然わいせつから詐欺まで維新の“犯歴”を振り返る
 
大躍進も“おミソ”つき(日本維新の会松井一郎代表と吉村洋文副代表=右)/(C)日刊ゲンダイ 
 
 選挙後の摘発と逮捕は維新の会の風物詩でもある。今回もさっそく兵庫4区から出馬し比例復活した赤木正幸の運動員森宏成が公職選挙法違反(買収約束)容疑で逮捕された。森の孫の森弐奈も同容疑で逮捕。2人は共謀し、知人ら6人に対し赤木の選挙運動を手伝う報酬を約束したとされる。
 
  これまでも足立康史上西小百合桜内文城田坂幾太升田世喜男石関貴史ら維新議員の運動員や元秘書らが公選法違反容疑で逮捕されてきたが、県議や市議周辺まで含めれば膨大な犯行の数になる。
 
  また性犯罪から詐欺まで犯罪の形態が多種多様なのが維新の特徴でもある。そこで今回は「思い出に残る維新の犯罪ベスト10」を振り返った(逮捕容疑や肩書などは発生当時)。
【第10位】殺人未遂
 
  2021年4月、参院議員の梅村みずほの公設第1秘書で、維新府議の横倉廉幸の娘婿成松圭太が殺人未遂で逮捕される。酒の席で口論になった男性を車でひき、ボンネットにのせたまま走り、男性が落下すると、車から降り、殴る蹴るの暴行を加えた。
 
【第9位】飲酒ひき逃げ
 
 12年1月、堺市議の西井勝が、飲酒運転でバイクと接触事故を起こし、そのまま逃亡し逮捕された。逃げ足だけは速いのが維新イズム。
 
【第8位】署名偽造
 
  21年5月、愛知5区選挙区支部長で、衆院選に維新から出馬予定だった田中孝博が地方自治法違反の疑いで逮捕される。大村秀章愛知県知事のリコール運動を巡り、組織的に大量の署名を偽造したとみられる。この巨大リコール詐欺に声援を送り続けたのが、大阪府知事の吉村洋文だった。維新の闇は深い。
 
【第7位】わいせつ系
 
  20年8月、東京1区支部長で衆院選の公認候補だった赤坂大輔が女子高生3人に向かって下半身を露出し、公然わいせつの疑いで現行犯逮捕された。ちなみに赤坂には傷害事件で逮捕歴もあった。
 
【第6位】噛みつき系
 
  国会で無駄に噛みつく維新議員が多い中、物理的に一般人に噛みついたのが衆院議員の丸山穂高。15年末、酒に酔った丸山は東京都内の路上で男性の腕を噛み、警察で事情聴取を受けた。維新にはタクシーの中で泥酔し暴れ、警察で保護された山本大ら迷惑系が多い。 =後編につづく
 
 
 ②井筒和幸
 
 
 
 
一律給付さえない駆け出しの俳優たちよ、はらわたが煮えくり返る思いも演技で曝け出せ
 先日、知人が主催した俳優のための演技ワークショップで駆け出しの役者たちを前に、「演技とは何ぞや」と講演した。東京にはアルバイトしながら、俳優修業中の若者がほんとに多い。石を投げたらまじに当たるほどいる。地方から出てきた者が半数だが、誰もが俳優一本で生きられる日を夢見て食いしのいでいる。
 
  35人ほどの20代、30代に順に身の上をしゃべってもらい、今の悩みを聞いてみた。「俳優になれば自分と全く違う他人になれるし、気分も発散できると思ってやってます」という女子が多かった。でも、これが勘違いのもとで演技が会得できない理由だ。「それは違うよ。演じるというのはアカの他人になるんじゃなく、自分をそのまま表現することだよ」と言うと、皆一様に驚き、そしてうなずいていた。自分の人格と感情の一部分を、その役柄に合わせて選んで出せたら一人前だということを、今まで教わったことがなかったようだ。別の人格などつくれるわけがないのだし、サラッと自分を出せる自然さを「演技力」というのだと。
 
「アンタは幾つなんだ?」と聞くと、「55歳です、大学出てずっと弁護士してるんですが、何年か前にちょっと縁があって映画現場に呼ばれたのがきっかけでその後、何度か声がかかるようになって。他人に化けられる俳優業もいいなと思って」と言う中年もいた。弁護士と兼業とは前代未聞だったが、彼も勘違いしていた。「ヤクザに扮したつもりでも、誰かのモノマネでなく、自分のヤサグレな内面をさらっと出せたの?」と問うと、「いや、悪そうな顔をつくってやりました」と弁護士らしく正直に答えた。過去の喜怒哀楽の「感情の記憶」を思い起こし、その感情と感覚を再現してみせるのが、「演技」なんだと分かってほしかった。
 
  駆け出したちに、演技訓練の方法を聞かれたので、お金がかからないのは「マンウオッチング」と教えた。ニューヨークの演技学校で学んだ名優のダスティン・ホフマンは「卒業」(68年)に主演した後も、役者では食べられず、ソーホーの交差点を見渡せるガラス張りのカフェでウエーターのバイトをしながら、表を行き交うさまざまな人種の顔や歩き方を研究していたという。二十数年前だが、そこの店主から教えてもらった。「彼はいつも人を観察していた。でも、それを記憶して演技に役立つのならと思って許してあげたんだ」と。名作「真夜中のカーボーイ」(69年)で演じた、マンハッタンの街路を障害のある片足を引きずって歩くスラム街のホームレス役はまさにその研究成果だったに違いない。
「演技」は日々の感情の記憶を生かすのだからいろんなバイトも経験して損はない。18歳以上は10万円の一律給付さえないようだし、そのはらわたが煮えくり返る思いも記憶しておくことだ。いつか役立つに違いない。俳優は、このまがまがしい社会の鏡だ。感情を曝け出してやってくれ。
 
 
 
 ③ 三枝成彰
 
 
 
 
なぜ立憲民主党議席を減らしたのか 国民が悪い政治を受け入れるのはなぜなのか?
 
 先日の衆院選で、立憲民主党議席数を109から96に減らした。魅力ある政策を打ち出せなかったこともあるだろうが、共産党との連携が拒否反応を招いたのかもしれない。
 
  日本の共産党はもちろん違うが、習近平プーチンのような独裁者が国民を抑圧し国家統制を敷こうとする政党だという先入観を持つ人が多いのだろう。現代の世界において、確かに共産国家とは得てしてそういうものではあるが、そのイメージを日本の共産党に対しても持ってしまっているのではないか。
 
  私は、自民党が勝った最大の原因は、国民の多くが現状に満足しているからだと思う。日本人は自ら変わることを欲せず、内紛や外圧によってしか変われない体質だ。昔から「変革」や「革命」を唱えるのが大好きだが、実際に行ったためしがない。
 
  大化の改新(仏教伝来)や明治維新(ペリーの黒船)も、外国からの刺激によって体制が変わっただけだ。時に百姓一揆米騒動などはあっても、真の「下克上」は起きなかった。フランス革命のように、圧政に苦しむ民衆が政府を転覆させたことがないのだ。
 
 国民が総じておとなしく、政治に文句を言わない日本は、ある意味で「いい国」と言えるのかもしれない。これほど為政者にとって御しやすい国民もそうそういないだろう。
 
  だが、現実を見てほしい。「今の生活は豊かで、何の不足もない」と言い切れる人が、この国にいったい何人いるのか? 多くの人が大なり小なり貧しさを抱え、思うに任せぬ暮らしをしているのが現実だ。しかし、それでも「このままでいい」と考えてしまうのはなぜなのか?
 
  厚労省の「国民生活基礎調査」(2019年)によれば、日本の相対的貧困率(中間的な所得を下回る世帯の割合)は15.4%。そのうち子どもの相対的貧困率は、OECD経済協力開発機構)の現在の基準に照らすと14.0%だそうだ。つまり子どもの7人に1人は貧困の状況にあるのだ。
 
  同じ調査で平均所得(約552万円)を下回る世帯は61.1%、貯蓄がない世帯は13.4%。「生活が苦しい」と答えた世帯は54.4%に上る。日本の貧しさは世界的に見ればさほどでもないのだろう。しかし、貧しいのは現実だ。治安が良く物価も安く、一定の住みやすさが保証されているから「変えて悪くなるよりは現状維持でいい」と考えるのだろう。
 
国民が政治を変える手段は選挙での投票しかない。が、いざその段になると、日本の有権者はみな二の足を踏む。保守政権の長期化による政治家や官僚の思考の硬直化は良くないと誰もが分かっているはずなのに、だ。
 
  江戸時代から「世間に対して不平不満を言う者は人間がなっていない」と儒教の影響の下に教え込まれたためだろうか。そして今回も私たちは、変わるチャンスをまた自らの手で遠のかせた。16世紀フランスの裁判官エティエンヌ・ド・ラ・ボエシの「自発的隷従論」に、「悪い政治が成り立つのは、国民が進んでそれを受け入れているからだ」とある。約500年後の日本にも同じことが起きている。
 
「流れる水は腐らない」という言葉は、この国ではすっかり忘れられたようだ。濁った水を再び流れさせるには、政治に物申す国民が必要なのだ。
 
 
 本日から相撲が始まります。昨日は北の富士さんのコラムが届いているので
貼り付けます。 本日は初日なのでメイン解説に北の富士、サブに舞の海という布陣
となるはずです。
 
 
 
北の富士コラム】2年ぶり博多は私もうれしい 照ノ富士を一番手に挙げておけばまず大丈夫とは思うが まだ白鵬ほどの安定感はない
 
2021年11月13日 05時00分
 
 14日から九州場所が始まる。12日の西日本スポーツ新聞に今場所の番付が大きく、しかもわかりやすく出ていた。私にとって実にありがたい資料といえる。字が大きいので老眼でもメガネなしで読める。
 
 まず番付を見て感じたのは、白鵬の名前が消えていた。引退したのだから載ってないのは当たり前ではあるが、いざ現実になると文字通りポッカリと大きな穴があいたようで寂しさは隠しきれない。昨年は九州に来られなかったので2年ぶりの博多は、力士たちは無論だが私もうれしい。2年前は白鵬鶴竜横綱大関陣には豪栄道と高安、貴景勝大関になっていたと記憶している。朝乃山が頭角を現し始めていた場所だったと思う。
 
 2年後の今場所は、白鵬鶴竜豪栄道は引退し高安は今では平幕に落ちている。朝乃山は不祥事で大関から陥落しいまだに謹慎中である。期待された貴景勝もやっと大関にすがりついているありさまである。2年前には予想だにしなかった番付が今、私の目の前にある。照ノ富士横綱昇進はうれしい誤算だったが、もし照ノ富士がいなかったら悲惨な番付になっていたことだろう。とても豪華な顔触れとはいえないが、場所を行う以上、展望だけはしなければいけない。
 
 昔は、優勝は白鵬と書いておけば間違いがほとんどなかった。今でも照ノ富士を一番手に挙げておけばまず大丈夫とは思うが、まだ白鵬ほどの安定感はないと思われる。しかし現状では確実に12、13勝を勝てるのは照ノ富士ぐらいのものだろう。貴景勝も正代も勝ち越すのが精いっぱいである。もし貴景勝が首の状態が良ければ2番手に挙げてもいいかもしれない。御嶽海は力はあるがムラッ気があるのでどうしても信用できない。大栄翔は先場所の後半あたりから本来の相撲が取れているので、調子に乗ると2度目の優勝も夢ではないと思う。明生や霧馬山も伸び盛りで期待はできるがまだまだ優勝候補に上がるほどの力はない。若隆景や隆の勝、そして阿武咲は打倒照ノ富士を目指してもらいたい。
 
 こうして見ても照ノ富士の優勝は動きそうもないが、相撲は取ってみなければ分からない。下位力士にもチャンスがあるかもしれない。いずれにしても2年ぶりの九州場所なのだから、とにかくいい相撲を見せてほしいものだ。特に正代は死にものぐるいになって頑張らなければ男じゃない。正代はいつも「九州の皆さんに自分の相撲で力づけてあげたい」と言っているが実行したためしがない。逆に皆さんをガッカリさせている。まるで風呂屋の釜である。ココロは湯ばかり。しっかりせいよ、正代。
 
 それでは展望はこれぐらいにしておきましょう。私は11日に福岡へ入りました。きょうも天気が悪いです。ホテルの窓から那珂川と中洲が見えます。昨日は東京から新幹線で来ましたが5時間はさすがに疲れました。ですから昨夜は一歩も出ずにルームサービスの明太子スパゲティを食べて寝てしまいました。今年はおそらく最後の九州場所になると思うので、少し不良になろうかなと思っています。うまいものも大いに食べるつもりです。夜の中洲も体の許す程度には行きたいと思います。今場所も協会員は外出禁止ということです。中洲の街にびん付けの匂いと雪駄(せった)の音がないのがあまりにも寂しいではありませんか。私が若くて元気ならガンガン遊んでやりたいものです。残念ながら今では口先ばかりです。
 
 ところで話は変わりますが、瀬戸内寂聴さんが亡くなりました。一度お会いしたい人だっただけに残念です。一度この稿で書いたことがありますが寂聴さんと私には故松本清張さんの秘密事で共通の思い出がありました。その件で深く知りたかったので京都在住の友人に寂聴さんとの面会を頼んでいましたがコロナ禍が長引いてついに実現できませんでした。一度だけ京都の有名なおでん屋で隣同士になったことがありましたが、寂聴さんは友人と、私も芸者さんと2人連れでしたのであいさつもできずに終わってしまいました。大きな声で笑い冗談を言いながらワインを飲んでいたのを思い出します。寂聴さんの語録のなかに、人間は自由が一番大事でやりたいことをするべきとの言葉がありますが、私の場合は少し自由が過ぎたようです。とにかく私ごときが言うのは失礼僭越ではありますが、見事な一生だったと思います。心からご冥福を祈ります。
 
 
 博多での相撲取りたちの愉しみは第一に女性、第二に美味しいもの喰いでしょうね!
当方、博多で芸者遊び等はしたことが無いので分りませんが、昔の力士はけっこう
派手に遊んだようです。うらまやしい次第です。
 コロナが無かれば今の時期はホルモン鍋とか河豚鍋、あら鍋あたりでしょうか(?)
博多は美味いものの宝庫です。もう一度は行ってみたいものです。
 
 競馬ですが、7週連チャンのG1開催が今日から始まります。今日はエリザベス女王杯
ですが、当方はすでに購入しました。1ー3-15 の3連複と穴馬の16番から1・3・15への
馬連3点流しだけです。若干でも一度馬券を取らないことにはその後が始まりません。
今日まったくダメなら有馬まで買わないことにします(?)。
 
 本日の午後は競馬と相撲のテレビ観戦で手一杯となりますが、昔だったらこれに
ゴルフ中継観戦が入ったものです。現在は男子も女子も殆んど知らない選手だらけと
なっています。男子はスターと言える選手は皆無、女子は20歳以上はもうロートルとでも
言われそうなほど若返っています。結局、若すぎてほとんど知らない選手ばかりとなります。
 つまらない日曜日となって来ましたね!?!精々馬券を当てるぐらいしか楽しみはありません。
 
 
  本日はここまでにします。ではまた明日・・・・・
 
 
 
 

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会員のみなさま 1566                     後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年11月13日(土)、現在は朝の7時過ぎです。
 
 またまた晴天の一日が始まったようです。今朝は放射冷局的なもう寒いと言った方が
良いくらいの陽気です。
 週末とは何の関係もない巣篭りの”毎日が日曜日”人間でも、一応土曜日となると
競馬があるし、明日からは相撲の11月場所(福岡)も開催されます。競馬は明日から
7週連続のG1開催となります。一応、明日のエリザベス女王杯の馬券買いは決めて
います。15番のウインキートス中心に1番のレイパパレと3番のアカイトリノムスメの3点
ボックス買いだけにします。今日の土曜日は10Rと11Rを少しやってみて翌日の占い
とします。ここで勝てたら明日は3連単勝負に行きます。
 
 2カ月に一回しかない相撲ですがこちらはギャンブルではありませんが、勝敗は楽しみ
にしています。これといった応援する力士は決まってはいませんが、良い相撲を取ってほしい
とだけはお願いしています。また、九州と遠いのでワンピー姐さんの登場は期待していません
が、出来たら一日だけでも顔を見せてほしいものです!
 
 昨日は便活トレーニングが功を奏したか(?)、夜の排便が3回ほどありました。そのうち一回は
多量でありました。今朝は体調万全となっていますので競馬も勝てそうな気がしています!
 今朝はまずネット馬券を入力し、リハビリ→”じゅんさい池1周ウォーキング”と熟す予定です。
 
 今日は添付記事等がありませんので量子物理学だけ2回分付けてお茶を濁させてもらいます。
 
 
 
●図形化構想の効用
 願望が叶った時のシーンをありありと頭の中に描くとパワー(実現の効果)が増幅する。
 ●ピンチこそチャンス、夜の後には朝が来る。冬の後には春が来る。他人の幸せを心から祈ると同時に、時には愛や知恵を授けてあげること。神は、愛と慈悲に満ちている。
 
 ●今という瞬間が、もっとも幸せと思って神に感謝する。
 ●過去を悔い煩うな!
 ●自分の意識が「世界を創造する」
 ●「死後の世界」を信じること。
 ●「閃き」は」神のささやきである。
 
 「この世」にわれわれが在る必然性とは?
 たとえばUFOを信じている人には、そうした世界が顕在化され、信じない人には存在しない世界が開けてくるわけである。
 同じように「死後の世界」を信じてきた人には死後に「霊界」は顕在化されてくるが、信じなかった人に何も存在しなくなる可能性も出てくるわけである。もし顕在化されても、本来の霊室より下層霊界へ行く可能性も高くなるわけである。何故かといえば、現世の生き方によって、死後どのような霊界に行くかが決定されているという。
 どんな宗教にも「救いの本質」に関する二大原則があり、それは自己の内部を点検し「神を認めること」、「神に反する悪を行わないこと」だという。この二大原則を守って生きた人は死後に天使によって教えを受け、その結果として天国に迎え入れられて救われるという。
 神を認めることは「死後の世界」(霊界)の存在を信じることであり、死後の世界を信じていない人は、神の存在も認めていないわけである。こうした人が上位の霊界には行けないのは必然的となろう。
 
 
 スウェデンボルグがいうように、天国も地獄も自己の本性が求め創り出しているもので、「この世は天国」と思って過ごせば事実そうなるのである。
 「地上の万物は霊界の投映であり、型にすぎない。霊界には地上にある一切のものが、不完全を取り去られた美しさをもって存在する。山も川も草木、鳥、獣にあたるものになが存在し、地上に比類のない遥かに多くの物があって一切が調和し、何ものにもさえぎられず神の栄光を現している」と述べている。
この世はあらゆる霊界層から何らかの業(罪)を背負って来た人(?)たちの大集合体ともいえる。死後に各レベル層の霊界に帰って行くことは、逆に各レベル層の霊界から「現世」に入ってきている(生まれてきた)ことでもある。
 スウェデンボルグは「霊界へ来ると、地上でどういう肩書を持っていたかは問題にされない。評価されるのはただ一つ、地上において内部の霊性をどのくらい発揮できたかである」と述べている。
 
 誰にでも、必ず死は待っている。自分の真の所有物など何一つ存在しない。どんな名誉も権力も豪邸も自己の肉体も幻と化して、時の彼方へ消え去っていく。「この世」は無常極まりないバーチャル・リアリティ(仮想現実)の世界なのである。
 聖書は次のように述べている。
 「富める者が神の国に入るのは、ラクダが針の穴を通るよりも難しい」と。「この世」における人々の物質的な価値観は、逆に天国に入るには害になると教えているのである。
 
 
 
    では、ここまでです。また明日・・・・・
 
 
 
 

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会員のみなさま 1565                     後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年11月12日(金)、現在は朝の6時35分です。
 
 嘘のような好天続きの秋日和です。気象庁の週間予報を覗くと雨マークは一つも
ありません。ずっと晴天が続くようで結構な事です。
 
 コロナ感染ですが、昨日の都で31人、大阪は64人とやや多めに出て全国では
216人となっています。やや増加傾向でしょうか(?)このところの外出人数の
増大から鑑みたら感染者数は少な目と言ったほうが良さそうですが、どうでしょうか?
 
 今日は植草氏と佐々木常雄氏のコラムから行きます。
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/11/11
 
           ワクチン接種証明への批判沸騰
 
                第3077号
島根県が11月9日、10月の同県新型コロナウイルス感染者のうち、ワクチ
ン2回接種後に感染する「ブレークスルー感染」の割合が64.3%に上った
と明らかにした。
 
新型コロナ新規陽性者のうち、64%がワクチン接種を終えた者だったという
こと。
 
厚労省公表データによると、10月3日時点でワクチン2回接種を終えた者は
7819万人(ファイザー6593万人、モデルナ1226万人)。
 
日本の総人口1億2512万人のうち62.5%の人が10月3日時点でワク
チン2回接種を終えていることになる。
 
島根県の最新データは、新型コロナ新規陽性者のうち64%がワクチン2回接
種を終えた人ということ。
 
全人口に占めるワクチン2回接種終了者の比率と新型コロナ新規陽性者に占め
るワクチン2回接種終了者の比率に大きな差がない。
 
ワクチン接種は新型コロナに感染するかしないかに影響がないということにな
る。
 
ワクチン接種を受けると、感染しない、重症化しない、死亡しない、などと喧
伝されてきたが疑わしい。
 
各種検証結果が示され、ワクチンが有効であると喧伝されてきたが、その検証
が適正なものであるとは限らない。
 
昨年12月末に公表されたファイザー社製ワクチンの有効率95%という数値
が独り歩きしたが、この検証結果に対しても強い疑いが提示されている。
 
日本における新型コロナ死者数は通常の季節性インフルエンザ死者数と大差が
ない。
コロナはただの風邪ではないが、季節性インフルエンザ程度のものというのが
客観データが示す現実。
 
そのコロナについて、公費で国民全員に対するワクチン接種を実行しているこ
とがそもそもおかしい。
 
ワクチンメーカーは空前の高売上に沸き立っている。
 
この巨大利益がワクチン推進者に、さまざまな形態で還流していると見られ
る。
 
問題は「ワクチン・検査パッケージ」。
 
ワクチンの接種証明または陰性証明の提示を政府の利益供与施策条件にするこ
とが検討されている。
 
民間事業者のなかには、ワクチン接種証明提示、陰性証明提示で恩典を付与す
る事業者も出現している。
 
ワクチン接種は公費負担だが、陰性証明を得るための検査費用、証明書発行費
用は公費負担になっていない。
 
この現状で、ワクチン接種証明または陰性証明提示を政府の利益供与策の条件
にすることは日本国憲法第13条が定める「法の下の平等」に反する違憲
置。
 
そもそもワクチン接種には巨大リスクが伴う。
 
10月15日時点でワクチン接種後急死者数が1312人(ファイザー126
8人、モデルナ44人)報告されている。
 
この数値は「副反応疑い」で報告されたもので、これ以外に報告されていない
接種後急死者が多数存在すると考えられる。
 
人体に重大な作用を及ぼす医薬品については、その医薬品を自己の体内に取り
入れるか否かの判断が個人の生命、身体にかかる重大決定事項である。
 
その判断は個人の自己決定権の中核をなすもの。
 
ワクチンリスクを重大であると判断し、ワクチン接種を受けないとする個人の
決定は尊重されなければならない。
 
これは日本国憲法第13条が定める「自己決定権」、「幸福追求権」に該当す
る。
今回のワクチン接種については予防接種法の規定が適用されているが、同法は
ワクチン接種を義務付けていない。
 
厚労省サイトに
 
「接種は強制ではなく、最終的には、あくまでも、ご本人が納得した上で接種
をご判断いただくことになります。」
 
と明記されている。
 
ワクチン接種を受けない者を差別することは許されない。
 
「ワクチン・検査パッケージ」は「接種証明」または「陰性証明」の提示を各
種利益供与政策の条件に定めるが、この場合、「陰性証明」取得にかかる費用
を公費とし、いつでもどこでも検査を受けられる体制を整備することが必要不
可欠になる。
 
他方、「接種証明」は完全に意味がないことが明らかになっている。
 
ワクチン接種を受けても感染するし、他者を感染させる。
 
その確率はワクチン接種を受けていない人と相違がない。
 
したがって、この施策をどうしても実施するという場合には、「接種証明」を
取りやめて「陰性証明」一本にすることが必要になる。
 
政府がよほどの知能不足でない限り、この程度の判断はつくだろう。
 
10月13日、埼玉弁護士会が会長声明を発表した。
 
声明の名称は
 
「ワクチンパスポート制度による
ワクチン接種の事実上の強制及び
ワクチン非接種者に対する差別的取扱い
に反対する会長声明」
 
声明を発表する契機は政府の9月6日および9月9日の決定および方針提示。
 
政府は9月6日の第1回デジタル社会推進会議において、
 
新型コロナウイルスワクチンの接種を受けたことを公的に証明する「ワクチン
接種証明書」をスマートフォンなどに搭載する方法で発行する方針を決定。
 
また、9月9日の新型コロナウイルス感染症対策本部(第76回)において、
 
ワクチン接種証明書を積極的に活用していく方針を示した。
 
新聞報道等は、10月6日から始まった接種証明書の実証実験を経た後、これ
を広く活用することで、飲食店の利用、旅行、イベントなど日常生活や社会経
済活動の回復を目指していくことを検討していくことを伝えている。
 
会長声明はこのことについて、
 
「単なる公的証明という域を超えて、接種証明の提示を公営施設や公共交通機
関の利用の条件とし、あるいは,民間の宿泊施設や飲食店の利用、旅行・イベ
ント等への参加等の条件とすることを積極的に推奨するのであれば(以下、接
種証明書にこのような効果を持たせる施策を「ワクチンパスポート制度」と仮
称する)、
 
市民は、社会生活のあらゆる場面で接種証明書の取得と提示が求められること
になり、その結果、
 
これまでワクチンの接種を望まなかった者も接種を強いられることになる。」
 
としたうえで、
 
「このことは、
 
ワクチン接種を余儀なくされる者の自己決定権(憲法第13条)を侵害するも
のであり、
 
他方,それでも接種しないとした者の幸福追求権(憲法第13条)や移動の自
由(憲法第13条,22条1項)を不当に制約するものである。」
 
と指摘。さらに、
 
「ワクチン接種後においても新型コロナウイルスに感染する場合が報告されて
いる状況のもと、接種証明の有無によって施設の利用等に差異が生じさせるこ
とは、
 
ワクチンの接種者と非接種者とを正当な理由なくして差別するものであって、
 
平等権を保障した憲法第14条にも違反する。」
 
と指弾する。
 
また、民間事業者のワクチンパスポート(「ワクチン・検査パッケージ」)制
度利用について、
 
「接種証明の確認を宿泊施設や飲食店の営業主、興業主等に義務づけるような
ことがあれば、
 
当該事業者の営業の自由(憲法22条第1項)をも侵害することとなる。」
 
とする。
 
極めて正当な主張。
 
また、ワクチンリスクについても重要な指摘を示している。
 
声明は、
 
「現時点において新型コロナウイルスのワクチンとして用いられているメッセ
ンジャーRNAワクチン及びウイルスベクターワクチンについては、
 
医薬品医療機器等法第14条の3に基づく特例承認にとどまっており、
 
長期にわたる被接種者の追跡調査という治験が全くないこと、
 
また、これまでに同ワクチンの接種後に死亡した例やアナフィラキシーショッ
ク、心筋炎その他の重篤な副反応例も数多く報告されていることから、ワクチ
ンの接種に深刻な不安を抱えている市民も多数いる。
 
また、アレルギー疾患等を有するためにワクチンの接種に臨めない者が多いこ
とも周知の事実である。」
 
「このようなワクチン接種に不安を抱える人々の自己決定権を保障するという
観点から、昨年改正された予防接種法第9条はワクチンの接種を努力義務にと
どめ、
 
また、予防接種法及び検疫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議におい

 
「接種するかしないかは国民自らの意思に委ねられるものであることを周知す
ること」
 
が掲げられたのである。」
 
ことを併記する。
 
これらを踏まえて会長声明は、
 
「ワクチンパスポート(「ワクチン・検査パッケージ」)制度の導入は、
 
法律上の根拠を欠くことはもとより、
 
医学的・科学的にも実証的な根拠を欠いているのであるから、
 
同制度の導入・実施は、前述のように憲法第13条、第14条及び第22条1
項に反し、許されない。」
 
とする。
 
日本弁護士連合会(日弁連)は埼玉弁護士会の会長声明を受けて、日弁連とし
て声明発表、決議決定を検討するべきだ。
 
 
 次に佐々木常雄氏です。
 
 
 
 
テレワークの普及はがんリスク上昇につながってしまうのではないか
公開日:2021年11月10日
更新日:2021年11月10日
佐々木常雄氏(C)日刊ゲンダイ
 
 先日、かつて一緒に働いていた看護師のAさんにお会いしました。以前と変わらず早口で、よくしゃべります。
 
 ね~、聞いて聞いて。うちのダンナ、コロナで会社に行かずに在宅勤務なの。コロナが落ち着いても、ずっと在宅なんだって。
 
 電車の通勤がなくなって、テレワークなの。家にばかり居てゴロゴロしているから、10キロも太ったのよ。お腹が大きくなって、ズボンも入らなくなったの。ソファに寝そべっているのを見ると、もう粗大ゴミ。
 
 ダンナは「働き方改革だ。ムダな通勤時間がなくなって効率良く働ける。家はサテライトオフィスだ」なんて、訳の分からないことを言うのよ。この間も、日勤の仕事が終わってスーパーで買い物して、疲れて家に帰ると、ダンナはゴロンと寝転んで、もうウイスキーのグラスを片手にテレビを見ているの。台所には使った食器が洗わずに重ねてあって、「今晩のおかずは何?」なんて聞いてくる。
 
もう、腹が立って、「たまにはあなたが夕飯を作ってよ」って言ってやった。息子は3歳なんだけど、ダンナに車のおもちゃを買ってもらったらしくて、ひとりで遊んでいた。息子の保育園の送り迎えだけは助かっているけど、あとは粗大ゴミそのものなの。
 
 一昨日はね、夕食が終わってから、ダンナが「あまり動かないのは体に悪いから出掛けてくる。電車通勤だ」と言って出掛けたの。私は翌日朝早くから勤務なのに、午前さまで帰ってきて、言うことが振るってるのよ。「居酒屋に電車通勤してきた」だって。もう、バカバカしくて、腹が立って返事もしないで寝ちゃったわ。
 
 そして、最後にAさんは言いました。
 
「息子がね、ダンナと一緒にいる時間が長いから、私よりもダンナの方が好きになってしまったみたい……。そのことも私は気に入らないのよね。私の仕事はテレワークってわけにはいかないから。でも、ダンナはこのまま在宅でいて、この先ろくな課長にもなれない気がするんです」
私は、ただただAさんの話を聞いていて、何も答えられませんでした。ただ、Aさんが一方的に話をするのは、以前と同じで健在です。
 
■運動不足で肥満になり…
 
 テレワークでは、夫がずっと家に居ることで、家庭によってはいろいろな問題が起こるのだなと思いました。
 
 厚労省は、テレワークを推進するメリットについて次のようなことを挙げています。
 
「オフィスでの勤務に比べ、働く時間や場所を柔軟に活用できる。通勤時間の短縮や、これに伴う心身の負担の軽減。仕事に集中できる環境での業務の実施により、業務効率化につながり、それに伴う時間外労働が削減できる。育児や介護と仕事の両立の一助となるなど、仕事と生活の調和を図ることが可能となる」
 
 それはそうなのかもしれません。しかし、私はメリットばかりではないように思います。たとえば、国立がん研究センターがん情報サービスの推計によれば、がん予防のためには「適度な身体活動」「適正体重の維持」「節酒(飲酒する場合には節度のある飲酒を)」「バランスのよい食生活」「禁煙」の5つの生活習慣を挙げています。これで、がんのリスクが男性で約43%、女性で約37%低くなるというのです。
 
Aさんの話を聞いていて、毎日の通勤は「適度な身体活動」「適正体重の維持」に役立っているのかもしれないと考えました。むしろ、在宅テレワークを推進することで、運動不足で太ってしまい、がんや心臓病が増えることにならないか心配です。
 
 テレワークは「育児や介護と仕事の両立の一助となる」とありますが、育児や介護には「自助」ではなく、「共助」「公助」がより大切だと私は思います。
 
 夫婦で働いている方が多い時代に、次代を担う子供は社会の宝です。介護も家族にお願いするのではなく、もっと社会が面倒を見る必要があるように思うのです。
 
 
 昨日の一番の報道では作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんがお亡くなりになったことでしょうか。
99歳ですから長生きでした。ご苦労さんと言いたいです。昨日も先だってから逢って話をしている
近所の知り合いのオジサン(95歳)と道端で合ったので一言ぐらいの挨拶はしましたが、長生きの
人は元気ですね!とても100歳まじかには見えません。これらの方と引き換えに我が知り合いというか
親戚筋の当方と同年輩の人たちは病気勝ちが普通です。当方など、良い方でしょうか?
大体、70歳以上となってどこにも悪い所が無い方が不思議です。多少の欠陥が表面化して不思議は
ありません。当方もノホホンと禁酒などしていると何時重篤な病魔が襲ってくるか???なので、
適当に禁酒は解禁してやや飲みぐらいの飲酒を再開させるつもりです。それにしても酒が飲みたい・・・
という欲求はゼロですが、これは一体何なのでしょうか?55年間飲み続けたお酒とは何だったので
しょうか???来年の元旦あたりからその検証をしてみます。
 
 
 瀬戸内さんの記事がありますので付けておきます。
 
 
 
 
 
瀬戸内寂聴さん死去 作家・僧侶、99歳 文化勲章受章者
 
 「夏の終(おわ)り」「美は乱調にあり」など、情熱的な愛と生を綴った小説や、法話などの活動で知られる作家で僧侶の瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう、本名晴美=はるみ)氏が11日、死去したことが分かった。9日、京都市内の病院で亡くなった。99歳。
 
 徳島市の神仏具商の二女に生まれ、東京女子大在学中に結婚。卒業後、夫の赴任先の北京に渡るが、夫の教え子と恋に落ち、3歳の娘を残して家を出た。離婚後、少女小説や童話で生計を立てる。
 1957年「女子大生・曲(チュイ)愛(アイ)玲(リン)」で新潮社同人雑誌賞を受賞。「花芯」が酷評されて失意の歳月を送るが、61年の伝記小説「田村俊子」で再起。「かの子撩乱」や「美は乱調にあり」など優れた評伝小説を相次いで発表し、63年、2人の男の間で揺れる女の性と心理を綴った「夏の終り」で女流文学賞を受賞して、作家としての地位を築いた。
 古典を題材にした作品から現代文学まで幅広く発表し、著作は400冊を超える。主な著作に一遍を描いた「花に問え」(谷崎潤一郎賞)、西行人間性に迫った「白道」(芸術選奨文部大臣賞)など。98年には「源氏物語」現代語訳(全10巻)を完成させた。
 
 執筆活動と並行して、信仰に生きた。51歳で出家し、嵯峨野に寂庵を結ぶ。後に岩手県二戸市天台寺住職も兼ね、京都と往来しながら、荒廃した寺の復興に尽力した。寂庵や天台寺では定期的に法話を開き、孤独や病、家族不和などに悩む人への思いに耳を傾け、励ました。
 社会的な活動や平和への行動にも力を注いだ。湾岸戦争への救援活動や米中枢同時テロへの報復停止を祈る断食を敢行した。東日本大震災時は原発再稼働に抗議し、89歳の時には東京・経済産業省前でハンガーストライキに参加。東北にも足を運んで、被災者を支援した。
 2006年に文化勲章。最晩年まで新聞や雑誌に連載を続け、本紙では「天眼」を執筆した。
 
 
 本日は以上です。ではまた明日・・・・