PNC会員へ・・・

会員のみなさま 1509                     後醍院 廣幸
 
おはようございます。本日は2021年9月17日(金)、現在は朝の6時50分です。
 
 今回の台風14号は何故か迷走して、ほゞ直角に針路を東進に変更、列島を縦断
する勢いです。今朝の時間帯では曇天の我が地域ですが、午後からは降雨となり
明日の土曜日は一日中大雨という予報に変更されました。本来なら温帯低気圧
格下げる筈だった14号は何をトチ狂ったのか(?)台風のママ進むことになりました。
迷惑な限りです!でも台風一過の後は晴天の秋晴が続くようなのでそちらに期待します。
 
 コロナ感染状況ですが、多く出ている地域は都で831人、全国では5705人となり
大阪が858人、愛知で595人、神奈川で534人というあたりでひと頃と比べると
大幅減少となっています。このまま行けば有難いですが、そうは問屋が卸すかどうか?
です。第6波も不安です。
 
 本日は取りあえず、植草氏のコラムを付けます。
 
 
植草一秀の『知られざる真実』」
 
                             2021/09/16
 
           期待されるれいわ新選組の脱皮
 
               第3032号
自民党の党首選が実施されて河野太郎氏が新しい党首に選出されると改革が進
むかのような幻想が振り撒かれている。
 
しかし、ものごとの本質を見誤ってはならない。
 
現代日本政治の本質は米国の日本支配勢力に支配される政治。
 
米国の日本支配勢力が求める日本政府の要件は二つ。
 
対米隷属の維持
 
市場原理主義の維持
 
この二つの要請を満たす政権であれば誰が首班になってもよい。
 
一つの政権が長く続くと必ず腐敗する。
 
絶対的権力は絶対的に腐敗する。
 
米国の日本支配勢力にとって日本国内で人気の落ちた政権は庇護の対象でな
い。
 
賞味期限の切れた政権は廃棄される。
 
したがって、常に次の首班候補を発掘してメディアを操作して浮上させなけれ
ばならない。
 
CIAによる日本政治コントロールが続いている。
 
河野太郎氏を支持する顔ぶれを見れば本質が見える。
 
橋下徹氏と竹中平蔵氏が河野陣営の裏側に位置する。
 
河野太郎氏は対米隷属の堅持と市場原理主義の貫徹という米国の日本支配勢力
の要請に隷従することを宣誓して首相候補にノミネートされたと考えられる。
 
しかしながら、女系天皇容認や原発廃止の主張をいとも簡単に取り下げたよう
に強い信念の持ち主でない。
 
ポストだけが行動の目的である。
 
したがって、河野政権が誕生して期待できることは多くない。
 
少なくとも河井克行・案里夫妻事件、森友事件、加計事案、桜事案を解明する
ことを宣言することが求められる。
 
最低限必要な宣言さえ河野氏は示すことができていない。
 
米国の日本支配勢力は日本でリクルートしたエージェントを活用して世論操作
を懸命に行っている。
 
賞味期限の切れた安倍・麻生体制の存在意義は消滅している。
 
ただひたすら、米国に隷従する日本、市場原理主義の貫徹を忠実に遂行する新
しい顔が必要なだけ。
 
今回の党首選の特徴は直後に衆院総選挙が控えること。
 
菅体制で総選挙に突き進めば政権さえ失う局面だった。
 
菅氏を退陣させて党首選大宣伝活動を展開し、新内閣が発足した直後に総選挙
を実施すれば与党の議席減を最小に抑制できる。
 
このシナリオに基いて現実が動かされている。
 
選挙での最重要戦術は野党の分断。
 
共産党のイメージを貶めるプロパガンダを流布して
 
共産党と共闘するんですか」と叫ぶ。
 
狙いは反自公勢力を二つに割ること。
 
共産党と共闘しない勢力を伸長させるため、共産党と共闘する勢力に投票しな
有権者を増やすことができればいい。
 
小選挙区を軸にする選挙制度では反自公勢力が複数候補を擁立すれば与党候補
が勝利する確率が俄然上がる。
 
そのために、共産党誹謗中傷キャンペーンが展開されている。
 
日本で選挙が近付くと北朝鮮が必ずミサイルを発射する。
 
北朝鮮も米国の支配勢力の指揮下に置かれているのだと考えられる。
 
八代英輝氏はテレビ報道で
 
共産党はまだ暴力的な革命を党の要綱として廃止していない」
 
というデマを流した。
 
このデマについて八代氏は謝罪していない。
 
共産党は1955年の日本共産党第六回全国協議会(六全恊)で過去の武力闘
争路線を放棄。
 
もちろん、党の綱領に暴力的な革命の記述はない。
 
政府が「共産党破防法に基づく調査対象団体」とし、「暴力革命の方針に変
更はないものと認識している」との「見解」を表明していることが誤りの元。
 
明確な根拠なく政府が憶測で公党を誹謗中傷することは憲法違反の言論弾圧
政治的自由の侵害である。
 
共産党と共闘して政権奪取を目指すことに何の問題もない。
 
共産党が単独で政権を樹立するわけでもない。
 
共有し得る基本政策を確認して大きな連帯を構築する。
 
その上で効果的な選挙協力を行い、議会過半数獲得を目指す。
 
議会制民主主義制度の下で政治を刷新することが可能になる。
 
これが「政策連合」=オールジャパン平和と共生が提唱してきた運動案。
 
立憲、共産、社民、れいわが政策協定で合意に達した。
 
この政策協定に基づき、選挙協力体制を構築するべきだ。
 
しかし、これが進んでいない。
 
菅内閣が失政を重ねて国民支持を完全に失った。
 
その結果として菅義偉氏は退陣に追い込まれた。
 
菅政治に失敗の烙印が押された。
 
しかし、これは菅内閣の自滅であって、野党の成し遂げた成果ではない。
 
菅首相の退陣表明後、メディアは自民党党首選だけを取り上げ、新内閣に対す
る期待を盛り上げることに全力を投入している。
 
このまま新内閣が発足して衆院総選挙が実施されれば野党による政権奪還が実
現するとは考えられない。
 
問題の中核は野党第一党である立憲民主党の姿勢。
 
共産党を含む強固な野党共闘を構築するのか否か。
 
あいまい姿勢を続けていたのでは誰も付いてこない。
 
立憲民主党候補者で共産党の支援なしに当選できる者はほとんどいない。
 
選挙で協力を要請して政権協議には応じないは通らない。
 
野党共闘を妨害しているのは連合六産別。
 
大企業御用組合連合だ。
 
連合六産別は
 
戦争法制を肯定
 
原発推進を肯定
 
消費税増税を推進
 
の色彩を強く持つ。
 
この基本方針は反自公勢力の基本政策と相容れない。
 
連合六産別は国民民主党と足並みを揃えているのだから、立憲民主党は堂々と
連合六産別と訣別するべきだ。
 
それをしないから、優柔不断な対応が続く。
 
連合六産別はCIAの意向を受けて「共産党を含む野党共闘確立」を妨害しよ
うとしていると考えられる。
 
安倍・菅内閣の不正を厳しく追及し、
 
格差問題、貧困問題に懸命に取り組んできているのが共産党
 
野党共闘から共産党を排除する理由がない。
 
共産党自身、連立政権を目指す必要はないとしている。
 
自ら閣外協力もあることを明示している。
 
だから「連立政権」と呼ばずに「連合政権」と表現している。
 
共産党を含む強固な野党共闘体制を構築するべきだ。
 
国民民主党は存続が危ぶまれている。
 
国民民主党野党共闘に加わりたいなら、野党の政策協定に参加するべきだ。
 
政策協定に参加できないなら、自公と選挙協力する道を模索するのが筋。
 
日本最大の労働組合組織である「連合」が「労働組合」と「御用組合」の同居
体になっている。
 
その連合の主導権を握っているのが「御用組合」の「六産別」。
 
この連合が立憲民主党の優柔不断姿勢を後ろから誘導している。
 
「連合」は「労働組合」と「御用組合」に分裂するべきだ。
 
野党共闘に必要な支援母体は「労働組合」であって「御用組合」でない。
 
この問題を適正に処理できなければ立憲民主党に未来はない。
 
日本政治刷新を求める主権者は立憲民主党に代わる野党第一党を創設すること
が必要になる。
 
れいわ新選組は広くコミュニケーションを図り、主権者多数の意思を汲み上げ
る存在に脱皮するべきだ。
 
          以上です。
 
 
 一昨日になりますが、取引銀行の一つであるみずほ銀の稲荷町支店が
近くの上野支店内に移転するという案内を貰いました。
 ここは以前は第一勧業銀行稲荷町支店という店でした。当方、所属会社の
上野支店がこの東上野の稲荷町駅近くに移転したと同時に第一勧銀の稲荷町
支店で口座を開設、その後いままでずっと利用している支店です。解説した時期は
昭和だと55年、西暦だと1981年でしょうか。ざっと40年間利用しているわけです。
時代の流れでしょうか(?)稲荷町あたりはもう”用無し”なのでしょうか?
みずほ銀の上野支店は地下鉄銀座線だと御徒町駅末広町駅の間ぐらいですね。
まず行くことは無いでしょうが(?)ネットバンキングを設定してあるので不自由はしません。
 
 
 
 では相撲に行きますが昨日は超サプライズがありましたので報告です。
当方、相撲開催の2週間はほゞ午後の3時10分からNHKを観ます。
昨日も3時10分にNHKにチャンネルを廻したら超ビックリではないですか!!!
何と、テレビ画面(正面)のやや右側の砂被りに”ワンピー姐さん”が座っているでは
ありませんか!我が目を疑いましたが、真実ワンピー姐さんに間違いありません。
一体どうしたのでしょうか?4日間不在で5日目に登場となりました。この人はやはり
観音様ですね(?)、まったく異彩を放っています。相撲などもうどうでも良くなります。
 今後の後10日間の皆勤を超期待する次第です。
 ワンピー姐さんの御利益か(?)昨日の問題だった2大関が素晴らしい勝ち方で
勝利をしてくれました。これなら貴景勝も正代も何とか大関継続が出来そうなムード
となって来ました。今日以降に期待…です。
 
 北の富士コラムは付けます。
 
 
 
 
北の富士コラム】盛り上がりに欠ける…と思っていたら宇良が160キロ大栄翔を軽々持ち上がる怪力には驚いた
 
2021年9月17日 05時00分
 
◇16日 大相撲秋場所5日目(両国国技館
 
 場所入りすると、北勝富士と豊昇龍の休場を知らされた。きっと外国人なら「オーマイゴッド」「何てこった」と言うだろう。人気力士や看板力士が次々と姿を消していく。相撲内容も引いたりはたいたり、手に汗握るような熱戦もない。
 
 これではお客さんがあくびをしたり、眠ってしまうのも無理はない。私も解説しながらなんとか盛り上げようとするのだが、私の技量では無理というものだ。5日目はラジオの解説で助かった。相変わらず単調な取組が続く。とにかく一方的な相撲が多すぎる。すぐ前に落ちる。これでは銭はもらえません。
 
 後半に入って宇良と大栄翔の一番で、ようやく場内が盛り上がった。宇良は低い体勢で大栄翔の押しをかいくぐり、深くもぐって大栄翔を抱きかかえて、高々と持ち上げた。つるというより、抱え上げたと言った方がいい。大栄翔の体重は160キロぐらいはあるはずだが、軽々と持ち上げ、送りつり出した。
 
 この決まり手は朝青龍千代の富士が決めたことがあるらしい。2人とも怪力で鳴らしているだけに、さもありなんと思うが、宇良の怪力には驚いた。握力は計器を振り切るほど強いらしいが、腕力も相当なものだ。宇良はこれからも怪力を利した相撲を時々は見せてもらいたい。
 
 北勝富士は膝の古傷を再度やってしまったようだ。照ノ富士の圧力がいかに強かったということだろう。豊昇龍はへんとうが炎症したとか。つまり、高熱のため様子を見て再度出場するらしい。
 
 昔の力士は40度の熱でも、土俵の上で死ぬなら本望とはってでも出場したものだ。師匠の方もそのぐらいの熱で休むなと一喝したものだが、今の時代でそんなことをすると大問題になろう。私のような時代遅れの産物はもう出る幕はない。
 
 もう少し頑張って続けよう。御嶽海は私の見立て通り好調である。気迫もある。私の目に狂いはない。照ノ富士を倒すのは御嶽海しかいない。貴景勝も4日目の白星が効いてようやく自分の相撲が取れたようだ。6日目も勝って星を五分に戻して気分一新、また初日を迎える気持ちで頑張ればなんとかなる。
 
 正代は恐ろしいような相撲を取ったものだ。若手の若隆景をかち上げ一発で腰を砕き、速攻で一気に突きだした。私はどうやら正代を怒らせてしまったようだ。こんなすごい立ち合いが毎日できたら優勝争いに参加することになるだろう。しかし、信用するにはまだ早いかもしれない。
 
 照ノ富士は全勝を守ったが、かなり手を焼いてしまった。相手十分の左四つになって半身にさせられてしまった。霧馬山は絶好の体勢にはなったが、攻めるところまではいけない。それは照ノ富士の腰の重さが物を言っている。だから、せっかくの右上手を自分から離し、巻き替える手段に出るしかない。
 
 これで労せずして右四つ十分になった照ノ富士は胸を合わせ引きつけて寄り切った。まさに横綱相撲である。相手十分になっても動じない。これが「不動心」というのだろう。しかし、熱戦ではあった。霧馬山はよく戦ったと思う。この一番でいくらか気分は良くなった。やはり相撲は楽しいものだ。
 
 さすがに腹が減った。ちょうど友達からすしの差し入れがあった。好物ばかりだ。どういう訳か場所中になると、差し入れや各地方からおいしいものを送ってくれる。
 
 ありがたいことです。(元横綱
 
 
  北の富士さんは当方から言わせると、美味しいものを食べ過ぎです!
もっと粗食にすべきでしょうね!!!当方などは昨晩でも炭酸レモン水1本
でおかずだけ(ご飯抜き)で済ませました。今朝も軽くパンにしておきます。
 
 
 量子物理学は行きますが今日はここまでです。
 
 
 
 
 
  量子力学の父、ニールス・ボーアの登場
 ボーアは、どんな装置を使って実験を行うかという人の認識が非常に重要になり、それが決定的な意味を持つことに気付いた。それによって「この世」の現実というものが決定されることになるからで、ここにボーアは「人の意識が、この世の現実を創造する!」とハッキリと言明したわけである。
 
  『コペンハーゲン解釈』・・・「この世」を科学が理解することは不可能!」
 
 ボーアが言う古典物理学とは、量子力学の考え方を取り入れないニュートン力学やマクスウェル電磁気学、熱力学、アインシュタイン相対性理論などで、ボーアから言わせれば、それらはスウェデンボルグがいう金貨の表側の世界だけを述べた科学だとなるわけである。
 一九二七年の秋に出された結論が『コペンハーゲン解釈』として世に知られるようになった。近代物理学史上の金字塔として燦然と輝くことになった『コペンハーゲン解釈』は量子力学が一貫した科学体系として定式化された最初のものとなったのである。
 ボーアは「この世の物質は観測されて初めて実在するようになり、リアリティ(実在性)そのものが観測者の行為に依存する」と主張したのである。これが、それまでの科学の全体系を根底から引っくり返す、科学史上における最も重要な声名の一つになったのである。
 
 
 というわけで以上でした。ではまた明日・・・・・