会員のみなさま 843                   後醍院 廣幸
 
 おはようございます。本日は2018年12月29日(土)、現在は朝の7時15分です。
 
 毎日言っているようですが今日も寒い朝ですね。日本海側は大雪と猛吹雪が予想され
今日あたりから始まる帰省の足にも大きな影響を与えそうです。
 ”毎日が日曜日”になった当方的には帰省とは全く縁が無く、ただ寒さと同時の暇さ加減に
慣れることが一番きつい作業に思われる年の瀬であります。勤め人時代なら今日からの
(1月4日も休んで)9連休は何処に行かなくても(帰省は無し、国内外の旅行もゴルフも無し)、
普段読み切れない難し目の本を読んだり、積み上がった映画のBDを鑑賞したりで普通の
テレビなど見ている暇はありません。通常忙しく働いている時の束の間の休暇だからこそ
大切でうれしいものです。
”毎日が日曜日”になって、それこそ毎日家に居ると女房からしょっちゅう文句を言われます。
やれ食事ぐらい作れ、作らなくても後片付けの皿洗いぐらいはしろ、とか掃除をしろ、買い物に
連れて行け、孫を迎えに行け・・・けっこう忙しいものですね!
文句ばかり言われている当方ですが、それでもこれだけ超うるさい女房でも居ないとなると
事情は一転します。昨日もテレビに出て話していた元プロ野球の野村監督は最愛の妻である
”サッチー”に先立たれ、本当に寂しくて虚しいものだとしみじみ語っています。
家に帰り、「ただいま」と言っても「お帰り」の声が聞こえない・・・居なくなって初めて存在の
大切さを痛感しているということです。   この記事は文春オンラインで本文は有料なので
ここまでで終わりにします。
 
 面倒な案件に発展しない様に防衛関係者が適当に終わらせようとしていた韓国駆逐艦
よる海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射問題を防衛省が「証拠」として当時の
映像の公開に踏み切った模様です。韓国に苛立ちを募らせる安倍首相がトップダウンで押し
切ったようで、日韓関係が泥沼化する恐れが出てきました。
 安倍首相としては2010年の民主党政権時代に尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件
対応を誤った民主党の教訓から自ら映像を公開して先手を打ったつもりなのだろう・・・と、
政府関係者は見ているようです。ホンに困った御仁です。はっきり君はトランプでは無いですよ
・・・と言いたいです。
 
 『注:当方、ブログ公開する以前には安倍首相の事はヘイト的な呼び方をしていましたが、
それらは改め、普通に呼ぶようにしますので悪しからず。』
 
 話は変わって睡眠の件を行っておきます。
 スタンフォード大学の睡眠研究によると、普段の寝入りばなの90分から120分が一番大切で
そこをぐっすり寝ていれば翌日の体力の補充は充分のようです。当方は例えば昨日あたりでは
夕の7時半ぐらいに寝て夜中起きを得た早朝の6時半に起き上がりました。寝床には11時間
居ましたが実質の睡眠時間は久々の8時間越えとなり気分最高です。何とかストレートに
8時間寝たいのですが、絶対不可能です。それでも睡眠の黄金タイムである10時から2時まで
の4時間はぐっすりしかも毎日寝ているので当方の睡眠に関しては”快眠”と言えるでしょうか!
ただ先のスタンフォード大の研究によると一番怖いのは”睡眠負債”の積み上げです。毎日の
睡眠が5~6時間ぐらいだとやはり睡眠負債が増大していつしか重篤な病を併発しないとも
限りません。快眠と快便だけは充分に注意して日々を生きて行くことです。因みに快食ははっきり
どうでも良いです。ほっといても腹が減れば普通に食べますので何の問題もないのが当方ら
普通の人でしょう!
 
 
 という事で、本日は現在貼り付けているニーチェと量子物理学の最終回となります。
 
 次回からはテーマが変わりますが連続しますのでじっくり勉強してください!
 
ニーチェ
 
 
 
573 脱皮する。―脱皮することができない蛇は破滅する。その意見を変えることが妨げ
  られた精神の持ち主たちも同様である。彼らは精神であることをやめる。
 
574 忘れるな!われわれが高く上昇すればするだけ、飛ぶことができない人々にとって  は、一層われわれが小さく見える。
 
 
 
量子物理学
 
 
 
 ▼実証的な方法には何の利点もない。
 「実証主義」が登場した時代には、それは思考のための新しい道を照らす、新鮮で冷静、健全で進歩的なものであった。
 感傷的で幼稚な二元論が構築された後では、それは確かに前進への大きな一歩であった。実証主義は思想の進歩の象徴となった。
 しかし今では、それは必然的に物質主義に導くということを我々は知っている。そして物質主義に陥った実証主義は思想を拘束する。かつては革命的なものとして迫害され、アナーキーで自由思想の代表であったものが、公式な科学の基礎となり、制服を身に着けるようになった。その上にはさまざまな装飾が施され、大学や学会がその利用のために設置された。それは認知され、人々を教化するものとなり、思想を支配するものとなった。
 しかし、繁栄と成功を収めた後には、実証主義は思想のさらなる発展のための障害となった。
 「実証主義」は科学とその手法という万里の長城が、自由な侵入に対峙している。その壁の上に顔を覗かせたものはすべて「非科学的なもの」と宣言される。
 こうなっては、実証主義は、かっては進歩の象徴であったが、いまや保守的で反動的なものとなってしまった。
 
 物質主義に陥った科学を批判するウスペンスキーは、真空エネルギー(エーテル)からもたらされるエネルギーを「意識のエネルギー」と述べているが、これが正に量子物理学の基本なのだ。このように叡智ある人々は、古くから量子物理学の登場を予見していたのである。