PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1466                  後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年8月5日(木)、現在は朝の7時5分です。
 
 今朝はド・ピー缶的晴天の1日となりそうな青空が晴れ渉っています。
今日も超暑い真夏日猛暑日か?)となりそうです。
 それでも台風の影響か(?)、週末の7日・8日は雨マークとなっているのは
干天の慈雨です。
 
 昨日のコロナ感染状況ですが、予想通り大量発生でした。都では4166人と
過去最多、全国でも14207人と最多更新です。大阪が1224人と増加傾向、
兵庫422人、岡山も131人と出て、京都が277人、広島でも114人、福岡でも
252人で熊本は116人、愛知では376人、滋賀でも103人と初出です。
近在では神奈川が1148人、埼玉は何と1200人と最大、千葉も過去最高の
840人と出ています。静岡が202人で茨城は290人、群馬でも204人で栃木は
178人、新たに石川でも118人と出ています。遠方の沖縄は602人と増大、
北海道でも366人と増加中です。このところの傾向はコロナ感染の地方拡大傾向
でしょうか!五輪の影響もあり人々のウキウキ心爆発的外出傾向が一般化して来て
政府筋がよほどの手立てを打たない限りこの増大傾向に歯止めはかかりそうにあり
ません!?! 徐々に得体のしれない不安が増大となりつつあります!
 
 一昨日の3日(火)の日に海浜幕張→市川と廻った結果、腰痛が再燃、今度は
右サイドではなく左サイドが痛みの中心となって昨晩あたりから歩行にも支障を来す
状況となっています。今朝もこれから低周波電気治療を受けに行きますので湿布薬
を貰ってくるつもりです。やはり7000歩は歩きすぎですか(?)通常は4000歩ぐらい
に押さえないと何かしらの腰痛が再燃すると思い、気を締めることにします。
 
 
 植草氏のいつもの論考を付けます。
 
 
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/08/04
 
           「切り札」でなく「札付き」のワクチン
 
               第2997号
コロナ感染拡大で警戒されてきた医療崩壊が現実化している。
 
菅内閣はコロナ感染での入院措置を重症化した患者に限定する方針を示した。
 
中等症患者の入院が必要なことは言うまでもない。
 
中等症は二つのステージに分けられるが、重いカテゴリーは酸素吸入を必要と
する状況。
 
コロナ感染症では症状が急激に重篤化する場合がある。
 
本年1月の感染第三波では大阪府を中心に医療崩壊が発生した。
 
発症したのに入院することができず、自宅に放置されて命を失う事例が多数発
生した。
 
これまでの基本方針は無症状、軽症の感染者は宿泊療養。
 
これが自宅療養に切り替えられる。
 
感染者急増で入院対応、宿泊療養対応が困難になりつつあることに加えて、政
府が費用節約に動き始めたことも背景にあると考えられる。
 
五輪に巨大な血税を注ぎ、国民の命と健康を守る国費を切ることは言語道断。
 
菅内閣が感染第五波の感染爆発を引き起こした。
 
新規陽性者数が激増し、入院対応が不能になりつつある。
 
本来、入院処置を取り、救命しなければならない患者に対して入院措置が取れ
ない状況が発生する。
 
そのために、入院措置に関する運用ルール変更を打ち出したわけだ。
 
菅コロナ大失政が阿鼻叫喚に陥っている。
 
感染爆発を引き起こした主因は五輪開催強行。
 
菅義偉氏は3月21日に緊急事態宣言を解除。
 
さらに、6月21日にも緊急事態宣言を解除。
 
東京都の新規陽性者数推移を見ると、3月21日も6月21日も新規陽性者数
が再拡大に転じた初期。
 
感染抑制を十分に確保しないまま緊急事態宣言を解除した。
 
3月21日は3月25日に五輪聖火リレーを開始するために解除を強行。
 
6月21日は五輪有観客開催決定を強行するために解除を強行。
 
公衆衛生の視点でなく、五輪開催強行の視点からすべてが決定されてきた。
 
そして、6月21日の解除強行後に感染が急拡大。
 
二つの要因がある。
 
第一は感染の中心がL452Rに置き換わったこと。
 
3月にインドで確認された。
 
直ちに水際対策厳格化が必要だった。
 
しかし、菅内閣が対応したのは5月に入ってから。
 
後手後手の対応でL452Rは易々と日本国内に流入した。
 
昨年12月に英国で確認されたN501Y変異株に対する対応の失敗を繰り返
した。
第二の要因は緊急事態宣言を発出しながら五輪開催を強行したこと。
 
五輪開催強行が人々の行動抑制のたがを外した。
 
「五輪強行で行動抑制のたがが外れた」
 
人々がすべてのことに我慢を重ねてきたのに、どうして五輪だけ開催を強行す
るのか。
 
五輪開催を強行しながら行動抑制を求め、人々が従わないのは当然のこと。
 
ほぼすべての国民がそう考える。
 
五輪放送を視聴しメダル獲得をもてはやすことと五輪開催強行の是非は別次元
の問題。
 
五輪はスポーツ興行として商業的に人気のコンテンツ。
 
しかし、致命的副作用がある。
 
五輪開催強行が人々の行動抑制への意思を破壊する。
 
また、多数の外国人入国が世界中の変異株を日本に集結させる効果をも有す
る。
 
7月12日の緊急事態宣言発出後に人流縮小は観察されなかった。
 
人流が縮小した部分だけを切り取って「人流が減少した」と主張するのは失
当。
 
日本全体のデータでは、7月12日以降、人流は明らかに拡大した。
 
飲食事業者が飲酒提供禁止・時短営業の要請を一斉に無視し始めた。
 
五輪開催を強行して、政府にこの対応を責める資格はない。
 
結果として感染爆発が生じ、医療崩壊が生じた。
 
菅義偉氏の行動は万死に値する。
 
人流ピークはこれまでのところ7月24日。
 
7月22日からの4連休に際して菅内閣は何の対応も示さなかった。
 
警戒するべきは、感染が急拡大している大都市圏、とりわけ首都圏から大量の
人が全国各地に移動することだった。
 
人流変化とコロナ新規陽性者数変化のタイムラグは3週間。
 
8月中旬には日本全国での感染爆発が生じるリスクがある。
 
3月の場合、人流ピークは3月26日。
 
全国新規陽性者数がピークを記録したのは5月12日。
 
この時間差を踏まえると今回の新規陽性者数がピークを記録するのは9月中旬
ごろになる。
 
感染第一波から感染第四波の新規陽性者数ピークは
 
2020年4月、2020年8月、2021年1月、2021年5月
 
に記録された。
 
4ヵ月ないし5ヵ月ことにピークが訪れている。
 
この関係からしても、次の新規陽性者数ピークは本年9月から10月になる可
能性が高い。
 
東京都の新規陽性者数推移を見ると、今回の感染拡大の異常な速さが際立つ。
 
週間新規陽性者数は緊急事態宣言を解除した前週がボトムだったが、その後に
急拡大している。
 
6/13~6/19  2644
6/27~7/3   3942
7/11~7/17  7084
7/25~7/31 20440
 
の変化を示している。
 
五輪開催強行に伴い、人々の行動抑制のたがが外れた。
 
さらに、感染力の強いL452Rが感染拡大の中核に置き換わった。
 
このことで、感染爆発が生じている。
 
L452Rについては、本ブログ、メルマガで再三指摘してきたが、東アジア
の人種が持つ免疫能力をすり抜ける可能性が指摘されてきた。
 
東アジアのコロナ感染被害は他地域と比べて著しく軽微に抑制されてきたが、
L452R変異株では、この特徴が消滅する可能性が指摘されていた。
 
現実に、東アジアでも感染被害が拡大している。
 
菅義偉氏は五輪開催を強行してもワクチン接種が進展すれば感染拡大を抑止で
きると読んだ。
 
菅義偉氏は国民の4割がワクチン接種すれば新規陽性者数が減少するという正
しくない情報を得て、これを鵜呑みにした可能性が高い。
 
すでに日本におけるワクチン接種者は4割に近づいている。
 
しかし、感染が収束する気配すら存在しない。
 
菅義偉氏はワクチンが「切り札」だと主張してきたがワクチンは「切り札」で
なく「札付き」との評価が広がっている。
 
ワクチン接種後に重篤な状態に陥る人、ワクチン接種後に急死する人が異常に
多い。
 
巨大な薬害問題に発展する可能性が低くないと思われる。
 
3760万人接種時点で接種後急死者が667人、重篤化した人が3000人
程度報告されている。
 
3000人は3760万人の0.008%。
 
コロナで死亡した人は全人口の0.012%。
 
コロナのリスクとワクチンのリスクは同等と言っても良い。
 
数値は「副反応疑い」として報告されたものだけで、医師が副反応疑いに含め
なかった事例が多数漏れていると考えられる。
 
査読を受けた論文ではないが、ワクチンが効かない変異株が「ほぼ確実に」出
現するだろうと予測した英学会研究論文が、英政府の緊急時科学助言グループ
(SAGE)公式サイトに掲載された。
 
査読を受けた論文では南アフリカ変異株に対してアストラゼネカ社製ワクチン
の有効率が10.4%しかないとの検証結果が公表されている。
 
 
ワクチンは有効でなく、極めて強い副作用を持つ。
 
この指摘を無視できない。
 
重篤化するリスクの低い人がワクチンを接種するメリットはないと言える。
 
国民の命と健康よりも自分の政治的利益だけを優先し続けてきた菅義偉氏に天
罰が下ることは避けられないだろう。
 
「天網恢恢疎にして失わず」
 
の言葉がいまも力を有している。
 
 
一昨日市川の書店で2冊の新書を購入、現在3冊の新書・文庫を併読しています。
軽く読める本ばかりですので頭が痛くなるほどのようなことはありませんが、暑過ぎる
毎日は読書にはあまり向きませんね。涼しいエアコン充満の部屋に居てもなかなか
ページが進みません。テレビをつけると見たくない五輪の放送ばかりです。当方、
すぐチャンネルを廻しますがどのチャンネルも似たような結果です。此の地獄的
様相は何時まで続くのでしょうか(?)。今週中位にしてほしいものです!?!
この五輪放送とコロナ禍情勢報告によって当方の腰痛と背中の痛み、便秘気味・・・
は解消しそうにありません。行きつけの内科クリニックは本日お休みですので、
本日の排便状況によっては明日訪院して少しきつめの下剤(?)を戴くようにする
つもりです。排便ですが、一応通常の排便はあるのですが、便の質が固すぎてイマイチ
量も少な目となっています。これは早急に解消しないと何やら新たな病を得そうで不安です。
 
 
 今日は量子物理学を付けます。
 
 
 
 
現実(リアル)とは何か?・・・実在さえも量子実験の前に敗れた!
 「この世」とは、私たちの妄想が生んだ幻影にすぎない。
 我々にとっての実在とは、記憶の中の虚構存在でしかなく、未来は可能性としての存在となる。となると我々が「現実」と呼ぶものは未来から過去へ移行する4次元世界の一断面で、この世は仮想現実(バーチャルリアリズム)そのものの世界となる。そこは目の見えない人が向こうの暗闇を杖で感知するごときで、まったく真実は見えてこない。
 量子実験がもたらした革命は、より根源的なものだった。ミクロ界の個々の粒子は「非局所性」という謎めいた相互結合性を示すと共に、波と粒子の二つの性質を併せ持つ不思議な二重性を備えていた。量子実験は、物質の実在という科学の基底に、霧のような不確実性を持ち込んだのである。
 私たちが物質(実在)と呼ぶものすべては、空間の中にある波の形をした暗黒物質ダークマター)のエネルギー・パターンである。
 物質のように見えるモノすべては空間の波動(エーテル)の中から生まれ、非局所性に相互(同化)作用している波動だった。
 そこに人の五感が感応して観測者効果によって物質が出現し、観察者と観察される側(物質)の内在的な非局所の関係が明らかになり、私たちが信じてきた物質世界は霞のようになった。実在と信じられてきたモノすべてが、量子実験の前に完全に崩れ去ったのである。
 
 
 
     では、また明日・・・