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PNC会員へ・・・
会員のみなさま 1504 後醍院 廣幸
おはようございます。本日は2021年9月12日(日)、現在は朝の7時40分です。
昨晩は豪雨と言っていいぐらいの降雨がありました。今朝は曇天ですが、今夕から
明日一杯はやっとの晴天が待っているようです。その後は18日ぐらいまでずっと曇
マークとなっています。9月はやはり雨っぽい月のようです。
予定では本日から我が家の外壁工事が始まるはずです。相当うるさいでしょうし、
暗いしで早く終わってほしいと祈るばかりです。
昨日のコロナ感染具合ですが、減少傾向が続いています。都で1273人、全国では
8807人と少ないです。大阪が1263人、兵庫で507人、愛知が970人と出て、
神奈川でも862人、埼玉で780人となっています。医療関係者の弁ではここまで急激な
減少になるとは想像外とのことです。誰もこのコロナの行方は分りません。余計な予測など
言わないことが肝心です。
今日は一応、植草氏のコラムを付けます。
「植草一秀の『知られざる真実』」
2021/09/11
ワクチンマルチ商法を許さない
第3028号
8月23日付ブログ記事
「万死に値する菅コロナ大失政」
「日本の新型コロナ感染拡大第5波が緩やかにピークアウトする可能性はあ
る。」
と記述した。
さらに、8月27日付ブログ記事
「コロナ感染重大化させた菅義偉氏」
「東京都の新規陽性者数は8月15日から21日の週がピークになる可能性が
ある。」
と記述した。
実際、全国新規陽性者数は8月20日にピークを記録。
減少に転じた。
新型コロナ第5波は8月20日にピークを通過して縮小に転じた。
日経平均株価が安値を記録したのが8月20日
26954円まで下落した。
日経平均株価が反発に転じたのは週明けの8月23日から。
9月3日の昼に菅義偉氏が首相退陣の方針を表明した。
これを契機に株価急騰が加速した。
NHKは菅首相退陣で新たな経済政策策定への期待が高まったことが株価上昇
の理由だと報じた。
NHKが株価上昇の理由を勝手に決めることがおかしい。
しかも間違っている。
菅内閣が存続しても大型経済対策が策定されることになっていた。
菅首相退陣で大型経済対策策定という認識自体が間違っている。
日経平均株価は8月20日から9月3日昼までに1800円上昇していた。
9月3日昼から9月10日までにさらに1600円上昇した。
株価上昇の最大の背景は「コロナ越え」。
私は会員制レポート『金利・為替・株価特報』8月30日号に、コロナがピー
クを超えてポストコロナが展望されて株価が反発するとの見通しを書いた。
その通りの現実が生じた。
そこに菅首相辞任が重なった。
菅首相辞任で日本の「コロナ大失政」にひとつの終止符が打たれる。
このことで株価上昇が加速したのである。
コロナの感染波動は世界的な感染波動と国内の人流変化によって形成される。
昨年春以降の人流変化とコロナ感染変化を比較すると、人流拡大が感染拡大を
もたらし、人流減少が感染縮小をもたらしてきたことがよく分かる。
このことで人々の行動抑制のたがが外れた。
「五輪強行で行動抑制のたがが外れた」
7月4連休に感染拡大地から全国各地への民族大移動が生じた。
菅内閣はこれを放置した。
人流がピークを記録したのが7月22日。
新規陽性者数がピークを記録するのは3週間から4週間後。
8月20日に新規陽性者数がピークを記録した。
感染第5波の感染者数は激増した。
菅内閣が感染抑止を優先しなかったからだ。
しかし、ウイルスの毒性は変異を重ねるごとに弱くなる傾向を有していると見
られる。
今後も感染波動が生じることは十分に考えられるが、徐々にコロナと通常の生
活が共存できるようになってゆく。
根本的な誤りはコロナを「恐怖の感染症」と位置付けてきたこと。
これが今後修正されてゆくことになる。
問題はワクチンの取り扱いだ。
賢明な人の多くはワクチンを接種しない。
ワクチン接種は個人の判断に委ねられる。
ワクチン接種証明は用いないこととされてきたはずだ。
それが何の前触れもなく大変更されるとの話が浮上している。
絶対に許されることでない。
ワクチンパスポートを完全粉砕しなければならない。
コロナに対して政府はどう対応するべきだったか。
三つの最重要事項がある。
第一は必要十分な医療を供給する体制を確立すること。
第二は検査と隔離を基本とすること。
第三は正確な情報を流布すること。
この三つが基本だ。
しかし、安倍・菅内閣はこの三つのすべてを実行しなかった。
感染症対策の基本は「検査と隔離」。
徹底的に検査を行い、陽性者が感染を拡げないようにする。
すべての国民がいつでもどこでも自由に公費で検査を行えるようにする。
検査の徹底がすべての基本に置かれるべきだ。
しかし、安倍・菅内閣は検査の開放をいまも実行していない。
国民の命と健康を守るためには、必要十分な医療を提供する体制を確立するこ
とが必要不可欠。
ところが、現実には多くのコロナ感染者が自宅に放置され、医療を受けること
ができぬまま尊い命を失った。
政府による殺人と言って過言でない。
このことと第三の正確な情報の流布とが密接に関わる。
コロナは「恐怖の感染症」でない。
コロナを「エボラ出血熱」のような位置付けにしたことが大きな間違い。
当初はコロナの実態が掴めなかった。
しかし、時間の経過とともにコロナの実態が判明した。
日本におけるコロナ被害は季節性インフルエンザと同程度。
それにもかかわらずエボラ出血熱並みの対応を続けた。
そのために医療崩壊が発生した。
すべての医療機関をコロナ診断・診療の窓口に位置付ける。
医師の判断で必要な感染者に入院治療を行える体制を整えるべきだった。
この方式で対応していれば医療崩壊は起こらなかった。
日本でコロナ陽性と確認された人は全体の1%。
99%の人が陽性と確認されていない。
1%の陽性確認者の大半が無症状または軽症者だ。
他方、ワクチン接種は重大なリスクを伴う。
6000万人弱接種時点で1000人以上の接種後急死者が確認されている。
接種後重篤化者は約4000人。
季節性インフルエンザの場合、5000万人接種で接種後急死者数は0~3人
だ。
新型コロナワクチンのリスクは極めて重大であると言わざるを得ない。
ワクチンを打っていなくても感染した確率は1%。
死亡した確率は0.01%。
ワクチン接種後急死確率は0.002%、接種後重篤化確率は0.007%。
高齢でない健常者がコロナで重篤化した、あるいは死亡した確率は0.01%
よりもはるかに低い。
この数値を比較すれば、ワクチンを接種するメリットを見出すことはできな
い。
ところが、政府はワクチン接種証明をつくり、各種優遇措置を導入しようとし
ている。
完全な悪質マルチ商法だ。
接種証明または陰性証明とするなら、少なくとも陰性証明のための検査を「い
つでもどこでも自由に公費で」実施できるようにしなければおかしい。
ワクチンに関するネガティブな情報をほとんど伝えようとせず、リスクの高い
ワクチン接種をなかば強要しようとする姿勢は犯罪的。
ワクチンパスポートを絶対に許してはならない。
コロナ騒動のキーワードは「ワクチン利権」。
「ワクチン利権」の闇を暴かねばならない。
今日から相撲の9月場所が始まります。優勝候補は照ノ富士しかいませんので
どうでもいい案件ですが、少しは日本人上位力士も頑張ってほしいものです。
当方的にはそれでも本日の3時ぐらいから2週間は観戦する予定です。
もちろんワンピー姐さんを観るだけが楽しみですが(?)。この2週間は我が家の
外壁工事期間とガッチリリンクします。嫌でも相撲観戦の2週間となりますね。
昨日から秋競馬がスタートしました。
昨日の中山初日開催日は昔から例年だと本馬場に行き、好きなラーメンと
フライドチキンを食べ、午前中からメインレースまで馬券買いに勤しんだのですが、
今開催もまだコロナ禍で観客制限開催となり残念な事、此の上ありません。
昔から(学生時代から)この土曜日の秋競馬中山初日は馬券が取れるケースが
多く、超楽しみにしている一日でした。今回も昨日のメインレースである11Rでは
軸の11番の馬が圧勝して紐に買った1番の馬も来てくれて、1-11の馬連で2250円
を取らしていただきました。今日も頭に乗って10Rと11Rをすでに買いましたがどうでしょうか?
久々の競馬と相撲の2大愉しみがある秋も良いものではありますね!?!
コラムを添付します。読んで下さい。
敵菜収
どれを選んでも地獄…自民党総裁選は「究極の選択」、悪政は続く
昔、「究極の選択」というのがあった。うんこ味のカレーか、カレー味のうんこかどちらかを選べみたいな。今回の自民党総裁選(17日告示、29日投開票)もそれに近い。
どれを選んでも地獄だが、中でも最悪なのは河野太郎だ。自己愛過剰で幼児的全能感が暴走。新型コロナのワクチンに関しても「僕を褒めて」とパフォーマンスに終始し、都合の悪いことは徹底的に隠蔽する。モデルナ製ワクチンの6月末までの供給量が当初の予定より3分の1に減ることをゴールデンウイーク前に把握しておきながら、7月になるまでその事実を隠蔽。ワクチンに関するデマに警戒するように呼びかける一方で率先してデマを流す。400万回以上再生されたネット動画では「いろんな国の様子を見てると、たぶん発症しないとか重症化しないだけじゃなくて、ワクチンを打ったらたぶん感染しないっていうことも言えるんだと」と発言。もちろんワクチンを打っても感染する。
河野は政治家以前に人間として問題が多すぎる。都合の悪い質問には「次の質問どうぞ」と完全スルー。まともな答弁をしない菅義偉よりひどい。
高市早苗もしゃれにならない。2014年9月にはネオナチ団体代表とツーショット写真を撮っていたことが発覚。高市は「思想信条が分かっていたら、会いもしなかったし、写真も撮らなかった」と釈明したが、過去にナチス礼賛本「HITLER ヒトラー選挙戦略」に推薦文を寄せていたことが発覚。総務相だった16年には「国は放送局に対して電波停止できる」と国会答弁していた。
岸田文雄はテレビ番組で森友事件に関し「国民が足りないと言っているので、さらなる説明をしなければならない課題だ」などと言っていたが一連の疑惑追及から逃亡中の安倍晋三が高市支援を打ち出すとすぐに腰砕けに。ネット番組で再調査は必要ないとの考えを示した。自民党にはすでに自浄能力はない。誰が自民党総裁になろうと悪政は続く。
総選挙で判断すべきポイントは政策でもビジョンでも公約でもない。新自由主義と政商とカルトの複合体である安倍―菅政権下で、これまでなにをやってきたかである。判断を間違えれば、この先もうんこを食うことになる。
“失われ続けている世代”のことを障子の張り替え政権の後釜たちは分かっているのか
「コロナ対策に専念するから首相を辞めます」って、今から何をするというんだ。おまけに、竹やぶからゾンビみたいに、ゾロゾロ現れた後釜候補の集団も見るからに無残なものだ。誰一人、一国の主にはとても見えない顔つきだ。この閉塞しきって、とげとげしくギスギスした社会をどう変えようというんだ。時代の闇をどう切り開くというのか。そのうち、解散総選挙で自公与党は過半数も取れず大敗して政局も総崩れして、何もかも「ご破算で願いましては」となるのがオチじゃないのか。
カネもない、職もない、夢も希望もない、閉じられた狭い世界でスマホをいじるその日暮らしが精いっぱいの、20代半ばから40歳の男女が今、どれほど多いことか。バブル崩壊から30年、そのバブルさえ知らず後の就職氷河期の中で育ったミレニアル世代(1980~2000年ごろに生まれた若者)、置いてきぼりにされ“失われ続けている世代”のことを、障子の張り替え政権の後釜たちは分かっているのか。
東京の小田急線車内で、客たちに次々に包丁で襲いかかった男が逃亡の揚げ句、コンビニで「ニュースに出てる事件の犯人です。逃げるのに疲れた」だと。サラダ油をまいて火をつけようとした愚か者だ。36歳、派遣社員。まさに“失われてきた世代”だ。「幸せそうな女を見ると殺したかった」「勝ち組が憎かった」とも供述した。勝ちと負けで人を分けてしまうような許し難く閉ざされた社会で品評され、自分を認めてくれる人はどこにもいなかったんだろ。周りに見下され、僻んでばかりで不幸せと思い、現に不幸せだったこの男に、自分を初期設定リセットして出口を探す能力など残ってるのだろうか。
やがては刑務所か精神病院から出される。その時、社会がどう迎えるかも問題だ。社会はカネ儲け最優先で失い続けたものを、彼ら世代に与えなかった「心の豊かさ」や大切なものをどこまで取り戻しているかだ。後釜候補どもはそんな未来より、目前の権力とカネとちゃちな名誉にしか興味がない。よくも政治家などと名乗れたもんだ。
“失われた世代”の殺人事件が続発だ。琉球大学時代に後輩に呼び捨てにされて見下されてると思い、卒業後も付け回し、LINEをブロックされたごときで、後輩の顔に硫酸をかけた25歳の男も典型だ。受験地獄の果て、家と大学しか知らない閉じた世界で育ったようだ。初めから豊かさなど知らないまま卒業し、元から貧しいこの荒れ野に放り出されたら、周りに誰もいなかったのだ。のっぺらぼうで不憫な顔だった。
山梨県の小屋に女子高生を殺して置いて帰った若い夫婦も「豊かさ」とは無縁だった。川崎市では、27歳、無職の兄が帰省していた24歳の妹の喉を切って殺してしまった。さまようしかない若者が出口の見えないうつろな人生を、自らシャットダウンしている。哀れで憂鬱な世界、誰か吹き飛ばしてくれ。
ビジョンなく恐怖で支配した菅総理 国を率いる政治家は確固たる哲学や理念を持つべきだ
事実上の退陣を決めた菅総理は、日を追うごとに人気を失っていった。昨年9月の政権発足当時の内閣支持率は62%(NHK世論調査、以下同)。それが今年8月には29%にまで落ち込んだ。一方で不支持は13%から52%にまで上昇している。原因はビジョンを欠いていたことだと思う。「私はこの国をこうしたい」という方向性が、1年経ってもいっこうに見えなかった。そして今、安倍内閣が8年にわたって劣化させた永田町や霞が関をさらに散らかすだけ散らかして、後片づけもせずに立ち去ろうとしている印象だ。
■軍閥内閣を彷彿とさせる不誠実な内閣
振り返れば安倍内閣も菅内閣も、政治家や官僚が平気でウソをつくことを許してきた。ここまで国民に不誠実な内閣は、戦前にさんざん虚偽の大本営発表で国民をだまし、扇動して戦争へと駆り立てた軍閥内閣を彷彿とさせる。
かつて森友学園をめぐる公文書改ざん問題で安倍前総理は「私や妻が関係していたなら、総理大臣も国会議員もやめる」と発言した。国会でこのように言えば、事実がどうあれ、官僚たちはそれに合わせて動かざるを得なくなる。総理や内閣を守るのが彼らの責務だからだ。官僚にそのような「忖度(そんたく)」をさせてしまう空気をつくり上げた罪は重い。自殺者も出ている。
内閣人事局の存在も影響が大きかった。これで内閣官房は各省庁の幹部人事権を手にした。生殺与奪の権を握られた官僚は、政治家に対して進言も諫言(かんげん)もできなくなった。反感を買えば更迭されるという恐怖が彼らを萎縮させ、能力を発揮する機会を奪った。そのときから、選りすぐりの人材がそろっているはずの官僚の劣化が始まったのだ。
政治家に対しては、日本版CIAといわれる内閣情報調査室が徹底した“身体検査”を行い、弱みを握った。政権に好ましからざる動きを見せる者がいれば、検査結果をネタに脅しをかける。総裁選立候補者の出馬取りやめなどは、そのためだろう。
■恐怖政治の中枢にいたから人望がない
安倍政権が霞が関と永田町に敷いた恐怖政治の中枢にいたのが、官房長官だった菅さんだ。だから彼には、人望がないのではないか。官房長官と総理大臣では、まったく立場が違う。恐怖で支配するだけでは人はついてこないことを、総理になって思い知っただろう。
えてしてそういう政治家は毀誉褒貶(きよほうへん)があるものの、親分肌で強い者にへつらわず、有事の際には「俺が責任を取る」と言い切れる自信も持ち合わせていた。そして池田勇人や角栄は「所得倍増」や「日本列島改造」などのわかりやすいビジョンを打ち出し、国のかじ取りを行った。
国を率いる政治家は、まず確固たる哲学や理念を持つべきだ。「自分は日本をこういう方向に導いていきたい」と明快に示し、国民の賛同を得る努力をすべきである。そういう人にはおのずと魅力も備わってくる。
安倍さんには憲法改正という空恐ろしい思想があったが、菅さんにはそういうものすらない。菅さんの座右の銘は「意志あれば道あり」だそうだが、道を切り開いて歩こうとしても、信ずるに足るリーダーでなければ、誰も後についていかないことを知ってほしい。
確固たる哲学や理念を持ち、公僕たることを自任する信頼できる政治家は、もはやこの国には出てこないのか。政治家と官僚とマスコミの著しい劣化を見ると、暗澹(あんたん)たる気持ちになる。
今日は以上です。 では、また明日・・・・・