PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1349                  後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年4月10日(土)、現在は朝の7時45分です。
 
 寒い朝ですが、多く寝ることはなかなかできず、1時間ほど前には起床して動き
始めています。ようやっと魔の1週間(5日間)である女房の送迎が終わりました。
当方的には超大イベントである禁酒励行も昨日で1週間が経ちました。18歳から
開始された飲酒ですが、今までに1カ月以上断酒ををしたことは数回あります。
それが今回は20年前の禁煙開始時と同様に今後もう酒は飲まないという事が前提
での断酒→禁酒になっています。もちろん今回のコロナ禍が大原因となった禁酒実行
なのは当然です。ハッキリ、昨日の小池婆ではないですが、都のまん延防止法申請の
期日は4月12日から5月11日までの1ヶ月となったようです。またぞろ、飲食店の
時短営業開始です。今後の変異株の蔓延等鑑みると、もう感染者数が減少し続ける
ことは不可能のような気がします。インチキ臭い現在接種し始めた欧米のワクチンも
変異株の増大ですぐ効かなくなりそうです。その方が我が日本人にとってはベターです。
良識者は黙っていますが、輸入された遺伝子ワクチンはまず接種しないでしょう!!!
 現状でのコロナ禍の惨状を記した記事を下に付けますのでご参考にどうぞ!
 
 
 
解雇10万人、破綻1300社 収束見えず影響深刻化 コロナ禍
 
 新型コロナウイルス感染症による経済への影響が一段と深刻化している。
 
 昨年4月の緊急事態宣言から1年がたち、コロナ関連の解雇・雇い止め(見込みを含む)は累計10万人、企業の経営破綻は1300件を超えた。「第4波」が迫る中で感染収束の兆しは見えず、不安は高まるばかりだ。
 
 厚生労働省が8日公表した集計結果によると、解雇・雇い止めの人数は7日時点で10万425人。2日時点の業種別集計によると、製造業が2万人を超えて最も多く、小売り、飲食、宿泊もそれぞれ1万人台だ。
 
 解雇や雇い止めは、昨年4月の緊急事態宣言に伴う経済活動の停滞を受け急拡大し、8月に5万人を超えた。秋以降は増加の勢いが弱まったが、節目の年度末に当たる今年3月は前月の1.7倍に跳ね上がった。
 
 政府は、従業員に支払った休業手当に対して助成する雇用調整助成金の特例措置を活用し、雇用維持に努めてきた。中小企業で手当の最大全額(日額上限1万5000円)を肩代わりする。
 
 ただ、今月末でこの特例措置は終了。一部の企業を除いて助成率を9割(同1万3500円)に引き下げる。7月はさらに支援を縮小する方針で、雇用維持を断念する企業が増える恐れがある。
 
 一方、東京商工リサーチが8日発表したコロナ関連の経営破綻(負債1000万円未満を含む)は、同日午前11時時点の累計で1310件だった。年度末にかけて2カ月連続で伸び、3月は過去最多の148件に達した。
 
 業種別の累計では、飲食業が最多の237件。飲食料品・アパレル関連の多さも目立つ。商工リサーチの担当者は「先行きが見通せないので(事業継続を)諦める企業もある。第4波が迫る中で事業活動に支障が出るとの懸念がさらに強まっている」と警戒する。 
 
 
 このところ、連日1日に1本だけ映画を観ることにしています。
もちろん我がストックのブルーレイから選択して何度目かの再鑑賞
ものです。一昨日は日本映画でこれも5回目ぐらいになる”おくりびと
という米国アカデミー賞の外国映画賞を受賞した作品です。
なぜ今これか(?)は当然、この1月に亡くなった実弟の葬儀で湯灌行事に
付き合ったことから再鑑賞したくなって観ました。映画では山形の田舎町が
舞台となっているので、セレモニーホールも無く、ほとんどの葬儀は自宅で
行なわれるという前提での映画進行です。この映画の題名は”おくりびと
ですが、原作は富山県が舞台で題名は”納棺夫日記”と格好つけて納棺師
などとは言っていませんのでご注意を!!!
 現実にこの1月23日の実弟のお通夜ではセレモニーホールなどでいうところの
”湯灌”に立ち会いました。映画を見ながらいろんなシーンでお涙ちょうだい場面
が続出です。実弟が逝く3年前に共に飲んだきりだったのが超心残りであります。
まさか兄である当方より先に逝くとは想像していませんでした。残念です!!!。
 ということで、湯灌=納棺の儀は現実でも映画でも何かしら寂しげな心惜しい
行事でありました!
 翌日の昨日にはこれまた何かと現状の世界的不幸事象的な部分が重なる洋画で
トム・クルーズ主演の”M:Ⅰ-2(ミッションインポッシブル2)です。
 この映画の醍醐味はトム・クルーズ中心のアクションシーンにあることは間違い
ありませんが、モチーフは現在の世界が被っているコロナ禍とまったく同様の
その筋や大製薬会社中心の大金儲けが主体の映画です。現状の世界が被っている
災いとまったく同様で作られた感染症の蔓延とそれに伴う新型コロナワクチン接種
で大儲け、その前提では株式のインサイダー取引で超大儲け・・・と、映画と内容は
現況の世界中が被っている悲劇とほとんど変わりありません!?!
 当方的には、人類の行っているこれらの不祥事が予想しなかったコロナ禍でいえば
変異株の蔓延→深刻なワクチン開発は数年かかるので世界中で一体何人の人が
死ぬか想定外となることです。
 もうすぐ、65歳以上のクソ爺婆はワクチン接種出来ると喜んでいる”あなた”
・・・これを摂取してもすぐ新たな敵が現れますのでご注意を!!!
 本日の映画観賞は予定していませんがまた観たら報告します。
 
少し長くなりますが、重要な論考がありますので読んで下さい。マスコミの惨状=
NHKの腐敗などに関する植草一秀氏のブログ記事です。
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/04/09
 
           NHKが腐敗するメカニズム
 
               第2904号
この国の特異体質がクローズアップされている。
 
英紙ガーディアンの東京特派員はツイッターで、
 
“The Tokyo 2020 Olympics grow more grotesque by the day”
 
と評した。
 
日本政府が医療従事者、高齢者よりも先に東京五輪に出場する日本代表選手に
対して新型コロナウイルスのワクチンを接種することを可能とする方向で検討
に入ったという報道に対しても批判が沸騰した。
 
批判を受けて五輪担当相は報道内容を否定した。
 
丸川珠代五輪担当相は
 
「IOCと我々(日本政府)は、ワクチンを前提としない大会として準備して
いる」
 
と述べた。
 
しかし、この「ワクチンを前提としない大会」が恐ろしい。
 
日本でいま、感染第4波が拡大中だ。
 
昨年12月に英国で変異株が確認された。
 
直ちに日本政府は外国人の入国規制を厳格化するべきだった。
 
しかし、これを阻止したのが菅義偉氏である。
 
12月28日に決めた対応策はかたちだけのザル対策。
 
外国人入国の太宗を占めるビジネストラック、レジデンストラックを規制対象
外にした。
 
この措置を1月13日まで引っ張った。
 
菅氏は両措置を、当該国で変異株の国内感染が確認されたら停止するとの方針
を示した。
 
菅首相反知性主義は恐るべきもの。
 
変異株の流入を「未然に」防ぐのが水際対策の目的。
 
「国内感染が確認されたら入国を停止する」という言葉は、菅氏が「水際対
策」の意味をまったく理解していないことを示している。
 
外国人の大量入国が放置されて変異株はフリーパスで日本国内に流入したと見
られる。
 
菅義偉氏は3月21日に緊急事態宣言を終結させた。
 
日本における人流は12月31日に最低値を記録。
 
1月中は低水準で推移した。
 
しかし、緊急事態宣言解除の思惑が浮上するのに連動して増加に転じた。
 
2月中旬からは明確に増勢を示し始めた。
 
人流変化が新規陽性者数変化につながるまでに3週間の時間がかかる。
 
日本におけるコロナ新規陽性者数は3月8日に最低値の599人を記録した。
 
しかし、3月9日以降は増加に転じた。
 
さらに、緊急事態宣言解除の動きを受けて人流が一段増勢に転じた。
 
3月下旬にかけて、花見、歓送迎会、卒業旅行、各種行楽で人流が急拡大す
る。
 
このことが明白な状況下で3月21日をもって緊急事態宣言を解除した。
 
理由は3月25日に聖火リレー始動が予定されていたこと。
 
緊急事態宣言下での聖火リレーは海外での反響を踏まえて避けなければならな
いと考えたのだろう。
 
この事情から宣言解除を強行した。
 
その結果、想定通り、人流が急拡大した。
 
人流が最高値を記録したのは3月26日。
 
3週間後の4月中旬には新規陽性者数増加となって影響が表出するだろう。
 
しかも、感染の中心が変異株に移行している。
 
感染力と毒性が強く、ワクチンが利かないとの疑いが指摘されている。
 
先行して宣言解除に突き進んだ大阪府は医療非常事態宣言発出に追い込まれ
た。
 
3月の緊急事態宣言解除が致命的な誤りだった。
 
この緊急事態下で密集・密接を人為的に創出するスポンサーの車列が大音響を
伴って行進する「商火リレー」が強行されている。
 
菅内閣五輪組織委員会、利権スポンサー、利権メディアの醜態は言葉で表現
し尽くせない。
 
しかし、ここで見落とせないのが市民の沈黙。
 
市民の沈黙は権力の暴走容認を意味してしまう。
 
市民が立ち上がり、声を上げるべき局面だ。
 
同調圧力」という言葉があるが、「同調」というより、この国では「お上」
にひれ伏す行動様式が幅を利かせ過ぎている。
 
この行動様式をもたらす原因を、私は「お上と民の精神構造」と呼んできた。
 
精神科医和田秀樹氏はトラウマに関して
 
「あまりにもひどいことをされたら加害者の言うことを聞くようになる。
 
たとえば子どもが親からひどい虐待を受けると、親の機嫌を取るようになる。
 
「サレンダー心理」といって、無抵抗の状態に陥ってしまう。
 
日本は原爆を落とされ、アメリカにサレンダー状態にされてしまった。
 
そのため従順になってしまったんだと思う。」
 
と指摘する。
日本の「民」は「お上」から残虐な扱いを受けて、「お上」に対して無抵抗の
状態に陥っている。
 
戦後民主化で建前上は国民主権とされたが、官僚による支配構造は温存された
まま。
 
政治権力は警察権力、検察権力、裁判所権力を支配して「恐怖による支配体
制」を敷いている。
 
「サレンダー心理」に追い込まれたままの国民は、政治権力の機嫌を取るよう
になってしまった。
 
この「民の精神構造」が根付いているために、海外から笑いものにされる権力
者の醜態が目の前で演じられていても、これを打破できなくなっている。
 
メディアの本来の役割は「社会の木鐸」。
 
木鐸」とは、昔の中国で法令などを市民に触れ歩くさい鳴らした大きな鈴の
こと。
 
メディアが社会に向かって警鐘をならし、社会の行く手を示すのがメディアの
本来の役割だ。
 
ところが、そのメディアの大半が腐ってしまっている。
 
腐敗の極致はNHK。
 
NHKこそ、五輪開催の是非を大いに論じるべきだ。
 
五輪開催賛成論があってもよい。
 
しかし、一方に五輪開催反対論がある。
 
聖火リレーを喜ぶ人がいる一方に、聖火リレーを中止すべきと訴える人がい
る。
 
放送法第4条に
 
「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明ら
かにすること」
 
という条文が置かれている。
 
NHKはまったくこれを守っていない。
 
コロナの感染拡大抑止を報道しながら、聖火リレーの密について、なぜまった
く触れないのか。
 
現在の放送法を悪用すると、政治権力はNHKを完全支配できてしまう。
 
NHKの最高意思決定機関である経営委員会委員の任命権を内閣総理大臣が有
している(第31条)。
 
同条には、NHK経営委員を
 
「公共の福祉に関し公正な判断をすることができ、広い経験と知識を有する者
のうちから」
 
任命するとの規定が置かれているが、表現が抽象的であるから、実質的に無視
することができる。
 
NHK会長は経営委員会が任命する。
 
NHK会長は経営委員会の同意を得て副会長と理事を任命する。
 
NHKの重要業務の執行は会長、副会長、理事によって構成される理事会の審
議の下に置かれる。
 
つまり、内閣総理大臣はNHK経営委員会委員の人事権を通じてNHKを実効
支配できる。
 
現に、安倍晋三氏、菅義偉氏は、この手法でNHKを私物化してきた。
 
NHK職員は「みなさま」のためではなく、「あべさま」や「すがさま」のた
めに行動する。
 
これがNHK腐敗のメカニズムだ。
 
日本を立て直すには、主権者である市民が、主権者であることを自覚し、権力
者に対して堂々と正論を主張することが必要不可欠。
 
いま、何よりも問われているのは市民の矜持と行動である。
 
 
 以上です。当方的には無理でしょうが、本当にもしも東京五輪開催なら
コロナ禍が完璧に消え去るまでプチ移住がしたいです。候補地は鹿児島県の
屋久島か奄美大島古仁屋港界隈のに沢山ある島々の一つ・・・とかです。
 まあ、無理でしょうが、変異株の蔓延はそれを真実に促す可能性が出ています。
気を付けましょう!!!